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専門学校を辞めたい時に考えるべきことは?その後の進路や注意点も解説

結論

専門学校を辞めても正社員就職は十分可能ですが、勢いでの中退は後悔につながりかねません。辞めたい理由の言語化・休学の検討・進路設計・親への事前相談を踏まえて慎重に判断することが重要です。

牛田

「専門学校、本当に辞めていいのかな…」って迷う方は多いんですよ。辞める理由の整理から中退後の進路まで、一緒に判断材料を揃えていきましょうね。

専門学校を辞めたいと感じるものの、本当に辞めていいのか、辞めた後にどうなるのか不安で踏み切れない人は少なくありません。

この記事では、専門学校を辞めたいと感じたときに考えるべきことや知っておくべきデメリット、辞めた後の進路や就活のポイントまで網羅的に解説します。あわせて大学中退からの就職活動全般のポイントも解説していますので、後悔のない選択に繋げたい人はぜひ参考にしてみてください。

専門学校を辞めたいと感じる理由

この章のポイント
  • 中退理由はモチベ低下・ストレス・就職起業・学力不足・経済難の5つに大別される
  • なぜ辞めたいのかを言語化することが後悔のない判断につながる第一歩
  • 経済的理由は学費減免や奨学金など支援制度で解決できる場合もある

専門学校を辞めたいと感じる理由は人によって様々ですが、文部科学省の「令和6年度専門学校生の中途退学者・休学者数等の調査結果」によれば、専門学校の中退理由として多いものは以下の通りです。

  • 専門学校に通うモチベーションの低下
  • 精神的なストレス
  • 就職や起業
  • 学力不足の実感
  • 経済的に通うのが難しくなった

専門学校を辞めて後悔しないためには、自分がなぜ辞めたいと感じているのかを言語化することがポイントです。まずは主要な中退理由を詳しく解説しますので、自分がなぜ専門学校を辞めたいと感じているのかを見定めることに役立ててみてください。

専門学校に通うモチベーションの低下

専門学校に入学した当初は明確な目標を持っていたとしても、授業内容が想定と異なっていたり、日々の課題に追われる中で通い続ける意欲が低下して中退するケースは最も多いです。特に将来像が曖昧なままイメージだけで専門学校に入学した場合は、モチベーションの維持が難しい傾向が見られます。

また、専門学校に入学した後に周囲とのレベル差や、人間関係の影響によって自信を失ってしまうことも間接的な要因になることもあるでしょう。

こうしたモチベーションの低下は一時的な場合も多いため、すぐに中退を決断するのではなく、なぜモチベーションが落ちているのかを冷静に整理することが重要です。

単なるモチベーションの低下であれば、人生設計の見直しや一定期間を開けることによって、辞めたいという気持ちが収まることもあります。

精神的なストレス

専門学校での生活は、課題や実習、将来へのプレッシャーなどが重なり、想像以上に精神的なストレスがかかる場合があります。特に厳しい指導方針や人間関係のトラブルがあると、ストレス過多となってしまい、中退を決断することに繋がりかねません。

精神的なストレスがかかる状態が長期間続くと、うつ病などの精神病を患うこともあり、学校生活だけでなく、今後の人生においても大きな影響を与えることがあります。したがって、精神的なストレスから解放される目的で中退を選ぶ事は、必ずしも悪い選択とは言えないでしょう。

ただし、この場合は中退ではなく休学という選択肢を取ることも可能です。他にも、カウンセリング等の活用を行いストレスを軽減させるなど、様々な選択肢を検討した上で中退するのかどうか判断するようにしてみてください。

就職や起業

在学中に企業への就職機会があったり、自分の専門領域を活かして起業したいと考えたりすることも、中退を検討する理由の1つです。特にITやクリエイティブ分野においては、実務経験やスキルが重視されるため、早いうちからビジネスの現場に出ることが将来的に有利に働くケースもあります。

また、将来の起業を前提に専門学校に入学した場合は、早い段階から起業に挑戦するというのはチャレンジングな良い判断とも言えます。ただし、安易に辞めてしまうと元に戻れませんので、収入の見込みやキャリアプランを具体的に描いておくことが重要です。

