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大学中退が人生終了と言われる理由は?中退からの就活のコツも解説

結論

大学中退は「人生終了」ではなく、学歴不問・未経験歓迎の求人を狙い、中退理由を前向きに言語化すれば正社員就職は十分に可能です。中退後はできるだけ早く動き出すことが、選択肢を広げる最大のポイントになります。

「大学を中退したら人生詰んだ」と検索して、将来が不安になっていませんか。たしかに学歴が高卒扱いになる、生涯賃金で差がつくといった現実はありますが、それだけで人生が決まるわけではありません。

この記事では、大学中退が人生終了と言われる理由とその実態、中退後でも就職を成功させるコツを解説します。あわせて大学中退からの就職活動全般のポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

牛田

「大学中退=人生終了」って思い込んで落ち込む方は多いんですよ。でも実態は意外と何とかなるので、不安の正体と挽回の方法を一緒に整理していきましょうね。

大学中退が人生終了と言われる理由

この章のポイント
  • 中退すると最終学歴が高卒扱いになり応募できる求人が狭まる
  • 高卒と大卒では生涯賃金に差が出やすく将来の収入に不安が残る
  • 面接で中退理由を問われ続けるなど5つの背景がある

大学中退が人生終了と言われる背景には、様々な要因が考えられます。大学を中退すると最終学歴が高卒扱いとなり、大卒以上を条件とする求人に応募できなくなります。また、高卒と大卒では生涯賃金に大きな差が出てくるため、将来の収入面への不安も理由の1つとして挙げられます。

加えて、就職活動では中退理由を必ず問われるようになり、ネガティブな評価に繋がることが多い点も注意点すべきポイントです。

大学中退が人生終了と言われる主な理由は以下の5つです。

  1. 学歴が高卒扱いになるから
  2. 高卒と大卒で生涯賃金が大きく変わるから
  3. 今後の面接で中退理由を聞かれ続けるから
  4. 大学中退者はそもそも少ないから
  5. 逃げ癖がついてしまうこともあるから

まずは、これらの理由について詳しく解説していきます。

1.学歴が高卒扱いになるから

大学を中退した場合、最終学歴は高卒になります。この変化は特に就活において、大卒以上が応募条件になっている求人に挑戦できなくなるといったデメリットに繋がります。

加えて、企業によっては一定の学歴を書類選考の基準にしている場合もあり、応募しても面接ができないといった可能性も否定できません。

また、社内での昇進やキャリアパスにおいても、学歴が評価基準の一部になる企業では影響が出ることもありますし、近年ではスキルや実務経験を重視する企業も増えているため、高卒であっても、実務経験を積んでキャリアアップを目指すことは十分に可能である事は認識しておいてください。

2.高卒と大卒で生涯賃金が大きく変わるから

労働政策研究・研修機構の調査によれば、一生涯で稼げる生涯賃金において、高卒と大卒でおよそ5,000万円の差があることが分かっています。これは主に初任給や昇給スピード、就職できる企業幅などによって差が生まれると言われています。

一般的に大卒の方がポテンシャルを評価されやすく、管理職への昇進機会も早い傾向にあるため、長期的な収入に差が出やすい構造です。こうした傾向が「大学中退は将来の収入が低くなる」というイメージに繋がり、人生終了と言われる要因の1つになっています。

ただし、近年では成果主義の会社やIT業界などの技術職を中心に、学歴に依存しない収入形態の企業も増えています。収入は個人のスキルや実績次第で伸ばすことが可能なため、一概に大学を中退したからといって悲観的になる必要はありません。

3.今後の面接で中退理由を聞かれ続けるから

大学中退の過去があると、就職活動においてほぼ確実に中退理由が問われます。この質問に対して納得のいく回答ができない場合、採用担当者にネガティブな印象を与えかねません。

特に継続力や物事に向き合うことに弱みや懸念を感じられることが多く、就職や転職において苦戦してしまうことが人生終了と言われることに繋がっています。しかし、裏を返せば中退理由を論理的かつ前向きに説明できれば問題ないとも言えるでしょう。

