ニートが暇すぎて耐えられない原因6選!過ごし方と脱出法

結論

ニートが暇すぎて耐えられないと感じるのは、目標や変化、人との関わりが少ない生活になっていることが主な原因です。まずは起きる時刻をそろえて生活リズムを整え、家事や散歩、資格の勉強のように終わりが見えて将来にもつながる過ごし方から始めましょう。一人で動き出せないときは、公的な相談窓口や就職エージェントを頼るのも方法です。

ニートとして毎日を過ごしていると、「時間はあるのにやることがない」「暇すぎて耐えられない」と感じることがあります。自由な時間が多いはずなのに、退屈さや焦りで気持ちが沈んでしまう人は少なくありません。

暇だと感じるのは、怠けているからではなく、目標や変化、人との関わりが少ない生活になっているサインです。原因がわかれば、今日から変えられることも見えてきます。

この記事では、ニートが暇だと感じる原因を6つに分けて解説したうえで、暇すぎて耐えられないときの過ごし方、暇から脱出する具体的な方法、暇なまま過ごした場合の末路まで紹介します。

ニートの就職や社会復帰について全体像を知りたい人は、ニートから就職するための基礎知識をまとめたページもあわせて参考にしてください。

牛田

自分に当てはまりそうな原因はどれか、考えながら読んでみてください。当てはまる原因がわかると、何から変えればいいかも見えてきます。

ニートが暇だと感じる原因6選

この章のポイント
  • 暇を感じる原因は大きく6つあり、やりたいことがない・変化がない・人と話さないなどが挙げられる
  • 自分がどの原因に当てはまるかを知ることが、暇から抜け出す最初の一歩
  • どの原因にも、今日から試せる対処がある

ニートが暇だと感じる原因としては、大きく以下の6つが挙げられます。

  • やりたいことが見つからないから
  • やりたかったことを全部やってしまったから
  • 変化を感じられないから
  • 自分の世界が狭いから
  • 誰ともコミュニケーションを取らないから
  • 情報や知識が足りていないから

自分がどの原因に当てはまるのかを理解することが、暇から脱出する1歩目と言えます。それぞれの原因について詳しく解説します。

1.やりたいことが見つからないから

何をしたらいいか分からない状態に陥っているニートも多く、やりたいことが見つからないことが暇を感じる原因になっていると考えられます。

ニートという自由な時間が多い生き方にもかかわらず、人生における目標や目的が定まっていないことで何にも手をつけられず、暇を持て余してしまいます。

やりたいことがないと、日々生きていることにすら意味を見出すことができず、時間だけが過ぎていきます。この状態を抜け出すためには、まずは小さな事でも良いので興味があることを見つけて試してみることが大切です。

少しでも面白そうだと思えることに触れる習慣をつけることで、自分が人生をかけてやりたいことを見つける手がかりになるでしょう。

2.やりたかったことを全部やってしまったから

ニートになってから、早い段階でやりたかった趣味に手をつけてしまったことで、その先にやることがなくなってしまって強い暇を感じることもあります。

ニート生活の初期にやりたいことを一通り終えてしまった後の空白感や虚無感は非常に大きく、一種の燃え尽き症候群のような感覚に陥ることもあるでしょう。

この状態から脱するためには、時間の使い方に意味を付与することが有効です。

例えば「見たかったアニメを全部見る」という欲求であれば「感想をSNSやブログでシェアしてみる」という意味をつけることで、新たな達成感ややりがいを感じられるはずです。

暇な感覚を和らげられるだけでなく、新たに取り組んだことが将来の就職活動で役立つ場合もあるため、やりたかったことにプラスアルファする意識を持っておくと良いでしょう。

3.変化を感じられないから

ニートは毎日同じような生活を繰り返す生き方になるため、時間が流れていることに実感が持てず、変化を感じられないことで暇だと考えるようになりがちです。

社会人は日々変化の中で過ごすため充実感や達成感を得やすいですが、ニート生活では変化の幅が極端に少ないことが暇だと感じる原因と言えます。

この状況から脱出するためには、日常の行動に小さな変化を意識的に加えることが大切です。毎日過ごす部屋の模様替えをしてみたり、散歩のコースを変えることや行きつけのコンビニを変えてみるなど、小さな変化でもニートにとっては大きな刺激になるはずです。