就職や起業による中退は、基本的にはポジティブな理由となるものの、自分の人生を責任を持って歩めるように事前の準備が不可欠であることを認識しておいてください。

学力不足の実感

学習内容のレベルが高かったり、前提となる基礎知識が不足している場合は、専門学校の授業についていけないと感じ、中退を考えるケースも見られます。特に医療系を始めとした専門性の高い領域においては積み重ねが重要なため、一度理解が遅れるとその後の授業にも影響が出がちです。

その結果、自信を失ったり、専門学校に通い続けることの意味を見出せなくなることで中退という判断に繋がりやすくなります。しかし、学力不足が必ずしも中退の主な要因になるとは限りません。

補習や個別指導などを活用することで改善できる可能性があるだけでなく、自らの学習方法を見直すことで理解が進むこともあります。学力不足を実感している場合は、まず現状の課題を明確にし、中退以外にできる対策がないかを考えることをおすすめします。

経済的に通うのが難しくなった

専門学校によっては、学費が高額になるケースがあります。また、親元を離れて暮らしている場合は生活費の負担も大きくなるため、経済的に通うことが難しくなり、中退するような人も少なくありません。

特に家庭の事情やアルバイト収入の減少などが重なると、通いたくても通えない状況になるでしょう。他にも、奨学金を利用している場合、将来的な返済負担を考えて中退を検討する人も見られます。ただし、専門学校によっては学費減免制度や給付型奨学金、学費の分割払いなどの支援制度が利用できる可能性もありますので、すぐに辞める判断をするのは早計です。

まずは学校や支援機関に相談するとともに、親に経済的な支援を求めてみるのも有効です。辞めたいと感じる理由が経済的なものに起因している場合、まずは誰かに相談するといった意識を持っておいてください。

牛田

辞めたい理由が見えてきたら、次は本当に辞めるべきかを冷静に考える番です。判断を後悔しないために大切な5つの視点を一緒に確認していきましょう。

専門学校を辞めたい時に考えるべきこと

この章のポイント
  • 入学時の目的を振り返り辞めたい理由を言語化することが判断の第一歩
  • 完全中退の前に休学制度を活用すれば復学の選択肢を残せる場合がある
  • 辞めた後の進路を明確にし親や友人など第三者に相談することが重要

専門学校を辞めるかどうかは、感情ではなく論理的に判断する必要があります。まずは入学時の目的を振り返るとともに、辞めたいと感じる理由を言語化しましょう。その上で、休学等の選択肢も含めて、本当に辞めるべきかの判断に繋げてみてください。

また、辞めた後の進路を具体的に設計し、第三者に相談することで、中退が後悔のない意思決定に繋がるようになります。ここからは、専門学校を辞めたい時に考えるべきことを5つの観点から解説します。

入学当初の気持ちを思い返す

専門学校を辞めるべきか悩んだ際は、まず専門学校に入学した当時の目的や期待を振り返ることに取り組んでみてください。当初は明確な目的があったにもかかわらず、日々の忙しさや環境の変化によってそのことを忘れてしまい、モチベーションが下がっている可能性が考えられます。

例えば、その分野で働きたいという意思が本当に根本から変わったのか、それとも一時的なストレスによるものなのかを切り分けることが重要です。もし目標自体が変わっていないのであれば、専門学校を辞めずに継続した方が良いと考えられます。

一方、将来目指すものが変わっている場合は、専門学校を辞め、別の進路に切り替えた方が合理的と判断できることもあるでしょう。いずれにせよ、初心を思い出す事はモチベーションのコントロールにも繋がるため、辞めたいと感じたら早めに思い出してみることがポイントです。

なぜ辞めたいのかを言語化する

なんとなく辞めたいと感じている状態のままでは、正しい判断ができません。加えて、後々親に説明することも考えると、辞めたい理由を自分なりに具体的な言葉に落とし込むことに取り組んでみてください。

例えば、「授業についていけない」「人間関係がつらい」「将来に意味を感じない」など要因を分解することで、自分の気持ちの本質が見えてきます。その上で辞めたい理由が解決できるのかできないのかが見えてくるため、辞めるべきかの判断もしやすくなるはずです。

気持ちを言語化することで曖昧な不安が整理され、冷静な意思決定が可能になります。衝動的に中退して後悔するリスクを避けるためにも、自分の思いと向き合う意識を持っておいてください。

