
「大学中退で就職先なんて見つからないかも…」と不安に感じていませんか?大丈夫、未経験歓迎の就職先を狙えば、正社員就職は十分に目指せますよ。
この記事では、大学中退者におすすめの就職先を業界・職種の両面から具体的に紹介し、就職先の選び方や探し方、成功させるコツまで一気に解説します。
大学中退の就職活動全般について知りたい人は、大学中退者向け就職ガイドもあわせて参考にしてみてください。
大学中退者の就職事情と就職先の現状
- 大学中退者は年間約5.8万人、全学生の約1.95%とそれほど珍しい存在ではない
- 大学中退者の正社員就職率は約33.9%で、約3人に1人は就職先を見つけている
- 中退後すぐに動けば、既卒として新卒枠で就職先を狙える企業も多い

「大学中退者って就職できる人いるのかな」とご相談に来られる方は多いんですよね。実は約3人に1人は正社員として就職先を見つけているデータがあるんですよ。
就職先を考える前に、まず大学中退者を取り巻く就職事情を客観的なデータで確認しましょう。
自分が置かれている状況を正しく把握することで、無理のない就職先選びにつながります。
大学中退者の割合は全学生の約1.95%
文部科学省の調査によると、令和3年度の大学中退者は全学生の約1.95%とされています。
これはおおむね50人に1人の割合で、年間にすると約5.8万人が大学を中退している計算になります。
「大学中退は自分だけかもしれない」と孤独を感じる必要はありません。同じ立場から就職先を見つけて活躍している人も多くいます。
出典:文部科学省「学生の修学状況(中退・休学)等に関する調査」
大学中退者の正社員就職率は約33.9%
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査によると、大学中退者の正社員就職率は約33.9%となっています。
これはつまり、約3人に1人が大学中退から正社員として就職先を確保しているということです。
大卒者の正社員就職率(約69.1%)と比べると低い水準ですが、適切な対策をすれば就職先を見つけることは十分に可能だとわかります。
出典:労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」
既卒3年以内なら新卒枠で就職先を狙える
大学中退から3年以内であれば、既卒として新卒枠の選考を受けられる企業も少なくありません。
既卒とは「卒業・中退から3年以内かつ正社員経験がない人」を指し、マイナビの調査では5割を超える企業が既卒を新卒として受け入れると回答しています。
新卒枠ではスキルや経験よりもポテンシャルや意欲が重視されるため、大学中退者でも有利な就職先を狙える可能性があります。
ただし、中退後の期間が長くなるほど採用ハードルは上がる傾向にあるため、就職活動は早めに動き出すことがおすすめです。
大学中退におすすめの就職先となる業界5選
- 大学中退者の就職先としては未経験歓迎の求人が多い業界が狙い目
- IT・建設・サービス・介護・不動産の5業界が特におすすめ
- 業界を絞り込むと自分に合った就職先の選択肢が見えやすくなる

職種から考えるのもアリですが、まずは「どの業界で働きたいか」から就職先を絞ると探しやすくなりますよ。
大学中退者が就職先を選ぶときは、未経験歓迎の求人が多く、学歴よりも人柄や意欲が評価されやすい業界を狙うことがおすすめです。
ここでは、大学中退者の就職先として有力な5業界を順に紹介します。
IT業界
IT業界は深刻な人材不足を背景に、未経験者の採用に積極的な業界です。
学歴よりもスキルや学習意欲を重視する企業が多く、大学中退者にとって挑戦しやすい就職先と言えます。
研修制度を整えている企業が多く、入社後にプログラミングやインフラの知識をゼロから学べる。経験を積めば年収アップやフリーランスへの道も開ける。
- 新しい技術を学ぶことが好きな人
- 論理的思考が得意な人
- 在宅勤務など柔軟な働き方をしたい人
建設業界
建設業界は学歴・経験不問で募集している企業が多く、大学中退者でも正社員として就職先を見つけやすい業界です。
現場仕事は体力面の負担がある一方、収入水準は比較的高く、施工管理など資格を取れば長期的にキャリアアップも狙えます。
慢性的な人手不足で求人数が安定。職人・施工管理・営業・事務など職種が幅広く、資格取得で年収アップを目指せる。
- 体力に自信がある人
- 「形に残る仕事」がしたい人
- 資格取得で稼げるようになりたい人
サービス業界