毎日の生活リズムに変化や新鮮さを取り戻すことで、暇を感じにくくなるでしょう。

4.自分の世界が狭いから

ニートの期間が長くなると、生活範囲や興味関心の方向性が限定的になり、自分の世界が狭くなっていってしまいます。世界が狭くなると、その分考え方や話題も狭くなり、刺激を感じることができずに暇という感情が生まれやすくなると考えられます。

自分の世界が狭い状況から脱出するためには、出来る限り外の世界に意識を向けることが大切です。SNSや動画投稿サイトを見たり、無料のオンライン学習サイトを活用してみるなど、今まで自分の世界になかった知識や価値観に触れることで、暇という感情を抑えることが可能です。

また、SNSや動画投稿サイトにおいては、おすすめされるものばかりを見ていると自分の世界が狭まることに繋がりますので、自分が小さな頃に興味を持っていたことを新しく調べてみるなど、自発的に検索をして新しい知識のインプットをしてみることも意識してみてください。

5.誰ともコミュニケーションを取らないから

引きこもりをしているようなニートの場合、家族を含め人と話す機会が極端に少なくなるため、自分の考えが自身の頭の中で巡るだけになってしまい、孤独感と暇を感じるようになります。

人と話すことは大小さまざまな刺激になるため、会話がないだけでも毎日が単調に感じられがちです。

誰かと話す機会を増やすには、まずは家族や信頼できる友人に話しかけてみることが効果的です。もし難しい場合は、テキストベースでのコミュニケーションでも良いので、匿名性のSNSや掲示板などを活用してみるのも良いでしょう。

直接的な会話でも間接的なテキストベースのコミュニケーションでも構いませんので、自分以外の誰かとの会話を通じて暇を脱することも意識してみてください。

6.情報や知識が足りていないから

ニートを脱出しようとして何かに取り組もうとしたとしても、取り組むために必要な情報や基本的な知識が足りていないと、次の一歩が踏み出せずに何もできない状況が続きかねません。

ニートは何か1つ行動をする際もハードルの高さを感じがちなため、結果的に暇を持て余す原因に繋がります。

この状況を改善するためには、積極的に新しい情報や知識に触れていくことが重要です。

数分だけでもいいので、興味のあることを調べて小さな知識をコツコツと積み重ねれば、やがて大きな行動に繋げていくことができるはずです。

牛田

どの原因にも、今日から足せる小さな行動があります。次は、暇すぎて耐えられないときに試せる過ごし方を見ていきましょう。

ニートが暇すぎて耐えられないときの過ごし方

この章のポイント
  • 大きな目標より、今日の数時間をどう使うかから考える
  • 料理や片付け、外に出る用事など、終わりが見える過ごし方を選ぶ
  • ギャンブルや、終わりを決めずに続けるSNS・動画・夜通しのゲームは避ける

暇すぎて耐えられないときは、いきなり大きな目標を立てるよりも、今日の数時間をどう使うかから考えるほうが動きやすくなります。ここでは、今日からすぐに試せる過ごし方と、あわせて避けたい時間の使い方を紹介します。

  • 家でできる過ごし方
  • 外に出てできる過ごし方
  • 将来につながる過ごし方
  • 避けたい過ごし方

家でできる過ごし方

外に出る気力がわかない日は、家の中で手を動かせることから始めてみましょう。たとえば、家族の分も含めて食事を作る、物置や自分の部屋を片付ける、図書館で借りた本や無料で読める漫画を読むといった過ごし方は、お金をほとんどかけずに取り組めます。

料理や片付けは、終わったあとに目に見える結果が残るため、「今日は何もしなかった」という感覚を減らしやすい過ごし方です。家事を引き受ければ家族とのやり取りも自然に増えるので、誰とも話さない日が続いている人にも向いています。