休学ができないか検討する

中退を後悔のない選択にするためにも、一度休学ができないか検討することが重要です。休学は、学校の籍を維持したまま一定期間学校から離れる制度のことであり、将来復学し卒業するといった選択肢を残したまま、現状を整理できるといったメリットがあります。

例えば、精神的な負担を抱えている場合であれば、一定期間休むことで回復する可能性がありますし、進路に迷っている場合でも時間をかけて考える余裕が生まれます。また、経済的な問題についても、休学中に資金を準備することで解決できるなど、辞めたい理由を根本から解消できる期待が持てます。

完全に中退してしまうと元に戻ることができませんので、一度立ち止まるという意味で、休学は非常に有効な手段と言えます。

休学した場合の履歴書の書き方が気になる人は、以下の記事も参考になります。

休学の履歴書の書き方は?書くべき理由や例文、伝え方のコツも解説

辞めた後の進路を明確にしておく

専門学校を辞める場合は、その後の進路を明確にしておくこともポイントです。進路が曖昧のまま中退してしまうとフリーターの期間が長期化しやすく、結果的に人生のキャリア形成に悪影響を及ぼす可能性が高まりかねません。

例えば、「いつまでに就職するのか」「どの業界を目指すのか」「必要なスキルは何か」といった点を明確にすることで、行動に迷いがなくなります。

特に計画が具体的であればあるほど、親の理解も得やすくなるため、中退をする場合は事前に将来のことを考えておく意識を持っておいてください。

親や友人に相談してみる

精神的にきつい状態や、どのように判断したらいいか全く分からない場合は、1人で抱え込まず信頼できる第三者に相談することも試してみてください。特に親は学費や生活面で関わっているケースが多いため、現状の考えを正直に伝えることが重要です。

親や友人など第三者の意見は必ずしも正解ではありませんが、自分にはない視点や客観的な目線でアドバイスをもらえるため、参考になること間違いありません。加えて、相談をするにあたって説明する過程で、自分の考えが整理されるといった副次的効果も見られます。

最終的な判断は自分で行う必要がありますが、複数の視点を取り入れることで、より納得感のある決断ができるようになるでしょう。中退後の進路に迷っている人は、若手就職支援に強いキャリアスタートまで一度ご相談ください。

牛田

考えるべきポイントが分かったら、次は辞めることのデメリットも見ておきましょう。判断材料を増やして、納得できる選択につなげていきたいですね。

専門学校を辞めたいなら知っておくべきデメリット

この章のポイント
  • 中退すると最終学歴は高卒扱いになり応募できる求人が制限される
  • 専門卒と高卒では同年齢でも月給に2万円程度の差が生じる傾向がある
  • 資格取得が前提の医療系・美容系などの職種は進路が閉ざされうる

専門学校を中退すると、後から取り返しのつかないようなデメリットがいくつか挙げられます。例えば、最終学歴が高卒となり、応募できる求人の幅が狭まる点は大きなデメリットとして認識しておく必要があります。

また、専門卒と比較して平均賃金が低くなる傾向があるため、長期的な収入面でデメリットを感じることもあるでしょう。さらに、資格取得が前提となる職種では、専門学校を中退することで将来その道に進めなくなるリスクも考えられます。

ここからは、専門学校を辞めたい人が知っておくべき中退のデメリットを3つ解説します。辞めるかどうかの検討をする場合は、少なくともこれらのデメリットを理解しておくことをおすすめします。

最終学歴は高卒になる

専門学校を中退すると、最終学歴は高卒扱いになります。これは履歴書上の表記にも影響するだけでなく、応募できる求人の幅が制限されることがある点は、明確なデメリットとして理解しておく必要があります。

特に学歴要件が設けられている企業では、専門卒以上を条件としていることも少なくなく、その場合は就職ができなくなることになります。加えて、同じ職種であっても、学歴によって任される業務内容や昇進スピードに差が出ることがあるでしょう。

ただし、すべての企業が学歴を重視しているわけではなく、実力や経験を評価する企業も増えてきているため、「最終学歴が高卒になる」といった事実のみを理解しておけば問題ありません。

将来にわたって平均賃金が下がるリスクがある

学歴は初任給だけでなく、その後の昇給やキャリア形成にも影響を与える要素の1つです。厚生労働省のデータによれば、同じ年齢であっても専門卒か高卒かによって毎月の給料が平均20,000円程度の差が出てきます。

