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大学中退フリーターでも就職はできる!就活の流れやコツも解説

結論

大学中退してフリーターになった人でも、20代であれば正社員就職は十分に可能です。厚生労働省のデータでも企業の約7割がフリーターを採用した実績があり、学歴不問の求人も右肩上がりで増えています。ただしフリーター期間が長引くほど就職率は下がるため、できるだけ早く就職エージェントを活用して動き出すことが成功の鍵となります。

牛田

「中退してフリーターになっちゃったから、もう正社員は無理かな…」というご相談、よくいただきます。でも安心してください。20代のうちに動き出せば、十分にやり直しはききますよ。

キャリアスタートであれば、大学を中退したフリーターの就職支援実績が豊富なため、今やりたい仕事がないという人であっても、自分にマッチした仕事を見つけて正社員を目指せます。

大学中退者の就職活動全般について幅広く知りたい方は、大学中退者向け就職ガイドもあわせて参考にしてみてください。

大学中退フリーターでも就職できる理由

この章のポイント
  • 厚労省調査では企業の約7割がフリーター経験を評価に影響させていない
  • 少子高齢化で求人数は右肩上がり、求職者1人に求人2件超の売り手市場
  • 面接ではチャレンジ精神とコミュニケーション能力が重視されやすい
大学中退フリーターでも就職できる理由

大学を中退したフリーターであっても、正社員就職ができる理由は厚生労働省が示すデータからも結論付けられます。

ただ、データ上は大学中退フリーターでも正社員就職は可能ですが、実際に就活を進めて仕事を選ぶとなると、1人だけでは難しいこともある点は認識しておきましょう。

6〜7割の企業はフリーターでも採用している

厚生労働省が行った「平成30年若年者雇用実態調査結果の概況」によると、正社員を採用する予定があった会社に対して「フリーターであったことをどのように評価するか」を質問をしたところ、68.1%の企業が「評価にはほとんど影響しない」と回答しています(フリーターが15〜34歳の時の場合)。

反対に、フリーターであったことが「マイナスに評価する」と回答した企業は13.5%に留まっていることから、フリーターだからといって正社員就職ができないということはないと結論付けられます。

ただ、このデータは、「フリーターだから正社員就職ができるというわけではない」という点に注意が必要です。あくまでも、フリーターという事実が面接の評価に影響しないだけであって、他の観点で企業は採用するか見極めています。

具体的には、同調査においてフリーターを正社員として採用する際に重視した点として、半数以上の企業がチャレンジ精神やコミュニケーション能力を重視しています。

したがって、フリーターが正社員を目指す際は、面接対策が特に重要になってくるという点はあらかじめ認識しておいてください。

求人数は右肩上がりで求人余りを起こしている

フリーターであることは面接でマイナスになりにくいことを解説しましたが、そもそも大学を中退したフリーターが応募できる求人が少なくなっていては、正社員になる難易度は高まると考えられます。

ただ、実際に新しく募集される求人の推移を厚生労働省のデータで見てみると、多少の上下はあれど、概ね右肩上がりで推移していることが分かっています。

これは、日本の少子高齢化といった問題を背景に、多くの企業で人手不足が生じていることが理由だと考えられます。

求人数と求職者数の関係を見てみると、今や1人の求職者に対して2件以上の求人が募集されているような状況になっているため、正社員を目指す求職者にとって有利な状況であることが言えます。

この2つの理由から、大学を中退したフリーターであっても、面接対策や求人の比較検討をしっかり行えば正社員として就職できると言えるのです。

大学中退フリーターからの就職が厳しいと言われる理由

この章のポイント
  • 最終学歴が高卒扱いとなり大卒限定求人には応募できない
  • フリーター期間が職歴上の空白と見なされ企業が懸念を抱きやすい
  • 大学のキャリアセンターを使えず就活ノウハウが得にくい
牛田

「厳しい」と言われる理由を先に知っておくと、対策が立てやすくなります。3つの壁を整理してみますね。

大学中退フリーターでも正社員就職は可能ですが、一方で「就職が厳しい」と言われることも事実としてあります。

ここで先に厳しいと言われる理由を理解しておくと、就活対策の方向性が定まりやすくなります。主な理由は次の3つです。

最終学歴が高卒扱いとなり応募できる求人が減る

大学を中退すると、最終学歴は「高卒」として扱われます。そのため、大卒以上を必須要件としている求人には応募できません。

特に大手企業の総合職や、専門性が求められる職種の中には、応募条件に大卒を設定しているケースが少なくありません。希望する業界や職種によっては、選択肢が想定より狭まる可能性があります。

