仕事の種類一覧|15分類・雇用形態と選び方

結論

仕事の種類は「職種」「業種」「雇用形態」の3つの軸で整理でき、厚生労働省の分類では15の大分類・約440種類に体系化されています。未経験から選ぶなら、伸びている業種×未経験OKの職種×正社員雇用の組み合わせを軸に絞り込むのが近道です。

牛田

「仕事の種類が多すぎて選べない…」という人、実はすごく多いんですよ。整理する軸さえ分かれば、意外とシンプルに絞り込めます!

この記事では、仕事の種類を「職種」「業種」「雇用形態」の3つの切り口で一覧化し、未経験からでも選びやすい仕事の見つけ方まで解説していきます。

仕事の種類は「職種」「業種」「雇用形態」の3つの軸で決まる

「仕事の種類」と一口に言っても、分類する軸によって見え方が変わります。まずは基本となる3つの軸を押さえておきましょう。

職種とは|仕事内容による分類

職種とは、営業・事務・エンジニア・接客のように「どんな仕事内容を担当するか」で分けた区分です。同じ会社の中でも部署によって職種は異なり、就職・転職活動では「どの職種で採用してもらうか」が求人選びの入り口になります。

厚生労働省が運営するjob tag(職業情報提供サイト)では、職種ごとの仕事内容や平均年収、必要なスキルを検索できます。未経験から挑戦する場合は、まず興味のある職種の仕事内容を具体的に知ることが第一歩です。

業種とは|属する業界による分類

業種とは、IT・製造業・小売業・医療福祉のように「どの業界に属する企業で働くか」を示す区分です。同じ営業職でも、IT業界の営業と食品業界の営業では扱う商材も商習慣も大きく異なります。

業種によって平均年収の水準や将来性、未経験採用のハードルも変わるため、職種選びと合わせて業種研究をしておくと入社後のギャップを減らせます。国税庁:令和5年分 民間給与実態統計調査でも、業種ごとに平均給与に大きな差があることが分かっています。

雇用形態とは|働き方による分類

雇用形態とは、正社員・契約社員・派遣社員・パート/アルバイトのように「企業とどのような契約で働くか」を示す区分です。雇用形態によって給与の安定性、社会保険の加入条件、雇用期間の定めの有無が変わります。

仕事の種類を選ぶ際は、職種・業種だけでなく雇用形態もセットで検討する必要があります。特に20代で未経験から正社員を目指す場合は、雇用形態の違いを理解しておくことが将来のキャリア設計にも直結します。

この章のポイント
  • 仕事の種類は「職種」「業種」「雇用形態」の3軸で整理できる
  • 職種は仕事内容、業種は所属する業界、雇用形態は契約の形を示す
  • 3軸をセットで考えると仕事選びのミスマッチを防げる

厚生労働省の分類でみる仕事の種類一覧|15の大分類

国内の仕事の種類は、厚生労働省編職業分類によって体系的に整理されています。まずは全体像と、業種別の年収差を確認していきましょう。

15大分類・99中分類・440小分類の全体像

厚生労働省編職業分類では、仕事の種類は大分類15種類・中分類99種類・小分類440種類という3段階で体系化されています。

大分類には「専門的・技術的職業」「事務的職業」「販売の職業」「サービスの職業」「生産工程の職業」「運搬・清掃・包装等の職業」などがあり、その下に具体的な職種がぶら下がる構造です。ハローワークインターネットサービス:厚生労働省編職業分類でもこの分類表が公開されており、自分の興味がどの分類に近いかを確認する参考になります。

代表的な5業種と平均年収の違い

業種によって平均年収の水準は大きく異なります。国税庁:令和5年分 民間給与実態統計調査によれば、IT・通信業界は約649万円、建設・不動産業界は約548万円である一方、サービス・小売業界は約391万円と、全産業平均の460万円を下回る業種もあります。

ただし年収だけで業種を選ぶと、自分の適性と合わずに早期離職につながるケースもあります。仕事内容や将来性も含めて総合的に判断することが大切です。

業界別の平均年収を比較した横棒グラフ
業界別 平均年収比較(国税庁 令和5年分 民間給与実態統計調査をもとに編集部作成)
この章のポイント
  • 仕事の種類は大分類15・中分類99・小分類440で体系化されている
  • 業種によって平均年収は300万円近い差が出ることもある
  • 年収だけでなく仕事内容や将来性も含めて業種を選ぶことが重要
牛田

