【初めてのハローワークで行くのが怖い】という人必見!対応策・代替策を紹介

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「初めてハローワークに行くけど、なんだか怖い…」
「そもそも、ハローワークってどんなところ?」

このようなお悩みはありませんか?

ハローワークは国が運営する職業安定所ですが、利用したことがないとどんな場所かわからなくて行きにくいと感じますよね。

そこで、本記事ではハローワークが怖いと思う理由と実際のハローワークの雰囲気やサービス内容を解説します!

記事の後半では、ハローワークに行くのが怖い時の対処法も紹介しますので、この記事を最後まで読めばハローワークへの不安が解消されますよ。

これからハローワークの利用を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

1.「初めてハローワークに行くけど怖い…」その理由3選

ハローワークに行くのが怖いと思う理由を以下3つ紹介します。

  1. 相談しにくいイメージがある
  2. 職員が冷たい・説教してくるといった噂がある
  3. 自分に合う求人が見つかるかわからない

順に紹介します。

(1)相談しにくいイメージがある

ハローワークに行きにくいと感じる理由の一つに、役所のような堅い印象や利用者の年齢層が高いイメージがあることがあげられます。

実際、ハローワークは店や会社に比べたら役所のような雰囲気が流れています。

しかし、ハローワークでは常に対面の職業相談や電話対応が行われているので人の声が絶え間なく聞こえており、役所ほど静かで堅苦しい雰囲気ではありません。

また、ハローワークの利用者層は、地域にもよりますが意外と幅広いようです。

年齢層が偏っていたとしても、利用者は求人を探していたり職業相談を受けていたりと、自分のことで精一杯なので周りを気にしていません。

ハローワークの雰囲気が苦手な人は、わかものハローワークなど若手向けのハローワークを利用するのがおすすめです。

(2)職員が冷たい・説教してくるといった噂がある

インターネットでは「職員の態度が悪い」「嫌なことばかり聞いてくる」などの声が上がっており、ハローワークに行くと怒られるのではないかと感じる人もいるようです。

ハローワークには多くの職員がいるため、中には事務的な対応をする職員もいますが、基本的には親身に相談に乗ってくれます。

厚生労働省では、ハローワークサービス憲章の策定など相談員の対応の向上を図る取り組みを実施しています。

サービス憲章の窓口サービスの基本方針では、「皆さまの立場に立ち、親身になって対応します」といったことを定められているため、いきなり利用者を怒ることはないでしょう。

ただし、職業相談では職歴や空白期間など人によっては答えづらいことを聞いてくることはあります。

しかし、この質問は退職したことや空白期間を責めるためではなく、転職のアドバイスをするために聞いているため、誠実に答えるようにしましょう。

以下の記事では、ハローワークの職業相談について詳しく解説していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

ハローワークでは相談員に怒られる?職業相談に不安を感じる7つの理由

2022.09.26

(3)自分に合う求人が見つかるかわからない

「未経験者の求人はないのではないか」「ブラック企業の求人ばかりなのではないか」など、自分に合う求人があるかわからないことも、ハローワークへの不安につながっていると考えられます。

ハローワークは大量の求人を保有しているため、未経験を受け入れる会社やさまざまな職種・業種の求人があります。

とはいえ、あえてハローワークに求人を出さない会社も存在しており、自分に合う会社が見つかるとは限りません。

そのため、不安がある場合はハローワークに行かなくても利用できる「ハローワークインターネットサービス」で、どのくらい自分に合う求人があるか見てみましょう。

雇用保険を受給しないのであれば、必ずしもハローワークに行かなければならないわけではありません。

挑戦したい業界や職種の求人がハローワークで見つからないのであれば、転職サイトや転職エージェントなどほかの転職支援の利用を検討しましょう。

また、「紹介された求人には絶対に応募しないといけないのかな」と不安に思うこともあるかもしれませんが、入社する意思のない企業の求人であれば断っても問題はありません。

ただし、紹介状を出されてしまうと企業側に応募の意思が伝わるため、紹介状を出される前に断りましょう。

2.初めてハローワークに行く人が知っておきたい4つの基礎知識

初めてハローワークに行く前に抑えておきたい知識を以下4つ紹介します。

  1. そもそもハローワークとは?
  2. ハローワークでできること
  3. ハローワークに行くときの持ち物・服装
  4. ハローワーク利用の流れ

順に説明します。

(1)そもそもハローワークとは?

