高卒から安定した就職やキャリアアップを目指す上で、資格の取得は非常に有効な手段となります。大半の資格は学歴不問で受験できるため、努力次第で専門性やスキルを客観的に証明することが可能です。
未経験職種への就職や転職においては、資格を持っていることや、資格取得までのプロセスがポジティブな評価材料となり、採用の可能性を高めるケースも少なくありません。したがって、就職活動の一環として資格を取得することを検討してみても良いでしょう。
この記事では、高卒でも取得できる資格を25個紹介するとともに、資格を取得するメリットや資格を活かしてキャリアアップするコツについて解説します。就職活動に向けて資格を取得したいと考えている人は、記事の内容を参考にしてみてください。
高卒でも取れる資格25選
高卒でも取れる資格は、それぞれの資格ごとに定められた受験要件に学歴条件が書かれていない資格になります。実は国家資格を含む大半の資格は学歴要件が設けられていないため、努力次第で高卒でも様々な資格を取得することが可能です。
高卒でも取れる資格の中でも特に汎用性が高く、取得によって就職活動を有利にできるようなものは以下の25個が挙げられます。
- 日商簿記検定
- マイクロソフトオフィススペシャリスト
- 秘書検定
- ファイナンシャルプランナー
- サービス接遇検定
- 販売士
- 調理師
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- Webクリエイター能力認定試験
- 登録販売者
- ネイリスト技能検定
- 医療事務認定実務者
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士
- 保育士
- 危険物取扱者
- フォークリフト運転技能講習
- 電気工事士
- 宅地建物取引士
- 自動車整備士
- 公認会計士
- 行政書士
- 普通自動車免許
- TOEIC
ここでは、それぞれの資格の合格率や勉強時間の目安を解説しつつ、どんな仕事に活かせるのかもまとめてご紹介します。
資格取得に取り組んでみたいものの、どんな資格があるのかイメージがついていない人は参考にしてみてください。
日商簿記検定
日商簿記検定は高卒からでも挑戦しやすく、経理や会計分野への就職・キャリアアップに直結しやすい資格です。3級から段階的に学べるため、会計知識がまったくない状態でも基礎から理解できます。
お金の流れや企業活動の仕組みを体系的に学べる点が特徴で、経理職だけでなく事務職や営業職でも評価されやすい資格です。学歴よりも実務理解を重視する企業では、スキルの証明として有効に活用できます。
| 合格率目安 | ・3級:約45% ・2級:約25% ・1級:約10% |
| 目安勉強時間 | ・3級:80〜100時間 ・2級:200〜300時間 ・1級:600〜800時間 |
| 試験形式 | ・3級:CBT筆記 ・2級:CBT筆記 ・1級:記述式 |
| 試験難易度目安 | ・3級:★★☆☆☆ ・2級:★★★☆☆ ・1級:★★★★★ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・経理 ・会計事務 ・財務スタッフ |
マイクロソフトオフィススペシャリスト
マイクロソフトオフィススペシャリストは、WordやExcelなどの操作スキルを客観的に証明できる資格です。高卒・未経験から事務職や営業事務を目指す人にとって、即戦力を示しやすい点が強みです。
試験は実技形式のため、学習を通じて実務に直結する操作力が身につく点もポイントです。学歴に関係なく評価されやすく、オフィスワークへの就職を有利に進めたい人に適した資格でしょう。
| 合格率目安 | ・一般:約70% ・上級:約55% |
| 目安勉強時間 | ・一般:30〜50時間 ・上級:60〜80時間 |
| 試験形式 | ・一般:実技(CBT方式) ・上級:実技(CBT方式) |
| 試験難易度目安 | ・一般:★★☆☆☆ ・上級:★★★☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・一般事務 ・営業事務 ・総務 |
秘書検定
秘書検定は、社会人として必要なマナーや言葉遣い、立ち居振る舞いを体系的に学べる資格です。高卒でも受験でき、事務職や受付、秘書業務を目指す人に向いています。
資格取得を通じてコミュニケーション力や来客対応など、職種を問わず活かせる基礎力が身につく点が特徴です。社会人経験が浅い高卒者にとって、ビジネス基礎力を補強できる資格として評価されやすい傾向にあります。
| 合格率目安 | ・3級:約75% ・2級:約60% ・準1級:約40% ・1級:約25% |
| 目安勉強時間 | ・3級:20〜30時間 ・2級:40〜60時間 ・準1級:80〜120時間 ・1級:100〜150時間 |
| 試験形式 | ・3級:筆記 ・2級:筆記 ・準1級:筆記+面接 ・1級:筆記+面接 |
| 試験難易度目安 | ・3級:★☆☆☆☆ ・2級:★★☆☆☆ ・準1級:★★★☆☆ ・1級:★★★☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・秘書 ・受付 ・総務 |