また、就職してからの昇進条件として学歴が考慮される企業も一定数存在するため、長期的なキャリア形成において不利になり、年収が引き上がらないといった状況も考えられるでしょう。ただし、これはあくまでも平均的な傾向であり、スキルや実績によって十分に逆転する事は可能です。

中退によって生じる可能性のある収入面の影響を理解しつつ、どのようにキャリアを築くのか考えた上で就職活動に取り組むことを意識してみてください。

特定の仕事に就けなくなる

専門学校で取得できる資格やスキルが前提となる職種の場合、中退することでその道に進めなくなりうるといったデメリットもあります。例えば医療系や美容系、保育などの分野は資格取得が必須の職種もあり、専門学校を卒業していることが最低限の条件となることもあります。

また、学校での実習やネットワークを活かした就職ルートも利用できなくなりますので、進路選択の幅が実質的に狭まる点も注意が必要です。

将来やりたい仕事が明確にある場合は、その仕事に必要な条件を事前に確認し、専門学校の中退がどのような影響を与えるのか慎重に判断することがポイントです。

牛田

自分の中で結論が固まってきたら、次は親への伝え方ですね。学費を出してくれた相手だからこそ、丁寧に説得する方法を一緒に整理していきましょう。

専門学校を辞めたい時に親を説得する方法

この章のポイント
  • 中退後の進路を期限付きで具体的に示すことが親への説得の鍵になる
  • 辞めたい理由は事実ベースで論理的に整理して伝える意識を持つことが重要
  • 親への感謝の気持ちを併せて伝えることで納得を得やすくなる傾向

専門学校を辞める際に親に説得をする時は、感情的に伝えるのではなく、論理的かつ誠実に説明することが重要です。まずは辞めた後に何をするのかを具体的に言語化し、就職や進学などの明確な計画を示すことで、親との関係性に亀裂が入らないことを心がけましょう。

そのためにも、自分が専門学校を辞めたい理由を整理しておくことがポイントです。合わせて、親への感謝の言葉も伝えられると、うまく説得できます。ここからは、専門学校を辞めたいときに親を説得する方法を詳しく解説していきます。

辞めた後に何をするか言語化する

親を説得する上で最も重要なのは、中退後の計画を示すことです。辞めたいという今の気持ちだけでは、将来への不安から反対されることが避けられませんので、いつまでに就職するのかといった点を明確にすることがポイントです。

また、中退後に何をするかは、具体的な期限や行動もセットで含めることが重要です。曖昧な説明だけでは親を説得することは難しくなりますので、できるだけ数字やスケジュールを用いて説明できるよう準備しておいてください。

親は子供の将来を常に心配しているものなので、将来の見通しを具体的に示し、親の心配を払拭することが説得に繋がります。

辞めたい理由を素直に分かりやすくまとめる

親に伝える際は、辞めたい理由を正直かつ整理された形で説明する意識を持っておきましょう。曖昧な表現や感情的な言い方では、単なる逃げと受け取られてしまい、言い争いに発展することもあります。

例えば、「授業についていけない」「将来の方向性が変わった」など事実ベースで伝えることで理解を得やすくなります。また、その理由に対して自分なりにどのように考え、中退という結論に至ったのかも合わせて説明することがポイントです。

事実に基づきながら論理的な説明をすることで、真剣に考えた末の判断ということが親に伝わり、説得に繋がるでしょう。

親への感謝の気持ちも伝える

中退時の説得において見落とされがちですが、親への感謝の気持ちを伝えることも非常に重要です。専門学校に通うためには、学費や生活費など多くの支援を受けているケースが一般的なため、一方的に辞めたいと伝えるだけでは親にとって納得しづらいことがあります。

したがって、中退の意思を伝える際は、ここまで支えてくれたことへの感謝とその上での決断であることを伝えましょう。これにより、親は思うことがあっても納得してくれる状況を作りやすくなります。

親に中退の意思を伝える事は後ろめたいかもしれませんが、論理面と感情面の両方からしっかりと伝えることで、親は納得してくれるでしょう。

親が中退に対してどう感じるのかをより深く知りたい人は、以下の記事も参考になります。

牛田

親への伝え方が見えてきたら、次は辞めた後の進路です。中退後の動き方次第でキャリアは大きく変わるので、選択肢を整理しておきましょうね。

専門学校を辞めた後の進路

この章のポイント
  • 中退後の進路は正社員就職・再進学・スキルアップの3つが代表的
  • 計画性とスピード感が中退後のキャリア形成を大きく左右する要素
  • 目的が曖昧なまま時間を費やすと就活開始が遅れるリスクが高まる