ただし、学歴不問・未経験歓迎の求人は人手不足を背景に増え続けているため、応募先を「学歴不問」のカテゴリに絞ることで、十分な選択肢を確保することは可能です。

フリーター期間が職歴の空白期間と見なされやすい

アルバイトでどれだけ熱心に働いていても、履歴書の職歴欄には記載されません。そのため、企業の採用担当者からはフリーター期間が「職歴の空白」として捉えられがちです。

採用担当者の中には、フリーター期間が長い応募者に対して「働く意欲が低いのではないか」「またすぐ辞めてしまうのではないか」といった懸念を抱く方もいます。

このイメージを払拭するためにも、面接ではアルバイト経験を通じて得たスキルや学びを言語化し、空白期間にも意味があったことを伝えることが大切になってきます。

就活ノウハウを教えてくれる人が周囲にいない

新卒の就活では、大学のキャリアセンターや就職課のサポートを受けながら進められます。一方、大学を中退するとそのサポートを利用できなくなります。

履歴書の書き方、求人の探し方、面接での受け答えなど、就活の基本を教えてくれる人がいない状態で1人で動くのは効率がよくありません。「何から手をつければいいか分からない」まま時間だけが過ぎてしまうケースも多く見られます。

こうした情報不足は、フリーター向けの就職エージェントを活用すれば一気に解消できます。フリーター全般の就職活動の進め方については、フリーターの就職ガイドもあわせて参考にしてみてください。

大学中退すると就職は厳しい?就職を成功させるコツを徹底解説

大学中退フリーターが就活する時に意識したいポイント

この章のポイント
  • フリーター期間が長引くほど正社員になれる割合は下がる傾向
  • 既にフリーターなら今すぐ動き出すことが正社員就職の近道
  • これから中退する場合は就活ゴールの期限を必ず設定する

大学を中退したフリーターであっても、就職活動の対策に取り組めば正社員になることは十分に可能ということを解説しました。

ただ、大学を中退したフリーターが正社員を目指す場合は、就職活動の対策だけでなく、どのタイミングで行動をするかも重要になってきます。

ここでは、特に意識しておきたいポイントを2つに絞って解説します。

既にフリーターの場合はできるだけ早く活動する

大学を中退して既にフリーターとなっている場合は、できるだけ早く就職活動をすることが正社員になるために重要となってきます。

独立行政法人労働政策研究・研修機構が発表した「大都市の若者の就業行動と意識の展開」によれば、フリーターの期間と正社員になれた人の割合は、以下のようなデータとなっています。

フリーターの期間全体男性女性
6ヶ月以内64.0%72.5%56.5%
7ヶ月から1年58.3%61.7%55.1%
1年から2年52.2%60.0%42.9%
2年から3年58.9%62.1%54.1%
3年以上48.9%57.0%38.3%

上記のデータからわかる通り、フリーターの期間が長引けば、そのぶん正社員になれる可能性が下がって行きます

例えば男性の場合、フリーターの期間が半年か1年かによって、正社員を目指したときに就職できる割合が10%も下がってしまいます。

こうしたデータもありますので、既にフリーターの場合はできるだけ正社員を目指してすぐに活動していきましょう。

これから中退する場合は就活も並行して進める

現在大学に通っているものの、これから中退を予定しているような場合は、就活も並行して進めるようにしましょう。

中退することを決めているということは、特に講義に出席しなければならない状態ではないと考えられますので、早い段階で就職活動をスタートさせることがポイントとなってきます。

この時大切になってくるのが「早く就職活動をスタートさせる」という観点ではなく、「いつまでに就職活動を終わらせるか」というゴールを決めることです。

「大学を中退する日まで」や、「大学中退から半年以内」など、期間はいつでも構いません。

期間を決めずに就職活動をスタートさせてしまうと、ダラダラと就職活動を続けることになります。

これはフリーターをダラダラと続けてしまうことにも直結しますので、結果的にフリーターの期間が長引き、正社員になりにくくなる可能性が考えられます。

就職活動のゴールを定めたものの、ゴールに向かってどういったスケジュールで行動していけばいいか逆算ができないような人の場合は、就職エージェントを活用して就職支援のプロに相談をすることをおすすめします。

