平日にハローワークへ行けない場合はどうする?在職中の転職活動の進め方

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「転職したいけど、平日にハローワークへ行けない…」
「平日に仕事がある人は、どうやって転職活動をしたらいいかな?」

このようなお悩みはありませんか?

在職中の転職希望者は開庁時間内にハローワークへ行くのが難しく、「なかなか転職活動が進まない…」と悩みますよね。

そこで、本記事では働きながらハローワークを利用するのが難しい理由と、平日に仕事がある人の転職方法を解説します。

記事の最後には、ハローワーク以外の転職支援サービスも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1.平日に仕事がある人はハローワークを利用しにくい

ハローワークとは、仕事を探している人に就職・転職支援を無償で行っている公共職業安定所です。

失業者はもちろん、在職中の転職希望者も職業相談や求人紹介、面接対策や応募書類の作成方法などのサポートを受けられます。

しかし、ハローワークが扱っている求人は応募の際にハローワークの紹介状を必要とする場合が多く、紹介状を発行してもらうためには、転職者本人がハローワークへ来所しなければなりません。

「仕事をしながらハローワークを利用するのは難しい…」と感じる理由は、ハローワークの開庁時間内にあります。

(1)ハローワークの開庁時間

ハローワークの開庁時間は、原則、平日8時30分から17時15分までです。

求職申込みや職業相談をする場合は、手続きや順番待ちなどがあるため、遅くとも16時ごろまでにハローワークへ行く必要があります。

平日に休みがある企業や勤務時間の融通がきく、または有給休暇が取りやすい企業に勤めていれば、開庁時間内にハローワークへ行けますが、そうでない場合はハローワークへ行くのが難しいでしょう。

そのため、ハローワークで興味のある求人を見つけても紹介状を取りに行く時間が取れず、応募を見送ってしまうケースも少なくないようです。

このことから、「平日に仕事がある人はハローワークを利用しにくい」といわれています。

2.平日にハローワークへ行けない人の転職方法4選

平日にハローワークへ行けない場合でも、転職活動はできます。

働きながら転職をする方法を以下4つ紹介します。

  1. 土曜日や夜間に開庁しているハローワークへ行く
  2. ハローワークのインターネットサービスを活用する
  3. 電話や郵送によるハローワークサービスを利用する
  4. ハローワーク経由でなくても応募できる求人を探す

順に説明します。

(1)土曜日や夜間に開庁しているハローワークに行く

ハローワークの中には、平日や日中に来所できない人に向けて、平日17時以降や土曜日に開庁している窓口があります。

土曜や夜間窓口は、すべてのハローワークに設置されているわけではありませんが、各都道府県に1カ所は設けられているようです。

ただし、夜間窓口は開いている曜日が決まっていたり、土曜日に開いている窓口は隔週だったりとハローワークによって開庁状況が異なります。

詳しくは、ハローワークが公表しているサービス提供時間延長実施施設(令和5年3月9日現在)を参照してください。

(2)ハローワークのインターネットサービスを活用する

平日にハローワークへ行けない人は、ハローワークのインターネットサービスを活用するのも1つの方法です。

ハローワークのインターネットサービスは、主に以下3つがあげられます。

  1. 求人検索
  2. 求職者マイページ開設
  3. オンライン自主応募

1つずつ紹介します。

#1:求人検索

ハローワークへ行かなくても、パソコンやスマートフォンがあればハローワークインターネットサービスからハローワークが扱っている全国の求人の閲覧ができます。

就業場所や職種といった基本的な条件はもちろんのこと、賃金や就業時間、休日など詳細な条件も設定して検索できるため、希望の条件に近い求人を探せます。

興味のある求人を見つけた場合は、求人票に記載されている求人番号をメモする、または求人票の画面をスクリーンショットしておくなどして、ハローワークの職業相談に行きましょう。

