
「絵を描くのが好きだけど、仕事にできるのかな…」と思っていませんか?大丈夫、実力次第で未経験からでも十分に目指せる仕事がたくさんありますよ。
この記事では、絵に関する仕事8選と、それぞれの平均年収・仕事内容・向いてる人の特徴、未経験からの目指し方を解説していきます。
絵に関する仕事とは?向いている人の特徴
- イラスト・デザイン・アニメーションなど活躍の場は幅広い
- 学歴よりも作品の実力やセンスが重視されやすい
- 未経験・独学からでも挑戦しやすい仕事が多い
ここでは、絵に関する仕事にはどのような種類があるのか、向いている人の特徴とあわせて解説します。
イラスト・デザイン・アニメーションなど活躍の場は幅広い
絵に関する仕事とひとことで言っても、活躍の場は多岐にわたります。広告や出版物に使われるイラストを描くイラストレーターや、Webサイトや商品パッケージのビジュアルを手がけるデザイナーなどが代表例です。
ほかにも、アニメやゲームのキャラクターに命を吹き込むアニメーター・ゲームクリエイターなど、それぞれ求められる技術や働き方が異なります。
共通しているのは、絵を描く技術やセンスを直接仕事に活かせる点です。会社員として制作会社に所属する働き方もあれば、フリーランスとして案件ごとに仕事を請け負う働き方もあり、自分に合ったスタイルを選べる自由度の高さも魅力のひとつといえるでしょう。
絵に関する仕事に向いている人の特徴
絵に関する仕事に向いているのは、単に絵を描くのが好きな人だけではありません。依頼者の意図をくみ取り、自分の表現に落とし込む力や、締め切りまでに作品を仕上げるスケジュール管理能力も重要です。
また、同じクオリティの絵を安定して描き続けられる技術力や、修正の指摘を前向きに受け止められる柔軟性も欠かせません。自分の得意な画風やジャンルを理解し、磨き続けられる人ほど、長く仕事を続けやすい傾向にあります。
未経験・学歴不問でも挑戦しやすい理由
絵に関する仕事の多くは、学歴や資格よりも作品のクオリティやポートフォリオの内容が評価の中心になります。実際にイラストレーターの就業者は専門学校卒・大卒がそれぞれ約3割を占める一方、高卒からの就業者も一定数存在しており、学歴による制限が少ないことがうかがえます。
独学やスクールで技術を身につけ、SNSやコンテストで実績を作ってから仕事につなげる人も珍しくありません。フリーターの就職を目指す人はもちろん、高卒や大学中退など、これまでのキャリアにブランクや学歴の不安がある人にとっても、挑戦しやすい分野のひとつです。
絵に関する仕事8選|平均年収・仕事内容・向いてる人
- イラストレーターやWebデザイナーなど活躍の場は幅広い
- 平均年収は約490万円〜580万円程度の職種が中心
- 職種によって会社員・フリーランスの比率が大きく異なる
ここでは、絵に関する仕事8選を、平均年収・仕事内容・向いてる人の特徴とあわせて紹介します。

イラストレーター
約492.2万円(jobtag:イラストレーター)
広告・出版・ゲーム会社などから依頼を受け、人物やキャラクター、風景などのイラストを制作する仕事です。紙と絵具を使う手描きだけでなく、近年はペンタブレットとデジタルソフトを使うデジタルイラストが主流になっています。
- 広告・書籍の挿絵やキャラクターイラストを制作する
- 依頼者の意図をヒアリングし、修正を重ねて仕上げる
- Illustrator・Clip Studio等のソフトで作画する
- 自分の絵柄や得意な画風を持っている人
- 締め切りを守って作品を仕上げられる人
- 依頼者の要望に合わせて表現を調整できる人
グラフィックデザイナー(広告・パッケージデザインも含む)
約539.6万円(jobtag:グラフィックデザイナー)
広告や商品パッケージ、ロゴなど、日常で目にする印刷物やWebのビジュアルを企画・制作する仕事です。「広告デザイナー」「パッケージデザイナー」も同じ職業区分に含まれます。イラストや写真、コピーを組み合わせてレイアウトし、依頼者の意図を視覚的な表現に落とし込みます。
- 広告・パッケージ・ロゴなどのデザインを企画する
- イラストレーターやカメラマンと共同で制作を進める
- 依頼者にラフ案を提案し、修正して仕上げる
