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【ホストやめたい】辞め方と夜職から昼職に転職する方法とは

「ホストはつらいから辞めたいけれど、無事に辞められるのか、夜職から昼職の仕事に転職できるのだろうか」と思われる人もいるのではないでしょうか。

確かにホストは大変なところがありますが、ホストを辞められてから昼の仕事で活躍している人も多く存在しており、ホストで培った経験が活かされるなどのメリットも多数あります。

そこで今回は、ホストを辞めるときの注意点、辞める方法、やりがいのある昼職への就き方についてそれぞれ紹介します。気になる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

1.ホストを辞めたくなる原因

まずはホストを辞めたくなる原因を詳しく見ていきましょう。

ホストを辞めたくなる原因

(1)体の調子が悪くなった

(2)ノルマがきつく給料が稼げない

(3)人間関係でトラブルがあった

(4)恋人ができた

(5)年齢的に厳しい

(1)体の調子が悪くなった

ホストが体の調子が悪くなる理由としては、主に下記の通りです。

ホストが体の調子が悪くなる理由

・接客による過剰なストレス

・昼夜逆転の長時間労働

・過剰な飲食

ホストは深夜から早朝まで働くことが多いため、長時間の勤務によって過労となることがあります。また、お客様の支払う利用料金の高さから高いパフォーマンスを維持しなければなりません。ホストクラブではお客様と距離感近く接客するため、精神的にストレスを抱えているお客様から依存されることもあり、ストレスや疲労が溜まりやすくなっています。
さらに、ホストクラブではお祝いのときに「シャンパンコール」というシャンパンの一気飲みのイベントがあるため、短時間でアルコールを飲まなければならないことが多いのです。
上記のようにホストクラブで働くホストは、厳しい労働条件に晒されることがあり、体調を崩しやすい傾向にあります。適切な休養や栄養バランスのとれた食事、ストレスの軽減など、健康管理に気を配ることが必要です。

(2)ノルマがきつく給料が稼げない

ホストクラブで働く際、多くの場合は売上目標であるノルマが設定されています。給料システムが歩合制となっていることが多く、自分を指名してくれるお客様がつかないと売上にならなく稼げないという、完全に実力成果主義の環境となっています。ホストがノルマを達成できない場合には、給料が低くなったり、上司に怒られたり、最悪の場合はお店から解雇される可能性があります。
また、開店前のお店の掃除、営業時間外のお客様との同伴やアフター(店外デート)も含めると長時間拘束となるため、時給換算すると最低賃金以下となることがあります。
さらには、お店のイベント時にノルマとなっている指名客を呼べなかったときや遅刻・欠勤で罰金が発生することもあります。罰金は給与天引きとなるため、ノルマが達成できなかったときなどは手元に入る給料はもっと少なくなるでしょう。
指名客がつかず売上がつくれず、稼げない期間が長引くようなら昼の仕事のほうが給料面での安定が保たれるため転職も検討しましょう。

(3)人間関係でトラブルがあった

ホストクラブの人間関係でトラブルとなる主な原因としては、下記の通りとなります。

<順位争いの競争が激しい>
ホストクラブには複数のホストが在籍しており、顧客獲得や売上などで競争が発生するため、激化すると嫉妬から嫌がらせなどのトラブルが発生する可能性があります。

<セクシャルハラスメント・パワーハラスメント>

お客様から過剰なお酒の一気飲みやスキンシップを要求されたり、上司や先輩から暴言、暴力、無理な要求をされるなどのパワーハラスメントを受ける可能性があります。
これらの問題を避けるにはコミュニケーションの改善やルールの明確化、トラブル発生時には適切な対応をすることが必要です。

(4)恋人ができた

ホストに恋人ができた場合、ホストクラブでの仕事とプライベートの時間のバランスをとることが難しくなることがあります。ホストクラブでの勤務時間が夜間であるため、恋人との時間が制限されるからです。

