【時期別に解説】中途採用されやすい時期はいつ?転職しやすい時期を解説!

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「採用されやすい月はいつなのかな?」「転職してはいけない時期はあるのかな?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

転職の適切なタイミングがわからないと不安になるかと思いますが、中途採用の動向を把握することで転職活動をスムーズに進められて、内定が複数得られた人も多く存在します。

さらに、適切なタイミングで転職活動をしたことで、希望の職場で活躍できるなどのメリットもあります。
そこで今回は、中途採用されやすいベストな時期と時期別の中途採用の動向、注意が必要になる転職の時期についてそれぞれ解説します。

また、ベストな時期に転職成功しやすいポイントついても詳しく紹介しますので、気になる方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

1.中途採用されやすいベストな時期


中途採用市場において企業の採用活動が活発になり、求職者にとってチャンスが増える「採用されやすい時期」が存在します。

多くの企業が新しい事業年度の計画に合わせて新しい人材を採用するため、決算年度の終わりの3月〜4月や、始まりである4月〜5月に人材を求めます。
企業が年間の事業計画を見直して、新しいプロジェクトや拡張計画を立てる時期も採用が増える傾向にあります。
さらに、年末や年始に退職者が出ることが多いため、その補充として新しい採用が行われることがあります。

企業の採用活動が最も活発になる決算年度の終わりや始まり、事業計画の更新時期、退職者の補充が行われる時期は、中途採用されやすいタイミングです。
この時期に積極的に活動することで、よりチャンスを掴みやすくできるでしょう。

2.【時期別に解説】中途採用の動向について


中途採用の動向について時期別に詳しく見ていきましょう。

(1)1月~3月は転職活動が最も活発になる


1月から3月の期間は多くの業界で転職活動が最も活発になる時期です。
企業が新たな決算年度に入る前に、予算を更新して採用計画を立てるため、新年度の事業計画に合わせた人材ニーズが高まるからです。

さらに、年末や年始に退職する人が多いため、その穴を埋めるための新たな採用需要が生まれます。

1月に転職活動を始めた場合には、多くの企業が新しいプロジェクトや拡大に向けて人材を求めていますので、積極的に活動することで3月までに内定を得られる可能性が高くなります。
1月から3月の期間は企業の採用活動が活発化するため、この時期を利用できるよう計画的に活動しましょう。

(2)4月~5月は求人数は少ないが求職者が多い

4月から5月にかけては、求人数は比較的少なくなるものの、求職者数は多くなる傾向にあります。
企業では新年度が始まり、前年度の採用計画が完了しているため、新たな求人が少なくなるからです。

また、新年度の始まりとともに、キャリアの見直しを行う人が多くなり、転職市場に新たな求職者が増加します。
求人数が少ない一方で求職者が多いため、求職者間の競争が激しくなる傾向があるのです。

4月に転職活動を開始する場合には、求人数が少なく限られた求人に対して質の高い応募を行えるように注力しましょう。自己PRを強化して面接で差別化を図るなど、競争が激しいなかでも印象を残すことが大事です。

(3)6月~7月は退職者が増えて求職者が増える

6月から7月にかけては退職者が増加するため、それに伴って求職者も多くなる時期です。
また、この時期は多くの人が半年間の業務を終えての人事評価があるため、評価次第では新しいキャリアのチャンスを求めて退職する人が増えるのです。

企業もこの時期に次年度の人員計画を見直して、新たな採用ニーズが生まれることがあります。
6月から7月は、退職者と求職者が増えて転職市場が活発になるため、市場に新たに参入する他の求職者との競争を意識して、自分の能力と経験を効果的にアピールすることが重要です。
この時期は一部の企業で新たな採用ニーズが生まれる可能性があるため、積極的に求人動向を把握して転職機会を逃さないように行動しましょう。

(4)8月~9月は求人数も求職者も少ない


8月から9月にかけての期間は、転職活動が最も落ち着く時期のひとつとされています。中途採用市場において求人数も求職者数も比較的少なくなる傾向があるからです。

多くの企業がお盆期間に夏季休暇を取ることで採用活動が鈍化し、求職者も休暇を取り転職活動を控えるでしょう。企業は年末に向けての採用計画の見直しを行うことが多く、新たな求人が出るのは通常9月以降になります。