外に出てできる過ごし方

家の中にいる時間が長いと、昼と夜の区別があいまいになり、暇なのに眠れない、朝起きられないといった悪循環に陥りがちです。図書館で本や雑誌を眺める、公園のベンチで過ごす、買い物を引き受けて近所のスーパーまで行くなど、短い時間でも外に出る用事をつくりましょう。

外に出ると、季節の変化や街の様子など、家の中では得られない小さな刺激に触れられます。行き先を決めて出かけるだけでも「今日はこれをした」と思える区切りができ、暇で何も手につかない時間を減らせます。

将来につながる過ごし方

どうせ時間があるなら、少しでも将来の役に立つことに使いたいと考える人は、資格の勉強や自己分析に時間を充ててみましょう。興味のある仕事について調べたり、自分の得意なことや苦手なことを紙に書き出したりするだけでも、就職活動を始めるときの材料になります。

いきなり難しい資格を目指す必要はありません。パソコンの基本操作やタイピングを練習する、無料のオンライン講座を1本だけ受けてみるなど、1日30分程度で終わるものから始めると続けやすくなります。続けた記録は、面接で空白期間の過ごし方を説明するときにも使えます。

避けたい過ごし方

暇を埋めるための過ごし方の中には、かえって状況を悪くしてしまうものもあります。特に、お金を失うおそれがあるギャンブル、終わりを決めずに続けるSNSや動画の視聴、夜通しのゲームは、時間が過ぎても何も残らず、自己嫌悪や昼夜逆転につながりやすい過ごし方です。

ゲームや動画そのものが悪いわけではなく、時間を決めずに続けてしまうことが問題です。「1日2時間まで」「夜12時には終える」のように区切りを決め、空いた時間を家事や散歩など体を動かすことに回すと、暇の感じ方が変わってきます。

牛田

その日の気分に合わせて、家でできることか外に出る用事を選んでみてください。何か終えられれば、「今日は何もしなかった」という感覚を減らせますよ。

ニートが暇から脱出する方法

この章のポイント
  • 起きる時刻と寝る時刻をそろえることが、暇から抜け出す土台になる
  • 趣味・散歩・資格の勉強・運動など、無理なく始められるものから取り組む
  • 一人で動き出せないときは、サポステやハローワークなど無料の公的な窓口も使える

ニートが暇から脱出する方法としては、以下の7つが挙げられます。

  • 生活リズムを整える
  • 趣味を見つけて取り組んでみる
  • 外に出て散歩をしてみる
  • 資格の勉強に挑戦してみる
  • 簡単な運動をしてみる
  • 公的な相談窓口を使ってみる
  • 就職活動をしてみる

それぞれの方法について詳しく解説しますので、暇から脱出したいと考えているニートの人は参考にしてみてください。

生活リズムを整える

暇から抜け出すための土台になるのが、起きる時刻と寝る時刻をそろえることです。昼夜が逆転したままだと、日中に何かをしようとしても体がついていかず、結局何もできないまま1日が終わってしまいます。

まずは起床時刻だけを決め、起きたらカーテンを開けて日の光を浴びるところから始めてみましょう。厚生労働省のe-ヘルスネット「快眠と生活習慣」では、朝に浴びた光には体内時計を朝型に整える働きがあり、寝つきが悪い人や朝起きづらい人は起床後から午前中に多くの光を浴びるよう心がけることがすすめられています。

趣味を見つけて取り組んでみる

ニートとして暇を感じているのであれば、新たな趣味を見つけて挑戦してみることがおすすめです。趣味に取り組むことで日常に変化を感じられるようになるだけでなく、自分が好きなことや得意なことを見つけるきっかけにもなります。

例えば、絵を描くことやゲームをすること、読書をしてみることなど、どんなものでも良いので趣味を見つけて取り組めば、暇から脱出できるだけでなく様々なメリットに繋がります。

趣味は趣味にすぎないため、うまく取り組む必要がない点もポイントです。他人と比較して劣等感を感じる必要は無いため、少しでも興味が持てそうなことに一歩踏み出してみる勇気を持ってみてください。