近年では大学中退者向けの就職エージェントが増えてきていますので、うまくサービスを活用すれば、大学を中退していても面接を有利に進めることが可能です。面接で中退理由をどう伝えればいいか不安な人は、中退者の就職支援に強いキャリアスタートにご相談ください。

4.大学中退者はそもそも少ないから

文部科学省の調査によれば、大学を中退する人は全学生の2%程度にとどまるとされています。全体から見ると中退者が少数派であるため、周囲にロールモデルが少なく、将来像を描きにくいのが実態です。

多くの人が大学卒業を前提に就職活動を進める中で、中退という選択は人生のレールから外れたという印象を持ちやすく、結果的に人生終了と言われる理由に繋がります。

実際に就活情報も大卒向けのものが多く、大学を中退した人向けの情報やデータは少ないこともあり、不安を感じやすいでしょう。

しかし、中退後に就職や企業で成功している人でも一定数存在していることを考えると、大学中退者がそもそも少ないからといって、一言で人生終了とは言えません。

5.逃げ癖がついてしまうこともあるから

大学中退の理由によっては、困難から逃げた経験として自己認識してしまう可能性があります。この経験が繰り返されると、自信の低下やチャレンジを避ける思考に繋がり、逃げ癖という形で定着してしまうことがあります。

逃げ癖はキャリア形成にも悪影響を与える可能性が高く、結果的に人生終了と言われる要因の1つです。ただし、すべての中退が逃げであるわけではありません。むしろ環境を変えることで自分に合った道を見つけられるケースも存在します。

重要なのは中退という選択をどのように捉え、中退後にどんな行動を取るかです。適切な振り返りをしつつ、将来に向かって歩んでいく意識さえあれば、中退をしても人生終了にはならないでしょう。

牛田

人生終了と言われる理由を見てきましたが、実はどれも挽回できるものばかりなんですよ。次は「人生終了ではない」と言える根拠をデータで確認していきましょうね。

大学中退でも人生終了ではない理由

この章のポイント
  • 大学中退者でも5割以上が正社員就職を実現している
  • 学歴不問の求人は全国に数千件以上あり選択肢は広い
  • そもそも大学進学率は約6割で大卒でないことは珍しくない

大学中退は必ずしも人生終了とは言えません。実際に中退後でも正社員として活躍している人は多く存在しており、特に若手層ではポテンシャルや意欲を見込んで採用されることも珍しくありません。

また、全国的な人手不足を受け、学歴不問や未経験歓迎の求人が増えてきているほか、企業もスキルや経験を重視して人材採用を行うようになってきていることも背景に隠れています。

ここからは、大学中退でも人生終了とは言えない理由について、各種データをもとに解説していきます。

大卒中退者でも正社員就職はできているから

労働政策研究・研修機構の調査結果によれば、大学を中退している人であっても5割以上の人が正社員として就職できていることが分かっています。実際の採用現場では、学歴よりも人柄やポテンシャル、仕事に対する姿勢を重視する企業が多く、中退という経歴だけで一律に不採用となる事はありません。

特に人手不足が続くような業界では、学歴に関係なく採用枠を広げている傾向もあるため、様々な業界や職種の中から自分に合った仕事を選ぶといった意識を持っておくことで、大学中退でも人生終了を避けることが可能です。

ただし、大学中退後に就職活動を早く行った方が結果が出やすいため、時間を無駄にすることなく、すぐに行動する意識を持っておいてください。

大学中退から正社員として就職する具体的な方法は、以下の記事も参考になります。

大学中退でも正社員に!最適な職場を見つける方法と成功のコツ

学歴不問の求人は数千件以上募集されているから

求人事情を見てみると、学歴不問と明記された求人が非常に多く存在しています。特に営業職やサービス業、ITエンジニアなどの分野は、実務能力やコミュニケーション力が重視されるため、学歴が応募条件にならないケースが一般的です。

それらの仕事に絞ったとしても、全国で数千件以上の学歴不問求人が募集されていることから、選択肢は決して少なくありません。また企業側も採用が難しくなっていることもあり、学歴よりもスキルや適性を重視する方向にシフトしています。