大学中退フリーターが正社員就職するメリット

この章のポイント
  • 毎月の収入が安定し家賃や貯金の計画が立てやすくなる
  • スキルアップと昇給で生涯賃金が1億円程度引き上げられる
  • 社会的信用が高まりローン審査などライフイベントで有利になる
牛田

「フリーターでも生活できてるし…」という方こそ、ぜひ正社員のメリットを知ってほしいです。お金だけじゃない3つの違いを見ていきましょう。

大学を中退したフリーターの中には、わざわざこれから正社員に就職することにメリットはあるのかと疑問に思う人もいるかもしれません。

大学を中退してからフリーターになるよりも、正社員として就職することで以下のようなメリットを享受できます。

  • 収入を安定して稼げる
  • スキルアップをして年収やキャリアを引き上げられる
  • 社会的信用が高まる

いずれもフリーターをしているだけでは得られないメリットになりますので、フリーターでいることに強い思いがないのであれば、基本的に正社員になることをおすすめします。

収入を安定して稼げる

大学を中退したかに限らず、フリーターとして生活をする以上、収入は不安定なものになります。

シフトに入った時間に応じて毎月の給料が変動していってしまうため、将来の見通しが立ちにくくなりますし、場合によっては病気や怪我をしてシフトに入れず、翌月の給料が生活費の金額を下回ることも考えられます。

一方、正社員になることで、毎月決まった給料を必ず受け取れるようになります。それだけでなく、残業や休日出勤などで基本給以上のお金を稼ぐことも可能です。

毎月の給料が安定することで、家賃やスマホ代といった固定費を滞納することなく支払えるだけでなく、家計をやりくりして将来に向けた貯金をしていくといったこともできるでしょう。

金銭的な安定は精神的な安定にも繋がりますので、プライベートも充実しやすくなるはずです。

スキルアップをして年収やキャリアを引き上げられる

フリーターとして働き続けていても、アピールできるようなスキルを身に付けることはほとんどできません。

フリーターは単純な作業だけを任せてもらえるような働き方になりますので、複雑な業務やタスクをこなす力が身に付きづらいのが実態です。

正社員として働ければ、仕事での経験を自分のキャリアとして築けるようになります。加えて、スキルアップをして年収を上げていくことはもちろん、将来的に転職を重ねていくことで、フリーターとして働いていた時よりも大幅に収入を上げることが可能です。

実際にフリーターと正社員の生涯賃金の差を見てみると、およそ1億円以上の差が出てくることが厚生労働省の「正社員(常用労働者)とパートタイム労働者の生涯賃金(高卒・男女平均)」からも分かっています。

お金を安定して稼げるだけでなく、稼げるお金そのものを増やして生きれるようになるのは正社員になる大きなメリットだと言えます。

社会的信用が高まる

フリーターが正社員になることで、お金だけでなく社会的な信用が高まるというメリットも挙げられます。

社会的信用とは、経済力や地位に裏付けられた信用力のことを言います。

社会的信用が高くなると、金融機関のローン審査に通りやすくなったり、婚活や恋愛の場で異性から交換を持たれやすくなるなど、ライフイベントに直結するようなメリットに繋がります。

基本的にフリーターとして働いていても、社会的信用は得にくいのが実態です。

金融機関のローン審査によっては、正社員として1年以上働いていないとそもそも審査に申し込めないといったこともあります。

将来的にお金だけでなく、様々なライフイベントを経験して人生を豊かにしていきたいと少しでも考えるのであれば、大学を中退したフリーターはすぐにでも正社員になるべきでしょう。

大学中退でも正社員に!最適な職場を見つける方法と成功のコツ

大学中退フリーターにおすすめの就職先・職種

この章のポイント
  • 未経験歓迎が多く成果次第で年収が上がる職種を選ぶのがコツ
  • 営業・IT・介護・販売・製造の5職種は大学中退フリーターに門戸が広い
  • 仕事内容と向き不向きを理解してから応募先を選ぶことが大切
牛田

