「疲れた…仕事辞めたい」20代がやるべきこと5選!転職の判断軸も紹介

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「疲れた…もう仕事を辞めたいけど、いいのかな」
「20代で転職するのは早い?」

このようなお悩みはありませんか?

20代の転職はネガティブなイメージをもつかもしれませんが、実際のところ20代の離職者は珍しくなく、転職で悩みを解消している人がいることも事実です。

そのため、仕事を辞めたいほどの疲労を感じているなら、20代で転職することも一つの解決方法といえます。

この記事では、疲労から仕事を辞めたいと思っている20代に向けて、退職率や退職理由、転職の判断基準を紹介します。

併せて、仕事を辞めたいときにするべきことも解説していますので、疲れを感じている20代は、ぜひ参考にしてください。

1.「仕事辞めたい…」と感じる人は少なくない!20代の退職率

「仕事を辞めたい」と感じる20代は、少なくありません。

以下は、厚生労働省「令和3年雇用動向調査結果の概要」のデータをもとに作成した年齢階級別の離職率の表です。

年齢 男性 女性
20~24歳 24.2% 26.9%
25~29歳 19.6% 19.2%

出典:令和3年雇用動向調査結果の概要|厚生労働省

上記のデータから20代で離職する人は約2割、5人に1人が離職していることがわかります。

30代の平均離職率が12.9%、40代が8.9%であることからも、20代の離職率は他の年齢層よりも高く、「仕事を辞めたい」と考える20代も多いといえます。

2.20代前半・後半、男女別の離職理由TOP3

20代が離職する理由は、主に「労働条件」「収入」「人間関係」です。

厚生労働省「令和3年雇用動向調査結果の概要」のデータをもとに離職理由ランキングを作成しました。

順位 20代前半 20代後半
男性 女性 男性 女性
1 労働条件が悪い 労働条件が悪い 収入が少ない 労働条件が悪い
2 人間関係 人間関係 仕事内容に興味を持てない 結婚
3 収入が少ない 収入が少ない 会社の将来性 人間関係

出典:令和3年雇用動向調査結果の概要|厚生労働省

多くの20代が労働条件や給与、人間関係の悪さから「仕事を辞めたい」と思っていることがわかります。

また、「仕事内容に興味を持てない」といった、業務内容のミスマッチから離職を決意するケースもあるようです。

(1) 仕事に疲れた場合は転職も視野に入れよう

仕事に疲れた場合、転職をすることで自分に合った業務や働き方ができる会社が見つかることもあります。

「20代で転職するのは忍耐力がないと思われないだろうか」と不安に思う必要はありません。

(株)マイナビの「中途採用・転職 総括レポート2021年版」では、「転職は前向きな行動である」と肯定的な意見をもつ人が約7割存在します。

また、同社の「転職活動における行動特性調査 2022年版」で、20代の7〜8割が「転職に満足している」と答えた結果が出ました。

このことから、体調を崩しかねないほど過酷な労働環境や精神的負担が大きい職場で疲労を感じている20代は、転職によって今の悩みを解決できる可能性があるといえます。

疲労の原因が会社側にあり、改善の見込みがない場合は転職を視野に入れましょう。

以下の記事では、社会人が疲れる理由や疲れた時の対処法を紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

20代社会人が「仕事に疲れた」と感じる理由と対処法をデータを元に紹介

2022.11.21

3.転職するべきかどうか迷った時の3つの判断基準

仕事の疲れから転職を考えるものの、「本当に転職していいのかな」と迷うこともあるでしょう。

そこで、転職するべきかどうか迷った時に考えたいことを以下3つ紹介します。

  1. これから先ずっと働きたいと思える会社か
  2. キャリアビジョンがもてるか
  3. 今の悩みは転職をしなければ解決できないのか

順に説明します。

(1)これから先ずっと働きたいと思える会社か

20代は定年までが長いため、今の会社でこれから何十年も働きたいと思えるかどうかは、重要な転職の判断基準の一つです。

今感じている疲労が繁忙期による業務の忙しさなど一時的なものであれば、転職は踏みとどまった方が良いでしょう。

しかし、長時間労働が常態化している状況やパワーハラスメントの横行、平均的な給与より著しく低い給与など、社員を大切にしない会社に勤めている場合は、我慢して働き続ける必要はありません。

