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高卒でも稼げる仕事15選!おすすめの資格や就職のコツも解説

高卒でも稼げる仕事15選!おすすめの資格や就職のコツも解説

高卒でも稼げる仕事に就職することは十分に可能です。近年では、学歴よりも実力や専門スキルといった要素が年収を左右する傾向が強まっています。特に高卒が稼ぎたい場合は、収入水準の高い都心部で就職したり、営業職などに見られる歩合制の求人を探すのが良いでしょう。

この記事では高卒でも稼げる仕事の特徴を整理した上で、具体的な仕事を15個ご紹介します。合わせて、収入アップに直結しやすい資格や就職を成功させるコツまで分かりやすく解説しますので、これから高収入を目指して就職活動を進めていきたい高卒の人は参考にしてみてください。

高卒でも稼げる仕事の特徴

高卒でも稼げる仕事として代表的なのが、成果が収入に反映されやすい実力主義や歩合制の仕事です。また、学歴よりも技術力や経験が評価される専門職であったり、慢性的な人手不足にある業界の求人も稼ぎやすい仕事として知られています。

まずは高卒でも稼げると言い切れるだけの金額の水準について解説した後、どんな仕事であれば満足のいく収入を得られるかについて、特徴を詳しく解説していきます。

高卒の平均年収

高卒でも稼げる仕事かどうかを判断する上で、そもそも高卒の平均年収がいくらなのか知っておく必要があります。厚生労働省が発表している「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」によれば、高卒の全年齢平均賃金は288,900円です。

この平均賃金から、高卒の平均年収は単純計算で346万円と計算できます。したがって、年収が346万円以上稼げるような仕事は、高卒でも稼げる仕事と言って良いでしょう。

実際に平均年収が346万円を超える職種は少なくなく、スキルを身に付ければ多くの仕事でそれ以上の収入が稼げます。

実力主義や歩合制を取り入れている

実力主義や歩合制を採用している職種であれば、高卒でも高収入が狙えます。例えば不動産営業や保険、営業等は営業成績に応じてインセンティブが支給されるため、実力次第で学歴に関係なく高い収入を目指せます。

成果を出せば20代でも年収600万円以上を稼げるケースも珍しくなく、努力が収入に反映されることから、モチベーションが維持しやすい点も魅力です。一方で、成果が出なければ収入が伸びにくいという側面もありますので、日々のスキルアップに入念に取り組む必要があります。

他人と競争することにワクワクする人や、自己成長を前向きに捉えられる人であれば、実力主義の仕事に飛び込むことで大卒以上の収入が稼げるでしょう。

技術力が重視されている

技術力が評価される仕事においては、学歴以上に仕事で発揮できるスキルが問われるため、高卒でも稼ぎやすい傾向にあります。例えば、ITエンジニア、プログラマー、施工管理、電気工事士の仕事においては、資格や実務経験を通じて専門性を高めることで、右肩上がりの年収アップが期待できます。

特にIT分野の技術職についてはスキルの可視化がしやすく、ポートフォリオや実績次第で高卒から大企業などの好条件の転職も可能です。さらに技術力を身に付ければ個人事業主として独立し、会社員の時よりもはるかに高い収入も見込めるでしょう。

技術職は最初は年収が高くなかったとしても、経験を積むことで市場価値と年収が上がるため、真剣に仕事に向き合っていきたい人におすすめです。

人手不足の業界に属している

人手不足の深刻な業界は学歴不問で採用されやすいだけでなく、応募を集めるために賃金などの待遇が改善されていることがあるため稼ぎやすくなっています。特に物流、建設、介護、製造業などは人手不足の業界として知られていて、待遇改善に取り組んでいる企業も多いのが実態です。

人手不足の業界は安定した需要があるため、実務経験を積んでおくと手に職をつけられるといった特徴もあります。それだけでなく、夜勤や資格手当、残業代により年収水準が平均以上になるケースも少なくありません。

体力的な負担や勤務時間の不規則さといった注意点はあるものの、稼ぎやすいという点においては、高卒が目指すのに現実的な選択肢と言えるでしょう。

高卒でも稼げる仕事15選

高卒でも稼げる仕事の共通点として、学歴や経験が不問な求人であることが挙げられます。また、高卒の平均年収である346万円以上の平均年収の職種であれば、高卒でも稼げる仕事と言い切れるでしょう。