したがって、大学中退という過去があるからといって、就職できる仕事がないという事はありませんので安心して良いでしょう。

そもそも大学進学者は6割弱しかないから

大学を中退すると高卒になると解説しましたが、そもそも文部科学省の調査によれば、日本における大学進学率は約6割程度にとどまります。4割は高卒や専門卒など大学以外の進路を選択しているため、大卒でないこと自体は決して珍しいことではないと言えます。

言い換えると、大学を卒業してないことが人生における不利にはならないということであり、たとえ大学を中退して高卒扱いになったとしても、いくらでも何とかなると言えるのです。中退後の行動や努力次第で、キャリアは十分に気づくことが可能であることを覚えておいてください。

牛田

中退でも何とかなる根拠が見えてきましたか。次は意外と知られていない、中退することで得られるメリットも一緒に確認していきましょう。

大学中退でも人生終了ではない!中退するメリット

この章のポイント
  • 大学生活の精神的ストレスから解放され心身を回復できる
  • 自由な時間とお金が増え自己投資や経験に充てられる
  • 同年代より早く社会人経験を積みキャリアを前倒しできる

大学中退にはデメリットだけでなく、いくつかのメリットも存在します。

例えば大学生活で感じていた精神的なストレスから解放されることで、安定した精神状態を取り戻せる可能性があります。また、授業や課題に縛られる時間がなくなることにより自己成長の機会が得られる点もメリットでしょう。

加えて、早いうちから就職すれば、同年代よりも先に社会人経験を積むことができ、実務スキルを早い段階で身に付けられる点もポイントです。ここからは、大学を中退することで得られるメリットを3つの観点から解説していきます。

精神的なストレスから解放される

大学生活において強いストレスを感じている場合、中退によってその原因から離れられます。人間関係や学業、将来への不安など、日常的に負担になっている要素が解消されることで、心身の回復に繋がる点は大きなメリットと言えるでしょう。

無理をして大学に通い続けることで状態が悪化するよりも、一度環境をリセットし、冷静に自分の状況を見つめ直すことも重要です。加えて、精神的に安定した状態で次の進路が考えられるようになるため、結果として適切な選択ができる可能性も高まります。

中退はネガティブな決断と捉えられがちですが、状況によっては自分を守るための合理的な選択とも考えられます。

自由に使える時間やお金が増える

大学を中退することで、授業や課題に縛られない自分だけの時間が生み出せます。この時間を活用して、アルバイトやインターンに取り組めば、実務経験を積みながら収入が得られるといったメリットに繋がります。

これにより、資格取得やスキル、習得に自己投資する余裕が生まれるだけでなく、自分の興味関心の幅が広がることで、将来の方向性を見つけやすくなるといった副次的なメリットもあるでしょう。時間とお金の使い方を主体的に学べる点は中退ならではのメリットと言えます。

同年代よりも早く社会人経験が積める

大学を中退して早い段階で就職した場合、同年代よりも先に社会人としての経験が積めます。実務を通じてビジネスマナーやコミュニケーション力、業務スキルを身に付けられれば、早いうちからキャリア形成をスタートできるでしょう。

特に成果主義の企業においては年齢よりも実績が評価されますので、早く経験を積んでいることが短期的に収入を上げることに繋がることもあります。自分の適性や興味を早い段階から実践形式で理解したいと考える場合は、中退をして社会人になるのもおすすめです。

牛田

メリットがある一方で、中退をおすすめできないケースもあるんですよ。次は後悔しないために、中退すべきでない人の特徴を見ておきましょうね。

こんなケースは人生終了?大学中退すべきでない人

この章のポイント
  • 目標やキャリアビジョンがないまま中退すると時間を浪費しやすい
  • 休学を検討せず辞めると復学できず後悔するリスクがある
  • 中退理由が曖昧だと面接で説明に苦労しやすい

大学を中退すると元に戻ることはできないため、慎重に判断する必要があります。例えば将来の目標やキャリアビジョンが明確でないまま中退すると、やるべきことを見失って時間が無駄になってしまうリスクが考えられます。

また、休学という選択肢を検討せずに辞めてしまうと、後から復学したいと考えても難しくなるため、まずは休学を検討すべきでしょう。加えて、中退理由が曖昧な場合、今後の面接で苦労することも増えますので後々後悔することに繋がりかねません。