飲食・宿泊・小売など多様な業種を抱えるサービス業界は、未経験歓迎の求人が豊富な就職先です。
大学中退後にアルバイトで接客経験がある人は、その経験を強みとしてアピールしやすい点もメリットです。
店舗運営や接客がメインで、入社後に店長やエリアマネージャーへのキャリアアップが可能。コミュニケーション能力が活かせる。
- 人と接することが好きな人
- 接客バイトの経験がある人
- 店長などのマネジメント職を目指したい人
介護・福祉業界
介護・福祉業界は少子高齢化を背景にニーズが高まり続けており、未経験から手に職をつけられる就職先として安定性が高い業界です。
資格取得支援制度を設けている企業も多く、入社後にステップアップしやすいのも魅力です。
景気の影響を受けにくく求人数が常に多い。介護福祉士などの国家資格を取得すれば、全国どこでも働ける汎用性の高いスキルが身につく。
- 人の役に立つ仕事がしたい人
- 体力があり気配りができる人
- 長く安定して働ける就職先を求める人
不動産業界
不動産業界では営業職の募集が中心で、未経験者・大学中退者を歓迎している求人が多くあります。
歩合給を取り入れている企業も多く、結果を出せば若いうちから高収入を狙える就職先としても人気です。
営業職を中心に求人が多く、有効求人倍率が高い職種もある。実績に応じてインセンティブで収入アップが見込める成果主義型の就職先。
- 成果主義で稼ぎたい人
- コミュニケーション能力に自信がある人
- 若いうちに高収入を得たい人
大学中退におすすめできる就職先(職種)15選

- 大学中退者の就職先は「学歴不問・未経験歓迎」「手に職」「その他」の3カテゴリで整理できる
- 営業職や事務職などコミュニケーション中心の就職先は求人数が豊富
- IT職や介護職など手に職をつけられる就職先は長期的なキャリア形成に有利

業界がイメージできたら、次は具体的な職種で就職先を絞り込んでいきましょう。気になる職種があれば求人もチェックしてみてくださいね。
大学中退者の就職先となる職種を、以下の3つのカテゴリに分けて15個紹介します。
- 学歴不問・未経験者歓迎
- 手に職をつけられる
- その他
いずれも大学を中退してフリーターで働いている人でも、正社員として就職先を狙える職種です。
気になる職種を見つけたら、求人サイトや就職エージェントを活用してすぐに求人を検索してみることをおすすめします。
おすすめの就職先1:学歴不問・未経験者歓迎の職種
学歴不問や未経験者歓迎で募集されている、大学中退者におすすめの就職先は以下の7職種です。
- 営業職
- 事務職
- 販売職
- サービス職
- ドライバー
- コールセンター
- 期間工
それぞれ詳しく解説します。
営業職
会社や個人に対して商品を提案し、契約を取ってくる仕事です。
コミュニケーション能力さえあれば誰でも活躍できるため、特別なスキルがなくても、人と会話することに抵抗感がない人全員におすすめできる就職先です。
| 平均年収 | 533万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・契約実績に応じて収入をできるだけ増やしていきたい人 ・様々な人と関係性を築けるコミュニケーション能力に自信がある人 ・将来的に様々なキャリアチェンジできる仕事で経験を積みたい人 |
平均年収出典:厚生労働省「OA機器営業 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
事務職
会社の事務作業を担う仕事です。
基本的にデスクワークとなりますので、パソコンスキルが重要です。
また、与えられたタスクを忠実にこなす意識も重要なため、面接では誠実さをアピールすると良いでしょう。
| 平均年収 | 510万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・基本的なパソコンスキルに自信がある人 ・デスクワークを中心に就職先を探している人 ・やるべき仕事を誠実にこなせる人 |
平均年収出典:厚生労働省「一般事務 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
販売職
アパレルショップや家電量販店などの店舗で接客を行う仕事です。
社会人経験がない人でも就職しやすい就職先の1つであり、経験を積めば店長などのマネジメント職に昇格できる点もおすすめです。
