ESTP(起業家)に向いているとされる職業だけで仕事を選ぶ事は危険です。
ESTP(起業家)は、コミュニケーション能力や観察力が活かせる職業に向いている傾向があります。具体的には、以下のような職業がESTP(起業家)に向いていると考えられます。
- 営業職
- プロダクトマネージャー
- 不動産開発
しかし、16タイプ診断で分かるのは、あくまでも性格ごとに適している職業の傾向に過ぎません。同じ職業であったとしても、職場や業務内容が異なれば働き方も大きく変わってきます。
したがって、どんな職業に就職するかだけでなく、自分の考えにマッチした職場選びも非常に重要です。
職場や職業のミスマッチを防ぐためには、求人内容や企業文化に詳しいエージェントを利用することがおすすめです。
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mbti診断の他タイプに向いてる職業が知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
ESTP(起業家)に向いてる職業一覧
ESTP(起業家)の性格を鑑みると、以下のような職業に適していると考えられます。
- 営業職
- プロダクトマネージャー
- 不動産開発
- 販売職
- マーケター
- ジャーナリスト
- 外交官
- 消防士
- 警察官
- 自衛官
- 投資家
- 起業家
ESTP(起業家)は、コミュニケーション能力や観察力、柔軟性を活かして働ける職業に適しています。上記のような職業に就職できれば、やりがいを持って仕事に向き合っていけるでしょう。
営業職
会社や個人に対してサービスを提案し、契約をとってくる仕事です。
ESTP(起業家)の高いコミュニケーション能力を活かせば、未経験からでも活躍していくことができるでしょう。
また、ESTP(起業家)は行動力に優れている性格であり、他の人が苦手とする新規開拓営業などでも成果を残しやすいと考えられます。
平均年収 | 533万円 |
仕事の特徴 | ・コミュニケーション能力を活かして契約をとってくる・スキルを積むことで様々な仕事にキャリアチェンジできる |
向いてる理由 | ・ESTP(起業家)の高いコミュニケーションスキルが活かせる・行動力を発揮して高い営業成果を残せる |
平均年収出典:厚生労働省「自動車営業 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
プロダクトマネージャー
ITサービスやアプリなどプロダクトを管掌する責任者を担います。
プロダクトを成長させるためにあらゆる人とコミュニケーションを取ることになりますので、ESTP(起業家)の強みが活かしやすいでしょう。
仕事の評価は、プロダクトがいかに成長したかといった完全実力主義になってくるため、ESTP(起業家)にとってモチベーションを上げやすい点もおすすめできるポイントです。
平均年収 | 700〜750万円 |
仕事の特徴 | ・自身のプロダクトの責任者を担う・様々な関係者とやりとりを進める |
向いてる理由 | ・あらゆる関係者と協力して仕事を進められる・ESTP(起業家)の起業家精神がプロダクトの成長に寄与できる |
平均年収出典:株式会社ハウテレビジョン「Liiga コラム | プロダクトマネージャーとは?仕事内容、年収、必要な資格スキル」
不動産開発
家やオフィスビルなどの不動産を建築するにあたって、不動産用地を仕入れる仕事です。
ESTP(起業家)は観察力に優れた性格であり、どの不動産を仕入れることで利益になるかを瞬時に見分けることができるでしょう。
不動産業界全般に共通している事ですが、実力主義の世界ということもありますので、ESTP(起業家)が高いモチベーションを維持しやすい点もポイントです。
高年収を目指したいESTP(起業家)には不動産開発の仕事がおすすめできます。
平均年収 | 800〜1,000万円 |
仕事の特徴 | ・土地を仕入れる仕事・不動産デベロッパーの中核となる業務を担う |
向いてる理由 | ・ESTP(起業家)の観察力を活かして仕事に取り組める・成果主義で評価される仕事であり、ESTP(起業家)にとってモチベーションを維持しやすい |