「どんな仕事に応募すればいいの?」と迷う方は多いです。学歴不問・未経験歓迎が多い5職種を紹介しますね。

大学中退フリーターから正社員を目指す場合、応募先の職種は「学歴不問」「未経験歓迎」が多いものを選ぶのが成功の近道です。

ここでは、大学中退フリーターに特に門戸が広く、成果次第でキャリアアップしやすい5つの職種を紹介します。

営業職

営業職は、学歴よりもコミュニケーション能力や行動力が重視されるため、大学中退フリーターでも採用されやすい職種です。

商材を法人や個人に提案して契約を獲得する仕事で、業界も人材・不動産・IT・広告・保険など多岐にわたります。成果がインセンティブとして給与に反映される企業も多く、若いうちから年収を引き上げやすい点も魅力です。

仕事の特徴

学歴不問の求人が多く、成果次第でインセンティブが付くため若手でも稼ぎやすい職種です。

向いてる人
  • 人と話すのが好きな人
  • 結果で評価されたい人
  • 稼ぎたい意欲が強い人

ITエンジニア

ITエンジニアは慢性的な人手不足が続いており、未経験から正社員として採用するIT企業も増えています。

入社後に研修制度を用意している企業も多く、プログラミング未経験の大学中退フリーターでも一からスキルを身につけられます。手に職をつけられるため、将来的にキャリアアップや独立も視野に入れられる職種です。

仕事の特徴

未経験者向け研修が充実した企業が多く、スキルが身につけば年収アップや独立もしやすい職種です。

向いてる人
  • 論理的に考えるのが好きな人
  • コツコツ作業を続けられる人
  • 新しい技術を学ぶのが苦じゃない人

介護職

介護職は超高齢化社会を背景に需要が急増しており、未経験・無資格でも応募できる求人が豊富にあります。

働きながら「介護職員初任者研修」や「介護福祉士」といった資格を取得していくキャリアパスが整備されているため、長く安定して働きたい大学中退フリーターに向いている職種です。

仕事の特徴

未経験・無資格から応募可能で、働きながら国家資格を取得できるキャリアパスが整備されています。

向いてる人
  • 人の役に立つ仕事がしたい人
  • 体を動かすのが苦じゃない人
  • 安定して長く働きたい人

販売・サービス職

販売・サービス職は、フリーター時代に接客アルバイトの経験がある大学中退フリーターには特に親和性が高い職種です。

アパレル・飲食・量販店・ホテルなど業界の幅が広く、接客で培ったコミュニケーション能力をそのまま活かしながら、店長候補・エリアマネージャーといったキャリアアップを目指せます。

仕事の特徴

接客アルバイト経験を職務経歴のスタートラインから活かせて、店長候補へキャリアアップしやすい職種です。

向いてる人
  • 接客が好きな人
  • 商品や流行に興味がある人
  • マネジメントに挑戦したい人

製造・物流職

製造・物流職は、現場での作業が中心となるため、学歴が問われにくく未経験でも採用されやすい職種です。

工場での組み立て・検品、倉庫でのピッキング・仕分けなど作業内容も明確で、研修期間内に業務を覚えられます。シフト制で残業が少ない求人も多いため、プライベートとの両立を重視したい人にも向いています。

仕事の特徴

作業内容が明確で覚えやすく、シフト制で残業が少ない求人もあり、プライベートも確保しやすい職種です。

向いてる人
  • もくもく作業に集中できる人
  • 体を動かすのが好きな人
  • 規則正しい働き方をしたい人
大学中退者は資格なしでも就職できる!おすすめの資格11選

大学中退フリーターが就活を進める方法

この章のポイント
  • 就活手段は就職エージェント・求人サイト・ハローワークの3つ
  • 初めての就活なら若手支援の就職エージェントの併用が最も効率的
  • 求人サイトとハローワークは自力で進める分の負担が大きくなる

大学を中退したフリーターが正社員を目指して就活を進めるためには、以下の3つの方法があります。

  • 就職エージェント
  • 求人サイト
  • ハローワーク

この中でも、大学を中退した人には若手支援の就職エージェントの利用が特におすすめできます。就職エージェントを利用すれば、就職支援のプロが面接対策をサポートしてくれるようになるため、大学を中退した理由をポジティブに伝えられるようになります。