ただし、ハローワークの求人はブラック企業が紛れていることもあります。

ブラック企業の見分け方は以下の記事を参考にしてください。

「ハローワークはブラックしかない」と言われる理由6選!ホワイト企業の見極め方

2023.01.23

#2:求職者マイページ開設

ハローワークの求職者マイページとは、ハローワークインターネットサービス上に開設できる求職者個人のページです。

求職者マイページを開設すると、求人情報の検索条件やお気に入り求人の保存、求人への直接応募(オンライン自主応募)、求職活動状況の確認などができます。

求職者マイページの開設は、ハローワークの窓口で手続きをする方法と自宅のパソコンなどから手続きを行う方法があります。

ハローワークに来所せずにマイページを開設した場合は「オンライン登録者」となり、ハローワークからのおすすめ求人の紹介など一部の機能は利用できません。

詳細は、ハローワークインターネットサービスの求職者マイページでできること(仕事をお探しの方へ)を参照してください。

求職者マイページを開設することで、より効率的にハローワークでの転職活動を進められます。

#3:オンライン自主応募

オンライン自主応募とは、マイページを開設している求職者がハローワークインターネットサービスで公表されている求人へハローワークの紹介を受けずに直接応募ができるサービスです。

自主応募に対応している求人であれば、自分の好きな時間に自宅から応募できるため、働きながらでも利用しやすいでしょう。

ただし、オンライン自主応募は利用の際に以下の注意点があります。

オンライン自主応募利用の注意点

  • オンライン自主応募の受付をしている求人以外には応募できない
  • ハローワークの職業紹介に該当しないため、トラブルなどは基本的に当事者同士で対応しなければならない
  • オンライン自主応募で不採用となった場合、同一の求人に再度オンライン自主応募をしたり、ハローワークの紹介を受けたりすることはできない

参考:オンライン自主応募について|ハローワークインターネットサービス

このように、インターネット上のハローワークのサービスを活用すれば、ハローワークへ来所できなくても転職活動を進めることは可能です。

(3)電話や郵送によるハローワークサービスを利用する

電話や郵送によるハローワークサービスも、ハローワークへ行けない人におすすめのサービスです。

ハローワークでは2021年からコロナウイルス感染防止のため、窓口での手続きが難しい場合は電話や郵送による手続きも可能としています。

ハローワークへ行けない人に向けたサービスは、以下があげられます。

ハローワークに行かなくてもできる手続き

  • 郵送による求職申込み手続き
  • インターネットによる求職申込み
  • 電話による職業相談・職業紹介

参考:求職者の皆様へ(求職申込み手続き等のご案内~感染症拡大防止に向けて)|ハローワークインターネットサービス

求職申し込みは、求職申込書に必要事項を記入して希望の地域のハローワークへ郵送します。

申込内容の確認などは電話で行われるため、ハローワークへ行く必要はありません。

た、ハローワークインターネットサービスを利用した求職申込みも可能です。

ハローワークインターネットサービスの「マイページを開設して求職申込み」ボタンから、メールアドレスの登録を行った上で、求職申込みの手続きをします。

通常は、求職仮登録完了後にハローワークの窓口で手続きを行う必要がありますが、現在は求職仮登録完了後14日以内に希望のハローワークへ電話することで来所しなくても求職申込みができます。

このほか、電話での職業相談・職業紹介にも対応していますが、電話相談に対応しているのは開庁時間内なので、ご注意ください。

(4)ハローワーク経由でなくても応募できる求人を探す

ハローワークを経由しなくても応募できる求人を探すことも、平日に働いている人が転職活動をスムーズに進める方法です

Webから求人検索や応募ができる転職サイトを利用すれば、休日や隙間時間を活用した転職活動ができます。

また、希望条件に合った求人を紹介してもらえる転職エージェントは、平日17時以降も利用できる場合が多いだけでなく、自分で求人を探す必要がないため働きながら転職活動をする人に最適な転職支援サービスです。

