【例文つき】転職での面接後のメールの送り方を徹底解説!

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「転職での面接後はメールを送るべき?」「ビジネスメールの送り方がわからない」
このように、面接後のお礼メールに関するマナーがわからずに困ったことはありませんか。
面接後は面接担当者に向けて感謝の気持ちを伝えたいと思っても、ビジネスマナーを守ったメールを作成しなければ、かえって失礼な印象になってしまいます。

そこで今回は転職活動における面接後のメールの送り方を例文つきで紹介します。簡単にお礼メールを作成できるようになるので、ぜひ活用してみてください。

1.転職活動の面接後にお礼メールはするべきか?


転職活動の面接後にはお礼メールを送るほうがよいですが、必ず送らないといけないものではなく、採用の合否に関わるものでもありません。

しかし、面接するために時間をいただいた感謝の気持ちを伝えることは社会人としてのマナーにおいて大切で、何より好印象を与えられます。

マイナビ転職の調査によれば面接官にお礼メールを送った人の割合は約3割ということがわかりました。

(出典:マイナビ転職 「面接のお礼メール・お礼状、実際に送った人は●%!? 書き方と宛先は?【例文あり】」)

ただし、インターネットや書籍などのテンプレートをコピペした文章はかえって印象が悪いので、必ず自分の言葉で感謝の気持ちと一緒に働きたい気持ちを伝えることが重要です。

また、企業によってはメール連絡を受け付けていなかったり、お礼メールは不要と明記していたりするケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。

2.面接のお礼メールを送るタイミングは?


面接のお礼メールを送るタイミングは、基本的に当日中が望ましい
です。

特に、面接でうまく伝えられなかったことをフォローする目的のあるメールの場合、面接後に終わって帰宅してすぐのタイミングで送るのがベストです。

ただし、メールを送る時間帯には注意しましょう。深夜など遅い時間帯に送ると「常識がない」「不規則な生活をしている」と悪い印象を与えかねません。

例えば、面接の終わった時間が夜遅かった場合など、メール送信の時間が20時以降になる場合は翌日の午前中までに送りましょう。

3.面接のお礼メールは誰に送る?


面接のお礼メールを送る相手は、面接の担当者
です。

もし面接担当者が複数人いた場合でも、全員に送る必要はありません。面接に関わった方々に対して「よろしくお伝えください」などと、メール本文内に添えて採用担当者へ送付しましょう。採用担当者は、面接日程などのやりとりを行った方です。

また、中には面接担当者の名前がわからない、名前を忘れたという人もいるかと思います。その場合、メールの本文冒頭に「ご担当者様」や「面接官の皆様」などと記載すれば問題ありません。

4.面接のお礼メールの例文


面接時に伝えそびれたことをお礼メールでフォローする
場合の例文が下記の通りです。例文を参考にして、ぜひ自分の言葉でメールを作成してみてください。

面接のお礼メールの例文

件名:〇月〇日 採用面接のお礼(姓名)

株式会社〇〇〇〇
人事部 〇〇様(肩書きがあれば記載)

お世話になっております。
本日〇時より面接をさせていただいた〇〇 〇〇と申します。
面接をいただき、誠にありがとうございました。

面接の中で、貴社の素晴らしいビジョンや企業文化についてお話を伺い、より深く理解することができました。

面接ではお伝えできませんでしたが、私は過去に〇〇〇のプロジェクトに携わった経験があり、そこで〇〇に関する知識・スキルを得ることができました。
この経験を活かして、貴社の成長に貢献できますと幸いです。

ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません。
末筆ながら、面接のお礼を申し上げますとともに、貴社のますますのご発展を心よりお祈りいたします。

——————————————
氏名:〇〇 〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇@△△△.〇〇〇
電話番号:〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇
〇〇〇〇〇〇(建物名や号室も記載)
——————————————

お礼メールの本文には、お礼の言葉と志望への思いが高まったこと、面接で話した内容を含めましょう。

5.先方からメールが来た場合


先方からメールが来た場合、企業側が手間をかけてメールを作っているので返信したほうがよい
です。

返信内容は、通常のお礼メールの冒頭に「ご連絡をいただきありがとうございます」などと添えましょう。

ただし、先方からのメールは、次回の面接日時の調整や採用・不採用の報告など、選考にかかわる内容の可能性が高いです。その場合、お礼は返信メールの冒頭で伝える程度で、メールの本文は先方から問い合わせに対する回答を記載しましょう。

また、お礼メールを送って先方から返信があった場合は、返信をくれたことに対する感謝のメールを送りましょう。メールの例文は次のとおりです。

先方からメールが来た場合

件名:〇月〇日 採用面接のお礼(姓名)

株式会社〇〇〇〇
人事部 〇〇様 (肩書きがあれば記載)

お忙しいところご返信をいただき、誠にありがとうございます。
それでは選考結果をお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。

——————————————
氏名:〇〇 〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇@△△△.〇〇〇
電話番号:〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇
〇〇〇〇〇〇(建物名や号室も記載)
——————————————

なお、先方からのメールに「返信不要」「ご返信には及びません」と記載されている場合は返信しません。

6.面接のお礼メールを送る場合の注意点


面接のお礼メールを送るときの注意点は次の3つです。

上記3点について下記に詳細を解説します。

(1)電話をかけることは避ける

お礼の気持ちをメールではなく電話で伝えるのは避けましょう。電話をかけると、応募者の都合で採用担当者の時間を奪うことになります。

誠意のつもりが、かえってよくない印象を与える可能性もあるので、特に緊急性がなければお礼の気持ちはメールで伝えるのが望ましいです。

(2)絵文字や装飾は使わない


お礼メールで絵文字や顔文字、装飾を使わないようにしましょう。

面接のお礼メールはビジネスメールにあたります。たとえば、赤文字や太文字、「笑」「!!!」などの装飾はマナー違反となりますので、使わないよう注意してください。

場合によっては、「取引先にも装飾メールを送るのでは?」と懸念され、選考に悪影響を与える可能性があります。

(3)ビジネスマナーを守る

お礼メールはビジネスマナーを守ることを意識しましょう。特に気をつけるべきマナーには以下があります。

・誤字脱字
・誤った敬語
・宛名・署名漏れ
・深夜帯のメール送信

誤字脱字はもちろん、「了解しました」「ご苦労様です」などは誤った敬語です。

「承知しました」や「お世話になっております」などに言い換える必要があります。

また、宛名や署名漏れ、深夜帯のメールは相手に迷惑をかける可能性があるので十分注意しましょう。

まとめ


今回の記事では面接後のメールの仕方についてケースごとに解説しました。

転職活動で面接を終えた後は、例文を参考にお礼メールを送りましょう。

選考に対する誠意を示せると同時に、採用担当者へ好印象を与えられるからです。

当社では、キャリアアドバイザーが転職活動でのマナーに関するアドバイスなどを行っています。

さらに、当社が紹介する企業様の面接を受けた場合、面接官の方へ直接お礼するとともに、転職希望者の推薦ポイントを改めてお伝えしています。

転職活動でお悩みの方やこれから転職を検討しているという方は、お気軽にご相談ください。

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