一方、求人サイトやハローワークの場合だと、ほぼ自力で就職活動を進めていかなければならず、大学中退の事実がネガティブに企業に映りやすくなると考えられます。

ここでは、3つの方法についてそれぞれどういったサービスなのかを解説しますので、就職エージェントを使うのか、それとも別の方法を使うのかの検討に役立ててみてください。

就職エージェント

就職エージェントに登録することで、就職支援のプロであるアドバイザーが、自分の担当となり、以下のようなサポートを全て無料で受けられるようになります。

  • キャリア面談
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 模擬面接の実施
  • 自分にマッチした求人の紹介
  • 企業との面接日時の調整代行
  • 企業への推薦文の作成

特に、大学を中退してフリーターとして働いている人の場合、大学の中退理由をうまく面接で答えられないと、企業からネガティブな評価を受けかねません。

若手支援に特化した就職エージェントのアドバイザーに相談することで、大学を中退したという事実をポジティブに言い換えるための文章例を教えてもらえます。

他にも、自分にマッチしている求人を紹介してもらえることから、初めて正社員を目指すような大学中退フリーターであっても、迷わずに就職活動を進めていけるでしょう。

就職エージェントの活用は、少しでも就職活動に不安がある大学中退フリーターの人におすすめできる手法と言えます。

求人サイト

求人サイトに登録をすると、掲載されている求人すべてに応募できるようになります。

求人サイトは、就職エージェントよりも同時に比較検討できる求人数が非常に多いといった特徴があります。そのため、就職したい求人の条件が明確に定まっている人であれば、効率的に求人を比較検討できるといったメリットがあります。

一方、求人サイトで就職活動を進める場合は、応募書類の作成から面接対策、応募先の決定、企業との面接時のやりとりなどを全て自分1人で行わなければなりません。

初めて就職活動をするような大学中退フリーターだと、どこから手をつけていけばいいか分からず、かえって就職活動のハードルが高くなってしまう可能性があります。

どうしても求人サイトを使いたいのであれば、就職エージェントと併用して活用するのがおすすめです。

大学中退者にはなぜ求人サイトが向かない?おすすめの方法も解説

ハローワーク

最寄りのハローワークに行き、求職申込をすることで就職活動を進められます。ハローワークでは主に求人検索とハローワーク職員による面談の2つのサービスが利用可能です。

ハローワークには失業中の人やフリーター、社会復帰を目指すニートなど、自分と同じような境遇の人が多く集まっていますので、就職活動を進めていく上での孤独感を感じにくくなるといったメリットが挙げられます。

加えて、就職活動に関する基本的な知識を教わることができるセミナーも開催されていますので、初めての正社員デビューを目指す大学中退フリーターでも、前向きに就職活動に向き合えるでしょう。

ただし、ハローワークに掲載されている求人は、基本的に地元密着型の中小企業の求人であることがほとんどです。

幅広い職業の中から求人を見つけたい人や、今住んでいる場所とは違う場所で働きたいと感じている人は、就職エージェントや求人サイトを使うのがおすすめです。

大学中退者はハローワークを使うべき?リスクやおすすめの方法も解説

大学中退フリーターが正社員を目指す時のポイント

この章のポイント
  • 自己分析で強み・弱みを言語化し履歴書の説得力を高める
  • 中退理由はポジティブに言い換えた回答を事前に用意しておく
  • 志望動機ではなぜその会社を選んだのかを個社別に語る

大学を中退したフリーターには就職エージェントがおすすめできますが、就職エージェントを使って確実に正社員就職を目指すには、以下のポイントを意識することも重要になってきます。

  • 自己分析をした上で履歴書を準備する
  • 中退理由を準備した上で面接に臨む
  • 志望動機で正社員への熱意をアピールする

これらのポイントを意識しつつ就職エージェントを活用すれば、初めての就職活動でも理想の会社に就職しやすくなるでしょう。

自己分析をした上で履歴書を準備する

大学を中退したフリーターが正社員を目指そうとする場合、いきなり求人に応募してはいけません。まずは自分のことを深く理解するためにも、自己分析から始めていきましょう。

