「転職したいけど、やりたいことがない…」
「興味がある業界があっても、スキルがないからどうせ無理」
転職についてこんな風な悩みを抱えている方は少なくありません。
実際、転職活動を始める段階でやりたいことが明確になっている人はむしろ少数派です。
大切なのは「やりたいことがない=転職できない」と思い込まず、自己分析や情報収集を通じて自分に合った選択肢を見つけること。
本記事では、やりたいことがないまま転職を考える理由や仕事の選び方、さらに20代・30代別の転職戦略までわかりやすく解説します。
やりたいことがないまま転職を考える人は多い

転職する人の誰もがやりたいことが明確というわけではありません。
むしろ、やりたいことが定まらないままで転職している人も多いです。
まず理解しておきたいのが、やりたいことがあるから転職をするわけではなく、転職を通じてやりたいことを見つける方法もあるということ。
やりたいことがないなら転職できないという思い込みはもたないようにしましょう。
転職したいのにやりたいことがない理由とは

転職を考えているのにやりたいことが見つからない理由は以下のようなものです。
- 自己分析を通じて自分の気持ちと向き合えていない
- 選択肢となる情報自体が不足している
- スキルが不足しており、自信がない
- ライフプラン・キャリアプランが曖昧になっている
(1)自己分析を通じて自分の気持ちと向き合えていない
転職したいのにやりたいことがない人は、自己分析が足りていないのかもしれません。
自己分析とは自分の職歴やスキルの棚卸しだけでなく、性格や適性、過去の仕事で嫌だと感じた部分と向き合って、キャリアや人生について明らかにするステップです。
自己分析が足りていない人は、自分自身の心と向き合い切れていないので、やりたいこと、反対にやりたくないことが見えません。
具体的な自己分析のやり方も後半で紹介しているので、参考にしてあなたがやりたいことと向き合ってみましょう。
(2)選択肢となる情報自体が不足している
やりたいことが見つからないのは、職業の選択肢の情報が少ないからかもしれません。
特にあなたが若いほど仕事の経験も少ないので、世の中にある職業についての知識は少ないはずです。
自分が知っている職業からやりたい仕事を探そうとすると、なかなか見つからないもの。
世の中にはたくさんの仕事があるので、今一度仕事の選択肢を探し直して、選べる職業の幅を広げるべきかもしれません。
(3)スキルが不足しており、自信がない
職業の選択肢は多くても「私にはスキルがないから」と、やりたいことから外してしまっている人もいるでしょう。
例えば、ITエンジニアという職業を知っていても、エンジニアになるためのスキルがなければ「やりたい」とは思えません。
このように、スキルが足りない仕事=できないと考えてしまうことが多く、やりたい仕事を見つけられないパターンもあります。
(4)ライフプラン・キャリアプランが曖昧になっている
あなた自身のライフプランやキャリアプランが曖昧なため、そもそも「やるべきことがわからない」という人もいるはずです。
ライフプランやキャリアプランが明確であれば、今何をすべきかがわかるので、仕事選びもスムーズに進みます。
反対にプランがない人は目先の生活費を稼ぐことを優先してしまうので、やりたい仕事について考える余裕がありません。
やりたいことがない人向け転職先の選び方