ホストクラブは女性のお客様と密接に関わることが多く、同伴やアフター(店外デート)などお店の営業時間外でもデートをすることがあるため恋人が理解を示さない場合もあるでしょう。

恋人との関係を大切にするために、ホストクラブの仕事を辞めることは選択肢のひとつとなるでしょう。また、仕事を辞める前には将来のキャリアプランを考慮することが重要です。また、ホストクラブで得たスキルや経験を活かせる他の仕事を探すことも考えましょう。

(5)年齢的に厳しい

ホストクラブはお客様から外見の良さや元気な接客が求められるため、ホストの年齢制限がある場合もあります。若くてフレッシュさのあるホストにお客様からの人気が集まりやすいため、ホストの平均年齢は20代前半である場合が多いです。

また、夜勤の長時間勤務により生活リズムが乱れたり、お酒の過剰接種により健康面への負担も大きいため体力的に厳しくなる可能性もあります。年齢的な制限がある場合には長期的なキャリアプランを考える上で、ホストクラブで働くことが難しくなります。ホストクラブでの仕事を退職することが選択肢のひとつとなるでしょう。

2.ホストを辞める方法  

ホストを辞める方法を下記に紹介します。

ホストを辞める方法

(1)お店に直接伝える

(2)退職内容証明をお店に送る

(3)退職代行サービスを利用する

(4)家族や親しい友人に相談する

(5)弁護士などの第三者機関へ相談する

(6)飛ぶのはありか?

(1)お店に直接伝える

ホストを辞める方法としては、お店に自分で直接退職の意思を伝える方法があります。
労働者が辞めたいという意思を雇用側に伝えることによって法律上では2週間で辞めることができるからです。(参考:厚生労働省 「知って役立つ労働法」
まずはお店に正直に自分の意思を伝えることで、マネジメント側もスムーズに対応することができますので、仕事の引き継ぎを行い円満退社できるよう対応することが一番です。

(2)退職内容証明をお店に送る

お店に直接辞めたいという意思を伝えても聞いてもらえない場合があります。
「繁忙期や人手不足などの理由で今辞められたら困る」というお店の事情が考えられるからです。どうしても聞いてもらえない場合にはお店に退職内容証明を送る方法があります。
退職内容証明を送る方法としては下記の手順です。

退職内容証明の送る手順
(1)内容証明を取得する

(2)退職届けを作成する

(3)内容証明付きで郵送する

(1)内容証明を取得する
まずは郵便局で内容証明を取得します。内容証明は、送信日、内容、受信日の証明書が付いた郵便物です。取得する際には退職の理由や退職日など詳細の情報が必要になります。

(参考:日本郵便株式会社「内容証明

(2)退職届けを作成する
次に、ホストクラブに提出する退職届を作成します。退職届には退職日や退職理由など必要事項を記入しましょう。また、お店に対して丁寧に書かれた内容にすることが大切です。

(3)内容証明付きで郵送する

内容証明がついた封筒に退職届を入れてお店に送付します。内容証明が付いているため、正確な送信日時やお店が受信した日時が証明されます。退職届が届いたら、お店側からの確認連絡を待ちます。
以上の手順で、ホストクラブへ内容証明をつけて退職届を送付することができます。退職する際には、お店側とのコミュニケーションを丁寧にとり退職手続きを行いましょう。

(3)退職代行サービスを利用する

退職内容証明を送付してもお店に対応してもらえない場合は、退職代行サービスを利用する方法があります。退職代行サービスとは労働者本人に代わり、会社へ退職の連絡手続きを行うサービスです。

退職代行サービスを利用すると、ホストクラブを含む様々な職種の退職手続きを代行してくれるため、労働者本人の手間や時間、精神的負担を大幅に削減することができます。退職代行サービスの利用方法は下記の手順です。

退職代行サービスの利用手順

(1)退職代行サービスを選定する

(2)退職代行サービスに必要事項を伝える

(3)退職代行サービス側が退職届を作成してお店に提出する

(1)退職代行サービスを選定する
まずは信頼できる退職代行サービスを選びます。会社によってはホストクラブの退職代行の経験があるアドバイザーが対応してくれることもあります。