具体的に高卒でも稼げる仕事は以下の15個が挙げられます。

  • 住宅・不動産営業
  • 保険営業
  • 飲食店スタッフ
  • 社内SE
  • プログラマー
  • 生産管理
  • 期間工
  • ドライバー
  • 建築施工管理技術者
  • 電気工事士
  • ビルメンテナンス
  • 介護職
  • 一般事務
  • 秘書
  • 公務員

ここでは、ビジネス系の仕事から技術職、現場職まで幅広い仕事をご紹介します。それぞれ平均年収や就職後のキャリアパス、関連する資格も分かりやすくまとめていますので、仕事選びの参考にしてみてください。

住宅・不動産営業

住宅・不動産営業は、学歴よりも成果が年収に直結する実力主義の代表的な仕事です。高卒・未経験からスタートできる求人も多く、契約件数や売上に応じたインセンティブによって、20代でも年収600万円以上を目指せます。

商品知識や営業スキルは入社後に身につけられるため、行動量と継続力があれば高収入を狙いやすい職種です。

平均年収618.3万円
向いてる人の特徴・人と話すことが苦にならず、信頼関係を築くのが得意な人・成果に応じた評価や収入アップを重視したい人・目標達成に向けて粘り強く行動できる人
就職後のキャリアパス例・営業担当として経験を積み、トップセールスを目指す・営業リーダーや営業所長などマネジメント職へ昇進・不動産投資・仕入れ・企画など専門職へキャリア展開
あると有利な資格・宅地建物取引士・ファイナンシャル・プランナー・不動産鑑定士

平均年収出典:厚生労働省「住宅・不動産営業 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

保険営業

保険営業は成果報酬型の給与体系を採用している企業が多く、学歴に関係なく稼げる仕事です。高卒・未経験から挑戦でき、契約実績を積み重ねることで収入を大きく伸ばせます。

顧客との信頼関係を構築できれば継続的な契約に繋がり、安定した高収入を得やすい点も特徴です。

平均年収500.8万円
向いてる人の特徴・相手の悩みや将来設計を丁寧に聞ける人
・長期的な人間関係を構築できる人
・自己管理能力が高く、計画的に動ける人
就職後のキャリアパス例・個人・法人向け保険営業として顧客基盤を構築
・営業マネージャーとしてチームを統括
・独立系FPや代理店経営へのキャリアアップ
あると有利な資格・ファイナンシャル・プランナー
・生命保険募集人資格
・日商簿記検定

平均年収出典:厚生労働省「保険営業(生命保険、損害保険) – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

飲食店スタッフ

飲食店スタッフは未経験から正社員を目指しやすく、キャリアアップによって収入を伸ばせる仕事です。

店舗運営を任される店長や複数店舗を統括する立場になれば、年収400万〜500万円以上も現実的でしょう。人手不足の業界であるため、高卒でも昇進のチャンスが多い点が強みです。

平均年収358.4万円
向いてる人の特徴・体力があり、忙しい環境でも前向きに働ける人
・チームワークを大切にできる人
・接客やサービスにやりがいを感じる人
就職後のキャリアパス例・ホール・キッチンのリーダーとして店舗運営に関与
・店長やエリアマネージャーへ昇進
・独立開業やフランチャイズ展開
あると有利な資格・調理師免許
・食品衛生責任者
・防火管理者

平均年収出典:厚生労働省「飲食チェーン店店員 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

社内SE

社内SEは、自社内のシステム運用やITサポートを担う職種で、学歴よりもITスキルが重視されます。

高卒でも実務経験や資格があれば採用されやすいだけでなく、安定した働き方と収入を両立できるため人気の仕事です。IT分野の中でも長く働きやすい点が魅力です。

平均年収628.9万円
向いてる人の特徴・ITだけでなく業務全体を理解しようとする人
・社内調整や説明を丁寧に行える人
・安定した環境で専門性を高めたい人
就職後のキャリアパス例・社内システム運用・改善の中核人材になる
・IT企画・DX推進担当へステップアップ
・情報システム部門の管理職
あると有利な資格・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
・ITIL認定資格

