キャリアスタートに相談してみる

Fラン卒でも就職できる!内定獲得のポイントやおすすめの仕事を解説

Fラン卒でも就職できる!内定獲得のポイントやおすすめの仕事を解説

Fラン大学卒業であっても、近年は人手不足により多くの企業が学歴よりも意欲やポテンシャルを重視した採用活動をしているため、就職する事は可能です。未経験から挑戦できる求人も増えてきており、就職活動を丁寧に行えば職歴がなくても正社員として就職できます。

この記事では、Fランでも就職が可能な理由や内定獲得のための具体的なコツ、おすすめの職種や資格まで分かりやすく解説します。Fランでこれから正社員を目指して就職活動を始めていきたい人は、記事の内容を参考にしてみてください。

Fラン卒でも就職できる理由

近年の人手不足の影響を受け、企業の多くは学歴よりもポテンシャルやスキルを重視していることもあり、Fラン卒であっても充分にチャンスがあります。実際に半数以上の企業は卒業大学を意識していないことに加えて正社員不足を感じているため、Fランにとって就職しやすい状況と言えます。

また、学歴不問の求人は多く募集されていることから、企業のニーズが高いだけでなく、数多くの求人の中から就職先を検討できる状況にあります。

まずはFラン卒でも就職できる理由を3つの観点から解説していきます。

半分以上の企業は卒業大学を意識していないから

特にFラン卒の人は学歴フィルターを気にしがちですが、HR総研が実施したアンケート調査によれば、「採用戦略においてターゲットとなる大学を設定していない」と回答した企業の割合は5割以上を占めています。

特に中小企業や人手不足が深刻な業界では、学歴よりも人物面や働くことに対する熱意を重視する傾向が強まっています。そのため、Fラン卒であっても自己分析や企業研究を丁寧に行い、面接対策に取り組むことで、正社員として就職することは十分に可能だと言えます。

必要以上に学歴を気にするのではなく、これからどのように働いていきたいかを言語化した上で、就職活動に取り組むことがポイントです。

半分以上の企業は正社員不足を感じているから

日本の労働市場においては慢性的な人手不足が続いており、多くの企業が正社員の採用に苦戦しています。帝国データバンクの「人手不足に対する企業の動向調査(2025年7月)」によると、正社員の人手不足を感じている企業の割合は50%を超えています。

こうした人手不足の波を受け、企業は学歴よりもスキルやポテンシャルを重視した採用戦略にシフトしてきています。特にITエンジニアや営業職などは常に採用ニーズが高く、Fラン卒であってもポテンシャルの高さをアピールできれば十分に正社員就職が可能です。

人手不足は今後も続く見通しと言われており、自分の強みを活かせる職種を狙えば内定獲得の可能性を大きく高められます。

学歴不問の求人数は多い

現在の求人市場では、未経験者だけでなく学歴不問と書かれた募集が増えています。実際にいくつかの求人サイトを見てみても、学歴不問の求人は数千件以上を超えて募集されているため、Fラン卒だからといって就職先がないという事はありません。

特に営業職や事務職、プログラマーや施工管理など専門性が重視される職種においても、学歴不問の求人が多いだけでなく、採用後に研修制度やOJTでスキルを育成する体制を整えている企業が増えてきています。

したがって、Fラン卒が就職活動を進めていく際は、どのようなキャリアを歩んでいきたいのか明確にした上で、面接でアピール内容を工夫する意識が重要です。未経験歓迎や学歴不問の求人に積極的に応募することで、就職活動を成功させられる可能性を高められます。

Fラン卒は就職が難しいと言われる理由

Fラン卒であっても就職することは十分に可能ですが、一方でFラン卒だと就職は難しいと言われることもあります。これは書類選考や筆記試験で学歴を求める企業が一定数存在していることが理由だと考えられます。

また、基本的な就活対策が不足すると就活で不利になりかねないため、学歴をカバーするためにも、就職エージェントなどを活用して就職活動を進めていく意識が重要です。

ここからは、Fラン卒は就職が難しいと言われる理由を3つの観点から解説していきます。

書類選考が通過しにくいから

昨今の日本では、人手不足を背景に学歴を気にしない企業が増えてきている一方で、これまでの学歴を重視した書類選考をしている企業も一定数存在します。

特に大手企業や人気業界においては応募が集中するため、学歴がフィルターとして使われてしまい、結果的にFラン卒が就職で不利になることがあります。

ただし、応募書類で学歴以外の強みを伝える事は可能です。例えばアルバイト経験や資格取得、サークル活動などで培った実績を具体的に盛り込むことで、書類選考を通過できる確率を上げられます。

