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大学中退してもなんとかなる?就職へのリアルな影響やうまくいく人の特徴

結論

大学中退しても人生はなんとかなりますが、それは中退理由と中退後の行動次第です。20代前半なら意欲を評価してくれる企業も多く、目的を持って早く動き出せば、若さを武器にポテンシャル採用で正社員就職を狙えます。

牛田

「中退したらもう人生終わり…?」って不安に感じる方は多いんですよね。実際にどんな人ならなんとかなるのか、データと一緒に整理していきましょう。

「大学を中退しても人生なんとかなるもの…?」
「大学中退して人生がうまく行く人って、どんな人なのかな?」

大学を辞めたいと考えている人も、すでに中退してしまった人も、将来への不安は避けて通れないものです。

この記事では、大学中退後のリアルな就職状況をデータをもとに解説しつつ、「なんとかなる人」と「なんとかならない人」の違い、後悔しないための行動ポイントまで具体的に解説します。あわせて大学中退からの就職活動全般のポイントも解説していますので、進路に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

大学中退しても人生なんとかなる

この章のポイント
  • 中退してもフリーター・無職で終わるとは限らない
  • ただし最終学歴は高卒となり選考で不利な面はある
  • 若いうちにスピーディに就活を始めることが重要

大学を中退したからといって一生無職、あるいはフリーターのまま終わるとは限りません。

ただし、大学中退という経歴は就職に影響がないわけではないことも理解しておくべきです。

大学中退によって最終学歴は高卒となり、また採用者によっては中退という経歴から「根気がないのではないか」という悪い懸念を抱くこともあるでしょう。

結果として、募集条件が大卒の企業へ応募できなかったり、志望企業の選考で不利になるかもしれません。

もしもあなたが今大学中退を検討しているなら、将来への影響まで考えたうえで決断すべきです。

すでに大学を中退している場合は、まだ年齢が若いうちにすぐ就職を始めるのが肝心です。

若者のポテンシャルに期待して採用してくれる企業を見つけるためにも、スピーディに就職活動を始めましょう。

牛田

「なんとかなる」と言われても、具体的にどうなのかは気になりますよね。次はデータで中退後のリアルを一緒に見ていきましょう。

大学中退でもなんとかなる?中退後のリアル

この章のポイント
  • 高等教育中退者の離学直後の正社員率は男性13.5%・女性8.7%
  • 正社員定着率は大卒と比べて大幅に低い傾向
  • 20代前半は意欲が評価されポテンシャル採用に有利

大学中退しても「なんとかなる」というのは本当なのか、中退後のリアルについてデータを用いて解説します。

大学中退は人生の終わりではありませんが、就職への影響が少なからずあるのは事実です。

客観的に大学中退後の自分の姿を見て、中退するかどうかの判断材料にしてください。

正社員への就職は大卒よりもやや不利になる

大学を中退した場合、卒業した人よりも就職の面で不利になる可能性は否定できません。

以下は、東京都在住の25〜34歳の男女に対して、離学直後の就業状況を調査したデータです。

学歴男性女性
大学・大学院卒77.4%76.0%
専門・短大・高専卒71.0%65.1%
高卒47.9%44.5%
高等教育中退13.5%8.7%
中卒・高校中退9.1%2.8%
引用:労働政策研究報告書No.199 「大都市の若者の就業行動と意識の分化―『第4回 若者のワークスタイル調査』から―」

大学・大学院卒の約8割が離学と同時に正社員として就職しているのに対し、高等教育中退者は男性で13.5%、女性で8.7%です。

高等教育中退者とは

高等教育中退者とは、大学・短期大学・専門学校、大学院などの高等教育機関を卒業せずに中退した人のことです。

※上記の数値には短大や専門学校、大学院なども含まれます。

これは高卒者よりも低い数値であり、中退直後の就職ハードルの高さがうかがえます。

次に大学を卒業した人と中退した人のキャリア形成の推移についてのデータを見てみましょう。

キャリア類型大学・大学院卒(男)大学・大学院卒(女)高等教育中退(男)高等教育中退(女)
正社員定着51.0%40.1%3.8%2.2%
転職・一時他形態21.4%23.1%7.7%2.2%
他形態から正社員13.9%10.2%50.0%30.4%
非典型一貫(非正規のまま)4.6%11.0%15.4%37.0%
現在無業2.3%2.3%11.5%15.2%
引用:労働政策研究報告書No.199 「大都市の若者の就業行動と意識の分化―『第4回 若者のワークスタイル調査』から―」