平均年収出典:株式会社アガルート「不動産デベロッパーとは?平均年収・仕事内容・転職方法を解説!なるにはどうすればいい? | 職業ルート」
販売職
アパレルショップや家電量販店などの店舗に勤め、接客や店舗運営を担う仕事です。
店舗には様々な属性の来店客がいますので、ESTP(起業家)の高いコミュニケーションスキルが発揮できます。
また、アパレルショップなどではトレンドが重要になってくるため、ESTP(起業家)の情報収集力を発揮できる点も未経験からでも活躍しやすいポイントです。
平均年収 | 361万円 |
仕事の特徴 | ・店舗で接客や運営に携わる・コミュニケーション能力が重要 |
向いてる理由 | ・ESTP(起業家)の情報収集力を活かして店舗運営に寄与できる・接客においてはESTP(起業家)の高いコミュニケーション能力が発揮できる |
平均年収出典:厚生労働省「衣料品販売 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
マーケター
モノやサービスが売れる仕組みを考える仕事です。
仕事の成果を数字で把握しやすく、ESTP(起業家)は高いモチベーションを維持して仕事に向き合えるでしょう。
実力主義の職場も多いことから、ESTP(起業家)が就職することですぐに成果を出して昇格していくといったキャリアプランも目指せます。
平均年収 | 645万円 |
仕事の特徴 | ・物やサービスが売れる仕組みを作る・仕事の成果が数字で見えやすい |
向いてる理由 | ・ESTP(起業家)のトレンド収集力が仕事の成果に直結する・仕事の成果が数字で分かりやすいため、モチベーションを保ちやすい |
平均年収出典:厚生労働省「Webマーケティング(ネット広告・販売促進) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
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ジャーナリスト
世の中で起きている事件や事柄に対して取材を行い、メディアで発信する仕事です。
ESTP(起業家)は多くの人に対して影響を与える職業にやりがいを感じやすいため、働いていて楽しさを感じられるでしょう。
加えて、ESTP(起業家)はチャレンジ精神が豊富な性格でもあることから、他の人が見出せていないニュースをいち早く世間に発表できる可能性も考えられます。
平均年収 | 571万円 |
仕事の特徴 | ・世界で起きている事実をニュースとして伝える・各地を飛び回るような行動力が重要 |
向いてる理由 | ・ITの行動力を活かすことで成果を残しやすい・多くの人に対して影響を与える職業であり、ESTP(起業家)が働きがいを感じやすい |
平均年収出典:厚生労働省「新聞記者 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
外交官
日本がこれから諸外国とどのように外交をしていくべきなのか考える仕事です。
国家公務員の1つであり、社会貢献性の強い仕事であることから、ESTP(起業家)はやりがいを感じやすいと考えられます。
仕事上では海外の担当者とのやりとりも多く、ESTP(起業家)のコミュニケーション能力の高さが存分に発揮できる点もポイントです。
平均年収 | 478万円 |
仕事の特徴 | ・各国の政治や経済に関する情報を収集する・外交政策について企画立案を行う |
向いてる理由 | ・常に新しいことに挑戦する仕事であり、ESTP(起業家)の性格とマッチしている・ESTP(起業家)の高いコミュニケーション能力が、国境の垣根を超えて活かせる |
平均年収出典:厚生労働省「外務公務員(外交官) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
消防士
火事や地震などの災害現場に急行し、市民の安全を守る仕事です。
ESTP(起業家)の高い行動力が成果に直結することに加えて、多くの人に影響を与えられる仕事という点から、ESTP(起業家)に向いています。
特に災害現場においては観察力や洞察力が非常に重要になって来ることもあり、ESTP(起業家)の強みが発揮しやすいという特徴も見られます。