Fラン卒だからといって諦めるのではなく、学歴以外で評価される要素を効果的にアピールする意識を持っておきましょう。

筆記試験で落ちてしまうから

企業によっては、選考の一環としてSPIを始めとした筆記試験がされることがありますが、Fラン卒が対策をしていないと苦戦してしまうケースがあります。特に数学や読解問題で点数が取れないと、学歴の印象と合わせて見送りになる事は少なくありません。

ただし、就活における筆記試験は事前の対策で充分改善できる領域です。学歴に自信がない人こそ、筆記試験を突破するための学習をすることが必要です。

なお、中途採用においては、新卒採用よりも筆記試験を取り入れている会社が少ない傾向にあります。どうしても筆記試験対策に自信がない場合は、選考フローで筆記試験がない企業だけに応募することもおすすめです。

基本的な就活方法を理解できていないから

就職活動においては、自己分析・企業研究・応募書類の作成・面接対策といった基本的なプロセスを踏むことが非常に大切です。しかし、Fラン卒の一部の人は十分な就活対策を行わずに自己流で選考に臨んだ結果、見送りになることもあります。

特にFラン卒だと、新卒就活の段階で周りの人が真剣に就活対策を進めている状況になりづらいという声もあり、「そもそも何から就活対策を取り組めばいいか分からない」ような人も見られます。

これまで基本的な就活のプロセスをインプットしてこなかった場合は、就職エージェントやハローワークを活用し、正しい手順で就職活動を進めていく意識が重要です。学歴の不利を補うためにも、就活の基本をしっかりと抑えてライバルと差別化していく意識を持ちましょう。

Fラン卒でも理想の就職ができる人の特徴

Fラン卒で就活に自信がない場合であっても、理想の就職を実現できている人は多く存在します。理想の就職を実現する上で重要なのは、早めに行動するとともに、中長期的な視点を持って応募先を決めていく意識を持つことです。

また、どんな仕事や業界を志望する場合であっても、基本的なコミュニケーション能力があるかが重要なポイントとなりますので、面接対策などを通じてコミュニケーションを意識できると理想の就職が実現しやすくなります。

ここからは、Fラン卒でも理想の就職ができる人の特徴を3つの観点から解説します。

すぐに就職活動を進められる人

就職活動はタイミングが重要であり、早めに自己分析や情報収集を始めることで、多くの求人に出会うことができます。特に人手不足の業界は採用スピードが速く、少し出遅れただけで応募のチャンスを逃す可能性があるため、すぐに就職活動を進められる人は理想の就職を実現しやすい傾向にあります。

また、行動が早い人ほど応募前にやるべき自己分析や企業研究に十分な時間を割けられるため、転職の軸が定まりやすくなり、面接でのアピールも効果的になります。

就職活動を先延ばしにすることなく、一歩踏み出す積極性を意識すると良いでしょう。

中長期的にキャリアを考えられる人

学歴の不利を補うには、目先の就職だけでなく、将来を見据えたキャリア形成を考えることがポイントです。数年後にどんなスキルを身に付けて、どういった働き方をしたいのか整理することで、面接でも説得力のある志望動機を語れます。

さらに、就職後のスキルアップのスピードが早まることに加えて、仕事での成果を武器により待遇の良い会社に転職することも目指せます。

もしFラン卒で大手企業に就職したいと考えている場合は、まずは短期的に実務経験を身に付けていき、将来キャリアアップするようなプランを考えておくと理想の就職が実現しやすくなります。

コミュニケーションを意識できる人

企業が面接で重視するポイントは、学歴よりもコミュニケーション力であることが大半です。職場では社内外の関係者との円滑なやりとりが欠かせないため、面接においても第一印象や会話のキャッチボールが評価に繋がります。

Fラン卒でも、明るく丁寧に話す姿勢や相手の話をしっかり聞く態度を示せば、ポジティブな印象を与えられます。特に営業職など人と関わる仕事においては、コミュニケーション力があるというだけでも採用されることがあります。