営業職からドライバー職まで、実は未経験OKの求人がたくさんあるんです。年収相場を知っておくと、求人選びの判断がしやすくなりますよ。

職種別にみる仕事の種類|未経験から挑戦しやすい6職種

ここでは、20代未経験からでも挑戦しやすい代表的な6つの職種を、平均年収・仕事内容・向いてる人の3点セットで紹介します。

営業職

平均年収

約659.4万円(jobtag:コンサルティング営業(IT)を参考値として掲載)

営業職は、法人・個人に自社の商品やサービスを提案し、契約につなげる仕事です。未経験者の採用に積極的な業界が多く、20代であれば人柄やポテンシャルを重視した採用が期待できます。

仕事内容
  • 新規顧客への商品・サービス提案
  • 既存顧客のフォローと契約更新
  • 見積書・提案資料の作成
向いてる人
  • 人と話すことが好きな人
  • 数字目標に向けて行動できる人
  • 相手のニーズを聞き出すのが得意な人

営業職の種類ごとの適性をさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考になります。

【営業種類別で適性診断】営業に向いている人・向いていない人の特徴(インサイドセールス・個人営業・法人営業・メーカー等)

事務職

平均年収

約541.4万円(jobtag:事務職を参考値として掲載)

事務職は、書類作成やデータ入力、電話・来客対応など、会社の業務を後方から支える仕事です。座って作業する時間が長く、コツコツ型の人に向いている職種といえます。

仕事内容
  • 書類作成・データ入力
  • 電話・来客対応
  • 備品管理やスケジュール調整
向いてる人
  • コツコツ作業に集中できる人
  • 正確さやミスの少なさを重視する人
  • 複数の業務を並行して進められる人

未経験から事務職を目指す際に必要なスキルや資格は、以下の記事で詳しく解説しています。

未経験から事務職へ|必要なスキルと役立つ資格とは?

ITエンジニア

平均年収

約578.5万円(jobtag:プログラマーを参考値として掲載)

ITエンジニアは、システムやアプリの開発・保守を担う仕事です。IT業界は慢性的な人材不足を背景に、研修制度を整えて未経験者を積極採用する企業が増えています。

仕事内容
  • システム・アプリの設計、開発
  • プログラムのテスト・デバッグ
  • 納品後の保守・運用対応
向いてる人
  • 論理的に物事を考えられる人
  • 新しい技術を学び続ける意欲がある人
  • 地道な作業に集中して取り組める人

介護職員

平均年収

約388万円(jobtag:施設介護員を参考値として掲載)

介護職員は、高齢者施設等で身体介助や生活支援を行う仕事です。高齢化に伴い需要が拡大しており、資格取得支援を用意する事業所も多く、未経験からでも始めやすい職種です。

仕事内容
  • 食事・入浴・排泄などの身体介助
  • レクリエーションの企画・実施
  • 記録・申し送りの作成
向いてる人
  • 人の役に立ちたい気持ちが強い人
  • 相手の立場に立って考えられる人
  • 体力に自信がある人

ドライバー職

平均年収

約507.2万円(jobtag:ドライバー職を参考値として掲載)

ドライバー職は、荷物や商品を目的地まで届ける仕事です。物流需要の拡大を背景に人手不足が続いており、普通免許があれば挑戦できる求人も多く見つかります。

仕事内容
  • 荷物の積み込み・ルート配送
  • 配送先での受け渡し・確認作業
  • 車両点検・運行記録の管理
向いてる人
  • 一人で黙々と作業したい人
  • 運転が好き・得意な人
  • 時間管理がしっかりできる人

販売職

平均年収

約384.8万円(jobtag:販売職を参考値として掲載)

販売職は接客経験を積みながら正社員を目指しやすい職種で、未経験から正社員就職を目指すなら20代の就職支援に強いキャリアスタートまでご相談ください。

仕事内容
  • 接客・商品説明
  • 商品陳列・在庫管理
  • レジ対応・売上管理
向いてる人
  • 人と接することが好きな人
  • 臨機応変な対応が得意な人
  • 身だしなみや言葉遣いに気を配れる人
職種別の平均年収を比較した横棒グラフ
職種別 平均年収比較(厚生労働省job tag・国税庁 令和5年分 民間給与実態統計調査をもとに編集部作成)
この章のポイント
  • 未経験から挑戦しやすい職種は営業・事務・IT・介護・ドライバー・販売など幅広い
  • 職種によって平均年収は300万円弱の差がある
  • 平均年収だけでなく仕事内容・向いてる人の特徴も照らし合わせて選ぶことが大切
牛田