8月の求人が少ない期間を利用してスキルアップや資格取得に時間を割き、履歴書や職務経歴書を見直すのも良いでしょう。そうすることで、秋の採用市場の活発化に備えて、希望の職種に転職ができる可能性が高まるでしょう。

8月から9月は転職市場が比較的静かな期間になるため、転職活動を行う場合は、採用活動が再活発化する秋に向けて準備を整えることが重要です。この期間を利用して自己理解を深めたり、スキルを高めて、転職活動に備えることがおすすめです。

(5)10月は求人数も求職者も増えてくる時期

10月は中途採用において求人数、求職者数ともに増加する時期です。企業が年末に向けて業務拡大や人員補充を計画し、新たな求人が増加するからです。
また、年末に近づくにつれて、キャリアの変更や新しいチャレンジを求める求職者が増え、転職市場に新たな活力が生まれます。
求人数の増加に伴い、より多くの求職者が市場に参入するため、職種によっては競争が激しくなる可能性があります。
10月に転職活動を開始する場合には、求人が増加するので多様な業界の求人に目を向けてみるのも良いでしょう。また、競争が激化する可能性があるため、自分のスキルや経験を際立たせる応募書類や面接対策の準備に力を入れましょう。

(6)11月~12月は有効求人倍率が最も高い時期

11月から12月は、企業が年末に向けての採用を積極的に行い、求人数が増加する傾向にあるため、有効求人倍率が最も高くなる時期です。
企業は年度末の採用計画に基づき、この時期に積極的な採用を行い、来年度の事業展開に向けて必要な人材を確保しようとします。
この時期は、求人数が増加する一方で、年末年始を控えた求職者の動向が鈍化することが多く、有効求人倍率が高まります。
11月に転職活動を始めると、多くの企業が年末に向けて採用を強化していることを把握し、積極的に応募しましょう。
11月から12月は有効求人倍率が最も高く転職のチャンスがある時期なため、年度末の求人情報を把握して自分の経験とスキルを効果的にアピールすることが重要です。

3.注意が必要になる転職の時期


注意が必要になる転職の時期は下記の通りです。

(1)失業手当受給後の転職活動

転職市場において特に注意が必要な時期のひとつが、失業手当を受給している期間後の転職活動です。
失業手当は一定期間しか受給できないため、手当の期限内に転職活動を行って、定期的に求職活動の報告を行う必要があります。

失業手当は申請から受給するまで待機期間があるため、3ヶ月位無職となっているため、経歴にブランクができる状態です。
失業手当が受給できるのは経済的にも精神的にも安心感が得られますが、無職期間が長くなりすぎると企業から労働意欲が低いと懸念されるリスクがあります。
失業手当を受給するのは良いですが、転職活動には手を抜かず早めに転職先を見つけられるよう活動していきましょう。

ブランク期間が空いてしまったときの対処法を詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。

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2023.06.20

(2)住宅ローンを組む予定があるとき


転職を考える際に特に注意が必要なのが、住宅ローンの申請を計画している場合です。
住宅ローンは、申請者の職歴や安定した収入が重要な審査基準となるため、転職活動と併行する場合は慎重な計画が必要です。
住宅ローンを組む際、銀行は申請者の職務の安定性を重視するため、転職活動は審査に影響を与える可能性があります。無職で転職活動中や新しい職に就いた直後は、職歴が途切れていると見なされて住宅ローンの審査に不利になることがあります。
新しい職場での収入が安定していると証明するまでに時間がかかるため、住宅ローンの承認が難しくなることがあるのです。

一般的な企業では通常、3ヶ月から6ヶ月の試用間が設けられており、この期間中は雇用が不安定と見なされることがあります。もし可能であれば、住宅ローンの申請が完了するまで現職を続ける、または新しい職場で安定した収入が得られることを確認してから住宅ローンの申請を行うことが望ましいです。