平均年収 | 350万円 |
仕事の特徴 | ・出動命令を受けて火事を鎮火させる・日常的には消火活動や救助活動の訓練をする |
向いてる理由 | ・ESTP(起業家)の観察力が救助の現場においては重要・社会的意義が強い仕事でありモチベーションを維持しやすい |
平均年収出典:厚生労働省「消防官 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
警察官
自分が担当するエリアの平和を守る仕事です。
警察官が対応することになる事件においては、状況をうまく見定めて対処していく必要がありますので、ESTP(起業家)の柔軟性の高さが発揮できます。
加えて、ESTP(起業家)の変化に対する適応力を発揮することが常に求められることや、様々な人とコミュニケーションを取らなければならないという点も向いているポイントと言えます。
平均年収 | 550万円 |
仕事の特徴 | ・管轄地域の平和を維持する・事件が起きたときに初動対応をする |
向いてる理由 | ・ESTP(起業家)の状況に応じた柔軟性の高さが活かせる・ESTP(起業家)のコミュニケーション能力で事件を未然に防ぐことができる |
平均年収出典:株式会社アガルート「警察官の年収とは?年代・学歴・男女別の給与や年収をすべて解説 | 公務員試験コラム」
自衛官
日本の平和を守るために、日常的な訓練や有事の際の現地派遣に対応する仕事です。
社会貢献性が極めて高いこともあり、ESTP(起業家)の働くモチベーションを維持しやすいといった特徴があります。
加えて、自衛官が派遣される現場においては行動力や責任感、観察力などが強く求められますので、ESTP(起業家)の長所を発揮しやすいでしょう。
平均年収 | 467万円 |
仕事の特徴 | ・日本の平和を守る・有事でない時は日常的に訓練に取り組む |
向いてる理由 | ・社会貢献性が高く、ESTP(起業家)のモチベーションを維持しやすい・ESTP(起業家)のあらゆる状況に対応できる適応力が現場では求められる |
平均年収出典:オープンワーク株式会社「陸上自衛隊の「年収・給与制度」 OpenWork」
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ESTP(起業家)に向いてる職業の特徴
ESTP(起業家)の性格傾向から考えられる向いてる職業には、以下のような特徴が挙げられます。
- 新しいものに挑戦する職業
- 多くの人に対して影響を与える職業
- 行動力が成果に結びつきやすい職業
いずれもESTP(起業家)の性格傾向における強みを発揮できる特徴となっていますので、これらの特徴を持つ職業に就職することができれば、働きやすさだけでなく高い成果も発揮できるでしょう。
それぞれの特徴について詳しく解説します。
新しいものに挑戦する職業
ESTP(起業家)は、とにかく様々な物事に興味を抱く好奇心の強さがあります。
したがって、マーケターやジャーナリストなど、新しいものに挑戦することが多い職業で力を発揮できるでしょう。
ESTP(起業家)の好奇心の強さは、他の16タイプの性格傾向と比べても高い水準にあります。
他の人であれば、様々な情報を目の当たりにすると頭が疲れてしまう中で、ESTP(起業家)は数多くの情報を好き好んで収集してインプットすることができるため、情報処理能力の高い性格とも言えるでしょう。
加えて、新しい物事に挑戦する事は体力や精神力を使うものですが、ESTP(起業家)はバイタリティーに溢れているといった特徴もありますので、常に動き回るように働くことに向いています。
多くの人に対して影響を与える職業
ESTP(起業家)は、影響力のある仕事で強みを存分に発揮することができます。
職業で言えば、不動産開発や起業家など多くの人に対して影響を与える職業に就職できれば、強いやりがいを持って仕事に向き合えるはずです。
ESTP(起業家)は起業家タイプと言われるだけあって、社会や人に影響を与えることを潜在的に好んでいます。仕事においても、自分が取り組んだ仕事で社会に影響を与えられていることが実感できると、働き続けるモチベーションにも繋がるでしょう。