(2)退職代行サービスに必要事項を伝える
選定した退職代行サービスに必要事項を伝えます。例えば退職日や退職理由などがあります。退職代行に連絡をすると担当者が相談に乗ってくれます。

(3)退職代行サービス側が退職届を作成してお店に提出する
退職代行サービス側が退職届を作成し、お店に手続きを行ってくれます。退職届の提出時期や提出方法も確認しておきましょう。
以上のように退職について一貫してサポートしてもらえますが、退職代行サービスの利用金は一般的に3万円~5万円が相場となっています。
退職代行サービスを利用する際には事前に費用面とサービス内容を把握してから利用しましょう。(参考:日本労働調査組合「退職代行サービスの金額」

(4)家族や親しい友人に相談する

家族や親しい友人に相談する方法は下記の手順です。

家族や親しい友人に相談する手順

(1)ホストクラブで働いていることを説明する

(2)辞めたい理由を話す

(3)相談相手からの意見を聞く

(4)決断する

(1)ホストクラブで働いていることを説明する
家族や友人によってはホストクラブに対するイメージや理解が異なることがあるので、まずは状況を説明して理解してもらいます。

(2)辞めたい理由を話す
ホストクラブで働いていることを説明したら、家族や友人に辞めたい理由を話しましょう。自分の現在の状況やホストクラブでのストレス、将来への不安など、どんなことが理由になっているのかを話します。心配や悩みなど思い切って話しましょう。

(3)相談相手からの意見を聞く
家族や友人にホストクラブを辞めたい理由を話し終わったら、相談相手からの意見を聞きましょう。アドバイスや自分が思いつかなかった提案など、様々な意見が出てくるかもしれません。

(4)決断する
相談相手からの意見を聞いたら、最後は自分自身で決断しましょう。家族や友人からの意見は参考になりますが、あくまでも自分が進むべき道を選ぶことが大切です。
以上のように、家族や友人に相談することで、冷静な判断やアドバイスを受けながら、ホストクラブを辞めることができます。

(5)弁護士などの第三者機関へ相談する

まわりに相談できる家族や友人がいない場合には、お店とのトラブルを避けるためにも第三者機関へ相談することが有効な場合があります。
弁護士などの第三者機関へ相談する方法は下記の手順です。

弁護士などの第三者機関へ相談する方法

(1)相談したい問題をまとめる

(2)弁護士や弁護士相談窓口を見つける

(3)相談する

(4)アドバイスを受ける

(1)相談したい問題をまとめる
まず、自分がホストを辞める理由やお店側の問題点、自分が抱えている悩みなど詳細な情報を整理しておくとスムーズに相談ができます。

(2)弁護士や弁護士相談窓口を見つける
相談したい問題をまとめたら、次に自分が相談したい問題に対応してくれる弁護士や労働相談窓口を探します。地域や専門分野など、自分に合った相談を受けてくれる場所を選びましょう。

(3)相談する
自分で探した弁護士や労働相談窓口に電話や予約の相談を申し込みます。相談の際には上記でまとめた問題を詳細に説明して自分が困っていることや助けが必要なことを伝えるようにしましょう。

(4)アドバイスを受ける
相談を受けた弁護士や労働相談窓口からアドバイスを受けます。電話相談や面談などで具体的な対策や解決策を提案してもらえる場合もあります。弁護士や労働相談窓口などの専門家に相談することで適切な支援を受けることができます。
ただし、相談する第三者機関や内容によっては費用がかかる場合があるため、事前に確認してから相談しましょう。
(参考:厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」(参考:日本労働調査組合「退職代行サービスの金額」

(6)飛ぶのはありか?