20代の貴重な時間を長期間働きたいと思えない会社のために費やすのはもったいないことです。

とはいえ、転職をしなくても業務量の調整や人事異動などで悩みを解決できるケースもあるため、転職をする前に一度会社に相談してみることをおすすめします。

(2)キャリアビジョンがもてるか

今の仕事でキャリアビジョンをもてるかどうかも、転職の判断をするうえでは大切なポイントです。

キャリアビジョンとは、仕事を通して実現したい将来像のことです。

たとえば「将来は管理職として経営に携わりたい」「専門的な知識を磨いて企画職に就きたい」「経理のスペシャリストとして会社を支えたい」などがあげられるでしょう。

このような目標があり、将来のために必要なスキルや経験を得ることができる環境なのであれば、今は頑張りどころである可能性もあります。

しかし、今の仕事を続けていてもスキルを習得できない、10年以上離れた先輩が自分と同じ仕事をしていて給与もほとんど変わらないといった状況であれば、転職を考えた方が良いでしょう。

また、業績などから会社に将来性があるかどうかも転職の判断基準です。

(3)今の悩みは転職をしなければ解決できないのか

転職を考えるほど疲れている理由を考えることも重要です。

「疲れ」の原因となっている悩みや不満が、会社で解決できるなら急いで転職する必要はありません。

たとえば、ライフワークバランスはとれているものの給与が低い場合、資格手当がある会社であれば資格に挑戦したり、副業を始めたりすることで問題を解決できることもあります。

また、仕事での悩みを上司や先輩に相談することも一つの解決方法です。

その際には、会社を辞めたい気持ちは伝えず、自分が何に困っているのか具体的に話しましょう。

すぐに改善するのが難しい場合でも、仕事の進め方などのアドバイスがもらえることもあります。

ただし、相談しても状況が良くならない場合や、会社の体制や待遇に問題があって改善の見込みがない場合、挑戦したい仕事が明確な場合などは、転職をおすすめします。

4.「疲れた…もう仕事を辞めたい」と思った20代がやるべきこと5選

20代は疲れの蓄積から勢いで退職してしまい、後悔するケースも考えられます。

そこで、20代が仕事で疲労を感じたときの対処法を以下5つ紹介します。

  1. しっかりと休む
  2. 自分の状況を整理する
  3. 仕事で大切にしたいことを書き出す
  4. 転職するメリットとデメリットを考える
  5. 社外の人に相談する