| 平均年収 | 361万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・1日中立ち仕事であっても耐えられる体力がある人 ・店長やスーパーバイザーといったマネジメント職にも興味がある人 ・大学中退後のバイト経験を活かせる就職先がほしい人 |
平均年収出典:厚生労働省「衣料品販売 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
サービス職
サービスを行う店舗や会社に勤め、接客を行う仕事です。
とにかく丁寧なコミュニケーションが求められる仕事のため、面接では会話をすることを意識しましょう。
サービス職として経験を積めれば、営業職を始めとした他の仕事にキャリアアップできる点もおすすめできるポイントです。
| 平均年収 | 329万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・誰とでも明るくコミュニケーションが取れる人 ・平日休みの仕事でも問題ない人 ・好きなものやサービスに囲まれて働ける就職先で働きたい人 |
平均年収出典:厚生労働省「接客担当(ホテル・旅館) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
ドライバー
タクシーやトラックなどを運転し、指定されたものを指定された場所まで運搬する仕事です。
車の運転ができればコミュニケーション能力はそこまで求められません。仕事中は黙々と1人で車を運転したいと考えている人に特におすすめできる就職先です。
| 平均年収 | 393万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・車の運転がとにかく好きな人 ・誰かとコミュニケーションを取ることに自信がない人 ・時間を守る意識が強い人 |
平均年収出典:厚生労働省「ルート配送ドライバー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
コールセンター
問い合わせの電話に対して適切な回答を行う仕事です。
デスクワークのため肉体的な負担が少ないだけでなく、マニュアルが用意されていますので、業務がシンプルといった点が特徴です。
また、コールセンターの特性上、休日出勤や残業が少ない傾向にありますので、仕事とプライベートを両立したい人にもおすすめできます。
| 平均年収 | 367万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・見ず知らずの人と電話をすることに抵抗感がない人 ・体力的に負担が少ない就職先を探している人 ・残業や休日出勤をできるだけしたくない人 |
平均年収出典:厚生労働省「コールセンターオペレーター – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
期間工
完成車メーカーなどの工場に勤め、指定された作業を繰り返し続けるような仕事です。
特別なスキルがなくても、体力さえあれば多くの人が就職でき、作業内容のシンプルさに対して給料が高いといった点が特徴です。
契約期間中は寮生活となりますので、生活費や家賃を抑えて短期的に貯金を増やすことも可能な就職先です。
| 平均年収 | 400〜500万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・一定期間集中してお金を稼ぎたい人 ・ルーティンワークも楽しんで取り組める人 ・契約期間中、寮生活になっても問題がない人 |
平均年収出典:株式会社日輪「期間工の年収は高い?どのくらい稼げる?給料が高い理由を解説!」
おすすめの就職先2:手に職をつけられる職種
手に職をつけられる、大学中退者におすすめの就職先は以下の6職種です。
- 介護職
- 施工管理
- プログラマー
- システムエンジニア
- Webデザイナー
- Webライター
それぞれ詳しく解説します。
介護職
高齢者や入院患者など、生活介助が必要な人に対して介護サービスを提供する仕事です。
体力やコミュニケーション能力が求められますが、それさえあれば多くの人が仕事で活躍していけます。
介護は今後も需要が高まる仕事のため、手に職を付けて安定して働ける就職先である点がおすすめポイントです。
| 平均年収 | 371万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・体力とコミュニケーション力を両立している人 ・社会的にニーズの高い就職先で経験を積みたい人 ・手に職をつけて、様々な場所で働けるようになりたい人 |