自己分析とは今までの経験を棚卸しし、強みと弱みを理解することでアピールポイントを明確化するための分析を言います。

自己分析がしっかりできていると自己PRや志望動機に説得性が増すため、選考に通過しやすくなる期待が高まります。

自己分析の方法については、就職エージェントのアドバイザーから丁寧に教わることができるため、やり方がわからない人は就職エージェントの活用をおすすめします。

中退理由を準備した上で面接に臨む

大学を中退した人が面接に臨む場合、高い確率で大学を中退した理由を聞かれることになります。

大学中退理由はそのまま伝えるのが基本となってきますが、特に理由がなかったり、理由そのものがネガティブな場合はできるだけポジティブに言い換えることをおすすめします。

例えば、勉強についていけず中退をした場合は、「大学を結果的に中退したものの、中退をしたことで自分が本当にやりたいことに気づくことができた」といった言い換えが考えられます。

大学中退理由は、一度用意すれば基本的に使い回すことができるため、しっかりと検討しておくようにしましょう。

大学中退理由を面接で効果的に伝える方法!例文や伝え方のコツも解説

志望動機で正社員への熱意をアピールする

大学を中退したフリーターに対して、企業は面接でどれぐらい熱意があるのかを見極めています。そのため、正社員になりたいという熱意を志望動機でアピールするようにしてください。

また、志望動機では正社員としてスキルアップをしていきたいという理由だけでなく、なぜその会社を志望しているのかを分かりやすく伝えることが大切になってきます。

企業の志望理由は、できる限り個社ごとにオリジナリティーのあるものを準備しましょう。

志望動機をうまく準備することに不安があるような人は、就職エージェントの模擬面接や応募書類添削などを利用してみてください。

大学中退フリーター就活でフリーター経験を強みに変える方法

この章のポイント
  • 接客アルバイトで培ったコミュニケーション力はそのままアピール材料
  • 同じバイトを継続できた事実は責任感と継続力の証明になる
  • 多様な年代と働いた経験は社会人としての適応力をアピールできる
牛田

フリーター期間は決して「空白」じゃありません。言語化のコツさえつかめば、立派なアピール材料になりますよ。

大学中退フリーターの就活で見落とされがちなのが、フリーター期間中の経験をアピール材料に変える視点です。

「アルバイトだから職歴にはならない」と考えてしまう人が多いですが、企業が見ているのは肩書きではなく、どんな経験から何を学んだかです。ここでは強みに変えやすい3つの観点を解説します。

接客で培ったコミュニケーション能力

飲食店・コンビニ・アパレル・量販店などでアルバイトをしていた場合、毎日大勢のお客様と接してきた経験そのものがアピール材料になります。

クレーム対応や常連客との信頼関係構築、新人アルバイトへの教育経験など、具体的なエピソードを交えて語れば、企業はコミュニケーション能力を持つ人材として評価しやすくなります。

同じ職場で長く働けた継続力と責任感

1つのアルバイト先を1年以上続けてきた経験があるなら、それは「継続力」「責任感」を裏付ける十分なエピソードです。

大学中退のイメージとして「物事を途中でやめてしまう」と捉えられる懸念がある中で、アルバイトを長期間続けた事実は、その懸念を払拭する強力な材料になります。シフトに穴を空けなかった経験や、リーダーを任された経験があれば積極的に伝えていきましょう。

多様な年代の人と働いた社会人としての適応力

大学の人間関係は同年代に閉じがちですが、アルバイト先では学生・主婦・シニアなど幅広い年代の人と一緒に働きます。

この多様な年代との協働経験は、社会人として組織で働く上での適応力をアピールする材料になります。「年上の方に教えを請う姿勢」や「世代の違う相手にも合わせられる柔軟性」は、新卒にはない大学中退フリーターならではの強みとして語れます。

大学中退フリーターのままでいると生じる末路

この章のポイント
  • 生涯賃金が正社員より1億円程度下がるリスクがある
  • 年齢を重ねるとシフトに入れず働きにくくなっていく
  • 結婚やマイホームなどのライフイベントで不利になる