順に説明します。

(1)しっかりと休む

仕事を辞めたいと思うほど心や身体が疲れている場合は、退職の決断をする前に有給休暇などを活用してしっかり休みましょう。

疲労がたまっていると視野が狭くなり、会社や仕事への不満で頭がいっぱいになって「辞めたい」気持ちが増幅します。

仕事と距離を置いてリフレッシュすることで、冷静に転職するべきかどうか見極められます。

有給休暇だけでは疲労回復が見込めないほど体調を崩している場合は、休職を検討しましょう。

(2)自分の状況を整理する

休暇で疲労回復して気持ちが落ち着いたら、なぜ辞めたいと思うほど疲れたのか考える必要があります。

自分の状況を整理するためには、疲労を感じた原因(仕事内容・勤務時間・人間関係・会社の待遇など)を書き出してみることがおすすめです。

状況を書き出したら、自分が許容できる範囲や解決したい疲労原因の優先度を考えましょう。

疲れの原因となる状況と不満、悩みを可視化することで、今後の改善策が見えてきます。

また、今の悩みや解決したいことを明確しておくと、転職を決意した際の企業選びの軸としても役立ちます。

(3)仕事で大切にしたいことを書き出す

自分の状況が整理できたら、仕事を通して実現したいことや自分が望む働き方を書き出しましょう。

ポイントは、大切にしたい理由も具体的に考えることです。

たとえば、ワークライフバランスを大切したい場合は、「プライベートを充実させて仕事の質を高めたい」「休日に資格の勉強をしたい」などがあげられます。

仕事で大切にしたいことの理由まで考えておくことで、業務量を上司に相談するときや、転職活動で退職理由を考えるときの手助けになるでしょう。

(4)転職するメリットとデメリットを考える

転職のメリットとデメリットを比較することで、本当に転職すべきか否か判断ができます。

一般的に転職で考えられるメリットとデメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
  • 仕事の悩みを解消できる
  • 異業種・異職種の仕事に挑戦できる
  • 転職に成功すれば年収が上がる可能性がある
  • 転職後は実績や人間関係を一から築く必要がある
  • 転職活動が長期化する可能性がある
  • 企業選びを失敗した場合、転職を繰り返すリスクがある

実際の転職のメリット・デメリットは、勤めている会社や状況によって異なります。

そのため、今の会社の「良いところ」と「不満に感じていること」を書き出してみましょう。

転職のメリットは「不満に感じていること」を解消できることで、デメリットは「良いところ」を失う可能性があることです。

メリットとデメリットを比べて、退職して現状を打破するか、今の悩みをすべて解決することはできないとしても改善して働き続けるか、どちらの方が良いのか考えてみましょう。

(5)社外の人に相談する

社外の人に相談して、客観的な意見を聞くことも疲労の原因の解決する方法の一つです。

20代は社会人経験の少なさから、今の会社のやり方が一般的を思いこんだり、会社のルールや雰囲気に縛られて考えが凝り固まることがあります。

会社とは関係のない友人や家族に話をすることで、自分では気づかなかった会社側の問題や解決策がわかり、自分が起こす行動が見えてきます。

また、精神的疲労が強い場合は、専門医の力を借りましょう。

カウンセリングで気持ちが軽くなることもありますし、疲労をためないためのセルフケアや気持ちの切り替え方のアドバイスがもらえることもあります。

疲労から転職すべきかどうか悩んでいる場合は、転職エージェントなどキャリアのプロに相談することがおすすめです。

以下の記事では、20代が転職活動を行う前に知っておきたい情報をまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてください。

【適職診断】転職したいけど何がしたいかわからない場合の解決方法【20代向け】

2022.11.10

未経験でも稼げるおすすめ仕事7選!仕事の探し方と稼ぐためのポイント

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5.仕事に疲れた20代は転職エージェントに相談しよう!

転職エージェントとは、職業相談や求人の紹介、選考対策など転職活動の支援を無料で行っている民間企業のことです。

転職を決意した人はもちろん、転職すべきかどうか悩む人も転職エージェントに相談できます。

キャリアのプロからアドバイスをもらうことで前向きになれますし、転職を希望する場合は自分に合った会社を紹介してもらえるので、疲労の原因となっている悩みを解消できる可能性が高いでしょう。

20代におすすめの転職エージェントは、キャリアスタートです。

キャリアスタートは若手の転職支援に特化した転職エージェントで、仕事に悩む20代一人ひとりに寄り添ったサポートをしています。

転職希望者の希望条件だけでなく適性や強みを見極めたうえで最適な求人を紹介するため、入社後の定着率は92%以上の実績があります。

転職を決意した人はもちろん、「仕事の疲れから転職してもいいのかな」「自分に合う仕事はなんだろう」といった転職前の相談も大歓迎です。

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まとめ

本記事では、疲れから「仕事を辞めたい」と思っている20代に向けて、退職実情や転職の判断軸、疲れた時の対処法を紹介しました。

20代で離職する人はそれほど珍しくなく、会社側に問題があって疲れてしまったなら、転職することも一つの解決方法です。

とはいえ、疲労の蓄積によって感情的に退職すると後悔してしまう可能性があります。

反対に「我慢しなくちゃ」と合わない仕事を何年も続けて体調を崩してしまうと、20代の貴重な時間を無駄にしてしまうことになりかねません。

転職するべきかどうかは、冷静に判断することが大切です。

自分ではなかなか考えがまとまらない場合は、若手のキャリアに特化したキャリアスタートに相談しましょう。

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