
「転職したいけど、アピールできるスキルなんて何もない…」と悩んでいませんか?大丈夫、20代のうちは経験より伸びしろで見られますよ。
この記事では、スキルがない20代でも転職できる理由から、狙うべき職種、成功させるステップと注意点までを順を追って解説していきます。
スキルがない20代でも転職できる理由
- 企業が20代に求めるのはスキルより将来性・伸びしろ
- 20代の転職入職率は他の年代より明らかに高い
- 職歴やスキルに自信がなくても正社員就職は目指せる
ここでは、スキルに自信がない20代でも転職市場で評価される理由を、データを交えて解説します。
企業が20代に求めるのはスキルより将来性
中途採用というと即戦力を求められるイメージがありますが、20代に関しては事情が異なります。多くの企業は「入社後にどれだけ成長できるか」というポテンシャルを重視して採用を判断しています。
背景には少子高齢化による若手人材の不足があります。専門スキルよりも、素直さ・学ぶ意欲・コミュニケーション能力といった土台の部分を評価する企業が増えているのです。
そのため「アピールできる実績がない」と感じていても、必要以上に不安になる必要はありません。伝え方次第で十分に採用担当者の心をつかめます。
20代の転職入職率は他の年代より高い
厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概況」によると、年齢階級別の転職入職率は20〜24歳・25〜29歳の層が、30代以降と比べて明らかに高い水準にあります。
男女平均でみると20〜24歳は約13.9%、25〜29歳は約15.9%で、30〜34歳の約11.8%、40代の8%台と比べても高い水準です。20代は転職市場そのものが活発な年代だといえます。

職歴やスキルがなくても正社員を目指せる
フリーター期間が長い、アルバイト経験しかない、専門的な資格を持っていない。そうした状態でも、20代であれば正社員求人に応募できる余地は十分にあります。
実際に、職歴に自信がない状態から正社員就職を実現した20代は少なくありません。重要なのは「経験がないこと」を悲観するのではなく、これから何を身につけたいかを示すことです。
職歴に不安がある人は、まず「職歴なし」という状態そのものが不利にならないケースが多いことを知っておくと気持ちが楽になります。以下の記事も参考にしてください。
職歴やスキルに自信が持てない人は、20代の就職支援に強いキャリアスタートまでご相談ください。強みの整理から一緒に進められます。
20代後半はスキルがない転職の難易度が上がる
- 20代前半と後半では企業が期待する水準が変わってくる
- 転職で前職より年収が増えた20代の割合は平均より高い
- 迷っている時間が長いほど選べる求人の幅は狭くなる
ここでは、20代の中でも前半と後半で転職事情がどう変わるのかを解説します。
20代前半との違い|即戦力を意識され始める
20代前半であれば「第二新卒」としてポテンシャル採用の対象になりやすい一方、20代後半になると、社会人経験を踏まえた基礎的なビジネススキルを期待されるようになります。
とはいえ、30代以降の中途採用と比べれば、まだまだ「未経験歓迎」求人に応募できる年代です。早めに動き出すことが選択肢の広さに直結します。
転職で年収が上がった20代も多い
「スキルがない状態で転職すると年収が下がるのでは」と不安に感じる人もいますが、実態はそう単純ではありません。
前述の厚生労働省の調査では、令和6年の転職入職者のうち前職より賃金が「増加」した割合は20〜24歳で約50.5%、25〜29歳で約46.3%と、全年代平均の40.5%を上回っています。
もちろん個人差はありますが、20代の転職は「年収が下がりやすい」と決めつける必要はないというデータです。
早めに動くほど選択肢が広がる
「もう少し様子を見てから」と先延ばしにしているうちに、20代前半から後半、さらに30代へと年齢は進んでいきます。ポテンシャル採用の枠は年齢とともに徐々に狭まっていくのが実情です。
「今のスキルで転職できるか」で悩むより、「今動けば間に合う」と捉えて行動に移すことが、結果的に有利な転職につながります。

「じゃあ実際どんな仕事を狙えばいいの?」という声をよく聞くので、次は具体的な職種を紹介しますね。
スキルがない20代の転職で狙うべき職種5選
- 事務・営業・ITエンジニアは未経験採用が活発で年収水準も高め
- 販売・介護は求人数が多く未経験からでも挑戦しやすい
- 職種選びは「平均年収」「仕事内容」「向いてる人」で比較する
ここでは、スキル不問で挑戦しやすく、かつ将来性のある職種を5つ紹介します。