反対に、影響力が低いと感じてしまう仕事やタスクについては、手を抜いてしまったり、力を存分に発揮できないなど短所が垣間見える瞬間もありますので注意してください。
行動力が成果に結びつきやすい職業
ESTP(起業家)は行動力に優れた性格タイプです。
したがって、営業職や販売職など、行動が成果に結びつきやすい職業と相性が良い傾向にあります。
世の中には、あらかじめ準備にたくさんの時間をかけることが求められる職業と、とにかく場数を踏んで実績を作り上げていくような職業があります。
このうちESTP(起業家)は、失敗を恐れることなく繰り返し業務をこなしていくような行動力があるため、後者の仕事に向いていると言えるでしょう。
仕事に取り組み、失敗経験から自分のスキルを磨いて次の仕事に活かしていくといった、業務におけるPDCAサイクルを回し続けられる職業をおすすめします。
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ESTP(起業家)が仕事で活かせる強み
ESTP(起業家)の性格傾向上の強みの中で、仕事で活かせるようなものを挙げると以下の3点となります。
- 些細な変化に気づける観察力
- 変化に対する適応力が高い
- 高いコミュニケーション能力
ESTP(起業家)の人は、上記の強みを発揮できる職業かどうかを念頭に置いた上で、求人選びを進められるよう意識してみてください。
些細な変化に気づける観察力
ESTP(起業家)は非常に観察力に優れている性格です。
周囲の環境や相対する人に対して些細な変化があってもすぐに気がつけるため、様々な仕事で強みを発揮できます。
例えば人に対する変化であれば、営業先で顧客から信頼を勝ち取ることができますし、環境に対する変化であれば、警察や警備などの仕事で事件を未然に防ぐことができるでしょう。
仕事は毎日取り組むものであるからこそ、些細な変化に気がつける能力は非常に重要になってくるのです。
また、観察力を活かしてトレンドを読むような強みにも発展できます。
ESTP(起業家)がジャーナリストになれば、世の中のトレンドや事件を瞬時に察知し、鋭い観察力を活かしてオリジナリティーのある記事を執筆することもできるでしょう。
変化に対する適応力が高い
ESTP(起業家)は、様々な変化に適応できる柔軟性が強みです。
特に最近ではAIの登場もあり、働く現場や仕事の内容が大きく変わろうとしてきています。
その中でも、ESTP(起業家)の強みである柔軟性を活かせば、これから新しく出てくるような職業に対しても動じることなく向き合っていけるでしょう。
また、会社組織では頻繁に異動が発生したり、新入社員の受け入れ対応が必要になることもあります。自身の働く環境が変わるような時であっても、ESTP(起業家)は適応力を発揮して新しい社員とも積極的にコミュニケーションをとっていけるはずです。
高いコミュニケーション能力
ESTP(起業家)は16タイプの中でもトップレベルに高いコミュニケーション能力を有しています。
どんな仕事であってもコミュニケーション能力は強く求められます。
たとえどれだけスキルがあっても、コミュニケーション能力がなければ会社組織で活躍していくことはできません。
ESTP(起業家)は既に仲の良い人だけでなく、初対面の人とも気取らずコミュニケーションをとっていくことができます。交友関係も広くなりやすく、業務上コミュニケーションが重視されるような職業に就職できれば、無類の強さを発揮することができるでしょう。
ESTP(起業家)が就職面接を行う際は、自身のコミュニケーション能力を活かして活躍できたエピソードを自己PRで話すことがおすすめです。
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ESTP(起業家)の仕事における弱み
ESTP(起業家)の性格傾向として、仕事で生じてしまうような弱みを挙げると以下の3点となります。
- ルーティンワークにストレスを感じやすい
- 細かいタスクをこなすことが苦手
- 自己中心的に物事を考えやすい
これらの弱みを求められるような職業に就職してしまうと、なかなか実績を上げられなかったり、仕事をしていてストレスが溜まることが考えられます。