ホストを辞めたいときには、まずはお店と話し合って円満退職を目指すことが大事ですが、あらゆる手段で退職の意思を伝えようとしても聞く耳をもってもらえないことがあります。
その場合には最終手段として飛ぶ(無断欠勤する)方法があります。

もし話し合いが上手くいかなかったり、お店側から不当な嫌がらせがある場合には、第三者機関から法律的にアドバイスを受けることが必要になります。

ただし、ホストクラブに限らずどこの職場でも突然辞めることは社会的信用を失うことになりますので、可能な限りお店側と話し合いを試みて、納得の行く解決策を見つけるようにしましょう。

3.ホストを辞めるための準備 4ステップ

ホストを辞めるために準備する手順を見ていきましょう。

ホストを辞めるための準備4ステップ

ステップ1:昼職の転職先を見つけておく

ステップ2:辞める理由・時期を明示する

ステップ3:お客様との距離感を保つ

ステップ4:借りたものは返す

ステップ1:昼職の転職先を見つけておく

ホストを辞めたいと考える場合、あらかじめ昼職の転職先を見つけておくと良いでしょう。昼職の転職先を見つけておくことで、下記のメリットが得られるからです。

昼職の転職先を見つけておくメリット
・収入源が確保できるため生活に対する不安が軽減されて安心感が得られる

・昼職で自身の将来的なキャリアアップにつながる可能性がある

・社会人としてのスキルアップやマナーを身につける機会が得られる


・昼職での新たな人脈を築く機会が得られる

以上のように、あらかじめ昼職の転職先を見つけておくことには多くのメリットがあります。転職活動には時間と労力がかかるため、ホストクラブでの勤務を続けながら転職活動を進めるのも選択肢のひとつです。

ステップ2:辞める理由・時期を明示する

ホストを辞めたい時期や理由を整理しておきましょう。お店に退職の意思を伝えると必ず聞かれることになるからです。辞める時期についてはお店のシフトに影響のでないように2週間から1か月前など余裕をもって伝えることが望ましいです。退職の理由としては下記の理由が代表的例です。

退職理由の代表例

・家庭の事情(結婚・妊娠・介護など)があってホストの勤務を続けることが難しい

・進路や就職先が決まった


・体の調子やメンタル面の問題


・給与や待遇面での問題

上記の例は一例であって退職理由は十人十色です。どのような理由であっても丁寧に対応して双方の合意の上で退職ができるように努めましょう。

ステップ3:お客様との距離感を保つ

ホストクラブで働いているとお客様とお店以外でも接することがあり自然と親密になることがあるため、ホストクラブを辞める前には、お客様と距離を保っておく必要があります。
お客様との距離感を保つには主に以下の理由があります。

お客様との距離を保つ理由

・お客様との別れに心理的な負担を軽減される可能性がある

・お客様と過ごしていた時間を昼職の転職活動をする時間にあてられる


・お店を辞めた後につきまとわれるリスクが軽減できる

ホストクラブで働く上でお客様との距離を保つことには多くのメリットがあります。ただし、ホストクラブが楽しかったり絆を感じているお客様もいるでしょう。その場合は業務上の節度を保った上で、お客様との関係を続けることもひとつの選択肢です。

ステップ4:借りたものは返す

ホストクラブで働いているとお店から衣装、携帯電話、備品、お金など借りている場合がありますが、トラブルを未然に防ぐためにも辞める前までには必ず返しましょう。
お店に借りたものを返さない場合はお店側からクレームが来ることがあり、最悪の場合には窃盗となってしまう可能性があるからです。借りたものを返すことで責任を果たす姿勢を示せることにより、自分自身の品位や人間力を高め、人生においてプラスの影響を与えることができるでしょう。