平均年収出典:厚生労働省「施設介護員 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
施工管理
工事現場において、工事がスケジュール通りに完了するよう監督する仕事です。
現場仕事になりますので体力や精神力が求められる一方、経験者が少ない仕事のため、実務経験を積んで資格を取ることができれば高い年収が狙える点がおすすめポイントです。
| 平均年収 | 632万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・資格を取得して高い年収が稼げる就職先に就きたい人 ・様々な関係者とコミュニケーションを取れる調整力がある人 ・地図に残る仕事がしたい人 |
平均年収出典:厚生労働省「建築施工管理技術者 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
プログラマー
プログラミング言語を用いてITシステムやサービスを開発する仕事です。
専門的なプログラミング知識が求められますが、実力があれば学歴に関係なく高い収入を狙える就職先です。
また、一度プログラマーとして活躍できると、フリーランスという働き方も選択できる点がおすすめです。
| 平均年収 | 557万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・自ら進んで情報収集ができる人 ・将来的にフリーランスとして働いてみたい人 ・プログラミングに興味がある人 |
平均年収出典:厚生労働省「プログラマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
システムエンジニア
ITシステムやサービスを開発するにあたって設計書を書く仕事です。
専門的なIT知識や、複数のプロジェクトメンバーを束ねるようなマネジメント能力が求められるため、プログラマーからのキャリアアップという形で就職する人が多い傾向にあります。
ただ、未経験者でもシステムエンジニアになれる求人もありますので、手に職をつけてIT関係の就職先で働きたい人におすすめできます。
| 平均年収 | 684万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・需要の高い就職先で経験を積みたい人 ・論理的に物事を考えてコミュニケーションを取れる人 ・スケジュールやタスクを管理する能力に長けている人 |
平均年収出典:厚生労働省「システムエンジニア(基盤システム) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
Webデザイナー
Webサイトやバナー画像などのデザインを担う仕事です。
デザイナーではありますが、美術系の大学を卒業している必要はありません。
Webデザインの基本さえ覚えることができれば、手に職を付けて在宅ワークという形でも働ける就職先です。
| 平均年収 | 509万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・デザインを仕事にしたい人 ・集中力を活かして作業に没頭できる人 ・在宅ワークやフリーランスといった働き方に興味がある人 |
平均年収出典:厚生労働省「Webデザイナー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
Webライター
Webメディアに掲載する記事を執筆する仕事です。
分かりやすい文章を書く能力さえあれば、多くの人が就職できます。
また、Webライターとして実績を積むことでフリーランスとして案件を受けたり、自身でブログを運営してお金を稼ぐといった、幅広いキャリアが選択できる就職先です。
| 平均年収 | 350万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・世の中のトレンドに強い興味がある人 ・論理的にわかりやすく文章が書ける人 ・自己管理能力が高い人 |
平均年収出典:株式会社カカクコム「ライターの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」
おすすめの就職先3:その他の職種
その他のおすすめの就職先としては、以下の2職種が挙げられます。
- 塾講師
- 公務員
それぞれ詳しく解説します。
塾講師
学習塾や進学塾に勤め、生徒に対して勉強を教える仕事です。