あなたにやりたいことがなくても、転職はできます。
しかし、やりたいことがない状態だと「何を基準に仕事を選べばいいのか」がわかりませんよね。
そんな方に向けて、転職先を選ぶ際に基準にすべきポイントを紹介します。
- 自己分析をやり直してやりたいことを探し直す
- ライフプランからキャリアプランを考えてみる
- 今のスキルでできる仕事を選ぶ
- やりたくないことを基準にして条件から仕事を探す
- 興味のある業界の勉強をしてみる
- 転職サイトなどでさまざまな職種を調べる
- 周りの人がついている仕事について聞いてみる
(1)自己分析をやり直してやりたいことを探し直す
やりたい仕事を見つけたいなら、まずは自己分析をして見ましょう。
自己分析を通じて心と向き合えば、あなたが本当に興味があるジャンル、仕事が見えてくる可能性があります。
仮にその仕事につけるスキルがない場合は、スキルスクールなどを使ってスキルをつけて転職する選択肢もあります。
やりたいことを見つける自己分析の手順は、以下のように進めてください。
- 学生時代に嬉しかったこと・嫌だったことを書き出す
- 人生全体の振り返りをして喜びややりがいを得られる場面を見出す
- 職歴を振り返って楽しかった仕事・嫌だった仕事・職場の条件を書き出す
- 自分の強みと弱みを家族や友人に聞いてみる
- YouTubeやSNSでつい見てしまう話題をリストアップして、興味のジャンルを引き出す
上記のような自己分析を通じて、あなたが喜びを感じること、反対に嫌なことを分析できます。
また、SNSでついつい目に入る話題から興味のあるジャンルを見つけ、それを仕事にできるか探すのも良いでしょう。
(2)ライフプランからキャリアプランを考えてみる
今後どのような人生を歩んでいきたいか、ライフプランを考えて見ましょう。
ライフプランから逆算してキャリアプランを組めば、今どんな職業についているべきかが明確に見えてきます。
例えば、あなたが今20歳で30歳で海外で働いてみたいと考えているなら、今のうちに外国語を学べるような環境で働くなどの対策が必要です。
また、40代までに結婚して子どもをもちたいなら、安定した正社員の仕事について貯金を始めるなどのプランが立てられます。
このようにライフプランからの逆算で、やりたい、またはすべき仕事を絞っていくと良いでしょう。
(3)今のスキルでできる仕事を選ぶ
無理にやりたいことを探さずに、今のスキルでできる仕事を選んでみるのも手段の1つです。
まず働いて生活を安定させ、その間に次の仕事で役立つスキルをつけたり、興味のある仕事を探せます。
例えば、あなたがコンビニのアルバイトをしていたなら、スーパーの正社員の仕事や接客スキルが求められる営業の仕事なども狙えるでしょう。
「自分のスキルがわからない」という方は、先ほど紹介した自己分析で強みと弱みを探して、できることから仕事を探してください。
(4)やりたくないことを基準にして条件から仕事を探す
やりたいことじゃなく、やりたくないことを基準にして仕事を探す方法もあります。
今までの仕事で嫌だったことを、業務内容と環境の両面から考えてみましょう。
例えば、前の職場で「労働時間が長く、社内にいる人数が少ないため人間関係が面倒なのが嫌だった」なら、次は「残業がなく、ある程度社員数が多い会社」が理想の職場の条件になります。
また、業務内容についても「単純作業は嫌だ」「電話対応などは苦手」など、やりたくないことを削除していけば、自然と向いている仕事が見つかるはずです。
(5)興味のある業界の勉強をしてみる
少しでも興味のある業界があるなら、必要なスキルを調べて勉強してみましょう。
あなたは「やりたい仕事」がほぼ見つかっている状態であり、スキルがあればいつでも転職に挑戦できるはずです。
例えば、広告やマーケティング分野に興味があるなら、SNSの運用方法やデータ分析ツールについての資格を取得しましょう。
これにより自信をもって、興味がある業界への転職にチャレンジできるはずです。
あなたの興味を仕事につなげるために、必要な勉強を始めましょう。
(6)転職サイトなどでさまざまな職種を調べる
選択肢となる情報が不足している人は、転職サイトへ登録して職業についてリサーチして見ましょう。
求人情報を見てみるだけで、知らなかった仕事に触れられるかもしれません。
求人票には仕事内容だけでなく、給与レンジ・勤務形態・必要スキルなども載っているのでよりリアルなイメージがつかめます。
「こんな仕事があるんだ!」と新しい発見があったり、「この条件なら自分に合うかも」と思える仕事が見つかるでしょう。
(7)周りの人がついている仕事について聞いてみる
周囲の人に職業や業務内容、やりがいについて質問してみるのもおすすめです。
家族や友人に仕事について聞いてみると、今まで知らなかったような仕事の情報が得られるかもしれません。
「意外とその業界って面白そう!」とか「その働き方は自分には合わないな」といった具体的な気づきが得られるはずです。
また、信頼できる人からの生の声は、自分の価値観を照らし合わせる良い材料にもなるでしょう。
年代別|転職したいのにやりたいことがない人向けの仕事探し

やりたいことがない状態からの転職先探しは、年代によってもやり方が違います。
あなたが該当する年代で、仕事探しのポイントを実践してみましょう。
- 20代は未経験の職種にも積極的に挑戦してみる
- 30代は過去の経験や希望条件をベースに仕事を探す
- 40代以上は経験を活かしつつ安定や専門性を重視して探す
(1)20代は未経験の職種にも積極的に挑戦してみる
20代はまだ社会人としてのキャリアが浅いため、ポテンシャルを重視した採用が多い時期です。
そのため経験や専門スキルを問われにくく、未経験の職種や異業種へ挑戦できるチャンスが豊富にあります。
特に、営業・IT・介護・飲食・販売などは未経験でも受け入れが多く、実績を積めばキャリアアップや他業種へのステップにもつながります。
もしも専門性が必要な業界へ挑戦したい場合は、事前にスキル習得をしておくと安心です。
未経験でも働きやすいおすすめの仕事についての記事も参考にしてください。
(2)30代は過去の経験や希望条件をベースに仕事を探す
30代の転職では、20代のようにポテンシャル採用で評価されることは少なくなり、これまでの職歴やスキルが重視されます。
そのため、まずはこれまでの経験を棚卸しし、どんなスキルが他の仕事にも活かせるのかを整理してみましょう。
たとえば、販売職で培った接客力や数字管理力は営業職でも強みになりますし、事務職で身につけた調整力や事務スキルは企画職や管理部門でも活かせます。
同時に、ライフスタイルや価値観に合う条件を意識することも大切です。
「残業の少なさ」「給与アップ」「リモートワークの有無」など、30代は家庭や将来を見据えて仕事を選ぶ人が増える時期です。
希望条件を言語化して優先順位をつけると、求人選びの軸がぶれなくなります。
(3)40代以上は経験を活かしつつ安定や専門性を重視して探す
40代になると、転職市場では即戦力性が強く求められるようになります。
そのため、ここまで培ってきた経験やスキルをどう活かせるかを明確にし、マッチする転職先を探すのがポイントです。
たとえば、マネジメント経験がある人は管理職やリーダー職としての需要がありますし、専門資格を持っている人はその強みを活かして専門職へ転身しやすいです。
ただし、未経験の職種へ挑戦するのは難易度が高いため、キャリアチェンジを目指す場合は資格取得や副業での経験を積むなどの下準備をしてからにしましょう。
また、40代は子育てなどの最中であることも多いので、安定性や自宅からの距離なども考慮して、家族に負担がない仕事を選ぶのもポイントです。
転職したいのにやりたいことがない人はキャリアスタートへご相談ください
「転職したいけどやりたいことがない」と悩むのは珍しくありません。
今やりたいことがなくても、自己分析や情報収集をすれば自分に合った選択肢は必ず見つかります。
大切なのは「やりたいことがない=転職できない」という思い込みを捨て、できること・興味のあること・ライフプランから仕事を考えることです。
考えてみてもやりたいことがなく、転職へ踏み出せないという方は、キャリアスタートへご相談ください。
キャリアスタートなら、あなたの適性や経歴からおすすめの仕事を紹介し、就職活動のサポートまで包括的に対応可能です。