外に出て散歩をしてみる

ニート生活をしていると家に引きこもりがちになってしまい、生活が停滞しかねないため、外に出て散歩をしてみることがおすすめです。外に出て体を動かすだけでも、精神的にリフレッシュができるだけでなく、小さな発見を通じて暇を感じにくくなるでしょう。

いきなり日中に散歩することに抵抗がある場合は、人の少ない早朝の時間帯から始めてみても構いません。朝の光を浴びることは、生活リズムを整えることにもつながります。

また、行き先については特に考えることなく、自然の中を歩いてみるといった意識を持つことが大切です。どうしても目的がないと散歩に取り組めないという人の場合は、最寄り駅から一駅離れた場所のコンビニやショッピングモールに行くことを目標にしてみると良いでしょう。

資格の勉強に挑戦してみる

将来のことも見据えて行動したいと考えているニートの場合は、暇な時間を資格勉強に当ててみることもおすすめです。勉強は暇な時間を有意義に使えるだけでなく、自己肯定感が高まったり、将来的な就職活動でのアピールにも繋がります。

資格はたくさんの種類がありますので、自分が興味を持っている分野の資格の勉強から始めてみると良いでしょう。例えば、パソコンが得意であればマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)という資格がありますし、計算能力に自信がある場合は日商簿記検定などの資格がおすすめです。

資格の勉強は無料のオンライン講座や、古本屋で参考書を買って進めることがおすすめです。資格取得という目標があると生活に変化を感じやすくなるため、暇から脱出できるとともに、将来のための行動にも意味があるものになります。

簡単な運動をしてみる

体を動かすことでリフレッシュできるだけでなく、健康管理にも役立ちます。特にニートの場合は家で引きこもり続けていると、体が不健康になると同時に、精神的に気分が暗くなっていってしまうといった負のループに入りがちです。

厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、座りすぎを避け、今よりも少しでも多く体を動かすことが基本とされています。ニートが運動に挑戦する場合も、いきなり本格的なものに取り組む必要はありません。ストレッチやラジオ体操、家の周りの散歩など、続けられるものから始めましょう。

日中に体を動かしておくと、夜に眠りやすくなり、昼夜逆転の生活を立て直す助けにもなります。運動を習慣にできれば、続けられたという達成感も得られます。

公的な相談窓口を使ってみる

一人で考えていても動き出せないときは、無料で使える公的な窓口に相談するのも方法の一つです。地域若者サポートステーション(サポステ)は、働くことへの一歩を踏み出したい15歳から49歳までの、仕事をしていない人や学校に通っていない人を無料で支援する、厚生労働省委託の支援機関です。

仕事を探す段階まで進めそうなら、ハローワークで求人を探したり、職業相談を受けたりすることもできます。いきなり働くことを決めなくても、話を聞いてもらうだけで、次に何をすればよいかが整理しやすくなります。

就職活動をしてみる

暇な日々を過ごしながら将来に不安を感じてしまっているニートの場合は、少しずつでもいいので就職活動に取り組んでみるのもおすすめです。いきなり求人に応募することに恐怖心を感じる場合は、まずは就職エージェントなどの就職サービスに登録するだけでも充分大きな一歩と言えるでしょう。

また、就職活動は自分自身を知ることや、どんな仕事や業界があるのかを知ることなど情報収集から始めることが重要です。いきなり企業と面接をする必要はありませんので、求人の比較検討や業界研究など一歩ずつ行動し、暇な時間を和らげていく意識を持っておくだけで大丈夫です。

就職サービスの登録や求人の検索など、小さな一歩を踏み出すだけで将来の可能性を大きく広げることにも繋がります。社会復帰までの具体的な進め方は、ニートから社会復帰する手順|不安の消し方で順を追って解説しています。

暇から抜け出すだけでなく、ニートそのものを抜け出すきっかけについて知りたい人は、こちらの記事も参考になります。

ニート脱出のきっかけとは?社会復帰の方法と就職するためのポイント
牛田

紹介した方法を全部やろうとしなくて平気です。まずは起きる時刻をそろえて、慣れてきたら気になる方法を足していきましょう。

ニートが暇なまま過ごした後の末路

この章のポイント
  • ニートの状態が長く続くほど、社会復帰の難易度が上がる
  • 何もしない日が続くと、自己肯定感が下がり続けるループに入りかねない
  • 失った時間は戻らないため、今からできることにコツコツ取り組むことが大切