大学中退者の場合は、小中学生向けの学習塾であれば応募資格がある求人も見られます。
勉強を人に分かりやすく伝えることができれば、大卒よりも活躍していくことができる就職先でしょう。
| 平均年収 | 414万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・学力があり、勉強をわかりやすく教えられる人 ・他人の成長を応援する就職先で働きたい人 ・分からないことをすぐに調べる癖がついている人 |
平均年収出典:厚生労働省「学習塾教師 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
公務員
各省庁や地方の役所に就職し、配属された部署の業務を担う仕事です。
公務員採用試験の受験資格には学歴が関係ありませんので、大学を中退した人であっても勉強や面接対策をすれば公務員として働ける就職先となります。
突然のリストラがなく、給料も年齢に応じて上がっていくようなスタイルになることから、長く安定した就職先で働きたい人に特におすすめできます。
| 平均年収 | 478万円 |
| 向いてる人の特徴 | ・とにかく安定した就職先に就職したい人 ・社会的意義の高い就職先で働きたい人 ・就職活動の一環として勉強をすることに抵抗感がない人 |
平均年収出典:厚生労働省「地方公務員(行政事務) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
公務員として就職を目指す場合は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
大学中退者が就職先を選ぶ際の3つのポイント
- 就職先は未経験歓迎の求人を中心にチェックする
- 大学中退者やフリーターの採用実績がある就職先を選ぶ
- 大手企業だけに就職先を絞らず幅広い視野で検討する

就職先選びで焦ってしまうと、入社後のミスマッチにつながりやすいんですよ。3つのポイントを意識して落ち着いて検討してみましょう。
大学を中退していると学歴としては高卒になるため、就職先を選ぶときは学歴不問や未経験者を歓迎している求人を中心に探すことがおすすめです。
焦って求人に応募して就職活動を進めるとミスマッチな就職に繋がる恐れがあるため、以下の3つの観点で就職先を見極めていきましょう。
未経験歓迎の求人を中心にチェック
大学中退者が就職先を探していくのであれば、未経験歓迎の求人を中心に検討することがおすすめです。
未経験歓迎の求人とは、社会人経験やその仕事の実務経験がない人でも採用してもらえる求人のことを言います。
大学を中退してフリーターしかしていないような人でも、未経験歓迎の求人であれば正社員就職が可能です。
ただし、未経験歓迎の求人には離職率が高いような企業もあります。
どういった企業は就職を避けるべきなのか見極めをすることに自信がない人は、就職エージェントの活用も検討してみてください。
大学中退者やフリーターの採用実績がある就職先を選ぶ
未経験者歓迎の求人であっても、大学を中退している人を積極的に採用していないような企業も少なくありません。
大学中退者やフリーターの採用実績がない企業に応募しても、採用してもらえる可能性が低いことを考えると、自分と同じ境遇の人が採用されている実績がある就職先に応募することがおすすめです。
企業ごとの採用実績については、企業研究を行い情報収集をすることで調べられるようになります。求人票や企業ホームページだけでなく就職口コミサイトもチェックして、大学中退者やフリーターの採用実績があるかを確認していきましょう。
ただ、会社によっては採用実績をネットに公開していないケースもあります。
就職エージェントであれば求人募集企業と直接やりとりをしていますので、どういった人を今まで採用してきたのかを教えてもらえます。
大学中退者の自分であっても採用してもらえる可能性が高い就職先かどうか調べながら就職活動を進めたい場合は、就職エージェントの活用がおすすめです。
大手企業ばかりに就職先を絞らない
大学中退者の中には、大手企業への就職を諦められずに大手企業の求人ばかりに応募するような人もいるでしょう。しかし、大手企業の採用選考ではどうしても学歴が重視される傾向にあります。
したがって、学歴上高卒となる大学中退者は、無理に大手企業ばかりを狙わず幅広く就職先を探す意識が大切です。
今一度理解しておきたいのが、中小企業であっても自分が働きやすいと感じられる就職先があるということです。