ハローワーク以外の転職支援サービスを利用することで、上手に時間を使って転職活動を進めましょう。

どうしてもハローワークの求人で応募したい企業があるが、ハローワークへ行けない場合は直接応募ができないか確認してみることも1つの方法です。

企業の中には、ハローワークで求人を出すだけでなく、自社のWebサイトでも求人情報を出していることもあります。

そういった場合は、Webサイトの応募フォームから応募する、または企業に書類を郵送するといった直接応募が可能です。

また、ハローワークの求人票に「応募にはハローワークの紹介状が必要」などの文言がなければ、直接企業に問い合わせてみても良いでしょう。

ハローワークの紹介によって助成金を受給する企業でなければ、紹介状がなくても面接してくれるケースがあります。

3.働きながら転職活動をする場合は転職エージェントがおすすめ

前章でも触れましたが、働きながら転職活動をするのであれば、ハローワーク以外の転職支援サービスも利用しましょう。

在職中の転職希望者にぜひ活用してほしい転職エージェントについて、以下3点解説します。

  1. 転職エージェントとは
  2. 転職エージェントをおすすめする理由
  3. 在職しながら転職を成功させるならキャリアスタート!

順に説明します。

(1)転職エージェントとは

転職エージェントとは、人材を求めている企業と仕事を探している求職者のマッチングをサポートする、民間の転職支援サービスです。

求職者が無料でサービスを受けられる点はハローワークと同じですが、支援内容がハローワークよりもきめ細かいという特徴があります。

「そもそも転職するべきなのかな」といった転職活動前の相談から求人紹介、選考対策、内定後のサポートまで求職者目線のサポートを受けられます。

(2)転職エージェントをおすすめする理由

在職中の転職希望者に転職エージェントをおすすめする理由は、以下があげられます。

転職エージェントをおすすめする理由
  • エージェント側から希望に合った求人を紹介してくれるため、自分で求人を探す必要がない
  • 平日17時以降も相談できるエージェントが多い
  • 企業への連絡や日程調整を代行してくれる
  • 応募先に合わせた選考対策の相談もできる
  • 労働条件の交渉代行もしてくれる

転職エージェントでは企業とのやり取りや選考対策をサポートしてもらえるため、効率的に転職活動ができます。

また、ハローワークとは異なり、転職エージェントでは労働条件の交渉代行も行っているので、転職によって年収が上がったケースも少なくありません。

「せっかく転職するなら、より良い働き方ができる企業に入社したい」といった求職者に寄り添った転職支援を受けられるのです。

以下の記事では、ハローワークだけで転職活動を進めるリスクについて解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

ハローワークだけで20代の転職を成功させるのは難しい?支援内容を紹介

2022.07.27

ハローワークは意味ない?職業相談へ行く前に知っておきたい情報まとめ

2022.09.26

(3)在職しながら転職を成功させるならキャリアスタート!

20代の転職希望者が利用したい転職エージェントは、キャリアスタートです。

キャリアスタートは20代に特化した転職エージェントで、これまで数多くの若者の転職を支援した実績があります。

平日20時まで営業しており、ズームや電話相談が可能なので、仕事の後や隙間時間でも相談しやすい点が特徴です。

また、キャリアアドバイザーに適性から相談できるので、「転職したいけど、どんな仕事がいいのかわからない」といった若者にも的確なアドバイスをしています。

さらに、高待遇の求人を多く保有しているだけでなく、年収交渉の代行にも注力しているため、年収アップ率は83%!

在職中に本当に良い転職をかなえたい20代は、今すぐキャリアスタートに相談しましょう!

まとめ

本記事では、平日に働いている人がハローワークを利用しにくい理由と、ハローワークへ行けない人の転職方法を紹介しました。

ハローワークでは来所によらないサービスも行っているものの、ハローワークの紹介状が必要な求人が多かったり、電話相談は開庁時間に合わせる必要があったりと、まだまだ在職中の人が利用しにくい状況です。

平日17時以降にも利用できて、効率的に転職活動を進められる転職エージェントを活用しながら、在職中に転職を成功させましょう!

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