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、保険・年金・税金・資産運用など、お金に関する幅広い知識を身につけられる資格です。3級から受験できるため、高卒でも無理なく挑戦できます。
金融業界や不動産業界を目指す人はもちろん、営業職や事務職でも知識が役立ちます。専門性を示しやすく、未経験分野への就職時にも評価されやすい資格です。
| 合格率目安 | ・3級学科:約85% ・3級実技:約85% ・2級学科学科:約55% ・2級実技:約70% ・1級学科:約15% ・1級実技:約75% |
| 目安勉強時間 | ・3級:30〜80時間 ・2級:150〜300時間 ・1級:800〜1200時間 |
| 試験形式 | ・3級:CBT(学科+実技) ・2級:CBT(学科+実技) ・1級:学科(紙)+実技(紙) |
| 試験難易度目安 | ・3級:★★☆☆☆ ・2級:★★★☆☆ ・1級:★★★★☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・金融機関営業 ・保険営業 ・不動産営業 |
サービス接遇検定
サービス接遇検定は、接客や顧客対応に必要な考え方や行動を体系的に学べる資格です。飲食・販売・宿泊業など、サービス業を目指す高卒者におすすめです。
単なるマナーではなく、相手の立場を考えた対応力が評価される点が特徴です。接客品質を重視する企業では、学歴よりも実務姿勢を示せる資格として就職活動でのアピールに繋がるでしょう。
| 合格率目安 | ・3級:約65% ・2級:約85% ・準1級:約85% ・1級:約35% |
| 目安勉強時間 | ・3級:20〜40時間 ・2級:30〜60時間 ・準1級:40〜80時間 ・1級:60〜120時間 |
| 試験形式 | ・3級:筆記 ・2級:筆記 ・準1級:面接(※2級合格も必要) ・1級:筆記+面接 |
| 試験難易度目安 | ・3級:★☆☆☆☆ ・2級:★★☆☆☆ ・準1級:★★☆☆☆ ・1級:★★★☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・販売職 ・ホテルスタッフ ・カスタマーサポート |
販売士
販売士は、小売業や店舗運営に必要な知識を体系的に学べる資格です。高卒からでも取得でき、販売職やサービス業を目指す人に向いています。
商品管理や接客、マーケティングの考え方を学べるため、現場での実務理解が深まります。資格を持つことで、単なる販売スタッフではなく売上や顧客視点で考えられる人材として評価されやすく、将来的に店長やマネージャーを目指す際にも役立つでしょう。
| 合格率目安 | ・3級:約65% ・2級:約50% ・1級:約20% |
| 目安勉強時間 | ・3級:50〜80時間 ・2級:150〜250時間 ・1級:500〜700時間 |
| 試験形式 | ・3級:筆記 ・2級:筆記 ・1級:筆記+論述 |
| 試験難易度目安 | ・3級:★★☆☆☆ ・2級:★★★☆☆ ・1級:★★★★☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・販売職 ・店長 ・店舗運営 |
調理師
調理師は、飲食業界で専門性を証明できる国家資格です。高卒からでも取得可能で、飲食店や給食施設など幅広い就職先があります。
調理技術だけでなく、食品衛生や栄養の基礎知識も学べるため、現場での信頼性が高まります。資格を持っていることで就職や転職が有利になるだけでなく、将来的に独立やキャリアアップを目指す場合にも強みとなる資格です。
| 合格率目安 | 約60% |
| 目安勉強時間 | 200〜300時間 |
| 試験形式 | 筆記 |
| 試験難易度目安 | ★★★☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・調理師 ・飲食店スタッフ ・給食調理 |
ITパスポート
ITパスポートはITの基礎知識を幅広く学べる国家資格で、高卒でも受験しやすい点が特徴です。IT業界を目指す人はもちろん、一般企業でもデジタル知識を持つ人材は重宝されます。
専門的なプログラミングスキルは不要なため、未経験からIT分野に触れる第一歩として適しており、事務職や営業職でも活かせる汎用性の高い資格です。
| 合格率目安 | 約50% |
| 目安勉強時間 | 100〜150時間 |
| 試験形式 | CBT多肢選択 |
| 試験難易度目安 | ★★☆☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・IT事務 ・社内SE ・営業職 |
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門とされる国家資格です。高卒からでも挑戦でき、IT業界への就職を本格的に目指す人に向いています。
プログラミングやアルゴリズム、システムの基礎を学ぶことで、未経験でもエンジニアリング技術と知識を証明できます。資格を持つことで、未経験からでもITエンジニアへの就職を狙いやすくなる点が大きな強みです。