待遇は大手企業よりも不満が残ってしまうかもしれませんが、ストレスなく自分の力を存分に発揮できる就職先で働ければ仕事で活躍しやすくなります。
仕事で実績を残せれば、将来大手企業に転職することも可能ですので、大学中退者は幅広い視野で就職先を選ぶことがおすすめです。
大学中退者の就職先の探し方
- 就職先の探し方は就職エージェント・求人サイト・ハローワークの3つが主流
- 就活初心者の大学中退者には就職エージェントの活用が最もおすすめ
- 求人サイトとハローワークは特徴を理解して使い分けることが重要

「どこで就職先を探せばいいのか分からない」と悩む方が一番多いんですよね。それぞれの特徴を知って自分に合った方法を選びましょう。
大学を中退した人がこれから就職活動を始めるのであれば、以下の3つの方法で就職先を探すのがおすすめです。
- 就職エージェント
- 求人サイト
- ハローワーク
それぞれの特徴や向き不向きについて解説しますが、特に就職活動の進め方に自信がない人には、若手支援の就職エージェントを活用することがおすすめです。
就職エージェント
就職エージェントは、登録した後に専任のアドバイザーのサポートを受けながら就職活動を進めていく方法です。
就職活動で必須となってくる自己分析や企業研究のやり方はもちろん、履歴書の書き方から模擬面接の実施まで幅広いサポートが受けられますので、就職活動初心者である大学中退者でも安心して内定を目指せます。
それだけでなく、無料のキャリア面談を受ければ、自分の希望や能力にマッチした就職先を紹介してもらえる点もおすすめできるポイントです。
自分にどんな就職先が向いているのか分からないという人でも、就職エージェントを活用すればアドバイザーが求人をおすすめしてくれるため、効率よく求人の比較検討ができるはずです。
大学を中退している人が就職エージェントを選ぶ際は、大学中退者の就職支援実績が豊富なキャリアスタートの利用がおすすめです。
就職活動をしたことがない人でもゼロから知識を学べますので、就職活動に漠然とした不安を感じている人は、キャリアスタートの登録を検討してみてください。
求人サイト
民間企業が運営している求人サイトに登録をすることで、サイトに掲載されている求人の検索や応募ができるようになります。求人サイトを使う場合、気になる求人に応募していくことで就職活動を進めていけます。
求人サイトには非常に多くの求人が掲載されていますので、自分の希望条件にマッチした就職先を見つけやすいといったメリットがあります。
加えて、求人サイトはスマートフォンからでも確認ができるため、空いた時間でコツコツと就職活動を進められる点もメリットと言えるでしょう。
ただし、求人サイトのデメリットとして、就職活動を全て1人で行わなければならない点が挙げられます。
大学を中退して正社員になったことがない人は、就職活動をどのように進めていけばいいのか分からないと感じるかもしれません。
就職活動の基本的な流れや、自己分析・企業研究の方法が分からないまま就職先を決めてしまうと、ミスマッチな職場やブラック企業に入社してしまうリスクが高まるため、おすすめできません。
このことから、求人サイトは就職エージェントと併用する形で活用することをおすすめします。
ハローワーク
ハローワークは国が運営している公共職業安定所の愛称です。全国各地にある最寄りのハローワークに足を運び、求職申し込みをすることで就職活動を進められるようになります。
ハローワークでは、ハローワークに掲載されている求人の検索と、ハローワーク職員に求人を紹介してもらう2つの方法で就職活動を進めていくことになります。
また、就職活動が初めてという人に向けた就活セミナーを不定期に開催していますので、大学を中退してから初めて就職活動をする人であっても、安心して就職先を見つけられるでしょう。
一方、ハローワークで応募できる求人の多くは地元密着型の中小企業の現場職求人となっています。そのため、今住んでいる場所以外で働きたいと思っている人や、幅広い求人の中から就職先を見つけたいという人には向いていない方法と考えられます。
また、ハローワークは求人サイトや就職エージェントと異なり、企業が募集コストをほとんどかけずに求人を掲載しているため、求人の質がまちまちといった注意点もあります。
大学中退から就職先を見つけて成功させる5つのコツ
- 中退後は空白期間を作らずできるだけ早く就職活動を始める
- 中退理由は前向きな表現で伝える準備をしておく
- 希望する就職先に役立つ資格取得もアピール材料になる