大学を中退した後フリーターとして生活し続けている人の中には、フリーターの生活に不満を感じていない人も少なくないでしょう。しかし、フリーターを続けていると将来的に自分にとって望ましくない末路を迎える可能性があります。

ここでは、フリーターを続けることで考えられる3つの末路について解説します。少しでも不安を覚えるような人は、できるだけ早く就職活動を始めることを検討してみてください。

大学中退は後悔する?大学中退者が就職を成功させるコツも解説

生涯賃金が正社員よりも1億円程度下がる

20代前半のフリーターであれば、「フリーターも正社員も給料がほとんど変わらないのだから、気楽に働けるフリーターの方が良いのではないか」と感じる人も少なくありません。

しかし、フリーターと正社員だと、年齢を重ねていくにつれて稼げる給料にどんどん差が出てくることが分かっています。

厚生労働省の「正社員(常用労働者)とパートタイム労働者の生涯賃金(高卒・男女平均)」によれば、正社員として働き続けた場合とフリーターとして働き続けた場合で、生涯賃金におよそ1億円の差が出てくることが発表されています。

確かに20代前半であれば正社員とフリーターの給料はほぼ変わりませんが、正社員は昇給やボーナスなどで給料を増やしていけるため、年齢を重ねるにつれて差が広がっていってしまいます。

将来使えるお金に大きな差が出てしまうというのは、フリーターを続ける末路として認識しておきましょう。

徐々にフリーターとしても働きにくくなる

大学を中退したばかりの頃であれば、自分がやりたいバイト先ですぐに採用をしてもらいやすいため、フリーターでいることに楽しさを覚えるかもしれません。

しかし、フリーターという働き方は年齢を重ねるにつれ、続けることそのものが難しくなっていきます。

年齢を重ねるとどうしても体に不調をきたしやすくなりますので、シフトに入れない回数が増えてくることが考えられます。

そうなると、雇用主側は安定して働いてくれる若い人を優先してシフトを組むようになってしまうでしょう。

働きたくても働けないといった状態になるだけでなく、働けないぶん給料が減ってしまうことから、生活そのものが厳しくなることも考えられます。

結婚などのライフイベントが経験できなくなる

フリーターは社会的信用がどうしても低い働き方になりますので、ローンの審査に通過しにくくなったり、婚活で異性からの目が厳しくなったりなど、ライフイベントにおいてもネガティブな影響をもたらしかねません。

将来結婚をして子供を持ち、マイホームで過ごすといった生活に夢を持っているような人であれば、すぐにでもフリーターから正社員を目指すことをおすすめします。

大学中退フリーターが就職エージェントを活用する流れ

この章のポイント
  • 登録・面談・求人紹介・書類添削・面接の5ステップで進める
  • 面談で大学中退とフリーター状況を伝えれば適合求人だけ紹介される
  • 面接1回で内定可能な企業を選べば最短数週間で正社員になれる

この記事を読んで、就職エージェントの利用を考えている大学中退フリーターは、あらかじめ就職エージェントを活用する流れを知っておくと良いでしょう。

就職エージェントを活用する基本的な流れは以下の通りです。

  • 登録
  • 面談
  • 自分にマッチした求人の紹介を受ける
  • 応募書類の添削と模擬面接の実施
  • 面接〜内定

この流れを知っておくことで、いざ就職エージェントの利用を始めるときにスムーズに就職活動を進めていけるはずです。

登録

まず気になる就職エージェントを見つけて登録をします。

登録においては基本的な個人情報に加えて、就職したい求人の希望条件や自己PRを登録します。

なお、自己PRについては後から修正できるケースがほとんどのため、登録の際に何を書けばいいのか悩んでしまった場合は、仮でもいいので入力をしておき、面談後に再度作り込むといった流れがおすすめです。

面談

登録が完了した後は、自分の担当となるアドバイザーから連絡が来て、面談という無料のキャリア面談を実施します。

キャリア面談では、自分が正社員を目指そうとしている理由や、どういった求人に興味があるのかといった点を伝えるとともに、自分にとって向いている仕事の特徴を教えてもらうことが可能です。

自分にマッチした求人の紹介を受ける

面談によって分かった自分に向いている仕事や、自分の強みを活かせるような求人を紹介してもらえるようになります。

面談の際に大学を中退し、フリーターとして生活していることを伝えておけば、自分の状況であっても正社員として採用をしてもらえる求人のみを紹介してもらえるため、効率的に求人を比較検討できます。