事務職
約541.4万円(jobtag:事務職)
事務職はほぼすべての業界に存在するため求人数が多く、パソコンの基本操作ができれば未経験からでも挑戦しやすい職種です。研修制度が整っている企業も多くあります。
- 書類作成・データ入力・電話対応
- スケジュール管理や来客対応
- 部署によって専門性を伸ばせる
- コツコツ正確な作業が得意な人
- 複数の業務を並行して進められる人
- 周囲と協力して仕事を進めたい人
営業職
約659.4万円(jobtag:営業職)
営業職は経歴よりも人柄やコミュニケーション能力が重視されやすく、未経験採用が最も活発な職種のひとつです。成果が数字で見えるためやりがいを感じやすいのも特徴です。
- 新規開拓や既存顧客のフォロー
- 提案資料の作成・商談
- 成果に応じたインセンティブがある会社も
- 人と話すことが苦にならない人
- 目標に向けて行動できる人
- 粘り強く提案を続けられる人
ITエンジニア・プログラマー
約578.5万円(jobtag:ITエンジニア・プログラマー)
IT業界は慢性的な人材不足を背景に、未経験者向けの研修付き求人が豊富です。学歴よりも学習意欲を重視する企業が多く、スキルは入社後に身につける前提の求人も多くあります。
- システムやアプリの設計・開発
- 研修でプログラミングの基礎を習得
- スキル次第で年収アップも狙える
- 新しいことを学ぶのが苦にならない人
- 論理的にものごとを考えられる人
- 地道な作業をコツコツ続けられる人
販売職
約384.8万円(jobtag:販売職)
販売職は求人数が多く、学歴や職歴を問われにくい職種です。接客の中でコミュニケーション力や提案力が身につき、店長など将来的なキャリアアップも見込めます。
- 接客・商品説明・レジ対応
- 在庫管理や陳列の工夫
- 店長・エリアマネージャーへの昇格も
- 人と接することが好きな人
- 臨機応変な対応が得意な人
- チームで店舗運営に関わりたい人
介護職員
約388万円(jobtag:介護職員)
少子高齢化で需要が急増している介護業界は、無資格・未経験からスタートできる求人が豊富です。働きながら資格を取得しキャリアアップする道も用意されています。
- 食事・入浴・移動などの生活支援
- レクリエーションの企画・運営
- 資格手当で収入アップも可能
- 人の役に立つ実感を得たい人
- 相手の気持ちに寄り添える人
- 長く安定して働きたい人
資格がなくても挑戦できる仕事は、ここで紹介した5職種以外にも数多くあります。あわせて以下の記事も参考にしてください。
長く続けられる仕事という視点で職種を選びたい人は、以下の記事もあわせて確認しておくと安心です。

職種のイメージがついたら、次は実際に転職を進める手順を見ていきましょう。難しく考えなくて大丈夫ですよ。
スキルがない20代が転職を成功させる4ステップ
- 自己分析でスキル以外の強みを言語化することから始める
- スキル不問・未経験歓迎の求人に絞って探す
- 一人で抱え込まず転職エージェントを頼るのも有効
ここでは、スキルに自信がない状態からでも転職を成功させるための、具体的な4つのステップを紹介します。

ステップ1|自己分析で強み・目標を整理する
最初に取り組みたいのが自己分析です。学歴や資格ではなく、これまでの経験の中で得意だったこと・続けられたことを洗い出してみましょう。
アルバイトやサークル活動でも構いません。「なぜ転職したいのか」「どんな働き方をしたいのか」を言葉にしておくと、求人選びや面接で軸がぶれにくくなります。
一人での自己分析に行き詰まったら、第三者に相談するのも効果的です。仕事探しの進め方に迷っている人は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
ステップ2|スキル不問・未経験歓迎の求人を狙う
求人を探すときは、「未経験OK」「学歴不問」「研修充実」などのキーワードを軸に絞り込みましょう。手当たり次第に応募するより効率的に内定へ近づけます。
人材不足が続く業界・職種は、若手のポテンシャルを評価する求人が多い傾向にあります。前章で紹介した職種を軸に探してみるとよいでしょう。
ステップ3|面接では将来性と意欲を具体的に伝える
面接でスキル不足を聞かれたときに大切なのは、不安を取り繕うことではありません。「入社後にどう貢献したいか」を具体的な行動レベルで話すことです。
「この会社で成長したい」だけでなく、「◯◯を任されるようになるまでにどう努力するか」まで踏み込んで話せると、採用担当者に本気度が伝わります。
ステップ4|転職エージェントを活用する
自己分析や求人選び、面接対策を一人で完結させるのは簡単ではありません。20代の未経験就職に特化した転職エージェントを活用すれば、内定までのプロセスを効率化できます。
書類の添削から面接対策、条件交渉まで無料でサポートしてくれるサービスも多くあります。一人で悩んでいる人は、20代の就職支援に強いキャリアスタートまでご相談ください。
スキルがない20代が転職で避けるべき失敗
- 手当たり次第の応募はミスマッチと不採用を招きやすい
- 退職してからの転職活動は焦りから妥協を生みやすい
- 自信のなさは態度に表れ面接の印象を下げてしまう
ここでは、スキルに自信がない20代がやってしまいがちな失敗パターンを紹介します。
焦って手当たり次第に応募する
「とにかく早く内定がほしい」という焦りから、条件を確認せずに大量応募してしまうケースがあります。企業研究が浅いまま応募すると、志望動機に説得力を持たせられません。
結果として書類選考の通過率が下がり、かえって遠回りになることもあります。応募数よりも、1社ごとの準備の質を大切にしましょう。
退職してから転職活動を始める
収入がない状態での転職活動は、経済的な不安から「早く決めなければ」という焦りを生みます。その結果、本来の希望と異なる会社に妥協して入社してしまうリスクが高まります。
できる限り在職中に動き出し、収入が途切れない状態で比較検討する余裕を持つことをおすすめします。
家族や友人にだけ相談して視野が狭くなる
身近な人に相談すること自体は大切ですが、転職市場の実情を知らない相手からの助言だけに頼ると、視野が狭くなりがちです。
求人動向や企業の内情に詳しい転職エージェントなど、専門家の意見もあわせて参考にすると、より客観的な判断ができます。
自信のなさが面接での印象を下げてしまう
「スキルがないから」と自信なさげな態度で面接に臨むと、それだけで評価が下がってしまいます。企業が見ているのはスキルの有無より、意欲や人柄です。
自己分析で見つけた強みを軸に、堂々とした受け答えを心がけましょう。準備の量が自信につながります。