4.よくあるホストを辞められない理由

よくあるホストを辞められない理由について詳しく見ていきましょう。

よくあるホストを辞められない理由

(1)お店にお金を借りている

(2)お客様から売掛金を回収できていない


(3)やめることを受け入れてくれない

(1)お店にお金を借りている

ホストがお店を辞められない理由としては、お店にお金を借りている場合があげられます。
例えば、前払いで給料をもらっているという場合には先立つものがなく月々の支払いが滞ることがあります。その場合にはお店側が借金を負うことになるため、ホスト自身が借金を返す必要がありますが、借金が膨らんで返済できず退職できない状況に陥ることがあります。
このような場合にはお店の経理担当やマネージャーなどに返済計画の支払いプランを相談することが大切です。難しい場合には必要に応じて弁護士などの第三者機関に相談して解決しましょう。

(2)お客様から売掛金を回収できていない

ホストがお店を辞められない理由のひとつとして、お客様から売掛金(ホストが肩代わりしている飲み代)を回収できていないことがあげられます。お客様から売掛金を回収できないときの解決法は下記の通りです。

お客様から売掛金を回収できないときの解決策

(1)お客様に連絡をとり、支払い状況や支払い日程の確認を行う

(2)お客様の支払い方法が合わない場合には支払い方法を変更をする


(3)ローンやクレジットカードなどのサービスを活用して支払いの負担を軽減する


(4)弁護士や債権回収会社を使う

お客様からの売掛金回収はできる限り円満に解決できるように試みましょう。弁護士や債権回収を使うことはコストがかかる上、信頼関係が損なわれる可能性があるため最終手段としましょう。

(3)やめることを受け入れてくれない

ホストを辞めることをお店が受け入れてくれないことがあります。主な理由としてはお店の人手不足や繁忙期、ホストクラブの売上が減る可能性があるためです。また、業界のルールによる圧力もあり特定のお店で働くホストは、そのお店で一定期間勤務することが望ましいとされています。ホストを辞めたい場合にはきちんと話し合いをすることでお店側と合意に至る可能性もあります。また、ホスト側が退職の意思を伝える際にはできるだけ早めに話し合いをしてお店の都合やホスト自身の立場に配慮しながら、円満な解決を図ることが大切です。

5.ホストから昼職への転職する方法

ここではホストから昼職へ就くにはどうすれば良いのか、下記に詳しく紹介します。

ホストから昼職への転職する方法

(1)求人サイトを利用して転職する

(2)転職エージェントを利用して転職する

(1)求人サイトを利用して転職する

ホストから昼職へ就くには、求人サイトを利用して転職する方法があります。求人サイトの種類は数多く存在していて、特定の業界、職種に特化しているもの、対象の求職者が未経験、キャリア層向けなど様々な種類があります。また、その中の求人数も膨大な数があるため自分にあった条件の求人を探すことは苦労することが多いです。企業側が求職者に求めるレベル感や社風も求人サイトだけではわかりにくいためです。自分に適した求人を探すことが難しい場合には、転職エージェントに相談してみましょう。当社の場合は、キャリアアドバイザーがあなたの強みを見つけて仕事の適性やキャリアプランを一緒に考え、アドバイスすることもできますので、転職のことでお悩みの場合には、ぜひ一度ご相談ください。

(2)転職エージェントを利用して転職する

求人サイトを見ただけでは、どのような求人が自分にマッチするのかわからないことがあります。
そういったときには、夜職からの転職サポート実績のあるエージェントを活用するのがおすすめです。「夜職ならではの悩みを聞いて欲しい」ということがあるかと思います。転職エージェントを利用するメリットは下記の通りです。

転職エージェントを利用するメリット

・これまでの経歴、現状抱えている悩みを相談できる

・転職サポート実績が豊富なキャリアアドバイザーにアドバイスしてもらえる

・業界、職種、会社について教えてもらえて、何が自分にマッチするか知ることができる

・転職サイトでは掲載していない非公開求人を紹介してもらえる

・自分の強みを引き出すための書類作成サポート、面接対策、企業への推薦がしてもらえる

当社では夜職から昼職への転職サポート実績のあるキャリアアドバイザーの在籍が多数あり、求職者に寄り添った転職のサポートが可能です。あなたの適性にマッチする仕事、キャリアプランを一緒に考え、アドバイスすることもできますので、転職のことでお悩みの場合には、ぜひ一度ご相談ください。