大学・大学院卒の男性では51.0%、女性では40.1%が正社員定着しているのに対し、中退者は男性3.8%、女性2.2%と大きな開きがあります。

また、中退者は「非典型一貫(非正規雇用のまま)」や「現在無業」の割合が高く、不安定な就業状況に置かれやすい傾向です。

上記をまとめると、大学を中退した人は卒業した人に比べて、就職やキャリア形成のうえでやや不利になることがわかるでしょう。

最終学歴が高卒になった人の就職活動については、こちらの記事でまとめています。

大学中退すると就職は厳しい?就職を成功させるコツを徹底解説

年齢的にポテンシャル採用を狙いやすい

大学中退者は卒業者と比べて就職の面で不利になるのは事実ですが、武器になるのはその若さです。

大学を中退する10代後半〜20代前半は企業にとっても需要が高く、スキルや経験を問わずポテンシャルで採用してもらえる可能性が高い年代です。

事実『令和5年若年者雇用実態調査の概況』の調査結果によると、企業が若年正社員を採用する際に重視するのは学歴や経験ではなく、『職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」が7割強という結果となっています。

順位重視している点割合
1位職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神72.7%
2位コミュニケーション能力66.9%
3位マナー・社会常識58.1%
4位組織への適応性51.8%
5位業務に役立つ職業経験・訓練経験42.3%
6位業務に役立つ専門知識や技能(資格・免許や語学力)34.8%
7位体力・ストレス耐性31.4%
8位柔軟な発想22.9%
学歴・経歴23.1%

つまり、中途採用の選考においては「何を学んできたか」「どこを卒業したか」よりも、「これから何をしたいか」「どれだけ意欲があるか」が重要視されているということです。

大学を中退したとしても、まだ若いうちに意欲をアピールできれば、就職できる可能性はあるでしょう。

大学中退者にどんな就職先が向いているかは、以下の記事でまとめています。

大学中退者は資格なしでも就職できる!おすすめの資格11選
牛田

データを見るとちょっと厳しい現実もありましたね。でも「誰でも詰む」訳ではないので、まずは「なんとかならない人」の特徴から見ていきましょう。

大学中退して「なんとかなる」可能性が低い人の特徴

この章のポイント
  • やりたいことが決まらず中退するタイプは時間を浪費しやすい
  • 逃げグセが定着すると転職を繰り返しキャリアが安定しない
  • 行動力がなく環境に流されやすい人は若い時期を消費しがち