応募書類の添削と模擬面接の実施

気になる求人を見つけたら、応募する前に履歴書や職務経歴書を担当アドバイザーに添削してもらいます。合わせて模擬面接を実施してもらうことで、選考に通過できる可能性を引き上げられます。

なお、応募書類の添削や模擬面接は必須ではないため、ある程度就職活動に慣れてきたらスキップすることも可能です。

面接〜内定

書類選考に無事通過できた後は、企業との面接に入ります。

面接では大学を中退した理由をほぼ必ず聞かれますので、担当アドバイザーと事前に相談しておきましょう。

企業によって面接の回数は異なりますが、平均的には1回から2回程度となっています。

もし早く正社員になりたいと考えているのであれば、面接が1回の求人を中心に紹介してもらうこともおすすめです。

すべての面接に通過できれば無事に内定となります。

内定の後は、雇用契約書の確認などの事務手続きを終わらせれば、無事に正社員としての就職を成功させられます。

大学中退フリーターの就職に関するよくある質問

牛田

キャリアスタートで実際によくご相談いただく質問にお答えしますね。

大学中退フリーターは何年まで就職できますか?

明確な年齢制限はありませんが、現実的には20代までが正社員就職しやすい年齢層です。

JILPTのデータでもフリーター期間が6ヶ月以内なら男性で約7割が正社員になれている一方、3年を超えると約6割まで下がります。30代に入ると未経験歓迎の求人は減るため、20代のうちに動き出すことを強くおすすめします。

大学中退フリーターでも公務員になれますか?

大学中退フリーターでも、高卒程度の試験区分を受験すれば公務員を目指すことは可能です。

ただし、受験年齢の上限が設定されていることや、筆記試験対策に時間がかかる点には注意が必要です。公務員浪人でフリーター期間が伸びるリスクも考えた上で挑戦するか判断しましょう。

大学中退しても公務員になれる!向き不向きや注意点も解説

女性の大学中退フリーターでも正社員になれますか?

女性の大学中退フリーターでも正社員就職は十分に可能です。

ただしJILPTの調査によれば、フリーター期間が長くなるほど男性以上に女性の正社員就職率は下がる傾向があります。事務職・販売職・介護職など女性が活躍しやすい職種を中心に、早めの行動が重要です。

大学中退する女性がその後に考えるべきことは?就活のコツも解説

大学中退フリーターは資格を取ってから就活した方がよいですか?

資格取得は必須ではなく、多くの場合は資格より早く就活を始めた方が結果につながります。

未経験歓迎の求人は資格を必須としていないケースが大半で、資格取得に半年〜1年かけている間にフリーター期間が伸びてしまうデメリットの方が大きい場合があります。働きながら資格取得を支援してくれる企業も多いため、まずは求人に応募してみることをおすすめします。

大学中退者は資格なしでも就職できる!おすすめの資格11選

まとめ

大学を中退してフリーターになった人でも、正社員就職は十分に可能です。厚生労働省のデータでも企業の約7割がフリーター経験を採用評価に影響させていない実態が示されており、人手不足を背景に学歴不問の求人も増え続けています。

一方で、フリーター期間が長引くほど正社員就職率は下がっていく傾向もあるため、思い立ったその日に動き出すことが何よりの成功条件です。

大学中退者の就職活動全般や、おすすめの就職先選びについては、大学中退者向け就職ガイドもあわせて参考にしてみてください。

牛田

キャリアスタートは大学中退・フリーターの方の就職支援が得意です。書類添削から面接対策まで完全無料でサポートしますので、まずは気軽にご相談くださいね。

ABOUT US
牛田 晴宣キャリアスタート株式会社 執行役員
東洋大学卒業後、携帯販売職や起業経験を経て、キャリアスタート株式会社に入社。キャリアカウンセラーとして若年層の就職・転職支援に従事し、2021年7月より大阪支店長を務める。「若者の輝く社会を作る」をビジョンに掲げ、関西エリアで求職者のキャリア相談に対応。自身の独立・再就職の経験を活かし、実践的なキャリアアドバイスを提供している。
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