平均年収出典:厚生労働省「ヘルプデスク(IT) – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

プログラマー

プログラマーはスキル次第で高収入を目指せる仕事で、学歴の影響を受けにくい職種です。

高卒・未経験からでも学習と実務経験を積むことで、若くから年収500万円以上を狙える水準です。成果物で評価されるため、実力を磨くほど市場価値が高まり、転職による収入アップも期待できます。

平均年収574.1万円
向いてる人の特徴・論理的に物事を考えるのが得意な人
・新しい技術を学び続けられる人
・一人で集中して作業するのが苦にならない人
就職後のキャリアパス例・専門分野に強いプログラマーとしてスキルを深化
・システムエンジニアやテックリードへ昇格
・フリーランスや自社サービス開発に挑戦
あると有利な資格・基本情報技術者試験
・PHP技術者認定試験
・ITパスポート試験

平均年収出典:厚生労働省「プログラマー – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

生産管理

生産管理は製造現場の工程や納期、在庫を管理する重要な役割を担います。

高卒から現場経験を積み、改善提案や管理業務を任されることで評価が上がり、昇給に繋がります。製造業は安定した需要があり、長期的に収入を伸ばしやすい点が特徴です。

平均年収755.2万円
向いてる人の特徴・計画性があり、数字管理が得意な人
・複数部署との調整を苦にしない人
・改善意識を持って業務に取り組める人
就職後のキャリアパス例・生産計画・在庫管理の専門担当
・工場全体を統括する管理職
・品質管理や購買部門へのキャリアチェンジ
あると有利な資格・生産管理プランニング
・品質管理検定
・中小企業診断士

平均年収出典:厚生労働省「生産・品質管理技術者 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

期間工

期間工は短期間で効率よく稼げる仕事です。高卒・未経験でも採用されやすく、各種手当や満了金を含めると、未経験から年収400万円以上も可能です。

体力は必要ですが、貯金目的や次のキャリアへの準備期間として就職先を考えている人に特におすすめできる仕事です。

平均年収400〜500万円
向いてる人の特徴・短期間で高収入を得たい人
・単純作業でも集中力を維持できる人
・体力に自信がある人
就職後のキャリアパス例・満了金を活用し次のキャリアへ移行
・正社員登用制度を利用し製造職として定着
・他工場や関連職種へ転職
あると有利な資格・フォークリフト運転技能講習
・玉掛け技能講習
・危険物取扱者

平均年収出典:株式会社日輪「期間工の年収は高い?どのくらい稼げる?給料が高い理由を解説!

ドライバー

ドライバーは物流需要の高まりにより、安定して稼ぎやすい仕事です。

高卒・未経験から始められ、夜間配送や長距離運行では手当が付くこともあり、年収を上げやすいといった特徴があります。経験を積むことで、より条件の良い仕事へステップアップできる点も魅力です。

平均年収394.5万円
向いてる人の特徴・一人での業務に抵抗がない人
・時間管理を徹底できる人
・安全意識が高い人
就職後のキャリアパス例・中型・大型車両へステップアップ
・運行管理者や管理職へ昇進
・独立して個人事業主として開業
あると有利な資格・中型・大型自動車免許
・運行管理者資格
・フォークリフト運転技能講習

平均年収出典:厚生労働省「ルート配送ドライバー – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

建築施工管理技術者

建築施工管理技術者は、工事現場の進行や品質、安全を管理する専門職です。

高卒から現場経験を積み、施工管理技士の資格を取得することで同年代よりも高い年収を目指せます。人手不足が続く業界のため、将来性と収入面の両方で期待できます。

平均年収641.6万円
向いてる人の特徴・現場全体を俯瞰して管理できる人
・責任感が強く粘り強い人
・コミュニケーション能力が高い人
就職後のキャリアパス例・施工管理技士として現場経験を積む
・大規模案件の現場責任者
・建設会社の管理職や独立
あると有利な資格・施工管理技士
・建築士
・安全衛生管理者