「中退理由を聞かれるのが怖い」と相談される方は多いです。でも前向きな伝え方さえできれば、就職先の選考で評価されることもあるんですよ。
大学中退から希望する就職先を見つけて成功させるには、いくつかのコツがあります。
ここでは特に押さえておきたい5つのコツを紹介します。
中退後はできるだけ早く就職活動を始める
大学中退から就職を成功させる最大のコツは、中退後すぐに就職活動を始めることです。
中退後の空白期間が長くなるほど、面接で「この期間に何をしていたのか」を厳しく問われやすくなります。
また、既卒として新卒枠で就職先を狙えるのは中退から3年以内が一般的なため、若さという最大のアドバンテージを活かすためにも早めに動き出すことが重要です。
中退理由は前向きに伝えられるよう準備する
就職先の面接では「なぜ大学を中退したのか」を必ずと言っていいほど聞かれます。
このとき他責的に答えてしまうと、「仕事も似た理由で辞めるのでは」と継続力を不安視されてしまいます。
中退した事実は反省として認め、その上で「だから今は正社員として頑張りたい」という前向きな姿勢につなげて伝える準備をしておきましょう。
志望する就職先に役立つ資格を取得する
志望する就職先に関連する資格を取得しておくことも、選考での強力なアピール材料となります。
例えばITエンジニアを目指すなら基本情報技術者試験、事務職を目指すならMOSやMOS資格などが代表的です。
資格取得は学習意欲や継続力のアピールにもなるため、空白期間を有意義に活用したい人にもおすすめです。
自己分析と企業研究を徹底する
就職先選びで失敗しないためには、自己分析と企業研究を徹底することが欠かせません。
自分が何を大切にして働きたいのか、どんな働き方が合っているのかを言語化することで、就職先選びの軸が定まります。
企業研究では、求人票や企業ホームページだけでなく、就職口コミサイトや実際に働いている人の声まで調べておくと、入社後のミスマッチを防げます。
就職エージェントを活用する
大学中退から就職先を見つけることに不安がある人は、若手支援に強い就職エージェントを活用することが最も効率的です。
キャリアアドバイザーが自己分析・企業研究・面接対策まで一貫してサポートしてくれるため、一人で就職活動を進めるよりも内定獲得率が高まります。
キャリアスタートは大学中退者の就職支援実績が豊富で、未経験から正社員就職を目指せる就職先を多数紹介できます。
大学中退後の主な進路(就職以外の選択肢)
- 就職先を見つけて正社員になるのが最もおすすめの進路
- 他に再進学・公務員試験・フリーランス起業などの選択肢がある
- フリーター期間が長引くと正社員への就職難易度が上がるため注意

就職以外の進路もあるけれど、長期的な安定を考えるなら早めに就職先を確保するのが一番のおすすめなんですよ。
大学中退後の進路は、就職先を見つけて正社員になる以外にも複数の選択肢があります。
それぞれの特徴を理解した上で、自分に合った進路を選びましょう。
他大学や専門学校への再進学
中退した大学とは別の大学や、専門学校に再入学・編入する選択肢です。
興味のある分野を学び直すことで、卒業後に希望する就職先に進める可能性が高まります。
ただし、編入試験や入学試験に合格する必要があるほか、学費負担が再び発生する点には注意が必要です。
公務員試験に挑戦する
公務員試験は学歴不問で受験できるため、大学中退者にとって有力な進路の1つです。
合格すれば公務員として安定した就職先を確保できるうえ、リストラのリスクもほぼありません。
ただし試験勉強には相応の時間と労力が必要なため、計画的に対策を進めることが重要です。
フリーランス・起業
Webデザインやプログラミングなどのスキルがあれば、フリーランスとして個人で仕事を請け負う進路もあります。
ただしフリーランス・起業は収入が不安定で、自己管理能力が強く求められます。
まずは正社員として就職先で実務経験を積んでから独立を目指すのが堅実なルートです。
フリーターとしてアルバイト生活
あえて定職に就かず、アルバイトで収入を得ながら生活する進路もあります。
時間の自由が利く反面、正社員と比べて収入や社会的信用が低くなる傾向があります。
フリーター期間が長引くほど正社員就職の難易度が上がるため、就職先を将来的に確保したい場合は早めに行動することがおすすめです。
大学中退者の就職先に関するよくある質問
最後に、就職活動を考えている大学中退者によくある質問を取り上げて解説します。
大学を辞めても就職はできますか?
