正社員って基本的に何もなければずっと働けるのがメリットではないでしょうか。
それなのに、一年契約というものがある事に驚きを隠せない方も多いでしょう。
むしろ、一年契約なんてあるの?と思っている人も多いのではないでしょうか。
今回は正社員の一年契約についてお話していきましょう。
◆それって本当に正社員?
一年契約と聞いてそれって本当に正社員なの?と疑問に思われる方も多いでしょう。
しかし、これは企業により考え方や契約の方針が違うため契約書がその様になっていたら違法にはならないというのが見解です。
例えば、一年間の採用期間後に本採用をするという旨の記載があれば、それは正社員という事になるでしょう。
ただし、少し難しいと言いますか、ややこしいのが法律上に正社員という文言はないという事です。
社会が分かりやすいように正社員・契約社員・アルバイトのように言い方を決めているだけなのです。
実際には「1年の有期雇用契約で更新の可能性あり」と契約書に記載されていればそれが労働契約になるわけです。
ですからこの契約の上で例えば一年未満で契約解消されると、当然会社側の契約違反となります。
ですがそのまま1年が過ぎ、会社側が契約終了を言うとそれは当然受け入れなければいけません。
1年契約の場合はいつまでが試用期間なのかというのもよく確認しておいた方がいいでしょう。
◆有期契約から無期限契約へ
契約の際にしっかり確認しておくことは当然ですが、入社したいばかりに中々その後の話をできない人が居るのも事実です。
あまりにも面倒な事を言ってしまえば入社がダメになってしまうのでは?なんてことも考えてしまうでしょう。
しかし、そんな事よりもちゃんと後先考えて決める方が大事です。
もし仮に「有期契約で一年契約です
という契約であれば、そのあとは無期限の契約に切り替える事もできるのか?など確認しておく必要があるでしょう。
また切り替える事が可能となる、明確な条件も知っておきたいところですね。
◆最後に
このように基本企業は労働者に契約内容をしっかりと明確に提示しなければいけないという義務があります。
また労働条件の説明も企業の義務ですので、分からない事はしっかりと聞くようにしましょう。
これがもし、しっかりとした返事を貰えないようであれば入社自体考えた方がいいかもしれません。
また仮に有期契約のままだとしても、契約更新の事なども確認する事をオススメします。