平均年収出典:厚生労働省「建築施工管理技術者 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

電気工事士

電気工事士は資格が収入に直結しやすい専門職です。高卒でも国家資格を取得すれば独占業務に携われ、手に職を付けられるといったメリットがあります。

経験を積めば収入が上げられるだけでなく、独立をすることでさらに高収入を目指すことも可能です。

平均年収547.6万円
向いてる人の特徴・手に職をつけたい人
・細かい作業を正確に行える人
・安全ルールを遵守できる人
就職後のキャリアパス例・現場経験を積み専門工事を担当
・現場責任者や監督職
・独立開業
あると有利な資格・第二種電気工事士
・第一種電気工事士
・電気施工管理技士

平均年収出典:厚生労働省「電気工事士 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

ビルメンテナンス

ビルメンテナンスは建物設備の点検や管理を行う仕事で、学歴不問の求人が多い職種です。

資格手当や夜勤手当が収入に上乗せされる企業が多く、安定した給与を得やすい点が特徴です。現場職ではあるものの体力的な負担が比較的少なく、長く働きながら稼げます。

平均年収458万円
向いてる人の特徴・コツコツと点検業務を続けられる人
・トラブル時にも冷静に対応できる人
・安定した働き方を求める人
就職後のキャリアパス例・設備管理の専門担当
・複数物件を統括する管理職
・施設管理責任者
あると有利な資格・建築物環境衛生管理技術者
・電気工事士
・危険物取扱者

平均年収出典:厚生労働省「ビル施設管理 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

介護職

介護職は慢性的な人手不足により、高卒・未経験でも正社員として働きやすい仕事です。

夜勤手当や資格手当を活用することで収入を伸ばせます。実務経験を積み資格を取得すれば、手に職を付けて安定して稼げるようになるでしょう。

平均年収381.2万円
向いてる人の特徴・人の役に立つことにやりがいを感じる人
・忍耐力と共感力がある人
・チームで協力して働ける人
就職後のキャリアパス例・介護スタッフとして現場経験を積む
・介護福祉士やリーダー職へ昇格
・施設管理者やケアマネジャー
あると有利な資格・介護職員初任者研修
・介護福祉士
・ケアマネジャー

平均年収出典:厚生労働省「訪問介護員/ホームヘルパー – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

一般事務

一般事務は高卒から就職しやすく、業界や企業規模によっては安定した収入を得られます。

業務を通じて専門知識やITスキルを身につけることで業務範囲が広がり、昇給やキャリアアップに繋がる点が特徴です。

平均年収529.6万円
向いてる人の特徴・正確性と丁寧さを重視できる人
・サポート業務にやりがいを感じる人
・基本的なPC操作が得意な人
就職後のキャリアパス例・部署専属の事務担当として定着
・総務・経理など専門事務へ展開
・事務リーダーや管理部門
あると有利な資格・マイクロソフトオフィススペシャリスト
・日商簿記検定
・秘書検定

平均年収出典:厚生労働省「一般事務 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

秘書

秘書はスケジュール管理や調整力が求められる仕事で、学歴よりも実務能力が重視されます。

役員秘書など責任ある立場を任されることで給与水準が上がり、高卒でも安定した収入を得やすくなります。コミュニケーション能力やビジネスマナーが評価に繋がる職種です。

平均年収554.8万円
向いてる人の特徴・気配りや先回りの行動ができる人
・守秘意識が高い人
・ビジネスマナーを重視できる人
就職後のキャリアパス例・役員秘書として専門性を高める
・複数役員を担当する上級秘書
・管理部門や総務職へキャリアチェンジする
あると有利な資格・秘書検定
・ビジネスマナー検定
・TOEIC

平均年収出典:厚生労働省「秘書 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

公務員

公務員は高卒区分の採用枠があり、安定した雇用と収入を得られる仕事です。

初任給は高くありませんが、勤続年数に応じて着実に昇給し、長期的には安定した年収を確保できます。働き方や収入に安定性を重視する人に向いています。

平均年収481.4万円
向いてる人の特徴・安定志向で社会貢献に関心がある人
・規律やルールを守れる人
・長期的なキャリア形成を考える人
就職後のキャリアパス例・行政職員として経験を積む
・係長・課長など管理職へ昇進
・専門職や他部署への異動
あると有利な資格・行政書士
・社会保険労務士
・日商簿記検定