Fラン卒は学歴を武器にしづらい分、相手に安心感や信頼感を感じさせるようなコミュニケーションを心がけることで、理想の就職が実現できるでしょう。

Fラン卒から内定獲得を目指すポイントやコツ

Fラン卒でも、工夫次第で内定獲得の可能性を大きく高められます。求人を探す際は、未経験歓迎求人や学歴不問の求人を選ぶことで選考を有利に進められるようになります。

また、書類選考で見送りになることが増えることを見越して、少しでも気になる求人には積極的に応募する姿勢がポイントです。

合わせて、新卒時代に就職活動に真剣に取り組んでいなかった場合は、基本的な就職活動の方法に沿って効率的に内定を目指すためにも、就職エージェントを活用することがおすすめです。

ここからは、Fラン卒から内定獲得を目指すポイントやコツを3つの観点から解説していきます。

未経験歓迎・学歴不問の求人を選ぶ

Fラン卒から内定獲得を目指す場合は、応募先を工夫することが大切です。特に「学歴不問」や「未経験歓迎」と書かれた求人を中心に応募することで、選考を有利に進められるようになります。

このような求人は、これまでの学歴やスキルよりも人物像や熱意で採用する傾向が強く、Fラン卒であるハンデを感じにくくなるでしょう。

特に営業・介護・ ITエンジニアなどの仕事は未経験から挑戦できる求人が多く、就職後に専門的なスキルを身に付けることも可能です。未経験歓迎や学歴不問の求人に応募する際は「なぜこの仕事に挑戦したいと考えたのか」を明確に伝えることが重要なため、面接対策に取り組んでおくことがポイントです。

求人を選ぶ上では、自分が採用してもらえる求人かどうかを見定めることがポイントのため、特に求人サイトなど自分1人で求人を探そうとしている人は、未経験歓迎や学歴不問の求人を積極的に比較検討することをおすすめします。

少しでも気になる求人には積極的に応募する

特に就職活動を始めたての頃は、幅広く求人を比較検討するとともに、積極的な行動が内定獲得を目指す上でポイントになります。自分には向いていないかもしれないと思って応募を見送るよりも、少しでも興味を持った求人には積極的に応募することがコツです。

応募数が増えれば面接経験を積む機会が増えるだけでなく、自分に合った職種や会社を見極めやすくなります。また、思いがけない企業との出会いで、これまで考えていたよりもマッチしている職場に就職できる期待も持てます。

学歴に不安がある人ほど、行動量を増やすことにより仕事選びの制度を引き上げられますので、まずは行動することを念頭に置いた上で就職活動を進めていくと良いでしょう。

就職エージェントを活用する

Fラン卒で就職活動のやり方が分からない人や、内定獲得の自信がない場合は、就職エージェントの活用がおすすめです。就職エージェントに登録することで、自分の希望や理想にマッチしている求人を紹介してくれるだけでなく、書類作成や面接対策のサポートが受けられます。

また、自分専任のアドバイザーが担当についてくれるため、少しでも就職活動で不安を感じたら、すぐに相談できるような安心感を感じながら内定獲得を目指せるようになります。加えて、企業とのやりとりも代行してくれますので、ビジネスマナーに不安があっても安心です。

なお、就職エージェントの登録や利用にはお金がかかりませんので、気になるサービスを見つけたらまずは登録から始めてみましょう。

Fラン卒の就職でおすすめの仕事

Fラン卒であっても挑戦しやすく、スキルを身に付けて中長期的なキャリアアップが期待できる仕事は数多く存在します。特に学歴よりも、意欲やポテンシャルが評価されやすい職種を選ぶことで、安定したキャリア形成が可能です。

特に営業職や事務職、介護職、施工管理、プログラマーといった仕事は、未経験から就職しても研修制度が整っている企業が多いだけでなく、Fラン卒から実務経験を積んでキャリアアップしていくことも可能です。

ここからは、Fラン卒の就職でおすすめの仕事を5つご紹介します。それぞれ求められるスキルや向いてる人の特徴も分かりやすく解説しますので、仕事選びの参考にしてみてください。