| 合格率目安 | 約40% |
| 目安勉強時間 | 200〜300時間 |
| 試験形式 | CBT多肢選択 |
| 試験難易度目安 | ★★☆☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・ITエンジニア ・プログラマー ・システム運用 |
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験は、Web制作に必要な知識と実技力を証明できる資格です。高卒・未経験からWeb業界を目指す人にとって、スキルを可視化できる点が魅力です。
HTMLやCSSの理解が評価されるため、就職後の実務にも役立ちやすいといったメリットもあります。制作会社やECサイト運営など、実務に繋がりやすい資格として評価されています。
| 合格率目安 | ・スタンダード:約65% ・エキスパート:約45% |
| 目安勉強時間 | ・スタンダード:50〜100時間 ・エキスパート:150〜200時間 |
| 試験形式 | 実技 |
| 試験難易度目安 | ・スタンダード:★★☆☆☆ ・エキスパート:★★★☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・Webデザイナー ・Web制作 ・ECサイト運営 |
登録販売者
登録販売者は、一般用医薬品を販売できる専門資格であり、高卒からでも受験可能です。ドラッグストアや薬局で需要が高く、資格を取得することで責任ある業務を任されやすくなります。
未経験からでも専門性を示しやすく、就職や転職時の評価に繋がる点が特徴です。安定した業界で長く働きたい人や、接客と専門知識の両方を活かしたい人に向いている資格です。
| 合格率目安 | 約45% |
| 目安勉強時間 | 300〜500時間 |
| 試験形式 | 筆記 |
| 試験難易度目安 | ★★★☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・ドラッグストア ・医薬品販売 ・店舗管理 |
ネイリスト技能検定
ネイリスト技能検定は、美容業界で技術力を証明できる代表的な資格です。学歴不問で受験でき、高卒からでも専門職を目指せます。
資格取得を通じて、基礎から応用までのネイル技術を体系的に身につけられ、サロンへの就職だけでなく将来的な独立開業にも繋がりやすく、技術重視の業界で評価されやすい資格です。
| 合格率目安 | ・3級:約85% ・2級:約45% ・1級:約40% |
| 目安勉強時間 | ・3級:50〜100時間 ・2級:200〜300時間 ・1級:500〜700時間 |
| 試験形式 | 実技+筆記 |
| 試験難易度目安 | ・3級:★☆☆☆☆ ・2級:★★★☆☆ ・1級:★★★★☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・ネイリスト ・美容サロン ・独立開業 |
医療事務認定実務者
医療事務認定実務者は、病院やクリニックで働くための基礎知識を証明できる資格です。高卒・未経験からでも医療業界を目指せる点が魅力で、専門用語や保険制度を学ぶことで実務への理解が深まります。
医療機関は安定性が高く、資格を持つことで就職時に有利になるほか、民間企業での事務職として長く働きたい人に適した資格です。
| 合格率目安 | 約70% |
| 目安勉強時間 | 150〜200時間 |
| 試験形式 | 筆記 |
| 試験難易度目安 | ★★☆☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・医療事務 ・病院受付 ・クリニック事務 |
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護業界で働くための入門資格です。高卒からでも取得しやすく、未経験者が介護職に就く際の第一歩となります。
実務に直結した内容が多く、就職後すぐに現場で活かせる点が特徴です。人手不足が続く業界のため、資格取得により就職先の選択肢が広がり、安定した働き方を目指せます。
| 合格率目安 | 約90% |
| 目安勉強時間 | 130時間 |
| 試験形式 | 筆記+実技 |
| 試験難易度目安 | ★☆☆☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・介護職 ・訪問介護 ・福祉施設 |
介護福祉士
介護福祉士は、介護分野での専門性を証明できる国家資格です。実務経験を積んだ高卒者がキャリアアップを目指す際に有効です。
資格を保有することで、待遇改善や昇格に繋がりやすくなるだけでなく、利用者や家族からの信頼も高まり、現場で中心的な役割を担えるようになるでしょう。長期的に介護業界で働きたい人にとっておすすめできる資格です。
| 合格率目安 | 約70% |
| 目安勉強時間 | 250〜400時間 |
| 試験形式 | 筆記 |
| 試験難易度目安 | ★★★☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・介護福祉士 ・施設リーダー ・ケアマネ補助 |