平均年収出典:厚生労働省「地方公務員(行政事務) – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

稼げる仕事に就きたい高卒におすすめの資格

高卒で稼げる仕事を目指す場合、資格を取得しておくと選考で有利になることもあります。

特に収入や特定の職種に直結しやすい資格を選ぶことで、採用後の給与が上がることもあり、戦略的に取得を検討すると良いでしょう。

稼げる仕事に就きたい高卒には、特に以下の資格取得がおすすめです。

  • マイクロソフトオフィススペシャリスト
  • 基本情報技術者
  • 宅地建物取引士
  • 普通自動車免許
  • TOEIC

ここからは、それぞれの資格の合格率や勉強時間の目安、どんな職種に活かせる資格かをまとめて解説します。

マイクロソフトオフィススペシャリスト

マイクロソフトオフィススペシャリストは、WordやExcelなどの実務スキルを客観的に証明できる資格です。

高卒で事務職や営業事務、一般企業への就職を目指す際に評価されやすく、未経験でも業務対応力を示せます。業務効率化や資料作成力をアピールできるため、昇給や業務範囲拡大に繋がりやすい点が特徴です。

合格率目安・一般:約70%
・上級:約55%
勉強時間目安・一般:30〜50時間
・上級:60〜80時間
アピールできるスキル・Word・Excel・PowerPointの実務操作力
・業務効率化を意識したPCスキル
・ITツールを用いた資料作成能力
活かせる仕事の例・一般事務
・営業事務
・総務

基本情報技術者

基本情報技術者は、ITエンジニアの登竜門とされる国家資格で、合格できれば学歴に関係なくITスキルを証明できます。

高卒・未経験からIT業界を目指す場合、知識の証明として有効で、プログラマーや社内SEへの就職に役立ちます。実務経験と組み合わせることで、年収アップや転職時の評価向上に繋がりやすい資格です。

合格率目安約40%
勉強時間目安200〜300時間
アピールできるスキル・ITの基礎理論・用語理解
・アルゴリズムと論理的思考力
・システム開発の全体像理解
活かせる仕事の例・ITエンジニア
・プログラマー
・システム運用

宅地建物取引士

宅地建物取引士は不動産取引に必須の国家資格で、取得することで不動産に関する専門性が明確になります。

高卒でも受験でき、不動産営業職では資格手当や昇格に繋がりやすい点が魅力です。資格保有者は需要が高く、成果報酬と組み合わせることで高収入を目指しやすくなります。

合格率目安約15%
勉強時間目安300〜500時間
アピールできるスキル・不動産取引に関する法的知識
・重要事項説明に関する専門性
・契約リスクを判断する力
活かせる仕事の例・不動産営業
・不動産事務
・住宅販売

普通自動車免許

普通自動車免許は、多くの仕事で応募条件となる基礎資格です。営業職、ドライバー、現場系職種など、稼げる仕事の選択肢を大きく広げられるため、必須の資格と言っても過言ではありません。

高卒であっても免許があれば就職可能な求人が増え、業務範囲の拡大や昇給のチャンスに繋がる点が大きな強みです。

合格率目安約80%
勉強時間目安60〜100時間
アピールできるスキル・安全運転に関する知識
・時間・ルート管理能力
・業務上の機動力
活かせる仕事の例・営業
・配送ドライバー
・施工管理

TOEIC

TOEICは英語力をスコアで示せる資格で、学歴に依存せず評価されやすい点が特徴です。高卒でも一定以上のスコアがあれば、外資系企業や海外取引のある企業で有利になります。

営業職や事務職、IT職など幅広い分野で活用でき、年収アップやキャリアの幅を広げやすい資格です。

合格率目安(スコア出力形式のため合格率なし)
勉強時間目安・600点:200〜300時間
・800点:500〜700時間
アピールできるスキル・英語の読解力・リスニング力
・ビジネス英語への基礎対応力
・語学学習の継続力
活かせる仕事の例・営業
・外資系企業
・貿易事務