ここからは、フリーターや第二新卒など背景別の注意点をお話ししますね。当てはまる人はチェックしてみてください。
20代のフリーター・第二新卒がスキルなしで転職する注意点
- フリーターは正社員経験がなくても第二新卒枠に近い扱いを受けやすい
- 第二新卒は早期離職の理由をどう説明するかが重要になる
- 現職への不満だけを理由にした転職は判断を誤りやすい
ここでは、バックグラウンド別に押さえておきたい注意点を解説します。
フリーターから正社員を目指す場合
フリーター期間が長くても、20代であれば正社員登用のチャンスは十分にあります。アルバイト経験の中でも「任された役割」「工夫した点」は立派なアピール材料です。
フリーターならではの就職活動のコツについては、フリーターの就職についてまとめた記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
第二新卒として転職する場合
新卒で入社した会社を短期間で離れた第二新卒は、専門スキルが浅い分、早期離職の理由をどう伝えるかが重要になります。ネガティブな理由も前向きな言葉に言い換える工夫が必要です。
第二新卒の転職事情や成功のコツについては、以下の記事も参考になります。
第二新卒としての転職活動全体の流れを知りたい人は、第二新卒の転職についてまとめた記事も確認しておくと安心です。
現職に不満があるだけで転職する場合の判断軸
「なんとなく今の会社が嫌」という漠然とした不満だけで転職すると、次の職場でも同じ悩みを繰り返しかねません。不満の中身を具体的に言語化することが第一歩です。
「何が嫌なのか」「次はどうなっていれば満足なのか」を整理したうえで、それでも転職すべきだと判断できたなら、遠慮なく動き出しましょう。判断に迷う場合は、転職のプロに相談するのも一つの方法です。
転職したいけどスキルがない20代のよくある質問
スキルがない20代の転職は本当に厳しいですか?
厳しいと決めつける必要はありません。企業は20代に即戦力を求めておらず、将来性やポテンシャルを重視する傾向にあります。未経験歓迎の求人も多く、行動さえ起こせば選択肢は十分にあります。ただし年齢が上がるほど求められる水準は上がるため、早めの行動が有利です。
資格を取ってから転職すべきですか?
必須ではありません。事務・営業・販売など、資格がなくても挑戦できる求人は数多くあります。資格取得に時間をかけすぎて転職の好機を逃すより、まずは行動しながら必要なスキルを見極める方が効率的なケースが多いです。
職務経歴書に書けるスキルがない場合はどうすればいいですか?
専門スキルがなくても、アルバイトや学生時代の経験から「工夫したこと」「継続できたこと」を具体的に書き出せば十分にアピール材料になります。数字や具体的なエピソードを添えると説得力が増します。
転職エージェントは無料で使えますか?
多くの転職エージェントは、求職者側の利用料は無料です。企業側から紹介料を受け取るビジネスモデルのため、書類添削や面接対策、求人紹介まで無料で受けられるサービスがほとんどです。
20代後半でもポテンシャル採用は期待できますか?
期待できます。20代前半ほどではありませんが、30代以降と比べればまだポテンシャルを評価してもらいやすい年代です。志望動機やキャリアプランを具体的に語れるよう準備しておくと、より有利に進められます。
まとめ
スキルがない20代でも、企業が重視するのはこれまでの実績よりも将来性です。転職入職率や賃金の増加割合を見ても、20代は転職市場で不利な立場にはありません。
事務・営業・IT・販売・介護など、未経験から挑戦しやすい職種は数多くあります。自己分析で強みを整理し、スキル不問の求人を狙い、面接で意欲を具体的に伝えることが成功のポイントです。一人で進めるのが不安な人は、転職エージェントを頼るのも有効な選択肢です。

一人での就活に行き詰まったら、ぜひ私たち「キャリアスタート」を頼ってくださいね。20代の未経験就職に特化し、履歴書添削から面接対策、求人紹介まで内定までしっかり伴走しますよ。




























20代はスキルよりも将来性で評価されるため、スキルがなくても転職は十分可能です。事務・営業・ITなど未経験歓迎の職種を狙い、自己分析と面接対策を押さえれば正社員就職を実現できます。