専門学校を辞めた後の進路としては、民間企業への正社員就職や別の学校への再進学、資格取得や留学によるスキルアップなど複数の選択肢があります。重要なのは、自分の将来の目的や目指す状態に合った進路を選び、計画的かつ素早く行動することです。

中退後の行動次第でキャリアは大きく変わりますし、就職をしたい場合は、就活開始までのスピードが内定獲得の難易度に大きく影響してくることを認識しておいてください。ここからは、専門学校を辞めた後の進路として代表的なものを3つ解説します。

民間企業に正社員就職する

専門学校を中退した後、最も一般的な進路の1つが民間企業への正社員就職です。近年は人手不足の影響もあり、学歴や職歴を問わない求人も増えていますので、すぐに行動すれば早いうちから社会人経験を積むことも十分に可能です。

ただし、なんとなく就職先を決めてしまうと、ミスマッチによる早期離職に繋がるリスクがありますので、自己分析や企業分析をしっかりと行い、自分に合った職を選ぶ意識を持っておきましょう。

どんな会社に就職すべきか分からない場合は、若手就職支援に強いキャリアスタートまでご相談ください。

別の専門学校や大学進学を目指す

一度専門学校を辞めた後は、別の学校に入り直すといった進路もあります。進路変更によって本当にやりたい分野が見つかった人や、より自分に合った環境で学び直しをしたい人にとっては有効な進路と言えるでしょう。

ただし、再進学や大学に進路を切り替える場合は、数年単位の時間と多額の費用がかかることになりますので、安易な決断は避けるべきです。なぜ前の学校を辞めたのかを振り返るとともに、同じ理由で再び挫折しないための対策を意識することは必須と言えます。

明確な目的意識を持っていないと後悔しやすい進路になりますので、親や友人に相談しながら再入学を目指すかどうか検討することをおすすめします。

資格取得や留学でスキルアップ

中退後すぐに就職するのではなく、資格取得や留学を通じてスキルを磨くといった進路もあります。特に明確に目指したい職種がある場合は、その分野に関連する資格を取得することで、後々の就職活動を有利に進められるようになるでしょう。

また、語学力を高めるための留学は、グローバルなキャリアを目指す人にとって有効です。ただし、目的が曖昧なままスキルアップに時間を費やしてしまうと、就職活動のスタートが遅れて内定が取りづらくなるリスクがあるため注意してください。

中退後の進路の選び方をさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考になります。

大学中退したその後の進路は7パターン!就活する時のコツも解説
牛田

進路の方向性が見えてきたら、「本当に就職できるの?」という不安も解消しておきましょう。中退者でも正社員になれる根拠を確認していきますよ。

専門学校を辞めたとしても就職できる理由

この章のポイント
  • 学歴・職歴不問の求人が増えポテンシャル採用の門戸が広がっている
  • 正社員不足を感じる企業は50%以上に達し採用基準が柔軟化している
  • オンライン講座など専門学校以外でもスキル習得が可能になっている

専門学校を中退しても、正社員として就職する事は可能です。なぜなら、学歴や職歴を問わない求人が増加傾向にあるだけでなく、多くの企業が人手不足に直面しているためです。

特に近年では、ポテンシャルや意欲を重視する採用が増えており、中退という経歴が大きな端でになりにくくなっています。

市境感としても正社員就職しやすい状況にありますので、専門学校を辞めた後はすぐに行動することを意識してください。ここからは、専門学校を辞めたとしても就職できる理由を詳しく解説します。

専門学校を中退した後の就職全般の進め方は、以下の記事も参考になります。

学歴や職歴不問の求人が多くあるから

現在の求人市場では、学歴や職歴を必須としない求人も多く存在しています。特に人手不足が深刻な業界では、ポテンシャルや人柄を重視した採用活動が行われており、専門学校中退者でもチャレンジしやすい環境が整っています。