営業職

営業職は学歴よりも成果や人柄が重視されるため、Fラン卒でも就職しやすい仕事です。

人と話すことが好きで前向きに学べる人であれば、就職後に昇給や昇格も目指しやすく、やりがいを感じやすい点も特徴です。

平均年収533万円
求められるスキル・コミュニケーション能力・課題解決力・交渉・プレゼンテーション力
向いてる人の特徴・人と話すことが好きな人・成果に応じて評価されたい人・行動力があり粘り強い人
関連する資格・宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー

平均年収出典:厚生労働省「自動車営業 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

事務職

事務職はデータ入力や資料作成などルーティンワークに近い仕事のため、基本的なパソコンスキルがある人であればFラン卒であっても就職可能です。

就職活動の際は、マイクロソフトスペシャリストなどの事務系の資格を取得することで採用確率を高められます。

平均年収510万円
求められるスキル・PCスキル(Word・Excel・PowerPointなど)・正確なデータ処理能力・スケジュール管理力
向いてる人の特徴・コツコツと作業を進められる人・サポート役にやりがいを感じる人・几帳面で細かい確認が得意な人
関連する資格・マイクロソフトオフィススペシャリスト・日商簿記検定

平均年収出典:厚生労働省「一般事務 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

介護職

介護職は慢性的な人手不足ということもあり、学歴に関係なく挑戦しやすい仕事です。

就職後には、思いやりや体力を発揮することで利用者や家族から感謝されるなど、やりがいの感じやすさが特徴です。また、介護福祉士などの資格を取得することにより、手に職をつけることも可能です。

平均年収371万円
求められるスキル・利用者への思いやりと傾聴力・体力と忍耐力・チームワーク
向いてる人の特徴・人の役に立つ仕事がしたい人・感謝されることにやりがいを感じる人・根気強く優しく対応できる人
関連する資格・介護職員初任者研修・介護福祉士

平均年収出典:厚生労働省「施設介護員 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

施工管理

施工管理は建設現場において工事の進行や安全を管理する仕事であり、特に若手が不足していることもあって未経験者募集が多いといった特徴があります。

経験を積めば国家資格を取得してキャリアアップが目指せるだけでなく、平均年収も高いことから、学歴に関係なく稼いでいきたい人におすすめできます。

平均年収632万円
求められるスキル・現場の進行管理能力・リスクマネジメント力・リーダーシップや調整力
向いてる人の特徴・責任感が強い人・現場で人をまとめることが得意な人・体力があり行動的な人
関連する資格・建築施工管理技士・土木施工管理技士

平均年収出典:厚生労働省「建築施工管理技術者 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

プログラマー

プログラマーは学歴よりもスキルと学習意欲が重視される仕事のため、Fラン卒でもポテンシャルの高さをアピールすることで就職が可能です。

研修制度が充実している会社を選ぶことにより、未経験からでもスキルを身に付けられるだけでなく、将来的にはシステムエンジニアやITコンサルタントなどのキャリアアップも目指せます。

平均年収557万円
求められるスキル・プログラミング言語の知識・論理的思考力・課題解決力
向いてる人の特徴・コツコツ学び続けられる人・新しい技術に興味を持てる人・論理的に考えることが得意な人
関連する資格・基本情報技術者試験・ITパスポート

平均年収出典:厚生労働省「プログラマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

Fラン卒の就職でおすすめの資格

Fラン卒で学歴に自信がない場合は、就活に有効な資格を取得することも1つの選択肢です。特に実務で役立つようなスキルを証明できる資格は、採用担当者からの評価を高めることが期待できますので、就職活動と並行して検討してみることもおすすめです。

ここからは、Fラン卒の就職活動でおすすめの資格を3つご紹介します。それぞれ資格取得しやすい難易度のため、気になる資格を見つけたら、まずは公式サイトで自分でも合格できそうかチェックしてみると良いでしょう。

マイクロソフトオフィススペシャリスト

マイクロソフトオフィススペシャリストは、WordやExcelなどのオフィスソフトのスキルが証明できる資格であり、事務職や営業職など幅広い仕事で評価されます。

独学でも取得できる難易度のため、パソコンを使う仕事を目指したい人全般におすすめできます。

合格率目安・一般レベル(スペシャリスト/アソシエイト):約80% ・上級レベル(エキスパート):約60%
アピールできる素質・PC操作の正確さ・速さ・自己学習能力・細部への注意力
資格が活かせる仕事の例・事務職・営業職・総務