就職活動を進める際は、強みだけでなく弱みも合わせて理解することを意識してみてください。
ルーティンワークにストレスを感じやすい
ESTP(起業家)は好奇心が非常に強い性格であるが故に、毎日毎日同じことに取り組むルーティンワークにストレスを感じやすいといった一面が見られます。
工場作業員やドライバーなど、ルーティンワークが中心となる仕事に就職することがあれば、ストレスを感じやすくなるだけでなくミスを頻発してしまうかもしれません。
ルーティンワークが重視される仕事以外であっても、例えば毎朝やるべきタスクを見落としてしまったり、事務作業として取り組まなければならない一連の流れを無視してしまうなど、仕事を進めていく上で細かなミスが発生しやすいといった弱みも見られます。
ESTP(起業家)がこの弱みを克服するためには、アプリやメモ帳などを活用して、自身のルーティンワークをうまく管理していくことが求められます。
細かいタスクをこなすことが苦手
ESTP(起業家)は仕事を大きな面で捉えようとする性格です。したがって、大きなプロジェクトの契約を取ってくることなどは得意である反面、細かいタスクに分解して実行していくような行動を苦手としています。
同時に、見積もりや計画設計力に甘い一面もあるため、ESTP(起業家)が業務上少しでも悩んだ場合は積極的に周囲の人に相談をしてみることがおすすめです。
また、自身がプロジェクトを率いるような立場だった場合、細かいタスク管理が得意な人をプロジェクトメンバーに入れるなどの対処法もおすすめです。
自己中心的に物事を考えやすい
ESTP(起業家)は、周囲の変化を俊敏に捉えられるような観察力があるものの、基本的には自分を中心にして物事を考えやすいといった一面が強く見られます。したがって、自分のわがままやエゴによって周りの人を振り回してしまうなどの弱みがあります。
一般社員として仕事に向き合う上では、多少自己中心的でも問題はありませんが、管理職など自身がマネジメントする立場を目指そうとする場合は、自己中心的な性格を脱却する必要があるでしょう。
自分自身が自己中心的な性格か分からない場合は、周囲の人に率直な意見を求めてみることもおすすめです。
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自分に合った職場で向いてる仕事を見つけよう
就職活動において大切なのは、自身の性格傾向に適している職業を知ることに加えて、働きやすいと感じられる職場を選ぶことになります。
自分に合った職場を探す上では、以下のようなポイントを意識することが重要です。
- 職場環境や社風も加味して選ぶ
- 待遇だけでなく仕事内容も必ずチェックする
- 自身のキャリアパスと照らし合わせる
ストレスを感じにくい職場で腰を据えて長く働くためにも、自分に合った職場探しのコツを理解した上で就職活動を進めてみてください。
職場環境や社風も加味して選ぶ
自分に合った職場かどうかを見定める上では、職業だけでなく、職場環境や社風を加味して選ぶことがポイントです。
例えば同じ営業職であっても、常に同じ社員で同じ目標を持って働くような職場もあれば、頻繁にグループ異動が発生して、異なるチームで営業目標の達成を目指すような職場も見られます。
この例の場合、ESTP(起業家)は変化に適応する能力が高いため、後者の方が強みを発揮できると考えられます。
職場環境や社風を見定めるためには、求人票だけでなく、企業研究に取り組まなければなりません。企業研究のやり方をプロから教わりたい人は、若手就職支援に強いキャリアスタートに相談してみてください。
待遇だけでなく仕事内容も必ずチェックする
就職活動を進めていくと、どうしても給料や休日数、福利厚生などの待遇面ばかりを気にしてしまいがちです。しかし、本当に自分に合った会社に就職したいのであれば、仕事内容を細かくチェックすることが重要です。
職業によってある程度仕事内容は決まってきますが、仕事の進め方や業務で求められるミッションは会社によって大きく異なります。
自身の性格における強みや興味関心の方向性を言語化し、どのような仕事の求人に向き合っていくのかは、応募する上ではっきりさせておきましょう。
自身のキャリアパスと照らし合わせる