例えば、営業職やサービス職、IT業界の一部の仕事は、入社後の研修を前提とした採用が多く、中退という経歴が大きな判断にならない傾向にあります。

ただし、誰でも採用されるわけではなく、最低限のコミュニケーション能力や意欲が求められますので、自分の強みや志望動機を言語化して面接で伝える意識を持っておきましょう。

50%以上の企業で正社員が不足しているから

帝国データバンクの「人手不足に対する企業の動向調査(2025年10月)」によれば、正社員の人手不足を感じている企業の割合は50%以上に登ることが分かっています。このような状況下では、従来よりも採用基準が柔軟になりやすく、学歴よりも働く意欲やポテンシャルを重視する傾向が強まっています。

特に中小企業や成長企業では、即戦力でなくても将来的に活躍できる人材を積極的に採用していますので、専門学校中退という経歴があっても、それを補えるだけの魅力や意欲を伝えられれば十分にチャンスがあります。

この場合、面接での言動が内定獲得に大きな影響を与えますので、就職エージェントの模擬面接を活用することがおすすめです。

専門学校以外でも専門知識を身につけられるから

昨今では、専門学校に通わなくてもスキルや知識を習得できる手段が増えてきています。オンライン講座や独学教材、インターンシップなどを活用することで、実務に直結するスキルを身に付けられることを考えると、専門学校を中退していてもスキルアップは十分にできると言えます。

特にITやデザイン分野ではポートフォリオや実績が重視されるため、学歴よりも成果物で評価されるケースがほとんどです。したがって、中退後であっても適切な学習とアウトプットを積み重ねることで、正社員就職ができると言えます。

ただし、独学の場合は時間や労力がかかりやすくなりますので、どの分野でどういったスキルを身に付けるのか明確にし、継続的に取り組む覚悟を持っておくようにしてください。

牛田

就職できる根拠が分かったら、次は実際の就活の進め方です。準備の質で結果が変わってくるので、5つのポイントを押さえておきましょうね。

専門学校を辞めた後の就活のポイント

この章のポイント
  • 中退理由を組み込んだ自己分析と業界・職種研究の両輪が就活成功の鍵
  • 学歴不問・未経験歓迎の求人に絞って応募することで効率を高める
  • 面接対策と就職エージェント活用で内定獲得率を最大化できる傾向

専門学校を中退した後の就職活動では、準備の質が結果に大きく影響します。特に中退理由をどのように面接で説明するかは重要であり、ネガティブな印象を与えないよう前向きに言語化することがポイントです。

また、業界や職種について十分に調べ、自分に合った仕事を選ぶことも欠かせません。学歴不問や未経験歓迎の求人に絞って応募することや、就職エージェントをうまく活用しつつ、理想の職場への就職を実現させましょう。

ここからは、専門学校を辞めた後の就活のポイントを5つの観点から解説していきます。

中退理由を含めて自己分析する

中退後の就活では、自己分析の中に中退理由を組み込むことが重要です。企業はなぜ辞めたのかや、同じことを繰り返さないのかといった点を重視して選考をしているため、単に中退理由の説明するだけでなく、そこから何を学んだのかを整理しておく必要があります。

例えば、「目的意識が曖昧だった」という理由で中退したのであれば、現在は明確な目標を持ち、そのために行動しているといった形で前向きに言語化することが重要です。

それだけでなく、中退理由は面接で確実に聞かれますので、自己分析を通じて面接対策に繋げていく意識を持っておくと良いでしょう。

面接での中退理由の具体的な伝え方は、以下の記事も参考になります。

大学中退理由を面接で効果的に伝える方法!例文や伝え方のコツも解説

どんな業界や職種があるのか調べる

自分に合った仕事を見つけるためには、業界や職種の理解を深めることが不可欠です。知識が不足したまま応募してしまうと、入社後のミスマッチに繋がり、早期離職のリスクが高まります。

例えば、同じ営業職であっても、法人営業と個人営業では求められるスキルが働き方が大きく変わってくるように、仕事内容やキャリアパス、労働条件などを具体的に調べた上で応募する求人を選ぶように心がけてください。

また、複数の業界を比較することで、自分の価値観に合った選択がしやすくなります。最初から偏見を持ってしまうのではなく、幅広い情報を収集した上で応募先を決めると納得のいく就職に繋がるはずです。