職種や業種が決まっても、雇用形態を確認しないと「思っていた働き方と違った…」となりがちなので要注意ですよ。

雇用形態から見る仕事の種類|正社員・契約社員・派遣・パート/アルバイトの違い

同じ職種・業種でも、雇用形態によって働き方や待遇は大きく変わります。代表的な4つの雇用形態の違いを整理します。

正社員

正社員は雇用期間の定めがない無期雇用契約で、企業と直接雇用契約を結ぶ働き方です。フルタイム勤務が基本で、賞与・退職金・昇給の対象になりやすく、社会保険にも加入できるため、雇用形態の中では最も安定性が高いとされています。

契約社員

契約社員は雇用期間が定められた有期雇用契約で企業と直接雇用される働き方です。契約更新が前提となっており、専門スキルを活かして働くケースも多く見られます。企業によっては契約社員から正社員への登用制度を設けている場合もあります。

派遣社員

派遣社員は雇用主(派遣会社)と就業先(派遣先企業)が異なる雇用形態です。派遣会社と雇用契約を結んだうえで、派遣先企業の指示のもとで働きます。様々な職場を経験しやすい一方、契約期間が定められている点には注意が必要です。

パート・アルバイト

パート・アルバイトは1週間の所定労働時間が正社員より短い働き方です。シフトの融通が利きやすい一方、賞与や退職金の対象外になることが多く、収入や雇用の安定性では正社員に劣る傾向があります。

雇用形態雇用期間主な特徴
正社員期間の定めなし安定性が高く賞与・退職金の対象になりやすい
契約社員期間の定めあり(更新あり)専門スキルを活かしやすく正社員登用の可能性もある
派遣社員期間の定めあり雇用主と就業先が異なり様々な職場を経験しやすい
パート・アルバイト期間の定めの有無は様々所定労働時間が短くシフトの融通が利きやすい

厚生労働省:さまざまな雇用形態でも、それぞれの制度上の違いが詳しく解説されています。

この章のポイント
  • 雇用形態は正社員・契約社員・派遣社員・パート/アルバイトの4種類が代表的
  • 雇用形態によって給与の安定性や社会保険の加入条件が異なる
  • 将来の安定を重視するなら正社員登用制度がある求人を確認するのがおすすめ

フリーター・ニート・高卒・大学中退が仕事の種類を選ぶときの注意点

20代で就職・転職活動をする際、仕事の種類の選び方を間違えると、ミスマッチによる早期離職につながりかねません。注意点を整理します。

未経験でも挑戦しやすい仕事の種類の特徴

未経験から挑戦しやすい仕事の種類には、研修制度が整っている人手不足が続いている業種である学歴不問求人が多いという共通点があります。IT・介護・物流・販売などはこの条件に当てはまりやすい業種です。

フリーターの就職活動全般についてはフリーターの就職についてまとめた記事、ニートから正社員を目指す方法はニートの就職についてまとめた記事、大学を中退した人の就職活動は大学中退者の就職についてまとめた記事もあわせて参考にしてください。

避けたほうがよい仕事選びのNGパターン

仕事の種類を選ぶときは、以下のようなNGパターンに注意しましょう。

  • 平均年収の高さだけで職種・業種を決めてしまう
  • 求人票の労働条件(残業時間・休日数)を確認せず応募する
  • 離職率や職場の雰囲気を調べずに入社を決めてしまう

一人で仕事選びを進めて不安を感じている人は、20代の就職支援に強いキャリアスタートまでご相談ください。求人の労働条件や職場の実情まで踏み込んでヒアリングし、ミスマッチの少ない求人を紹介しています。

この章のポイント
  • 未経験OKの仕事は研修制度・人手不足業種・学歴不問求人に多い
  • 年収だけで選ぶ・労働条件を確認しないのはNGパターン
  • 不安があれば一人で抱えず就職エージェントに相談するのも有効

自分に合う仕事の種類を見つける3つの方法

仕事の種類が分かったところで、最後に自分に合う仕事の種類を見つけるための具体的な方法を3つ紹介します。

自己分析で興味・得意・価値観を整理する

これまでの学校生活やアルバイト経験を振り返り、「何をしているときに充実感を得られたか」「逆に苦手だったこと」を書き出してみましょう。興味・得意・価値観が整理できると、数ある仕事の種類から選択肢を絞り込みやすくなります。