ここからは、大学を中退すべきでない人の特徴を3つの観点から解説します。

明確な目標やキャリアビジョンがない人

将来の方向性が定まっていない状態で大学を中退すると、その後の行動が遅れやすくなります。大学に在籍していれば、就職活動のサポートやインターンの機会など進路を考えるための環境が整っているものの、中退するとそれらを自分で探す必要があり、結果として時間を浪費してしまうリスクが高まります。

また、面接においても、過去の中退理由と将来のキャリアビジョンがうまく結びつかないことにより、説得力に欠ける印象を与えることもあるでしょう。大学を中退するのであれば、大まかでもいいので、進みたい方向性や具体的な行動計画を持っておくことがおすすめです。

休学を検討していない人

大学を辞めたいと感じた場合でも、すぐに中退を選ぶのではなく、まずは休学という選択肢を検討することが重要です。いきなり中退をしてしまうと、後から元に戻りたいと思っても復学することができずに後悔をするリスクが高まります。

休学であれば、在籍資格を維持したまま一定期間大学から離れることができますので、精神的な回復や進路の再検討に時間を使うことができます。特に一時的なストレスや外部環境の要因が中退したいという気持ちに繋がっているのであれば、休学によって状況が改善することもあるでしょう。

将来の選択肢を自ら狭めないためにも、段階的な判断ができるように休学を検討することから始めてみてください。

中退理由が明確ではない人

中退を検討する際は、なぜ大学を辞めたいのかを明確に言語化できているかが重要な判断基準になります。中退理由が明確ではないまま大学を辞めてしまうと、その後の進路選択や就職活動において一貫性のない行動になりやすく、結果としてキャリア形成に悪影響を及ぼすリスクに繋がります。

また、面接においても中退理由は必ず問われますので、その時の説明が不十分だと評価を下げる原因にもなります。裏を返せば、納得のある理由や今後の計画が明確であれば、中退が必ずしもネガティブな印象にはならないと言えます。

大学を辞めたいという気持ちはあるものの、具体的に言語化できない場合は、親や友人などの第三者への相談を通じて自身の考えを言語化することに努めてみてください。

牛田

自分は中退して大丈夫そうか、整理できてきましたか。次は中退した後にどんな進路があるのか、代表的な5つを見ていきましょう。

大学中退後の主な進路5選

この章のポイント
  • 正社員就職・フリーター・公務員など5つの進路がある
  • 若いうちはポテンシャル採用や未経験歓迎を活かしやすい
  • 進学や資格・留学で学び直す選択肢も検討できる

大学を中退したとしても、様々な進路が残されています。代表的なのは民間企業への正社員就職であり、若いうちであればポテンシャル採用をしてもらえる可能性が高まります。

また、一時的にフリーターとして働きながら進路を模索する方法や、公務員試験に挑戦するといった選択肢も取れるでしょう。

他にも、専門学校への進学など再び学び直しの進路を選んだり、資格取得や留学を通じたスキルアップを目指すのもおすすめです。

ここからは、大学中退後の主な進路として考えられるものを5つご紹介します。

民間企業に正社員就職する

大学中退後の進路として最も一般的なのが、民間企業への正社員就職です。特に若年層であればポテンシャル採用の対象になる企業も多く、学歴よりも意欲や人柄を重視され、採用されるケースが増えてきています。特に営業職やIT業界は、未経験から挑戦できる求人も多いのが特徴です。

民間企業への正社員就職を目指す場合は、中退後にできる限り早く行動することが重要です。空白期間が長引くにつれて正社員就職が難しくなるため、中退手続きと合わせて就職活動を始める意識を持っておくと良いでしょう。

ただし、中退理由や志望動機を明確に説明できることが前提となるため、事前の準備は欠かせません。大学中退者の就職支援実績が豊富なエージェントを使うなどして、早期に内定を獲得できるよう動く意識を持っておいてください。中退後の就活を効率的に進めたい人は、中退者の就職支援に強いキャリアスタートまでご相談ください。