6.ホストにおすすめの職種

ホストにおすすめの職種

(1)接客・販売

(2)営業


(3)ITエンジニア


(4)施工管理

(1)接客・販売

ホストから転職するとしたら「接客・販売」がおすすめです。業界が変わってもホストクラブで培った接客・販売力を活かすことができるからです。人と接することが好きな人にも向いている仕事となるでしょう。

接客の中でも、携帯ショップ、車の販売は未経験可能な求人の募集があります。それらの業界が未経験可なのは、「充実した研修制度があるから」というのが大きな理由です。これは対面での接客・販売が求められているのにも関わらず、人材が不足している状況のためです。

人材確保が困難な現状では、基本的な資質を備えている人材であれば、専門的なノウハウは研修でしっかりと学べば大丈夫というスタンスです。こうした体制が整っている場所は未経験の人には魅力と感じる部分でしょう。

【実際の求人例】

・職種:携帯販売員

・月給 23.6万円 ~ 35万円

・求人概要:ご来店されたお客様に対して、新規契約や料金プランの見直し、機種変更などの手続きをご案内してください。ビジネスマナーをはじめ、接客の進め方、商品知識など、全てをイチから教えますのでご安心下さい。

求める経験:学歴不問、経験不問、資格不問。20代、30代が多数活躍中!接客や通信業界の経験は、無くても大丈夫。もちろん社会人経験も不問です。

・雇用形態:正社員

・勤務時間:10:00~21:00の間にて交代制(休憩60分)

(早番/10:00~19:00、遅番/12:00~21:00)

【実際の求人例】

・職種:自動車の販売

・月給 :月給25万円+インセンティブ

・求人概要:ご来店頂いたお客様にアンケートをご記入いただき、

使用目的、家族構成、ライフスタイル、希望車種などを把握した上で、その要望に沿って車、オプションをご案内します。

当社ではキャリアや成績に関係なく平等に商談機会があり、1人の担当者が月平均20~30組の接客することができます。


・応募資格:要普通自動車免許(AT限定可※入社日までにAT限定解除が可能な方)

・未経験者、第二新卒者、歓迎です!

・20代前半~30代前半中心に活躍中

・学歴、転職回数、ブランクは問いません。

・職種や業界の経験も不問です。

・雇用形態:正社員

・勤務時間:9:30~19:00(※実働8時間、休憩90分)

接客・販売についてさらに詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみましょう。

(2)営業

ホストからの昼職への転職は「営業」がおすすめです。ホストで培った営業力を存分に活かすことができるからです。営業では顧客が求めていることに対して的確に答えを返せるコミュニケーション力が必要です。顧客のことを知るには顧客と会って話して関係性を築くことが大事となるため、積極的に顧客に関わることをいとわないということは重要なスキルとなります。
また、営業は数字を追っていく実力成果主義な会社も多いため、ホストクラブで売上数値を追っていたときのことやインセンティブ(歩合)が得られることに共通点もあり、親和性を感じられるでしょう。
営業の中でも 不動産業界は学歴や性別を問わず、未経験者が転職しやすい業界です。
インセンティブが高いというメリットがあります。ノルマを設けている企業がほとんどですが、成果を上げるとしっかりと報酬に反映されるため、高収入を狙える仕事です。土地やマンションの購入は高額であり、購入に慎重になる買い手も珍しくありません。そこで購入のメリットを伝えるなど、顧客に臨機応変に対応するスキルが求められます。

【実際の求人例】

・職種:不動産営業職(売買)
・月給:25万円~75万円
・求人概要:不動産売買営業として、居住用不動産の販売営業をメインで担当し、
お客様のお住まいをご紹介するお仕事です。
具体的には、居住用不動産物件の販売、不動産購入希望のお客様のニーズ・要望確認など不動産売買に関する業務です。

