「キャバクラから転職したいけど、何からすればいいのかわからない」
「そもそも、夜職から昼職に転職できるのかな…」
このようなお悩みはありませんか?
昼職に初めて挑戦する人や転職経験の少ない人でも、成功のコツをおさえれば昼職への転職は可能です!
この記事では、キャバクラからの転職を成功させるコツと転職の際の注意点、転職活動で活用したいサービスを紹介します。
これから昼職を目指したい夜職の人は、ぜひご一読ください。
1.キャバクラから昼職は目指せる!転職を成功させるコツ7選
「昼職は未経験だけど、本当に転職できるの?」と不安を感じる人もいますが、キャバクラから昼職に転職できます。
大手転職サイトdodaは「転職求人倍率レポート(2023年3月)」で、2023年3月の求人倍率は2.25倍と発表しており、転職希望者1人に対して2件の求人がある状況です。
また、(株)マイナビの「中途採用状況調査2023年版(2022年実績)」によると、正社員の不足を感じている企業は4割弱存在していることがわかっています。
このように、人手不足に陥っている企業が少なくないため、しっかりと準備を行えばキャバクラからの昼職を目指すことは難しくありません。
本章では、転職を成功させるためのコツを以下7つ紹介します。
順に説明します。
(1)店を円満に退職する
夜職は、退職時に給与の未払いや店からの強い引き止めなど、トラブルになってしまうケースが多々あります。
しかし、転職活動に集中するためにも、できる限り円満退職をしましょう。
トラブルが起こったとしても、無断退職や顧客にあいさつをせずに辞めることはおすすめできません。
「キャバクラでの顧客が転職先企業の取引先や顧客だった」「店のスタッフが転職先の利用者だった」という可能性はゼロではなく、そうなると転職先での仕事がしにくくなってしまうためです。
そのため、店舗スタッフや顧客から転職を応援されるような退職を目指しましょう。
キャバクラを円満に退職するコツは、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
(2)退職理由から転職の軸を考える
転職を成功させるためには、まず退職理由を考えることが重要なポイントといえます。
退職理由と向き合うことで、自分が仕事に求めていること・仕事で譲れないことがわかり、どういった転職先を目指すべきかわかるためです。
たとえば、夜型の生活が体力的につらい場合は、転職先を選ぶ際に会社の営業時間や勤務時間が日中の仕事を選ぶべきですし、売上競争に疲れた場合はノルマが設けられていない仕事を探した方が良いでしょう。
今の仕事で感じている悩みや不満を解決できるような転職をかなえるためには、「辞めたい理由」と「今後はどのように働きたいか」を明確にしたうえで転職の軸を決めることが大切です。
具体的な方法としては、退職理由と転職先の希望条件を書き出してみることです。
その際、先に将来的にどのように生活したいかなどを考えると、希望の労働条件や挑戦したい仕事内容が見えてきます。
また、書き出した転職先の希望条件には優先順位を付けておくと、数多くある求人情報を見ても転職の軸がブレにくくなるのでおすすめです。
(3)キャバクラで得たスキルや実績を整理する
自分に合った転職先を探すためには、自身の強みや適性を理解する必要があります。
そのため、キャバクラで得たスキルや実績を整理することも転職成功のコツです。
「夜職の経験が昼職に活かせるの?」と思う人もいますが、夜職の人がもつコミュニケーション能力や身だしなみの意識の高さは、他の仕事でも活かせます。
以下を参考にキャバクラで働いているときに褒められたことや、他の人よりも楽にできたことなどを書き出してみましょう。
- お客さんに「話しやすい」「笑顔が良い」と褒められたことがある → 幅広い年代の人や初対面の人とも話せるコミュニケーション能力や傾聴力がある
- お客さんへメールをこまめに送ることが苦ではなかった → 気遣いができる、几帳面
上記の他に前月より売上を伸ばせた、店舗で最も売上を出したことがある場合も書き出しましょう。
その場合は、どのくらい売上アップしたのか・売上を伸ばすために工夫したことなども具体的に書いておくと、仕事探しの時だけでなく自己PRなどを考える際にも役立ちます。
(4)自分に合う求人を探す
(2)(3)をもとに、どのような仕事・会社に転職するのが良いか考えてみましょう。
たとえば、「売上ノルマのない仕事で、収入よりもライフワークバランスを重視したい。さまざまな人と接することが好き」な場合は、受付や事務職、ノルマの少ない販売職などに絞ってみるなどが考えられます。
挑戦したい仕事がわかってきたら、実際にどのような求人があるか探してみます。
求人の探し方は、転職サイトやハローワークインターネットサービスで条件を絞って求人検索をすることが手軽ですが、転職エージェントに相談するのも一つの方法です。
自分が目指す仕事の求人を複数見て、労働条件や応募要件の傾向などを把握しましょう。
応募したい求人を見つけた場合は、求人票の労働条件だけでなく会社のホームページや口コミサイトなどで企業理念や企業風土などもチェックしておくことも大切です。
(5)資格を取得する
未経験者の採用をしていない、または応募要件に資格が必須となっている場合など、目指したい仕事によっては資格取得や職業訓練の受講を検討しましょう。
特にネイリストや美容師など美容系の仕事やIT関係の仕事は、資格があった方が有利に転職活動を進められます。
とはいえ、資格や仕事に関することを学ぶ場合であっても、転職活動は続けることをおすすめします。
時期によっては未経験者採用の求人が出ることもあるので、常に求人情報を収集する姿勢が大切です。
(6)選考対策を徹底して行う
入社したい企業を見つけたら、履歴書の書き方を学んだり、面接の練習をしたりするなど選考対策を行いましょう。