フリーターとして生活する

大学中退後すぐに就職せず、アルバイト中心に生活するという選択肢もあります。フリーターとして働くことで、生活費を確保しながら自分のやりたいことを模索する時間が持てる点が、フリーターになるメリットです。

他にも、フリーターとして様々な職種を経験することで、自分に合った仕事や働き方を見つけやすくなるといった側面があります。したがって、目的意識を持ってフリーターを経験すると、長期的に見たキャリア形成に良い影響を与えられると言えるでしょう。

ただし、長期間フリーターを続けると正社員就職の難易度が上がる点には注意が必要です。具体的には、1年以上のフリーター期間があると正社員就職が難しくなる傾向にありますので、大学を中退してフリーターになるとしても1年以内に正社員になることを目標に動くと良いでしょう。

フリーターとして生活するのは、あくまでも将来のための準備期間として位置づけ、目的意識を持って働くことを意識してください。

公務員を目指す

大学中退をしたとしても、公務員試験に合格すれば学歴に関係なく公務員になることが可能です。公務員試験は基本的に年齢制限しか存在しないため、中退直後であれば公務員試験の受験資格を満たしていることがほとんどです。

また、公務員試験は学歴区分で卒業難易度が分かれており、大学を中退していたとしても、大卒相当の試験を受験できる点が特徴です。大卒相当の試験は難易度が高いものの、合格できれば、大学中退をしていても大卒と同じように働けるといった魅力があります。

ただし、公務員試験対策には一定の勉強時間が必要であり、計画的に取り組む必要があります。加えて、倍率が高い地域が多く、継続的な努力は欠かせません。将来的に安定した職に就きたいという明確な目標を持って準備できる人に適した選択肢と言えるでしょう。

大学中退後に公務員を目指す進路については、以下の記事で詳しく解説しています。

大学中退しても公務員になれる!向き不向きや注意点も解説

専門学校や他の大学への編入を目指す

大学中退後に再び学び直すといった進路もあります。専門学校で実務に直結するスキルを身に付けたり、別の大学に編入して学位取得を目指したりすることで、キャリアの選択肢を広げることが可能です。

特にITや医療、デザインなどの分野では、専門的な教育を受けることが就職に直結しやすくなります。また、大学編入の場合は学歴を大卒にできるため、長期的なキャリア形成において有利に働くこともあるでしょう。

ただし、専門学校や他の大学への編入を目指すためには、学費や時間の投資が不可欠です。したがって、本当にその進路が自分にとって最適なのかをしっかりと見定めることが重要です。

大学を中退して他大学へ編入する進路については、以下の記事も参考になります。

大学中退して編入は可能!メリットとデメリット、編入の流れを解説

資格取得や留学でスキルアップする

大学中退後に資格取得や留学を通じてスキルアップを目指すといった進路もあります。例えばIT系資格やTOEICなどの語学力が証明できる資格は就職市場において評価されやすく、実務未経験者であっても採用に繋がる可能性があります。

また、留学を通じて異文化理解やコミュニケーション能力を高める事で、将来的なキャリアにプラスになることも考えられます。自分に向いている仕事が分からない場合は、これらのスキルアップを通じて適職を見つけるといった行動もおすすめです。

ただし、明確な目的を持たずに取り組むと成果に繋がりにくいため、ある程度の方向性を見定めた上で身に付けるスキルを選ぶ意識を持っておいてください。

牛田

進路の選択肢が見えてきましたね。正社員就職を目指すなら、次の就活のコツが結果を大きく左右しますよ。一つずつ押さえていきましょう。

大学中退を人生終了にしない!中退者の就活のコツ

この章のポイント
  • 中退理由を学びとセットで前向きに言語化する
  • 未経験歓迎・学歴不問の求人を戦略的に選んで応募する
  • 模擬面接や就職エージェントを活用して対策を進める

大学中退者が就職活動を成功させるためには、早い段階からの準備が不可欠です。まず中退理由を明確に言語化し、経験から得た学びや今後の目標と結びつけて説明できるように準備しておくことがポイントです。

また、業界や職種について幅広く調べ、自分に合った選択肢を見極めることも重要です。どうしても自分1人で就職活動を進めることに不安を感じる場合は、大学中退者のサポートに特化した就職エージェントを活用することも検討してみてください。