自己分析のやり方をさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。

自分に合う仕事の見つけ方|未経験・フリーターでも合う仕事を見つける5ステップ

適職診断・適性検査を活用する

自己分析だけでは気づきにくい適性は、適職診断や適性検査を使うことで客観的に把握できます。診断結果はあくまで参考情報として捉え、実際の求人情報と照らし合わせながら仕事の種類を絞り込んでいくのがおすすめです。

仕事の選び方全体のポイントは、以下の記事でも詳しく解説しています。

仕事の選び方のポイント8選!仕事の探し方や注意点も解説

就職エージェントに相談する

「向いている仕事がまったく分からない」という人は、就職エージェントに相談するのも有効な方法です。キャリアスタートでは、20代の就職・転職支援に特化し、適性のヒアリングから求人紹介、面接対策まで一貫してサポートしています。

向いている仕事が分からない時の探し方!おすすめの仕事や注意点も解説
この章のポイント
  • 自己分析で興味・得意・価値観を整理するのが第一歩
  • 適職診断・適性検査は客観的な参考情報として活用する
  • 一人で決めきれないときは就職エージェントへの相談も有効

仕事の種類に関するよくある質問

ここでは、仕事の種類についてよく寄せられる質問にお答えします。

仕事の種類は全部でいくつありますか?

厚生労働省編職業分類では、大分類15種類・中分類99種類・小分類440種類に体系化されています。さらに細かい職種名まで含めると1万を超えるとも言われますが、まずは15の大分類から興味のある分野を絞り込むのが効率的です。

職種と業種の違いは何ですか?

職種は「営業」「事務」など仕事内容による分類、業種は「IT」「小売」など所属する業界による分類です。同じ職種でも業種が変われば扱う商材や働き方が大きく変わるため、両方をセットで確認することが大切です。

未経験でも転職しやすい仕事の種類はありますか?

IT・介護・物流・販売・営業などは、人手不足を背景に未経験者を積極的に採用している職種です。研修制度の有無や学歴不問求人の多さを求人票で確認しながら選ぶとよいでしょう。

フリーターや既卒でも仕事の種類を自由に選べますか?

フリーターや既卒であっても、未経験OKの求人であれば選べる仕事の種類は数多くあります。学歴やブランクを気にしすぎず、研修制度が整った求人から検討してみましょう。20代であれば、なおのことポテンシャルを評価してもらいやすい傾向があります。

仕事の種類が多すぎて選べないときはどうすればいいですか?

まずは自己分析で興味・得意を整理し、候補を3〜5種類程度に絞り込みましょう。それでも迷う場合は、就職エージェントに相談すれば、客観的な視点から自分に合う仕事の種類を提案してもらえます。

まとめ

仕事の種類は「職種」「業種」「雇用形態」の3つの軸で整理でき、厚生労働省編職業分類では大分類15種類・小分類440種類にまで体系化されています。年収や仕事内容は職種・業種によって大きく異なるため、平均年収だけで選ぶのではなく、仕事内容や向いてる人の特徴、雇用形態の違いまで含めて総合的に検討することが大切です。一人で選びきれないときは、20代の就職支援に強いキャリアスタートまでご相談ください。

牛田

もし一人での就活に行き詰まりを感じたら、ぜひ私たち「キャリアスタート」を頼ってくださいね。20代の未経験就職に特化していて、フリーター・ニート・既卒・第二新卒の支援実績もたくさんあります。履歴書添削から面接対策、求人紹介まで、内定までしっかり伴走しますよ。一緒に新しい一歩を踏み出しましょう!

ABOUT US
牛田 晴宣キャリアスタート株式会社 執行役員
東洋大学卒業後、携帯販売職や起業経験を経て、キャリアスタート株式会社に入社。キャリアカウンセラーとして若年層の就職・転職支援に従事し、2021年7月より大阪支店長を務める。「若者の輝く社会を作る」をビジョンに掲げ、関西エリアで求職者のキャリア相談に対応。自身の独立・再就職の経験を活かし、実践的なキャリアアドバイスを提供している。
\未経験者に特化してるからサポート充実/
向いてる仕事を紹介してもらう
\未経験者に特化してるからサポート充実/
向いてる仕事を紹介してもらう