高卒でも稼げる仕事に就職するコツ

高卒でも稼げる仕事に就職するためには、求人選びと情報収集が重要なコツになってきます。学歴や実務経験が不問の求人を選ぶとともに、都心部の求人も含めて探すことがポイントです。

また、1人での就職活動には限界がありますので、高卒の就職支援実績が豊富な就職エージェントを活用し、非公開求人に応募することも意識しましょう。闇雲に応募するのではなく、戦略的に就職活動を進める意識を持っておけば、高卒でも稼げる仕事に就職できます。

ここからは、高卒でも稼げる仕事に就職するコツを3つの観点で解説します。

学歴と実務経験が不問の求人を選ぶ

高卒で稼げる仕事を目指す場合、求人に学歴や実務経験が不問と書かれている求人を選ぶことで、就職活動を効率的に進められます。「学歴不問」「未経験歓迎」などと書かれている求人は入社後の育成を前提としていて、学歴よりも人物面やポテンシャルで内定が出る傾向があります。

特に営業職、施工管理、物流関連の仕事は未経験からスタートしやすく、成果や経験次第で年収アップが見込めます。一方、学歴不問と書かれていても実際には即戦力を求める求人もありますので、並行して仕事内容や研修制度の有無を確認しておくことがポイントです。

高卒であることを不利に捉えず、しっかりと求人票を見定めることで稼げる仕事に就職しやすくなるでしょう。

都心部の求人を中心に探す

収入面を重視する場合、勤務地を考慮することもポイントです。

都心部は企業数が多く、会社同士の競争が激しい分、給与水準やインセンティブ制度が充実している会社が集まりやすい傾向にあります。同じ職種でも、地方と都心では年収に大きな差が出る事は珍しくないため、都心部の求人を中心に探した方が良いでしょう。

都心部だと家賃などの生活コストは上がりますが、それ以上に収入アップやキャリア形成のチャンスが広がりますので、中長期的に見たときに稼げる状態を作りやすくなります。

求人の中には引っ越し費用を会社から出してくれるものもあるため、転居も視野に入れながら仕事選びをする意識を持っておいてください。

就職エージェントを活用する

高卒で稼げる仕事に就職できる可能性をできるだけ高めたい場合は、就職エージェントの活用がおすすめです。就職エージェントは選考における評価ポイントを把握しているため、学歴に不安がある場合でも強みを活かせる求人を紹介してくれます。

また、キャリア面談を経て、ネットには公開されていないような好待遇の非公開求人を紹介してくれる場合もあります。それだけでなく、履歴書や面接対策、企業との条件交渉まで幅広くサポートしてもらえますので、1人で就職活動をするよりも成功率を高める期待が持てます。

これから稼げる仕事に就職したいと考えている高卒の方は、高卒の就職支援実績が豊富なキャリアスタートまでご相談ください。

高卒でも稼げる仕事を目指す際の注意点

高卒で稼げる仕事を目指す際は、現実的な視点を持っておくよう注意してください。例えば資格取得に時間をかけすぎて就職が遅れてしまったり楽して稼げる仕事を目指すような認識を持っていると、いつまでたっても就職活動が終わらないでしょう。

また、求人票をしっかり見ないままイメージだけで就職してしまうと、たとえ稼げる仕事であったとしてもモチベーションが維持できず、就職後に後悔するリスクもあります。稼ぐ事は意識しつつも、仕事内容や働き方、成長環境を総合的に見定めるように心がけてください。

ここからは、高卒でも稼げる仕事を目指す際に注意しておきたいポイントを3つ解説します。

資格取得に時間を使いすぎない

資格は高卒が就職活動を有利に進めるのに有効な手段ですが、資格取得自体が目的になってしまうと、就職活動の時間が長引いてしまうリスクが高まるため注意が必要です。

特に実務経験が重視される職種においては、資格よりも早く現場に出て経験を積む方が年収アップに繋がりやすいことがあります。

資格はあくまでも就職や昇給を後押しする1つの手段に過ぎないと捉え、時間をかけすぎない意識を持っておきましょう。できるだけ受験機会の多い資格や、汎用的で難易度がそこまで高くない資格を選びつつ、就職活動と並行して勉強を進める意識を持っておくことがポイントです。