ここからは、大学中退者が就職活動を進めていく上で意識しておきたいコツを詳しく解説します。

大学中退理由を言語化する

大学中退者が就活に臨む際は、まず初めに大学中退理由を言語化することを心がけてください。大学を中退している場合、面接では高い確率で中退理由を質問されます。その際曖昧な回答をしてしまうと、それだけで企業にネガティブなイメージを与えかねません。

大学中退理由を言語化する上で重要になるポイントは、「なぜ中退したのか」と「その経験から何を学び、今後にどう活かすのか」をセットで説明できるよう意識することです。たとえ大学中退理由がネガティブなものであっても、そこからの気づきや行動を前向きに伝えることで評価に繋げることができます。

加えて、中退理由と応募先の求人に一貫性のあるキャリアビジョンを結びつけることで、面接での説得力を高められます。自身の中退理由を言語化するためにも、就職エージェントの模擬面接などを活用して第三者からのフィードバックをもらっておきましょう。

面接での中退理由の具体的な伝え方は、以下の記事も参考になります。

大学中退理由を面接で効果的に伝える方法!例文や伝え方のコツも解説

どんな業界や職種があるか調べる

就職活動を進める上では、業界や職種に関する理解を深めることも重要です。特に中退者の場合は、先入観などから選択肢を狭めすぎてしまう傾向があるため、まずは偏見を持たずに幅広く情報収集を行うことがポイントです。

営業職、ITエンジニア、サービス業を始め、未経験から挑戦できる職種は多く存在します。それぞれの仕事や求められるスキル、キャリアパスを把握することで、自分に合った進路を見つけやすくなるだけでなく、選考に進みたいと思える求人を最大化できるようになります。

また、企業研究を通じて応募先の特徴を理解することで、志望動機の質が高められる点も魅力です。情報源としてはインターネットだけでなく、企業と直接やりとりをしているような就職エージェントに相談してみることも検討してみてください。

未経験歓迎・学歴不問の求人に応募する

大学中退者の場合は学歴上高卒となりますので、効率的に内定を目指すためにも応募先の選定を意識すると良いでしょう。特に未経験歓迎や学歴不問といった求人は、大学を中退していても選考に通過しやすく、採用される可能性も高まります。

これらの求人はポテンシャルや意欲を重視する企業であることが多いこともあり、これまでの学歴よりも今後の成長意欲やコミュニケーション能力が評価されやすい傾向にあります。加えて、ベンチャー企業や人手不足の業界においては、積極的に若手人材を採用するケースも見られるため、早期の就職が実現しやすいでしょう。

大学中退だからといって就職ができないと思い込むのではなく、自分の状況に合った求人を見定め、戦略的に応募する意識を持っておいてください。どんな求人に応募すればいいのか分からない場合は、就職エージェントに相談してみることもおすすめです。

模擬面接などで面接対策に取り組む

面接対策は内定獲得を目指す上で重要なプロセスになります。特に中退者の場合、大学中退理由や志望動機等の回答の質が選考の評価に大きく影響します。そのため、事前に模擬面接を行い、想定質問に対する回答を整理しておくことがポイントです。

第三者に見てもらうことで、自分では気づきにくい改善点を把握できるでしょう。加えて、回答の際の言葉遣いや目線、挙動など、誰でも意識すれば改善できる点を見つけられる点もメリットです。実践的な練習を重ねることで、大学中退者でも内定を獲得しやすくなります。

大学中退者が模擬面接を受けたい場合は、ハローワークや就職エージェントのサービスを利用することがおすすめです。特に就職エージェントであれば、オンラインでの模擬面接も可能なため、利用を検討してみてください。

就職エージェントを活用する

就職エージェントを活用することで、中退者でも効率的に就職活動を進められるようになります。就職エージェントは求人の紹介だけでなく、履歴書の添削や模擬面接、キャリア相談など幅広いサポートを提供していますので、特に就活経験が少ない人にとっては大きな助けとなるでしょう。