保育士
保育士は子どもの成長を支える専門職として国家資格が必要ですが、児童福祉施設で2年以上の実務経験があれば、高卒からでも受験できます。
資格取得後は全国で働けるだけでなく、需要が高いため、安定した就職先を確保しやすい点が特徴です。責任は大きいものの、社会的意義の高い仕事に就きたい人に向いています。
| 合格率目安 | 約25% |
| 目安勉強時間 | 300〜500時間 |
| 試験形式 | 筆記+実技 |
| 試験難易度目安 | ★★★★☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・保育士 ・児童福祉 ・保育施設 |
危険物取扱者
危険物取扱者は、工場やガソリンスタンドなどで必要とされる国家資格です。高卒でも取得可能で、特に乙種第4類は需要が高い資格として知られています。
危険物の性質や安全管理を学ぶことで、現場での信頼性が向上します。資格手当が付く職場も多く、専門性を活かして安定した職を目指せます。
| 合格率目安 | ・甲種:約35% ・乙種第1類:約65% ・乙種第2類:約65% ・乙種第3類:約65% ・乙種第4類:約30% ・乙種第5類:約65% ・乙種第6類:約70% ・丙種:約50% |
| 目安勉強時間 | ・甲種:200〜400時間 ・乙種(各類):50〜120時間 ・丙種:30〜60時間 |
| 試験形式 | ・甲種:筆記(マークシート) ・乙種第1類〜第6類:筆記(マークシート) ・丙種:筆記(マークシート) |
| 試験難易度目安 | ・甲種:★★★★☆ ・乙種第1類:★★☆☆☆ ・乙種第2類:★★☆☆☆ ・乙種第3類:★★☆☆☆ ・乙種第4類:★★★☆☆ ・乙種第5類:★★☆☆☆ ・乙種第6類:★★☆☆☆ ・丙種:★★☆☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・ガソリンスタンドスタッフ ・化学工場オペレーター ・設備管理 |
フォークリフト運転技能講習
フォークリフト運転技能講習は、物流や製造業で必須となる技能資格です。短期間で取得でき、高卒からでも即戦力として働けます。
合格率が非常に高く、物流業界の現場で働きたいと考えている人はまず取得を検討すると良いでしょう。体を動かす仕事が好きな人や、現場系の職種を目指す人に適した資格です。
| 合格率目安 | 約95% |
| 目安勉強時間 | 30〜40時間 |
| 試験形式 | 学科+技能 |
| 試験難易度目安 | ★☆☆☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・倉庫作業 ・物流 ・製造業 |
電気工事士
電気工事士は、電気設備の工事や保守を行うための国家資格です。高卒からでも取得可能で、専門職として安定した需要があります。
第二種から段階的に取得できるため、未経験でも挑戦しやすい点が特徴です。手に職を付けて長く働きたい人や、技術職を目指す人に向いている資格です。
| 合格率目安 | ・第二種:約60% ・第一種:約45% |
| 目安勉強時間 | ・第二種:200〜300時間 ・第一種:400〜600時間 |
| 試験形式 | 筆記+技能 |
| 試験難易度目安 | ・第二種:★★★☆☆ ・第一種:★★★★☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・電気工事士 ・設備保全 ・施工管理 |
宅地建物取引士
宅地建物取引士は、不動産取引に欠かせない国家資格です。学歴不問で受験でき、高卒でも不動産業界で専門性を発揮できます。
資格保有者は企業からの需要が高くなり、特に不動産営業職で重宝されます。資格手当や年収アップに繋がりやすく、安定したキャリアを築きたい人に適した資格です。
| 合格率目安 | 約15% |
| 目安勉強時間 | 300〜500時間 |
| 試験形式 | 四肢択一 |
| 試験難易度目安 | ★★★★☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・不動産営業 ・不動産事務 ・住宅販売 |
自動車整備士
自動車整備士は、車両の点検や整備を行う専門職の国家資格であり、高卒からでも取得可能です。段階的に上位資格に挑戦できるため、未経験からでも着実にスキルアップを目指せます。
資格取得後はディーラーや整備工場など就職先が幅広く、技術力が評価されやすい点が特徴です。手に職を付けて長く働きたい人に向いています。
| 合格率目安 | ・3級:約60% ・2級:約60% ・1級:約60% |
| 目安勉強時間 | ・3級:100〜200時間 ・2級:200〜400時間 ・1級:300〜600時間 |
| 試験形式 | ・3級:学科+実技 ・2級:学科+実技 ・1級:学科+実技+口述 |
| 試験難易度目安 | ・3級:★★☆☆☆ ・2級:★★★☆☆ ・1級:★★★★☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・自動車整備工場スタッフ ・ディーラー整備士 ・車検整備スタッフ |