楽して稼げる仕事はないと知る

高卒でも楽して稼げる仕事を探す人は少なくありませんが、現実的にそのような仕事はほとんど存在しないのが実態です。

高収入を得ている人の多くは、成果を出すための努力や継続的なスキル習得を重ねています。特に実力主義の仕事では成果が出るまでに時間がかかることもあるため、中長期的な視点で就職活動に取り組むよう注意してください。

最初は思うように収入が得られず、仕事を覚えるのに苦戦していたとしても、経験を積むことで着実に収入を上げていく事は可能です。短期的な楽さよりも、長期的な成長と収入を重視する意識を持った上で就職活動に取り組みましょう。

求人票は隅々までチェックする

高卒で稼げる仕事を選ぶ際は、求人票の中身を細かくチェックすることもポイントです。年収のモデルケースやインセンティブの条件、平均残業時間や休日数などを見落としたまま就職してしまうと、入社後にギャップを感じて短期離職に繋がるリスクが高まります。

特に求人によって書かれている「年収〇〇万円以上可能」といった表現は、どれだけの人がその年収を受け取れているのか、就職口コミサイトなどで確認することが必須です。

また、入社後のギャップを減らすためにも、就職エージェントに働き方の詳細を聞いておくことも良いでしょう。収入面だけでなく、働き続けられる環境かどうかを見極めることで、結果的に昇給を踏まえて稼げる仕事かどうかを判断しやすくなります。

高卒でも稼げる仕事に関するよくある質問

最後に、高卒でも稼げる仕事に関するよくある質問を3つ取り上げて解説します。

高卒でも取れる稼げる資格は?

高卒でも取得でき、収入アップに繋がりやすい資格としては以下のようなものが挙げられます。

  • ITパスポート
  • 基本情報技術者試験
  • 宅地建物取引士
  • 第二種電気工事士
  • 危険物取扱者(乙種第4類)
  • 登録販売者
  • 介護福祉士実務者研修
  • 建築施工管理技士補
  • フォークリフト運転技能講習
  • 大型自動車免許
  • 通関士
  • 測量士補
  • ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 中小企業診断士

これらの資格は受験に学歴要件がなく、業界内での評価も高いため、資格手当や昇給、就職時の年収アップが期待できます。

ただし、資格だけで高収入が保障されるわけではありませんので、企業ごとの年収モデルケースと合わせて比較しつつ、仕事に直結する資格を選ぶことを意識してみてください。

年収いくらあれば勝ち組ですか?

勝ち組とされる年収に明確な定義はありませんが、一般的には同年代かつ同条件での平均年収を上回っているかどうかが1つの目安になります。高卒の場合は20代で年収400万円以上、30代で600万円以上あれば平均より高い水準と言えます。

ただし、年収だけでなく貯金額や生活における満足度、将来の昇給見込みも、自分が勝ち組かどうかを判断する上で重要な要素となります。無理なく安定して稼げる状態を作りつつ、プライベートも満喫できるような働き方を目指して就職活動に取り組んでみてください。

手取り25万は勝ち組ですか?

手取り25万円は、年収換算するとおよそ380万〜420万円程度に相当します。高卒の平均年収と比較すると高めの水準のため、20代であれば十分に稼げているラインと言えるでしょう。

ただし、住んでいる地域や家庭環境によって勝ち組かどうかの判断は変わります。手取り金額を考える上で重要なのは、今後さらに手取りを増やせる見込みがあるかどうかです。

昇給やキャリアアップの余地がある会社であれば、将来的にも安定して高収入が目指せるため、中長期的な視点で仕事選びに取り組んでみてください。

ABOUT US
牛田 晴宣キャリアスタート株式会社 執行役員
東洋大学卒業後、携帯販売職や起業経験を経て、キャリアスタート株式会社に入社。キャリアカウンセラーとして若年層の就職・転職支援に従事し、2021年7月より大阪支店長を務める。「若者の輝く社会を作る」をビジョンに掲げ、関西エリアで求職者のキャリア相談に対応。自身の独立・再就職の経験を活かし、実践的なキャリアアドバイスを提供している。