また、大学中退者でも採用しているような企業の求人を保有していることも多く、自分では見つけにくい優良企業と出会える可能性もあります。加えて、企業とのやりとりを代行してくれるため、精神的な負担を軽減できる点もメリットです。

就職活動を始めたての頃であれば、複数のエージェントを併用し、自分に合ったサポートをしてくれる担当者を見つけるところから始めてみるのもおすすめです。

牛田

最後に、大学中退と人生終了について相談者さんからよく聞かれる質問にお答えしていきますね。気になる項目があればチェックしてみてください。

大学中退は人生終了に関するよくある質問

最後に、大学中退は人生終了という問いについてよくある質問を3つ取り上げて解説します。

大学を中退する人は何年が多い?

株式会社ジェイックの2023年度中退データ集によれば、大学を中退する人は2年生が最も多いとされています。入学直後は環境の変化が大きく授業内容や人間関係に適応できず、ミスマッチを感じて中退するケースが多く見られます。

次に多いのが3年目の中退です。ある程度大学生活に慣れてきたものの、勉強についていけずにうまく単位が取れなくなったり、将来の方向性に対する不安が顕在化し、中退に繋がることがあると考えられます。

一方で、4年目以降になると就職活動を意識するようになるため、大学生活に多少の不満があったとしても、卒業を優先するために在学し続ける傾向が見られます。このように、大学を中退するタイミングには一定の傾向があることを理解しておくと、精神的に楽になるかもしれません。

大学を中退するとどんなデメリットがありますか?

大学を中退するデメリットとしては、まず最終学歴が高卒になる点が挙げられます。これにより応募できる求人の幅が制限されたり、生涯賃金においても大卒より大きく下がる可能性がある点はデメリットとして認識しておきましょう。

加えて、大学のキャリア支援や人脈を利用できなくなったり、就職活動において中退理由を説明しなければならなくなるなど、様々なデメリットが考えられます。しかし、これらのデメリットは適切に就活対策に取り組めば充分カバーできます。

大学中退を就活で不利にしないためには、中退者の就職支援実績が豊富なキャリアスタートまでご相談ください。

大学中退を隠して就活してもいいですか?

大学中退の事実を隠して就職活動を行う事はおすすめできません。履歴書や職務経歴書には正確な学歴を記載する必要があり、虚偽に申告すると内定取り消しや入社後のトラブルに繋がるリスクがあります。

企業は経歴そのものよりも、誠実さや一貫性、コミュニケーション能力を重視する傾向がありますので、中退という事実は正直に伝えた上で、その理由や学び、今後の意欲を前向きに説明する方向にシフトした方が良いでしょう。

牛田

ここまでお疲れさまでした。最後に、大学中退を人生終了にしないための要点をまとめておきますね。

まとめ

大学中退は、学歴が高卒扱いになる、生涯賃金で差がつく、面接で中退理由を問われるといった理由から人生終了と語られがちです。しかし実際には大学中退者でも5割以上が正社員就職を実現しており、学歴不問の求人も数多くあります。中退には精神的な負担からの解放や早期の社会人経験といったメリットもあり、捉え方と中退後の行動次第で挽回は十分に可能です。

大切なのは、中退理由を前向きに言語化し、未経験歓迎・学歴不問の求人を戦略的に選びながら、できるだけ早く就職活動を始めることです。一人で進めるのが不安なときは、模擬面接やエージェントなどのサポートも活用しながら、自分に合った進路を見つけていきましょう。

牛田

大学中退後の就活に不安がある方は、ぜひキャリアスタートにご相談くださいね。20代未経験の就職支援に特化していて、中退者の就職支援実績も豊富です。一緒に新しい一歩を踏み出しましょう!

ABOUT US
牛田 晴宣キャリアスタート株式会社 執行役員
東洋大学卒業後、携帯販売職や起業経験を経て、キャリアスタート株式会社に入社。キャリアカウンセラーとして若年層の就職・転職支援に従事し、2021年7月より大阪支店長を務める。「若者の輝く社会を作る」をビジョンに掲げ、関西エリアで求職者のキャリア相談に対応。自身の独立・再就職の経験を活かし、実践的なキャリアアドバイスを提供している。
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