ニートが暇なまま過ごすと、以下のような末路を迎えることが考えられます。

  • 社会復帰の難易度が上がる
  • 自己肯定感が下がり続ける
  • 後悔が残る人生を歩むことになる

いずれも自分の人生にとって望ましくない末路と言えますので、将来を少しでも良いものにしたいと考えているニートの人は、出来る限り早く暇を脱出できるように何らかの行動に取り組んでいくと良いでしょう。

ニートを続けた場合に起こりやすいことと、それを避ける方法は、こちらの記事でくわしく紹介しています。

ニートの末路は手遅れ?回避する5つの方法

社会復帰の難易度が上がる

ニートの状態が長期間続くと、生活リズムを直すことが困難になるとともに、社会復帰をするための気力が起きなくなってしまいます。

加えて、空白期間が長くなるほど、面接でその期間の過ごし方を説明する必要が出てくるため、応募そのものをためらいやすくなります。

ニートで居続けることで、「暇な時間を過ごしすぎてしまった自分に社会復帰はできない」といった思い込みが強まってしまい、行動ができなくなる事は大きなデメリットと言えます。

少しでも将来に不安を感じる場合は、暇な状態から脱出できるように、まずは生活リズムを整えることから始めてみてください。

自己肯定感が下がり続ける

何もせず暇な日々が続くと、「自分は社会にとって不必要な存在なのではないか」と感じ、自己肯定感が下がり続けるといったループに入りかねません。ニート状態だと、他人から褒められたり認められたりする機会がないため、自己肯定感を上げることすら難しいでしょう。

自己肯定感が下がり続けることで、新たな行動に取り組もうとする際の最初の一歩が踏み出せなくなるだけでなく、精神的な不調や焦燥感に悩まされる状態になりかねません。

自己肯定感が下がるループを断ち切るためにも、趣味や資格勉強などに取り組み、小さな成功体験を積み重ねることが重要です。他人に自慢できるようなものでなくても構いませんので、小さなことから自分を認められる習慣をつけていくことを意識してみてください。

後悔が残る人生を歩むことになる

時間が経ってから、「暇な時間を有意義に使えばよかった」などと後悔しても、失った時間を戻す事はできません。今はニートとして暇な時間を謳歌しているかもしれませんが、5年後10年後になった後に、後悔が残る人生を歩むことになる末路を迎える可能性があります。

特に年齢を重ねるにつれて、同年代が仕事や家庭で新しい段階に進んでいる様子をSNSなどで目にすると、自身の人生に後悔をしてしまうことが少なくありません。

思い立った時が行動のタイミングとなりますので、将来の後悔を少しでも防ぐためにも、今からできることにコツコツと取り組むことをおすすめします。

牛田

ここで挙げた末路は、今から少しずつ動くことで遠ざけていけるものです。不安になりすぎず、小さな成功体験を積み重ねていきましょう。

暇だと感じたニートが考えるべきこと

この章のポイント
  • 将来どんな生活を送りたいかを、紙に書き出して考えてみる
  • 暇な時間があるからこそ、リスクがあっても挑戦したいことに踏み出せる
  • 自分を養ってくれている親が、今の状況をどう感じているかを考えてみる

ニートが少しでも暇だと感じた際は、以下のようなことを考えることがおすすめです。

  • 将来自分はどうなりたいのか
  • リスクが高くても挑戦したいことはないのか
  • 親は何を感じているのか

これらのことを考えることで、自分自身と向き合えるだけでなく、ニートを脱出するためのきっかけが見えてくるでしょう。

将来自分はどうなりたいのか

大人になると暇な時間は作りたくてもなかなか作れませんので、有意義に時間を使うためにも将来を見つめ直すことが有効です。5年後10年後とどんな生活を送りたいかといった観点から、今取り組むべき行動が見えてくることがあります。