秘書検定

秘書検定は、ビジネスマナーや敬語の正しい使い方を証明できる仕事であり、主に事務職や総務職などの内勤の仕事への就職を目指す際に活用できます。

また、資格取得を経て身に付けた知識は、あらゆる仕事で活かせますので、まずは合格率が高い3級を目指してみることがおすすめです。

合格率目安・3級:約70% ・2級:約60%・準1級:約45% ・1級:約30%
アピールできる素質・丁寧さ・礼儀正しさ・気配り力・ホスピタリティ・ビジネス文書の作成・言葉遣いの正確性
資格が活かせる仕事の例・秘書・アシスタント職・受付・窓口業務・総務

ビジネスマナー検定

ビジネスマナー検定は、社会人として求められる基本的な礼儀作法や、職場での立ち振る舞いを証明できる資格です。

資格を取得することで接客や営業職、サービス業などコミュニケーション能力が求められる仕事で評価されます。特に初めて正社員を目指す人におすすめできる資格です。

合格率目安・3級:約80%・2級:約60% ・1級:約30%
アピールできる素質・社会人としての礼儀・常識・対人コミュニケーション力・臨機応変さと柔軟さ
資格が活かせる仕事の例・販売職・営業職・サービス業

Fラン卒の就職活動における注意点

Fラン卒の就職活動では学歴による不安を感じやすい分、基礎的な行動を丁寧に進めることが大切です。特に求人票を見ずに応募することや、応募先を絞りすぎるような事は避けるよう注意してください。

また、資格取得を目指すこと自体は良いものの、資格取得の勉強に時間を使いすぎてしまうと空白期間ができ、返って正社員就職が難しくなることがあるため気をつける必要があります。

ここからは、Fランの就職活動における注意点を3つのポイントから解説します。

求人票を見ないで応募しないこと

学歴に自信がない人こそ、求人票をしっかりと確認し、ミスマッチを避ける努力が不可欠です。仕事内容や応募条件を確認せずに応募すると選考で不利になるだけでなく、入社後のミスマッチに繋がる可能性もあります。

例えば、「未経験歓迎」と記載があっても、実際には専門知識や資格が求められるケースがあります。求人票を丁寧に読み込み、自分のスキルや希望条件と一致しているかを確認することを心がけてください。

最初は面倒に感じるかもしれませんが、結果的に書類通過率や入社後の定着率に影響してくるため、後々のキャリア形成を有利に進めることに繋げられます。

応募先を絞りすぎないこと

せっかく就職活動をするからといって、人気企業や大手企業にばかり応募していると、Fラン卒であることを理由に書類選考で落とされるリスクが高まります。また、ネットの情報だけを鵜呑みにして特定の業界や職種に偏見を持ってしまうと、自分では気づかなかったような求人を見落としてしまう可能性も考えられます。

したがって、Fラン卒の場合は応募先を絞りすぎることなく、幅広い求人を検討することがおすすめです。まずは入社後にスキルを磨き、経験を積むことで後々のキャリアアップを目指すようにすれば、就職活動をうまく進めることが可能です。

応募の段階では、できるだけ可能性を広げるとともに、経験を通じてキャリア形成をしていくといった中長期的な視点を持つことを意識しましょう。

資格取得に時間を使いすぎないこと

資格取得は就職活動においてプラスになることがほとんどですが、資格取得だけに集中しすぎると応募や面接対策に時間が割けなくなり、結果的に就職そのものが遅れてしまうリスクに繋がります。

特に短期間での内定を目指す場合は、資格よりも実際の就職活動を優先しましょう。資格取得はあくまでも補助的な手段であり、最終的に評価されるのは、仕事に対する熱意やコミュニケーション能力です。

資格取得を目指す場合は、少なくとも就職活動と平行させる意識を持っておくと良いでしょう。

ABOUT US
牛田 晴宣キャリアスタート株式会社 執行役員
東洋大学卒業後、携帯販売職や起業経験を経て、キャリアスタート株式会社に入社。キャリアカウンセラーとして若年層の就職・転職支援に従事し、2021年7月より大阪支店長を務める。「若者の輝く社会を作る」をビジョンに掲げ、関西エリアで求職者のキャリア相談に対応。自身の独立・再就職の経験を活かし、実践的なキャリアアドバイスを提供している。