希望する企業の内定を獲得するためには、志望動機や自己PR、面接時の受け答えの練習などを徹底して準備する必要があります。
選考対策を行う際は自分一人で進めるのではなく、第三者に客観的な視点で見てもらうことがおすすめです。
(7)転職サポートを活用する
前項まで自己分析や仕事探し、選考対策のコツを紹介しましたが、転職経験の少ない人にとっては一人で転職活動を進めることが難しいと感じることもあります。
そこで、転職活動の進め方から求人紹介、選考対策まで無料でサポートしてもらえるハローワークや転職エージェントなどの転職サポートを活用しましょう。
ハローワークと転職エージェントの違いは以下のとおりです。
転職サポート | 概要 | 特徴 |
ハローワーク | ・厚生労働省が運営する総合的雇用サービス ・転職支援の他に雇用保険の手続きや職業訓練の受講あっせんも行っている | ・圧倒的な数の求人を保有する ・中小企業の求人が多い傾向 ・求人掲載のハードルが高くないため、ブラック企業の求人が紛れていることがある ・相談員は非正規雇用が多い ・求人票に記載された情報以外は得られないことがある |
転職エージェント | ・転職者と企業のマッチングをサポートする民間企業 ・職業相談や求人紹介、選考対策だけでなく企業への交渉代行も行う | ・求人数はハローワークほど多くはないものの、一定の水準を満たした求人を保有している ・中小企業だけでなく大企業の求人もある ・非公開求人を保有している ・転職に精通した相談員が支援する ・求人票に記載された内容だけでなく、仕事内容の詳細や企業風土、業界動向まで把握している |
ハローワークと転職エージェントの大きな違いは、「求人と相談員の質」です。
転職者一人ひとりに寄り添ったきめ細かいサポートを受けたい人は、ハローワークよりも転職エージェントの利用をおすすめします。
以下の記事では、ハローワークだけで転職を行うリスクについて解説していますので、こちらも参考にしてください。
2.キャバクラから転職する際の3つの注意点
夜職から転職する際に知っておきたい注意点を以下3つ紹介します。
順に説明します。
(1)収入が下がる可能性が高い
キャバクラからの転職は、収入が下がる可能性があります。
求人ボックスによると、キャバクラに勤める正社員の平均年収は350万円です。
国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」では、1年を通じて勤務した女性給与所得者の平均給与は 302 万円なので、キャバクラの仕事は高収入といえます。
多くのキャバクラではインセンティブが設けられているため、売上や指名の数によっては平均年収以上の収入を得られることも珍しくありません。
また、人気のあるキャストは顧客から高額なプレゼントをもらうこともあるので、給与以上に収入があることも考えられます。
上記のことから、キャバクラから一般企業に就職すると収入が下がる可能性は十分に考えられるのです。
(2)仕事の進め方や生活リズムが大きく変わる
一般的な仕事の多くは日中に行われるので、キャバクラで働いていた人にとっては、転職後の生活リズムが大きく変わります。
転職後に体調を崩さないためにも、昼職を目指す人は早めに生活リズムを昼型にしましょう。
また、たとえばキャバクラと同じ接客をする販売職や営業職への転職であっても、仕事の進め方や会社での常識はキャバクラとは異なります。
そのため、求人を探す際に労働条件だけでなく、具体的な仕事内容や企業風土を把握しておくことが重要です。
加えて、転職先によって異なりますが、あいさつの仕方やメールの文面の作り方、基本的なパソコン操作、身だしなみ、電話の出方など社会人の基本的なマナーなどは勉強しておきましょう。
(3)キャバクラ勤務についてネガティブな印象を持つ会社もある
保守的な会社の中には、キャバクラに対してマイナスなイメージを持っていることがあります。
そういった企業に挑戦したい場合は、履歴書の職歴を「飲食店勤務」と記載するなどの工夫することも一つの方法です。
夜職に理解のある会社や業界であれば、面接時などに正直に前職を伝えるのも良いでしょう。
企業によっては、夜職で培ったコミュニケーションスキルや身だしなみ、言葉遣いを高く評価することもあります。
しかし、求人票だけでは希望する会社が夜職に理解があるのかどうかはわかりません。
転職エージェントでは企業風土や会社の内情、求めている人物像まで把握しており、転職者に最適な求人の紹介や選考対策を行っているため、昼職を目指す人は転職エージェントの活用がおすすめです。
3.キャバクラからの転職を成功させるならキャリアスタート!
キャバクラから転職したい人は、若手の転職に特化した転職エージェントのキャリアスタートを活用しましょう。
キャリアスタートでは、「転職したいけど、何に向いているかわからない」「企業に職歴をどう伝えたらいいのかな」といった悩みにも、転職のプロが丁寧にアドバイスしています。
キャリアスタートが特に注力しているのは、マッチング分析と面接対策です。
転職者と企業の最適なマッチングをかなえるために、転職者の希望だけはなく強みや適性を1対1の面談で見極めたうえで求人紹介をしています。
そのため、キャリアスタートを利用した転職者の入社定着率は92%です!
また、企業や転職者に合わせた面接対策で内定率も86%と高く、多くの若者が希望する仕事に就いています。
自分に合った昼職に転職したい人は、今すぐキャリアスタートに相談しましょう!
まとめ
本記事では、キャバクラからの転職を成功させるコツと転職の際の注意点、転職活動で活用したいサービスを紹介しました。
キャバクラにマイナスな印象を持つ会社は存在しますが、しっかりと準備をすれば昼職への転職は難しくありません。
しかし、転職経験が少ない人の場合、何から始めたら良いのかわからないこともあるでしょう。
そういった悩みや不安を解消するためには、転職のプロに相談することがおすすめです。