- 色や形、構図のセンスを磨くのが好きな人
- チームで協力しながら作品を作りたい人
- 消費者にどう見られるか考えるのが得意な人
Webデザイナー
約539.6万円(jobtag:Webデザイナー)
Webサイトのレイアウトや配色、画像・イラストを制作し、見やすく使いやすいページを作る仕事です。企業のホームページから商品のランディングページまで、幅広い制作物を手がけます。
- Webサイトのデザイン・レイアウトを制作する
- バナーやアイコンなどのイラスト素材を作成する
- HTML・CSSの知識を活かしてコーディングも行う
- 見やすさや使いやすさを考えるのが得意な人
- 新しいデザインのトレンドを学び続けられる人
- 在宅・フリーランスの働き方に興味がある人
アニメーター(キャラクターデザイナーも含む)
約497.7万円(jobtag:アニメーター)
アニメ作品の動画や原画を描き、キャラクターに命を吹き込む仕事です。経験を積むとキャラクターデザインを任されることもあり、絵を描く仕事の代表格として人気があります。
- 演出・原画をもとに動画(中割り)を描く
- キャラクターの設定やポーズを考える
- 制作進行と連携してスケジュールを管理する
- 同じ絵柄を安定して描き続けられる人
- アニメ・キャラクターへの強い興味がある人
- 地道な作業をコツコツ続けられる人
ゲームクリエイター(ゲームイラスト・キャラクターデザイン担当)
約583.3万円(jobtag:ゲームクリエーター)
ゲームに登場するキャラクターや背景、UIなどのグラフィックを制作する仕事です。企画・プログラムのメンバーと連携しながら、世界観を絵で表現します。
- キャラクター・背景・UIのグラフィックを制作する
- 企画意図に沿ったビジュアルコンセプトを考える
- プログラマー・プランナーと連携して調整する
- ゲームの世界観づくりに興味がある人
- デジタルツールを使った作画に抵抗がない人
- チーム開発でのコミュニケーションが苦にならない人
漫画家
約492.2万円(参考値・jobtag:イラストレーターの統計を準用)
ストーリーとキャラクターを絵で表現し、雑誌やWeb漫画サイトで作品を発表する仕事です。厚生労働省job tagには漫画家単独の統計データがないため、近い働き方であるイラストレーターの年収水準を参考値として紹介しています。
- ネーム(下書き構成)からペン入れまで作品を仕上げる
- 編集者と打ち合わせながらストーリーを練る
- SNSやWeb漫画サイトに作品を投稿し読者を増やす
- 物語とキャラクターを両方考えるのが好きな人
- 長期的に作品を描き続ける粘り強さがある人
- 読者の反応を励みにできる人
絵本作家
約492.2万円(参考値・イラストレーターの統計を準用)
子ども向けの絵本を企画し、文章と絵の両方、または絵のみを担当して作品を作る仕事です。こちらもjobtagに個別の統計データがないため、イラストレーターの年収水準を参考値として掲載しています。
- 絵本のストーリーや世界観を考える
- ページごとの構成・絵を制作する
- 出版社への持ち込みやコンテスト応募で発表機会を探す
- 子ども向けのやさしい表現を考えるのが得意な人
- 少ない言葉で物語を伝える工夫ができる人
- 発表の機会を自分で探して行動できる人
似顔絵師・POPイラストレーター(副業・未経験から始めやすい仕事)
約492.2万円(参考値・イラストレーターの統計を準用。副業ベースは案件ごとの単価差が大きい点に注意)
イベント会場やショッピングモールで似顔絵を描いたり、店舗のPOPやチラシ用のイラストを描いたりする仕事です。副業やアルバイトとして始めやすく、絵の仕事の入り口としても人気があります。
- イベント会場での似顔絵制作、店舗POPの手描きイラスト制作
- 短時間で仕上げる練習を重ねてスピードを高める
- SNSやスキルシェアサービスで案件を募集する
- 人前で描くことに抵抗がない人
- スピーディーに仕上げるのが得意な人
- 副業からコツコツ実績を積みたい人
デザイン系の仕事全般についてさらに幅広く知りたい人は、下記の記事もあわせてチェックしてみてください。
未経験から絵に関する仕事を目指す方法