学歴や職歴不問の求人にだけ応募する

専門学校を中退した後の就活では、応募先の選定もポイントになります。学歴や職歴を重視する企業に無理に応募しても、書類選考の段階で見送りになる可能性が高いため、最初から「学歴不問」「未経験歓迎」といった求人に絞って応募しましょう。

専門学校の中退者でも、応募しやすい文言が書かれている求人では教育体制が整っているケースも多く、入社後の成長環境としても向いていることが多い傾向にあります。

ただし、条件だけで判断するのではなく、企業の実態や働き方についても確認し、自分に合った職場かを見極める意識を持っておいてください。

面接対策に取り組む

面接では中退理由について必ずと言って良いほど質問されますので、事前に回答を準備し、一貫性のある説明ができるようにしておくことが重要です。特に中退理由を伝える上では、ネガティブな印象を与えないようにしつつ、正直に伝えるといったことがポイントになります。

また、単なる言い訳にならないように、中退から得た学びや現在の取り組みをセットで話すことも意識しましょう。志望動機や自己PRと中退理由がうまくマッチしていると納得性も高まり、面接も通過しやすくなります。

面接対策は繰り返し練習することが重要なため、就職エージェントの模擬面接の活用も検討してみてください。

就職エージェントを活用する

専門学校を中退すると、学校による就職サポートが受けられなくなるため、基本的に1人で就活を進めていくことになります。そのため、就職活動に慣れていない場合は、就活支援のプロである就職エージェントにサポートしてもらうことがおすすめです。

就職エージェントは、求人の紹介だけでなく、自己分析や書類添削、面接対策まで幅広くサポートしてくれます。また、中退者向けの求人を多く扱っているサービスであれば、自分1人では見つけにくい企業と出会える可能性が高まるでしょう。

加えて、企業ごとの選考ポイントや面接の評価基準を教えてもらえるなど、内定獲得の確率を最大化できる点がポイントです。

効率的に就活を進めたい人は、若手就職支援に強いキャリアスタートまでご相談ください。

牛田

就活のポイントが分かったら、最後に注意点も確認しておきましょう。後で後悔しないために、避けたいNG行動も押さえておきたいですね。

専門学校を辞めたい人が知っておくべき注意点

この章のポイント
  • 中退前に必ず親へ事前相談することで親子の信頼関係を保ちやすくなる
  • 資格取得は就活と並行して進め、空白期間を延ばさない意識が重要
  • フリーター期間が長引くほど正社員就職のハードルが上がっていく

専門学校を辞める際は、取り返しのつかない状態を避けるためにいくつかの注意点を理解しておく必要があります。まず親に相談せずに中退する事は避けるべきであり、信頼関係を保つためにも丁寧な説明を意識してください。

また、フリーター期間が長期化すると将来のキャリアに影響するため、資格取得に時間を使いすぎないということもポイントです。ここからは、専門学校を辞めたい人が知っておくべき注意点を3つの観点から解説します。

親に相談してから中退する

専門学校の中退は自分だけの問題ではなく、学費や生活費を支援している親にも大きな影響を与えます。そのため、中退を事後報告するのではなく、必ず事前に相談することが重要です。無断で辞めてしまうと、信頼関係に悪影響を及ぼすため注意してください。

また、親に相談することで親の視点から現実的なアドバイスをもらえることもあり、自分では気づかなかった選択肢が見つかる場合もあります。中退は大きな決断であるからこそ、最も身近な存在である親とのコミュニケーションを重視する意識を持っておきましょう。

資格取得に時間を使いすぎない

中退後に資格取得を目指すこと自体は有効ですが、目的やゴールが曖昧なまま長期間取り組んでしまうと、空白期間が長引き就職が遅れるリスクが高まります。特に「とりあえず資格を取る」といった考えでは、キャリアに直結しないリスクが高まるため注意してください。

また、資格取得だけに時間を使うのは避け、あくまでも就活と並行して進める意識を持っておきましょう。資格はあくまでも手段であり、目的ではないという意識を持つことが効率的なキャリア形成に繋がります。

フリーター期間はなるべく短くする

中退後に一時的にフリーターになる事は問題ありませんが、フリーターの期間が長期化すると正社員になれる割合が下がっていくため注意してください。企業は正社員として働かなかった理由を重視するため、フリーター期間が長引いた理由が曖昧だと印象が悪くなることがあります。