(3)自分で確定申告が必要になる時期

転職を考えている際に特に注意が必要なのが、自分で確定申告を行う必要がある時期です。
特に、12月に正社員への転職をすると、会社で年末調整が行われないため自分で確定申告をする必要があるでしょう。
年内に複数の会社で働いた場合、それぞれの会社での収入に対して適切な税金の調整が必要になりますが、年末に近い時期に転職すると、新しい会社では年末調整の申請は既に終わっており、会社での年末調整の対象外となります。
その場合には、翌年の初めに自分で確定申告を行う必要があるため、前の会社と新しい会社の収入を合算し、正確な税金額を計算して納税しましょう。

転職時のタイミングによっては、自分で確定申告を行う必要があることを把握しておくことで、納税漏れを避けることができます。

4.ベストな時期に転職成功させるポイント


ベストな時期に転職成功させるポイントは下記の4つです。

(1)企業側の中途採用の動向を把握する

転職を成功させるための重要なポイントのひとつが、企業側の中途採用の動向を把握することです。
企業がいつ、どのような人材を求めているかを知ることは、転職活動を計画して効果的に行動するためには不可欠だからです。

企業は年間を通じて異なる時期にさまざまな採用ニーズを持っていますので、これらを理解することで、自分のスキルや経験を最適なタイミングでアピールできるでしょう。

企業の採用動向を理解することで、競争が比較的少ないタイミングで応募することができます。
たとえば、年度初めや四半期の開始時などは、採用活動が活発化することがあります。
企業がどのような時期に、どのような人材を求めているかを把握して、最適なタイミングで転職活動を進めていきましょう。

(2)大型連休を活用して転職の準備をする


在職中でなかなか転職活動の時間がとれない場合、大型連休の期間を活用して転職に向けた準備を整えることで、転職活動をスムーズかつ効果的に進めることができます。

自己PRが効果的に伝わる履歴書や職務経歴書を作成または更新して、企業研究を行い、転職市場の最新情報を把握します。
さらに、資格取得の勉強など、自身のスキルを高める活動に時間をあてるのも有意義でしょう。

連休を利用して業界関連のイベントに参加したり、既存のネットワークを活用して、より多くの情報を得ることができます。
計画的にこの期間の時間を使うことで、転職活動の成功率を高めることが期待できるでしょう。

(3)入社時期から逆算して転職活動をする

入社希望時期から逆算して計画を立てることで、希望する時期に合わせて新しい職場に転職することが重要です。

具体的な入社時期を設定することで、転職活動の目標が明確になり、計画的に行動することができます。
企業によっては選考プロセスに数週間から数ヶ月かかることがありますので、この期間を考慮し、それに応じて活動を開始する必要があります。
転職を計画する際は、入社希望時期から逆算して転職活動を行いましょう。

現職を辞める際には、通知期間や引き継ぎなどの手続きが必要ですので、これらを計画に含めることが重要です。たとえば、選考期間の2ヶ月間、退職報告と引き継ぎ、有給休暇消化の1ヶ月間と3ヶ月後には、新しい職場に転職することができるでしょう。

(4)転職エージェントに相談する

転職エージェントは転職市場の動向を熟知しているため、どの時期が転職に最適か、あなたの経験やスキルから適性を見て、キャリアの目標に合ったアドバイスをしてくれます。

効果的な履歴書や職務経歴書の作成、非公開求人企業の紹介・推薦、面接対策、待遇・入社日交渉など、転職活動のトータルサポートを受けることができます。
転職エージェントに相談することで、転職活動がより効果的かつスムーズに進み、ベストな時期に最適な職場を見つけることが可能になるでしょう。
転職の時期にお悩みの人は当社キャリアアドバイザーが適切な時期をアドバイスできますので、お気軽にご相談ください。

まとめ


今回の記事では、時期別の中途採用の動向やベストな時期に転職を成功させるためのポイントについて解説しました。
中途採用は1月〜3月は転職活動が最も活発になりますが、事前に自己分析、企業研究、書類作成、面接対策などの準備が重要です。企業の採用活動が活発になる前に、計画的に転職活動の準備をしておくのがポイントです。

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