・求める経験:未経験歓迎。学歴不問。とにかく稼ぎたいなどの目標達成意欲があり、積極的に行動できる方。
・雇用形態:正社員
・勤務時間:10:00~21:00

営業職に向いている人についてさらに詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみましょう。

(3)ITエンジニア

ホストからの転職先のひとつとして「ITエンジニア」がおすすめです。ITエンジニアは社内の関係者だけでなく、クライアントとも上手く連携できるようコミュニケーション力が重視されるため、ホストでの対人スキルが活かせるからです。また、未経験採用を行っている企業があるため経験を積むと手に職をつけられます。

ITエンジニアというと、プログラミング言語を使ったアプリケーション開発のエンジニアをイメージされるかと思いますが、知識ゼロの未経験採用を行っている企業は少ないです。そのため未経験から転職したい場合は、まずは専門スクールに入り、知識と経験を積んでおくと適性をアピールしやすくなります。インフラエンジニアの場合は、需要が高く研修体制も完備されていることがあるため、ITエンジニアの中では未経験からチャレンジしやすい職種です。

【実際の求人例】

・職種:ITエンジニア
・月給 20万円 ~ 28万円
・求人概要:入社後は2ヶ月間のIT技術研修があります。
サーバー構築に関するインフラエンジニアコース、プログラミング言語を使ったアプリケーション開発エンジニアコース、の2つが研修コースとして用意されております。
(※研修コース選択は内定が出た後に本人の希望と適性を擦り合わせて決まります。)

求める経験: 高校卒業以上、今の能力ではなく、挑戦意欲や人柄、ミッションスタイルフィットを重視しています。業界・職務未経験、第二新卒、歓迎します。
・雇用形態:正社員
・勤務時間:9:00~18:00(プロジェクトによって変動あり)

(4)施工管理

ホストからの転職先として「施工管理」が選択肢のひとつとしてあります。施工管理は主に建設物をつくるときの進行管理を行いますが、大人数で上手く連携できるようコミュニケーション力が重視されます。そのためホストで培った対人スキルはもちろん、チームプレーで連携してお店をまわしていた経験が活かせます。また、ホストクラブで勤務していると、いっけん恐い風貌の人に対しても日常的に対応していることがあるため、無口で昔気質の職人さんとも抵抗なくスムーズに会話ができる可能性があります。

施工管理職は、高齢化したベテラン層の大量退職による人手不足で、さらに求人ニーズが高まっています。そのため若手不足といった課題を解消するために、人材の採用・育成に注力していて、特別な資格・学歴がなくても歓迎の企業があります。
業務内容は、基本的には人との調整・交渉を行う仕事です。発注者とのスケジュール・予算交渉や、現場の職人への指示出しなどがあります。

【実際の求人例】

・職種:施工管理職
・月給 26.5万円 ~ 45万円
・求人概要:新築工事における建築施工管理。工事写真撮影、書類作成・整理、安全管理(パトロール)、職人の追廻し、各職長と打合せ業務を担当。

・求める経験:未経験OK。これから建設業界で頑張る意欲がある方。
・雇用形態:正社員
・勤務時間:9:00~18:00(プロジェクトによって変動あり)

まとめ

今回の記事ではホストの辞めたい理由、辞める方法、昼職への就き方について紹介しました。ホストは接客・サービスを顧客に提供し高額単価のお酒を売ることで利益に直結するため、成果を出せばお店からは重宝されます。実力成果主義の環境下だと大変なところはありますが、その分成果につながったときの達成感は非常に大きいものです。

そのような対人スキルや営業力は昼職の転職市場においても需要の高いものとなっています。自己分析して、自分の強みや適性をどのような昼職で活かせるのかをしっかりと考えて、業界・会社を選ぶことをおすすめします。

私たちキャリアスタートでは、これまで夜職経験者の方々を未経験から昼職へ数多く転職をサポートしてきました。キャリアスタートでは、ホワイトな昼職を中心に、求人サイトでは見つけることのできない非公開求人も含め、ご希望にマッチした営業求人をご紹介可能です。