自身にとっての適職を見つけたいのであれば、自分自身が掲げるキャリアパスと照らし合わせることも重要です。
例えば、将来は管理職としてマネジメントに徹したいのか、それともいつまでも最前線で顧客と向き合うような働き方をしたいのかによって、応募すべき求人や職場は変わってきます。
自分が仕事を通じてどのようなビジネスパーソンになりたいのか考えた上で求人選びを進めていきましょう。
もしキャリアパスが定まっていない場合は、後々仕事選びで苦戦してしまうことが考えられますので、キャリアスタートのアドバイザーと自分のキャリアパスについて相談してみることをおすすめします。
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ESTP(起業家)に向いてる職場の特徴
ESTP(起業家)の性格傾向を加味すると、以下のような職場であれば働きやすさを実感できると考えられます。
- 失敗を許容する雰囲気の職場
- 成果主義で評価される職場
- ベンチャー企業全般
ESTP(起業家)がこれから本格的に就職活動を進めていく場合、上記の特徴を持った職場かどうかを見定めていくことを意識してみてください。
失敗を許容する雰囲気の職場
ESTP(起業家)はとにかく行動力を活かして仕事に向き合い、スキルを身に付けていくことを得意としている性格です。そのため、人よりも行動回数が多くなりやすく、その分ミスや失敗も増えやすくなる傾向にあります。
仕事においてチャレンジした結果失敗をしてしまう事は、自身の成長において非常に大切です。しかし、職場によっては一度ミスをしただけで厳しく叱責されてしまうようなケースもあります。
そのため、ESTP(起業家)は失敗を許容する雰囲気の職場に就職することがおすすめです。
失敗を許容する文化が根付いているかどうかは、会社単位だけでなく、配属される部署の上司の性格にも影響します。ESTP(起業家)が就職活動を進める際は、出来る限り就職口コミサイトなどを確認し、働く職場の雰囲気をつかんでおきましょう。
成果主義で評価される職場
ESTP(起業家)は自身の仕事の成果が評価される瞬間に強いやりがいを感じる性格です。
それだけでなく、仕事の成果によって報酬が増えることで、働くモチベーションも維持がしやすくなります。これらのことから、ESTP(起業家)は成果主義で評価される職場に向いていると考えられます。
職場によっては、成果に関係なく年齢が上がっていくにつれて役職がつくような「年功序列制」を採用しているケースがあります。
年功序列制の職場でESTP(起業家)が就職すると、どれだけ働いていても評価をされない現状にストレスを感じてしまい、短期離職に繋がるリスクがあります。
外資系企業や営業職の多い企業だと「成果主義」を取り入れている傾向にありますので、応募する企業の評価制度を意識しながら就職活動を進めていくようにしましょう。
ベンチャー企業全般
ESTP(起業家)は起業家タイプと言われるだけあって、新しい事業やビジネスモデルの会社で働くことに適性があります。したがって、設立間もないベンチャー企業全般に向いている性格と言えるでしょう。
ベンチャー企業は会社としての組織が成熟しきっていないこともあり、自身の手で組織の体制作りを進めていくことが求められます。
ESTP(起業家)は好奇心が強いだけでなく、バイタリティーにもあふれている性格のため、多忙とも言われるベンチャー企業でも前向きに仕事に向き合っていけると考えられます。
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適職傾向と職場選びを意識して就活する方法
自分にとって働きやすい環境に就職するためには、性格傾向を加味することと、職場選びを両立させることが大切です。
しかし、就職活動に慣れていない人の場合、両者を意識して仕事選びをしていく事は難しいと考えられます。
そのような時に役立つのが就職エージェントの存在です。
若手就職支援に特化したエージェントであるキャリアスタートであれば、無料のキャリア面談やアドバイザーによる手厚い就活サポートを通じて、自分に合っている職業と職場を効率よく探せるようになります。
ここからは、キャリアスタートでもサポートを受けられる適職傾向と職場選びを意識して就活する方法について、詳しく解説していきます。