フリーターになる場合は、あくまでも次のステップに進むための準備期間として位置づけるとともに、いつまでに正社員就職をするのかといった期限を決めることが重要です。

中退後の時間の使い方はその後のキャリアに大きく影響しますので、時間を無駄にしないといった意識を持っておいてください。フリーター期間を早く抜け出して正社員就職を目指したい人は、若手就職支援に強いキャリアスタートにご相談ください。

牛田

最後に、専門学校を辞めたい方から本当によく寄せられる質問にお答えしていきますね。気になる項目があればぜひチェックしてみてください。

専門学校を辞めたい人によくある質問

最後に、専門学校を辞めたい人によくある質問を3つ取り上げて解説します。

専門学校を辞めたことは隠せる?

専門学校を中退した事実を完全に隠す事は避けるべきです。履歴書には事実を記載することが求められ、仮に採用後に虚偽の記載の事実が明らかになった場合は、解雇になるリスクもあります。加えて、企業によっては卒業証明書の提出を求められることもありますので、後からバレることもあるでしょう。

専門学校を中退した場合、重要になってくるのは事実を隠すことではなく、どのように説明するかです。中退理由を前向きに言語化し、その経験から何を学んだのかを伝えることで、ネガティブな印象を最小限に抑えるとともに自己PRに繋げる意識を持つと良いでしょう。

具体的にどうやったら専門学校の中退を就活でうまく伝えられるか分からない場合は、就職エージェントに相談してみることもおすすめです。

専門学校を中退するとどうなる?

専門学校を中退すると最終学歴は高卒となり、就職活動における選択肢に一定の制限が生じます。加えて、学校経由の求人紹介や就職サポートを利用できなくなりますので、自分で情報収集や応募が必要になるといった変化が生じます。

専門学校を中退した後に重要になってくるのは、中退そのものよりもその後いつどのように行動するかです。計画的に就職活動を進めたり、必要なスキルを身に付けることで、キャリアを築いていく事は十分に可能です。

確かに中退はキャリア形成の上で不利になる要素ではありますが、決定的な障害ではないことを理解しておいてください。

専門学校は学歴に入らない?

専門学校は、卒業することで専門学校卒という学歴として扱われます。ただし、中退した場合は卒業とはならないため、履歴書には中途退学と記載する必要があるだけでなく、学歴上は高卒扱いになります。

ただし、在学中に学んだ内容やスキルは無駄になるわけではなく、自己PRとして活かすことが可能です。就職活動においては、学歴よりもこれまで得た経験や知識をどのように企業で活かすかが重要です。

適切にアピールできれば、学歴に自信がなかったとしても理想の就職を叶える事は十分に可能です。

牛田

ここまでお疲れさまでした。最後に判断のポイントを振り返って、後悔しない選択につなげていきましょうね。

まとめ

専門学校を辞めたいと感じる理由はモチベーションの低下や精神的ストレス、経済的事情など人によって様々であり、勢いで決断するのではなく辞めたい理由を言語化することが後悔しない判断につながります。中退すると最終学歴は高卒扱いになり給料面でも差が出やすくなる一方、休学制度の活用や親への事前相談などで取り得る選択肢は意外と多く残されています。

中退を決断する場合は、進路を具体的に描いた上で早めに動き出すことが重要です。学歴や職歴を問わない求人は増えており、自己分析と業界研究を踏まえて応募先を絞ることで、専門学校を辞めた後でも正社員就職は十分に目指せます。一人で抱え込まず、必要に応じて親や就職エージェントに相談しながら、納得感のあるキャリア選択をしていきましょう。

牛田

専門学校を辞めた後の就活に不安がある方は、ぜひキャリアスタートにご相談くださいね。20代未経験の就職支援に特化していて、中退者の支援実績も豊富です。一緒に踏み出しましょう!

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牛田 晴宣キャリアスタート株式会社 執行役員
東洋大学卒業後、携帯販売職や起業経験を経て、キャリアスタート株式会社に入社。キャリアカウンセラーとして若年層の就職・転職支援に従事し、2021年7月より大阪支店長を務める。「若者の輝く社会を作る」をビジョンに掲げ、関西エリアで求職者のキャリア相談に対応。自身の独立・再就職の経験を活かし、実践的なキャリアアドバイスを提供している。
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