ハローワークとは、就職や転職を希望する人に対して年齢や性別を問わず就職支援を行う公共の職業安定所です。

全国544か所に設置されており、求職者はもちろん求人を出す企業も無料で利用ができます。

また、厚生労働省の一般職業紹介状況(令和3年12月分及び令和3年分)によると、令和2年の平均有効求人数は120万件以上であり、保有する求人数は圧倒的です。

特定の地域の求人だけでなく、全国の求人情報を閲覧することができるので、Uターン・Iターンを見越した就職活動もできます。

ハローワークの開庁時間は原則平日の8時30分から17時15分ですが、一部の施設では平日の夜間や土日にも職業相談のみ受け付けている場合もあります。

くわしくは、サービス提供時間延長実施施設をご覧ください。

(2)ハローワークでできること

ハローワークの求職者向けのサービスは、大きく分けて就職支援と雇用保険手続きの2つです。

就職支援は、求人紹介だけでなく自己分析のアドバイスや面接練習・応募書類の添削といった選考対策もサポートしてもらえます。

また、仕事に必要なスキルを習得する職業訓練に関する相談・手続きや、就職に関するセミナーへの参加もできます。

雇用保険とは、一定の条件を満たした失業者に手当てを給付する制度です。

雇用保険受給の対象者は、再就職する意思のある雇用保険の加入者ですが、給付額や給付期間は離職前の給与や被保険者期間、離職理由などによって異なります。

細かい受給要件などもありますので、退職して雇用保険の受給を希望する場合は、最寄りのハローワークで相談をしましょう。

上記で紹介した職業訓練に興味のある人は、以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

職業訓練校(ハロトレ)とは?制度内容からメリット・デメリットまで徹底解説!

2022.12.19

「職業訓練校おすすめしない」と言われる理由5選!向いている人の特徴も紹介

2022.12.22

(3)ハローワークに行くときの持ち物・服装

ハローワークに行くときの服装は決められていないので、普段着で問題ありません。

持ち物も特に決められていませんが、メモ帳や筆記用具を持って行けば職業相談で受けたアドバイスを記録しておくことができます。

自分の経歴やスキル、転職先に求める条件などを紙に書いて持って行くと、スムーズに職業相談ができるのでおすすめです。

雇用保険の手続きをする場合は、以下のものが必要になります。

雇用保険手続きで必要なもの

  • 雇用保険被保険者離職票
  • 雇用保険被保険者証
  • 個人番号確認書類
    ※マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票など
  • 身元確認書類
    ※運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など)
  • 写真(縦3.0cm×横2.4cm正面上半身のもの2枚)
  • 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード

出典:雇用保険の具体的な手続き|ハローワークインターネットサービス

雇用保険の手続きを行う場合は、受給資格決定と求職の申込みの手続きがあるため、時間に余裕を持ってハローワークに行きましょう。

(4)ハローワーク利用の流れ

ハローワークでは最初に窓口で「ハローワークを初めてて利用します」と伝えておくと、職員が詳しく案内をしてくれます。

雇用保険の手続きをしたい場合は、その旨も伝えましょう。

求職申込み手続きが終わると、「ハローワークカード」を渡されます。

ハローワークカードは申し込みをした求職者の情報が登録されているため、2回目以降のハローワーク利用の際に必要になります。

求職申込み手続きが終わったら、求人検索など求職活動を始めましょう。

どのように求職活動を行えば良いかわからない・求人を見る前に自分の適性を知りたい・職業訓練を受けたいといった場合は職業相談窓口を利用します。

順番が来たら職業相談が始まるので、求職活動に関する悩みを相談しましょう。

3.ハローワークの利用が怖いときの対処法3つ

ハローワークの利用が怖い人に向けて、対処法を以下3つ紹介します。

  1. 自分に合ったハローワークがないか調べる
  2. 事前準備をする
  3. 転職エージェントを利用する

順に説明します。

(1)自分に合ったハローワークがないか調べる

ハローワークでは、求職者によって専門的に相談できる窓口を設置しており、若手向けの専門窓口もあります。

専門窓口の種類 概要・特徴
新卒応援ハローワーク
  • 大学などの学生や学校卒業後おおむね3年以内の人が対象
  • 新卒者等の就職支援を専門とするスタッフが担当者制で支援
  • 求人紹介や選考対策だけでなく就職活動の進め方・求人の選び方の相談もできる
  • 必要に応じて臨床心理士による支援も受けられる
  • 初回は予約不要、2回目以降は予約制
  • 就職後のフォローも行っている
わかものハローワーク
  • おおむね35歳未満が対象
  • 就職支援ナビゲーターがマンツーマンで職業相談から職業紹介、応募書類の添削・面接対策までサポート
  • 初回は予約不要、2回目以降は予約制
  • 就職後のフォローも行っている
  • 職業訓練の相談も受けている
マザーズハローワーク
  • キッズコーナーなど子ども連れでも相談しやすい環境
  • 仕事と子育てを両立しやすい求人の紹介
  • 就職に役立つセミナーの開催
  • 保育所などの子育て支援に関する情報の提供

「ハローワークは年齢層が高いのではないか…」「子ども連れでハローワークには行きづらい」と不安に思う人は、上記の専門窓口が設置されているハローワークを調べてみましょう。

(2)事前準備をする

ハローワークに行く前に、ハローワークに行く目的や相談内容を考えておくこともおすすめです。

具体的にはハローワークインターネットサービスで気になる求人をピックアップしておく、職業相談で話す内容を考えておく、といったことがあげられます。

はじめての場所や初対面の人に緊張しやすい人でも、ハローワークですることと相談員に話す内容が決まっていれば不安が軽減されます。

また、自分の経歴やスキル、興味のある業界や職種などをメモにまとめておくと、職業相談で希望する仕事を伝えやすくなるでしょう。

(3)転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、民間の就職・転職支援サービスのことです。

ハローワークと同様無料で利用できますが、主に以下の違いがあります。

ハローワーク 転職エージェント
  • 職員の多くが非正規雇用
  • 求人数が豊富
  • 求人票以上の情報は得られない可能性がある
  • 地元密着型、中小企業の求人が多い
  • 一般的な選考対策ができる
  • 相談員全員がキャリアのプロ
  • 求人数はハローワークほど多くはないが非公開求人を保有している
  • 大企業の求人もある
  • 企業に合わせた選考対策ができる
  • 給与など労働条件の交渉を代行してもらえる

ハローワークと転職エージェントの最大の違いは、相談員の質です。

転職エージェントの相談スタッフは全員キャリアのプロのため、求職者に寄り添った相談と適性に合った求人紹介をしてくれます。

初めて転職をする人にも丁寧に相談に乗るため、ハローワークに行きにくい人はまず転職エージェントに相談してみるのも一つの考えです。

また、ハローワークは求人数が多い分ブラック企業が紛れている可能性があるため、ハローワークを利用するとしても、転職エージェントを併用することをおすすめします。

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キャリアスタートは、若手の転職支援に特化した転職エージェントで、数多くの転職支援実績があります。

求職者と企業のマッチング分析に注力し、求職者一人ひとりに最適な企業を紹介するため、入社後の定着率は92%以上です。

より良い転職を考えている人は、キャリアスタートを活用しましょう!

まとめ

本記事では初めてハローワークを利用する人に向けて、ハローワークが怖いと思う理由やハローワークの実際、怖いと思う時の対処法を紹介しました。

ハローワークは就職をサポートしてくれる場所です。

インターネットでは「職員に怒られた」「相談しにくい」といった声も上がっていますが、基本的には親身に就職支援をしてくれます。

ハローワークを利用するか否かに関わらず転職エージェントも活用して、より良い転職活動を行いましょう。

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