- 得意な絵柄や分野を明確にすることが第一歩
- ポートフォリオ作成が就職・案件獲得のカギになる
- 独学・スクール・求人応募など複数のルートがある
ここでは、未経験から絵に関する仕事を目指すための具体的なステップを解説します。

好きな絵柄や得意分野を見つける
絵に関する仕事は、人物・背景・キャラクター・デザインなど分野ごとに求められる画風や技術が異なります。まずは自分がどんな絵を描くときに楽しいと感じるか、得意なジャンルは何かを整理してみましょう。
好きな作家やイラストレーターの作品を分析し、自分の画風に取り入れることも上達の近道です。SNSに投稿して反応を見ながら、自分の強みを客観的に把握していく方法もおすすめです。
ポートフォリオを作成する
イラストレーターやデザイナーへの応募では、経歴以上に作品集(ポートフォリオ)の内容が重視されます。得意なジャンルの作品を5〜10点程度厳選し、制作意図や使用ソフトも添えて見やすくまとめましょう。
オンライン上でポートフォリオを公開できるサービスを使えば、URLひとつで採用担当者や取引先に見てもらえます。量より質を意識し、自信のある作品だけを載せることが第一印象を左右します。
独学・スクール・専門学校で基礎を学ぶ
基礎的なデッサン力や配色理論、デジタルソフトの操作方法は、独学の動画教材や書籍でも学べますが、体系的に学びたい場合は専門学校やオンラインスクールの活用も検討しましょう。
専門学校卒業者はイラストレーター・グラフィックデザイナーの就業者の中でも一定の割合を占めており、基礎固めの選択肢として定着しています。学費や期間に不安がある場合は、独学と並行して短期講座から始める方法もあります。
未経験・アシスタント歓迎の求人に応募する
基礎を身につけたら、未経験可やアシスタント募集の求人に応募してみましょう。デザイン事務所やゲーム会社では、経験の浅い人材をアシスタントとして採用し、簡単な作業から少しずつ任せていく育成方針をとる企業も少なくありません。
求人選びや面接対策に不安がある人は、未経験からの就職支援に強いキャリアスタートまでご相談ください。プロの目線でポートフォリオの見せ方までアドバイスを受けられます。
絵以外にも手に職をつけて働ける仕事を知りたい人は、下記の記事も参考にしてみてください。
絵に関する仕事に就職・転職するときの注意点
- 「絵が好き」なだけでは通用しない場面もある
- 職種によって収入が不安定になりやすい
- 未経験可の求人でも学習意欲や柔軟性が重視される
ここでは、絵に関する仕事に就職・転職する際に知っておきたい注意点を解説します。
「絵が好き」だけでは通用しない場面もある
絵を描くこと自体が好きでも、仕事にする以上は依頼者の要望に応える表現力が求められます。自分が描きたいものと、求められているものにギャップが生まれる場面もあるため、修正指示を前向きに受け止める姿勢が必要です。
技術だけでなく、コミュニケーション能力や納期を守る責任感も評価の対象になることを理解しておきましょう。
収入が不安定になりやすい働き方も多い
イラストレーターはjobtagの統計でも自営・フリーランスの割合が88.7%と高く、案件の受注状況によって収入に波が出やすい働き方です。jobtag:イラストレーターによれば平均年収は492.2万円ですが、実力や実績によって差が大きいのも実情です。
会社員としての採用を目指す場合は、Webデザイナーやアニメーターなど、比較的正社員比率の高い職種を選ぶ方法もあります。
在宅やフリーランスで働ける仕事についてもっと知りたい人は、下記記事も参考になります。
未経験可の求人は入社後の学習意欲が重視される
未経験・学歴不問の求人であっても、入社後に新しいソフトや表現技法を学び続ける意欲は必ず求められます。大学中退やフリーターなど、これまでのキャリアにブランクがある人でも、独学で身につけたスキルを面接で具体的に伝えられれば評価にプラスに働きます。
大学中退の就職について詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせて参考にしてください。
絵に関する仕事に関するよくある質問
絵に関する仕事に就くのに学歴や資格は必要ですか?