大学中退が将来に影響するかどうかは、中退の理由やその人の素質によるところが大きいです。

具体的に大学中退後になんとかならない人はどんな人なのか、3つの特徴を紹介します。

  • 将来やりたいことが全く決まっていない人
  • 逃げの選択肢として中退を選んでしまう人
  • 行動力がなく環境に流されやすい人

将来やりたいことが全く決まっていない人

大学を中退する理由が「なんとなく合わない気がする」など、その後やりたいことに目が向いていない人は危険です。

何も決めずに中退した場合、将来に向けての行動を開始するまでにタイムラグが生まれてしまいます。

事前にやりたいことが決まっていないのでなあなあにして時間だけが過ぎていき、若いうちに就職の時期を逃すような状況になりかねないでしょう。

逃げの選択肢として中退を選んでしまう人

「勉強が嫌になった」「人間関係がつらい」といった理由だけで中退を選ぶ場合は要注意です。

問題は、中退そのものではなく意思決定の癖です。

嫌なことから離れることで一時的に楽になると、それが成功体験として残ります。

その結果、仕事で壁にぶつかったり、人間関係で悩んだりしたときに過去の経験から、職場から逃げ出してしまうかもしれません。

転職は決して悪いことではありませんが、何度も繰り返せばキャリアの形成が上手くいかなくなります。

環境を変えることは悪いことではありませんが、中退を逃げの手段として選ぶのは禁物です。

行動力がなく環境に流されやすい人

行動力がなく、環境に流されやすいタイプの人も、中退後になんとかならない可能性が高いです。

環境に流されやすい人は適応力が高いものの、周りにいる人の影響を受けやすく、悪い方向に流れてしまう傾向にあります。

たとえば、生活のためにアルバイトを始め、最初は就職の意欲をもっていたものの、環境に慣れることで「このままでいいや」と現状に満足してしまう場合もあるでしょう。

20代前半の貴重な時間を流されるままに過ごし、年齢を重ねて後悔するかもしれません。

大学中退後にアルバイトをする危険性については、こちらの記事で解説しています。

大学中退でバイト生活はやめとけ!理由と打開策を解説
牛田

「当てはまる…」とドキッとした方もいるかもですが大丈夫。次は逆に、中退してもなんとかなる人の共通点を見ていきましょうね。

大学中退でも「なんとかなる」人の特徴

この章のポイント
  • 中退前から進路を決めて先回りで行動できている
  • 目的が明確なので中退後にロスタイムが生まれにくい
  • 中退後すぐ動き出せる人はチャンスを逃さない

一方で、大学中退をしても人生を切り開いていける人もいます。

大学を中退してもなんとかなる人の特徴を紹介します。

  • 中退前から進路を決めて行動している
  • 目的を持って中退している
  • 中退後のアクションが早い

中退前から進路を決めて行動している

大学中退後に結果を出せる人は、中退前から進路を決めて行動しています。

中退前から興味がある業界を調べて企業研究を進めていたり、就職活動を始めていたりと、行動が先行しています。

このような人は中退後に時間をロスせずすぐに行動を始められるため、社会人としての一歩を踏み出すのが早いです。

結果としてキャリアのブランクを最小限にし、若手でポテンシャルを評価してもらえる時期からキャリア形成を始められます。

大学中退後の進路パターンについては、以下の記事で詳しく解説しています。

大学中退したその後の進路は7パターン!就活する時のコツも解説

目的を持って中退している

大学を中退しても上手く行く人は、辞める理由がはっきりしている人です。

大学を辞めて何をするかはっきり決まっているので、行動に迷いがなく、時間をロスしません。

たとえば、起業を目的として中退した人は中退後にすぐ会社を立ち上げ、事業を展開するでしょう。

また、大学が合わないことが原因だとしても「より良い環境で学び直したい」という目的がある人なら、十分な調査のうえでより良い環境の大学へ転学するなどの選択肢が取れます。

大学中退を結果ではなく過程と捉えて行動できる人は、自分が決めたゴールに向けてしっかり歩んでいけるでしょう。

中退後のアクションが早い

大学中退後に結果を出せるかどうかは、行動のスピードでほぼ決まります。

辞めた直後から動き出せる人は、チャンスを逃しません。

一方で、少し休んでから考えようとすると、そのまま動けなくなるケースが多く、時間が経つほど、行動のハードルは上がります。

企業側から見ても、空白期間が長いほど「就業意欲がないのでは」と懸念を抱きやすくなるでしょう。

そのため、中退後すぐに就職活動やスキル習得に取り組める人は、それだけで大きなアドバンテージをもてるはずです。

牛田

なんとかなる人の特徴が見えてきましたか?次は実際に後悔しないために、今からできる行動を3つ紹介しますね。

大学中退を後悔のない選択肢にするために

この章のポイント
  • 中退する理由を言語化して選択の根拠を明確にする
  • 在学中から就職活動を始めて空白期間をつくらない
  • 若年層向けの就職支援サービスで情報と戦略に差をつける