大学を途中で辞めたとしても、正社員として就職先を見つけることは可能です。
しかし、どうしても大学を卒業した人に比べ、書類選考や面接で見送りになることが増えてしまう点は認識しておく必要があるでしょう。
大学を中退した人が正社員就職を目指す際は、就活対策が非常に大切になってきます。
企業研究や自己分析、面接対策をしっかりと行えば、大学を中退していたとしても第一希望の就職先に内定をもらえるはずです。
大学を中退したら高卒扱いになりますか?
大学を中退したら学歴上は高卒となります。企業によって大卒扱いになるような事はありません。
加えて、大学を中退した場合は高卒の学歴になることから、求人の応募条件に「大卒以上」と書かれている就職先には応募ができなくなります。
つまり、大学中退者は大卒に比べて応募できる就職先に制限があるということです。
もし、これから大学を中退するか悩んでいるような人は、選べる就職先が少なくなってしまうというデメリットを認識しておく必要があるでしょう。
大学を中退したら何をすればいいですか?
大学を中退したら、出来る限り早く就職活動を進めることをおすすめします。
大学中退後にフリーターなどで空白期間が長引いてしまうと、正社員として就職先を見つけることが難しくなっていってしまいます。
特に、面接官から「大学を中退した後は何をしていたのか」といった質問に対して、ポジティブに答えることができないと、見送りになる可能性も高まるでしょう。
ただ、すぐに就活を進めたいものの何からしていいのか分からないという人も多いと思います。
大学を中退して就職活動を早く進めたい人は、大学中退者の就職支援に強いキャリアスタートの利用を検討してみてください。
大学中退者の正社員就職率はどのくらいですか?
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査によると、大学中退者の正社員就職率は約33.9%です。
約3人に1人が大学中退から正社員として就職先を見つけている計算になり、適切な対策をすれば就職先を確保することは十分可能と言えます。
中退後の空白期間が長いと就職先は見つかりませんか?
空白期間が長くなるほど就職先を見つける難易度は上がる傾向にありますが、見つからないわけではありません。
空白期間中もアルバイトや資格取得、ボランティアなど何らかの活動をしていれば、それを就職先の面接でアピールポイントに変えることが可能です。
ただし若さは就職活動で大きな武器となるため、できるだけ早く動き出すことが何より大切です。
まとめ
大学を中退した人におすすめの就職先を、業界5選と職種15選の両面で紹介しました。
今回紹介した就職先は、いずれも学歴に関係なく就職ができる仕事となっていますので、就職エージェントを活用してしっかりと面接対策を行った上で応募を検討してみてください。
大学を中退してから空白期間が長引いてしまうと正社員として就職先を見つけることが難しくなります。
すぐにでも就職活動を進めていくためにも、大学中退者の就職支援に強いキャリアスタートを活用することを検討してみてください。

キャリアスタートでは、大学中退者の方の就職先選びを一からサポートしています。「何から始めればいいか分からない」という方も、お気軽にご相談くださいね。





























大学中退者の就職先としては、IT・建設・サービス・介護・不動産の5業界と、営業職や事務職など15職種がおすすめです。就職先選びでは未経験歓迎・学歴不問の求人を中心にチェックすることが成功のカギとなります。