診断結果の理解に加えて自己分析もする
自分に合った職場に就職するためには、16タイプ診断の結果から強みと弱みを理解するだけでなく、就職活動のための自己分析に取り組むことを意識してみてください。
自己分析とは、今までの経験を棚卸しし、強みと弱みを言語化することで、どのような職業や職場に向いているのかを理解するために行う分析のことをいいます。
自己分析ができていれば、求人を効率的に見定められるようになるだけでなく、自分の性格にフィットした職場を見つけやすくなります。
もし自己分析をしないまま求人を探そうとすると、どの求人に応募すればいいのかが判断できなくなるだけでなく、就職活動そのものにかかる時間も長くなるといったデメリットがあります。
就職活動を進める際は、まず自己分析に取り組むように心がけてみてください。
企業研究をして職場の解像度を上げる
同じ職業であっても、職場によって働き方や働く雰囲気は大きく変わります。
就職後に働きやすさを感じながら仕事に向き合うためにも、企業研究を行って職場の解像度を上げることに努めてください。
企業研究とは、求人票や企業ホームページ、就職口コミサイトなどを確認し、就職後に働くイメージを具体化するリサーチのことを言います。
企業研究を進めていく上では、インターネット上の情報はもちろん、応募先の企業の風土や文化を理解しているエージェントに生の声を聞いてみるというのも効果的です。
就職エージェントを活用する
自分に合っている職業がどうしても分からなかったり、気になる会社への就職成功率を高めたいという人は、就職エージェントの活用がおすすめです。
就職エージェントに登録すると、自分を担当してくれるアドバイザーが、自己分析や企業研究、応募書類の添削など様々なサポートをしてくれるようになります。
加えて、無料のキャリア面談で分かった自身の強みが活かせる職場の求人を紹介してくれますので、効率良く仕事探しを進められるといったメリットもあります。
また、どうしても行きたい会社の面接の前には模擬面接を実施してくれます。
安心して本番の面接に臨めるようになるため、就活に慣れていない人にとって嬉しいポイントと言えるでしょう。
キャリアスタートでは、高い内定率と定着率の実績がある就活サポートを提供していますので、特に自分に向いている職業が分からないと感じるESTP(起業家)の人は、まずは無料面談から就活の1歩を進めてみてはいかがでしょうか。
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ESTP(起業家)の就活でよくある質問
最後に、ESTP(起業家)の就活でよくある質問を3つ取り上げて解説します。
ESTP(起業家)に向いていない職業は?
ESTP(起業家)に向いていない職業としては、以下のようなものが挙げられます。
- 公務員
- 工場作業員
- ドライバー
- 事務職
- ルート営業
- ITエンジニア
- 研究職
- Webデザイナー
- フォトグラファー
これらの職業に就職した場合、ESTP(起業家)の強みが存分に発揮できなくなると考えられますので、応募する際は気をつけてください。
ESTP(起業家)にはどんな業界が向いてる?
ESTP(起業家)に向いている業界としては、以下のようなものが挙げられます。
- 小売業界
- サービス業界
- 不動産業界
- 金融業界
- マスコミ業界
- IT業界
- 広告業界
いずれもESTP(起業家)の強みであるコミュニケーション能力や観察力、適応力が活かせる業界となっていますので、強みを存分に活かして仕事に向き合えるでしょう。
ESTP(起業家)と相性が良い人の特徴は?
ESTP(起業家)と相性が良い人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 成果主義の人
- 戦略的に物事を考えられる人
- サポート精神の強い人
- 社交的な人
- 計画的な人
- てきぱきと物事を進められる人
これらの特徴のある人とであれば、仕事でもプライベートでも深い関係性を築いていけるでしょう。
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