大学中退は人生の分かれ目です。

中退を後悔のない選択肢にできるかどうかは、あなた自身の考え方や行動によって変わります。

具体的に大学中退を後悔しないためにできる行動を紹介します。

  • 中退前になぜ辞めるのかを言語化しておく
  • 就職活動は中退前から始めておく
  • 就職支援サービスなどのサポートを受ける

中退前になぜ辞めるのかを言語化しておく

大学を中退する前に、自分の考えを整理しておくことは非常に重要です。

なぜ辞めたいのかが曖昧なまま辞めると選択の根拠が薄くなり、後悔につながる可能性が高くなります。

また、同じ問題にぶつかった際に解決策が「辞める」しかなくなると、問題解決ができないままになるでしょう。

今あなたが大学中退を検討中なら、なぜ辞めるべきなのかを言語化してみてください。

「学習意欲が落ちている」なら、中退以外にも学部の変更などの選択肢が思いつくかもしれません。

その他「大学を辞めて〇〇の分野でキャリア形成したい」という目標があるなら、すぐに行動を始めると良いでしょう。

このように言語化によって中退の理由を整理することで、中退の選択が正しいものかを客観的に判断することにも繋がります。

大学を辞める理由とメリット・デメリットは、以下の記事でも詳しく解説しています。

大学を辞める理由は?辞めるメリット・デメリットやその後の進路も解説

就職活動は中退前から始めておく

中退後に就職に向けて動き出すのではなく、在学中から行動しておきましょう。

事前に就職に向けて動いておくことで、空白期間を作らずに次のステップへ進むことができます。

場合によっては、内定を獲得した状態で中退することも可能です。

中退という選択をするのであれば、「準備してから辞める」という考え方を基本にしましょう。

就職支援サービスなどのサポートを受ける

大学中退者の就職活動は、情報の取り方と戦略が重要になります。

応募できる求人の選び方や、中退理由の伝え方によって結果は大きく変わるため、自己流で進めると、無駄に時間がかかる可能性もあります。

そこでおすすめなのが、若年層向けの就職支援サービスです。

自分に合った求人の紹介や、選考対策のサポートを受けることで、効率よく就職活動を進めることができます。

自己分析やキャリアプランの考案までサポートを受けられるので、人生設計を踏まえたうえで就職先を選べるようになるはずです。

牛田

ここまでお疲れさまでした。最後に、不安な気持ちを次の一歩につなげる方法をお伝えしておきますね。

大学中退してなんとかなるか不安な人はキャリアスタートへご相談ください

大学中退しても人生はなんとかなりますが、それは何もせずに成り立つものではありません。

中退後の行動次第で結果は大きく変わるため、目的を持ち、できるだけ早く動くことが重要です。

進路に迷っている場合は、一人で抱え込まずに就職支援サービスを活用するのも有効です。

早く動くほど選択肢は広がるため、まずは具体的な一歩を踏み出してみてください。

キャリアスタートは、大学中退者に特化した就職支援サービスを提供しています。

あなたの適性を分析したうえで企業の紹介なども可能なので、定着率の高い職場の紹介が可能です。

大学を中退したあとの就職活動についてお悩みなら、ぜひ一度ご相談ください。

牛田

大学中退からの就活が不安な方は、ぜひキャリアスタートにご相談くださいね。20代未経験の就職支援に特化していて、中退者の支援実績も豊富です。一緒に新しい一歩を踏み出しましょう!

ABOUT US
牛田 晴宣キャリアスタート株式会社 執行役員
東洋大学卒業後、携帯販売職や起業経験を経て、キャリアスタート株式会社に入社。キャリアカウンセラーとして若年層の就職・転職支援に従事し、2021年7月より大阪支店長を務める。「若者の輝く社会を作る」をビジョンに掲げ、関西エリアで求職者のキャリア相談に対応。自身の独立・再就職の経験を活かし、実践的なキャリアアドバイスを提供している。
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