自分にとっての理想像を思い描く際は、頭の中で考えたことを紙に書き出すことが大切です。自分の感情や考えを言語化することで、漠然とした不安を解消するためのヒントが出てくることがありますので、30分から1時間程度を使って試してみてください。

リスクが高くても挑戦したいことはないのか

ニートの期間が長くなると失敗しない方法ばかりを考えてしまいがちになりますが、将来のことを考える際は、リスクを取ってでも挑戦したいことに踏み出す意識も大切になってきます。

例えば、ずっとやりたいと思っていたものの諦めていた仕事や、趣味でプロを目指してみるなど、暇な時間があるからこそリスクがある挑戦ができるとも言えます。

一歩踏み出すだけでも将来を大きく変えるきっかけになるため、自分が本当にやりたいと考えていることに夢中になってみる意識を持つこともおすすめです。

親は何を感じているのか

ニートの状態が続くと、自分だけでなく自分を養ってくれている親にも精神的な負担がかかります。親は自分の子供がニートを続けていることに不安を抱えていたとしても、どのように接すればいいか分からずに悩んでいる可能性があります。

親が自分の状況についてどんな感情を抱いているのかを一度考えてみることで、結果的にニートを脱出する一歩を踏み出せることがあります。

自分のことをどう思っているのか親に直接聞く事が難しい場合は、手紙やメモ、メッセージアプリで質問をしてみると良いでしょう。

牛田

将来の理想は紙に書き出し、親の気持ちは直接聞きにくければメッセージで尋ねてみる。頭の中だけで考えないことが、次の一歩につながります。

暇なニートは就職エージェントへの登録がおすすめ

この章のポイント
  • 登録後は一般的にキャリア面談があり、これまでの経歴や価値観を振り返るきっかけになる
  • 応募書類の書き方や面接の受け方など、就活の基本からサポートを受けられる
  • 就職できれば、毎日働くことで生活リズムが整い、暇を感じにくくなる

暇な状況を抜け出したいと考えていても、なかなか行動を起こすきっかけを見つけられないと悩んでいるニートには、就職エージェントに登録してみることがおすすめです。

就職エージェントに登録することで、プロのアドバイザーとコミュニケーションを取りながら将来のことを考える時間を作れるだけでなく、就活の一歩を進めることもできるため、自身の将来を大きく変えるきっかけになるでしょう。

ここでは就職エージェントに登録するメリットを3つご紹介します。

自分の人生を振り返ることができる

就職エージェントに登録すると、担当のアドバイザーとキャリア面談を行うのが一般的です。これまでの経歴や価値観について話すことで、自身の人生を振り返るきっかけに繋がります。

また、ニートになった理由や、暇を脱出しようと感じたきっかけを言語化することで、人生に対して前向きになれるだけでなく、就職活動を進める際の求人の比較検討や自己PRの作り込みに役立てることが可能です。

就活のやり方をイチから教えてもらえる

ニートの期間が長くなり、就職活動のやり方が分からなくなっている場合であっても、就職エージェントを活用することで、応募書類の書き方や面接の受け方など、就活の基本に沿って幅広いサポートを受けられるといったメリットがあります。

加えて、社会人経験がないような未経験者でも応募できる求人を紹介してもらえるため、効率的に社会復帰を目指せる点も、就職エージェントを使うメリットとして挙げられます。

特に既卒やニートなど職歴が少ない人の就職支援を扱っているエージェントであれば、ニートならではの悩みに寄り添いながら就活を進めやすくなります。

就職できれば暇を感じなくなる

就職エージェントを通じて就職ができれば、日々の業務で新鮮な気持ちを味わい続けることができますので、暇を感じなくなるといったメリットもあります。

もちろん、社会復帰をした直後は不安や戸惑いを感じるかもしれませんが、毎日働くことで生活リズムを築けるだけでなく、自己肯定感を引き上げることにも繋がります。

就職エージェントを使って、自分の強みが生き生きと発揮できる働き方を実現できれば、暇を感じることなく毎日を楽しんで過ごすことができるでしょう。

牛田

エージェントへの登録は、すぐに応募するという意味ではありません。まずは話を聞いてもらうくらいの気持ちで、一歩目にしてみてください。

ニートの暇に関するよくある質問

最後に、ニートの暇についてよくある疑問に答えます。

ニートが暇だと感じるのはおかしいことですか?