多くの職種で学歴・資格は必須ではありません。イラストレーターやグラフィックデザイナーはjobtagの学歴データでも「高卒」「専門学校卒」の割合が一定数を占めており、実力とポートフォリオが重視される世界です。ただしゲーム会社などの正社員採用では、専門学校・美大卒が有利になる場合もあります。
絵を描くのが好きなだけで、仕事にできますか?
好きなだけでは難しい場面もあります。依頼者の意図をくみ取り、締め切りまでに仕上げる責任感や、修正に対応する柔軟性も欠かせません。趣味の延長で終わらせず、需要のある画風やジャンルを意識して練習することが仕事につなげるコツです。
未経験・独学からイラストレーターになれますか?
独学からイラストレーターを目指す人は珍しくありません。ポートフォリオを作成してコンペやSNSで実績を積み、副業から少しずつ仕事の幅を広げていく方法が一般的です。専門学校で基礎を学んでから独立する人もいます。
絵の仕事はフリーランスと会社員、どちらが多いですか?
職種によって異なります。イラストレーターはjobtagの統計で自営・フリーランスの割合が88.7%と非常に高いのが特徴です。
一方でグラフィックデザイナーは正社員が50.9%、フリーランスが60.0%と両方の働き方が見られます(複数回答可の統計のため合計は100%を超えます)。アニメーターやゲームクリエイターは会社員として制作会社に所属するケースが中心です。
フリーターや大学中退からでも絵に関する仕事を目指せますか?
目指せます。絵の仕事は実力・作品の質が評価の中心になりやすく、学歴やブランクをカバーしやすい分野です。未経験可のアシスタント求人や、独学からのポートフォリオ作成で挑戦する人も多くいます。
絵に関する仕事の将来性は?AIの影響はありますか?
画像生成AIの普及により、ラフ制作の一部が効率化される動きはありますが、依頼者の意図をくみ取って独自の作品に仕上げる力や、キャラクターデザインなど企画段階からの関与は今後も人の手が求められています。AIを補助ツールとして使いこなせる人材の需要はむしろ広がっています。
まとめ
絵に関する仕事には、イラストレーターやWebデザイナー、アニメーター、ゲームクリエイターなど、活躍の場が幅広く存在します。多くの職種で学歴や資格よりもポートフォリオと実力が重視されるため、フリーター・ニート・第二新卒・大学中退など、未経験からでも挑戦しやすい分野です。
まずは好きな絵柄や得意分野を見つけ、ポートフォリオ作りから一歩を踏み出してみましょう。一人での就職活動に不安がある人は、未経験からの就職支援に強いキャリアスタートに相談してみるのもおすすめです。

もし一人での就活に行き詰まりを感じたら、ぜひ私たち「キャリアスタート」を頼ってくださいね。20代の未経験就職に特化していて、絵に関する仕事を含めクリエイティブ職の支援実績もあります。履歴書添削から面接対策、求人紹介まで、内定までしっかり伴走しますよ。一緒に新しい一歩を踏み出しましょう!


























イラストレーター・Webデザイナー・アニメーターなど、絵を活かせる仕事は幅広くあります。多くの職種で学歴より実力やポートフォリオが重視されるため、フリーター・ニート・大学中退など未経験からでも挑戦しやすい分野です。