おかしいことではありません。仕事や学校のように決まった予定がない生活では、目標や変化、人との関わりが少なくなるため、多くの人が暇や退屈を感じます。暇を感じるのは「何か変えたい」という気持ちの表れでもあるので、小さな行動を始めるきっかけとして受け止めましょう。

暇すぎて耐えられない日は、まず何をすればいいですか?

まずはカーテンを開けて日の光を浴び、10分ほど外を歩いてみましょう。そのうえで、料理や片付けのように終わりが見える作業を1つだけ選んで取り組むと、「今日は何もしなかった」という感覚を減らせます。大きな目標を立てるのは、生活リズムが整ってからで構いません。

女性のニートで暇を持て余している場合も、同じ方法でいいですか?

基本的な考え方は同じです。家事を引き受ける、資格の勉強を始める、外に出る習慣をつくるといった方法は、性別に関係なく取り組めます。働くことへの一歩を相談したい場合は、地域若者サポートステーションのように、15歳から49歳までの人を無料で支援する公的な窓口も利用できます。

お金をかけずにできる暇つぶしはありますか?

図書館で本を借りる、散歩やストレッチをする、料理や片付けをする、無料のオンライン講座を受けるといった過ごし方は、ほとんどお金をかけずに始められます。お金をかけずに時間を使えるうえ、続けた内容は面接で空白期間の過ごし方を話すときの材料にもなります。

暇が辛くて気分が落ち込むときはどうすればいいですか?

一人で抱え込まず、家族や信頼できる人に話してみましょう。身近な人に話しにくい場合は、厚生労働省の「まもろうよ こころ」で、電話やSNSで相談できる窓口を探せます。落ち込みが長く続く場合は、医療機関に相談することも考えてください。

ニートが辛いと感じる原因や、気持ちを軽くするための行動は、こちらの記事でも紹介しています。

ニートが辛いと感じる原因は?今すぐできる行動や解決方法も解説!
牛田

落ち込みが続くときは、一人で抱え込まないことが大切です。身近な人や相談窓口に話してみて、長く続くようなら医療機関も頼ってください。

ニートの間の空白期間は、面接でどう説明すればいいですか?

空白期間があること自体よりも、その期間に何を考え、何をしてきたかが聞かれます。生活リズムを整えたこと、資格の勉強をしたこと、家事を担っていたことなど、事実をそのまま伝え、今は働く意欲があることを添えましょう。無職の期間から就職を目指す進め方は、無職から抜け出す方法|20代の就職を成功させるでもくわしく解説しています。

牛田

空白期間は、その間にしてきたことを事実のまま伝えましょう。今は働く意欲があることも、自分の言葉で添えてみてください。

まとめ

ニートが暇だと感じる背景には、やりたいことが見つからない、変化がない、人と話さないといった原因があります。暇すぎて耐えられないときは、家事や散歩、資格の勉強のように、終わりが見えて将来にもつながる過ごし方から始めてみましょう。

生活リズムが整ってきたら、公的な相談窓口や就職エージェントを使って、働くことへの一歩を踏み出すのもおすすめです。暇な時間を、次に進むための準備の時間に変えていきましょう。

牛田

暇な時間があるのは、準備に使える時間があるということでもあります。焦らなくていいので、今日できることを一つだけ決めてみましょう。

ABOUT US
牛田 晴宣キャリアスタート株式会社 執行役員
東洋大学卒業後、携帯販売職や起業経験を経て、キャリアスタート株式会社に入社。キャリアカウンセラーとして若年層の就職・転職支援に従事し、2021年7月より大阪支店長を務める。「若者の輝く社会を作る」をビジョンに掲げ、関西エリアで求職者のキャリア相談に対応。自身の独立・再就職の経験を活かし、実践的なキャリアアドバイスを提供している。
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