公認会計士
公認会計士は難関資格ですが、学歴に関係なく受験できます。高卒からでも合格すれば、会計・監査の専門家として高い評価を得られます。
国内でも極めて高い難易度の資格のため努力が必須ですが、資格取得によって年収やキャリアの選択肢が大きく広がる点が特徴です。学歴に左右されず、実力で勝負したい人に適した資格です。
| 合格率目安 | ・短答式:約10% ・論文式:約35% |
| 目安勉強時間 | 3,000〜5,000時間 |
| 試験形式 | 短答式+論文式 |
| 試験難易度目安 | ★★★★★ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・公認会計士 ・監査法人職員 ・財務コンサル |
行政書士
行政書士は、官公庁に提出する書類作成を中心とした法律系の国家資格です。高卒からでも受験でき、資格取得後は企業内法務や独立開業など多様な働き方が可能です。
専門性を活かして個人や法人を支援できる点が特徴で、士業関連の仕事に挑戦したい人にもおすすめできる資格です。
| 合格率目安 | 約10% |
| 目安勉強時間 | 600〜1000時間 |
| 試験形式 | 多肢選択+記述 |
| 試験難易度目安 | ★★★★★ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・行政書士 ・法務担当 ・士業補助 |
普通自動車免許
普通自動車免許は、多くの仕事で前提条件となる基本的な資格です。高卒での就職活動において、取得しているだけで応募できる職種の幅が大きく広がります。
営業職や配送、現場仕事など幅広い分野で活かせるため、早めに取得しておくことで就職の選択肢を増やせます。
| 合格率目安 | 約80% |
| 目安勉強時間 | 60〜100時間 |
| 試験形式 | ・マークシート ・実技 |
| 試験難易度目安 | ★☆☆☆☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・営業 ・配送ドライバー ・施工管理 |
TOEIC
TOEICは英語力をスコアで客観的に示せる試験です。学歴不問で受験でき、高卒からでも語学力を強みとしてアピールできます。
点数によって実力が明確になるため、外資系企業やグローバル業務を目指す際に有効です。受験をすることでスコアが必ず出るため、試しに受験してみるのもおすすめです。
| 合格率目安 | (スコア出力形式のため合格率なし) |
| 目安勉強時間 | ・600点:200〜300時間 ・800点:500〜700時間 |
| 試験形式 | ・マークシート |
| 試験難易度目安 | ・600点:★★☆☆☆ ・800点:★★★★☆ |
| 資格を活かせる仕事の例 | ・営業 ・外資系企業 ・貿易事務 |
高卒が資格を取得するメリット

高卒で資格を取得することで、就職や転職の選択肢が広がるといったメリットがあります。就職活動において資格を持っている事で、求人の応募条件を満たすことができたり、業務に必要な知識や意欲があることを客観的に示す材料となります。
また就職後においても、特定の資格を持っていることで資格手当や昇給評価に繋がるケースもあるため、収入が向上することもある点も大きなメリットと言えるでしょう。加えて、実務経験がなかったとしても基礎知識が証明できることで、面接官からポジティブな評価が得られます。
ここからは、高卒が資格を取得するメリットを3つの観点で解説します。
就職や転職の選択肢が広がる
資格を取得する最大のメリットは、応募できる求人の幅が広げられる点です。高卒の場合、学歴要件によって選考対象外となってしまう求人も存在しますが、資格を持っていれば「資格保有者歓迎」といった条件を満たせるようになります。
特に事務職、医療関係、介護、建設といった分野においては、資格の有無が応募可能かどうかを左右するケースも少なくありません。加えて、資格は業界や職種への理解度を示す指標にもなりますので、選考においても評価されやすい要素となります。
高卒はどうしても学歴上ポジティブな評価を受けにくいため、資格を取得してスキルや知識を軸に判断してもらえる環境を作れる点は、内定を取るという観点で大きなメリットとなるでしょう。
給与アップや手当支給に繋がりやすい
資格を取得することで、就職活動だけでなく収入の向上にもメリットがあります。企業によっては資格手当が設けられていて特定の資格を保有しているだけで毎月の給与が増えるケースがあります。また、昇給や昇格の評価基準に資格が含まれている企業も少なくなく、長期的な年収アップも期待できます。
資格取得までには数百時間や数千時間かかるケースもありますが、最終的に資格取得にかけた学習時間以上のリターンを得られることもあるでしょう。
未経験でも専門知識が証明できる
未経験の職種に挑戦する際、高卒者が不利になりやすい理由の1つが実務経験がないことです。しかし、資格を持っていれば一定水準の知識や理解力を客観的に証明できるため、未経験就職を実現しやすくなるといったメリットがあります。
例えばマイクロソフトオフィススペシャリストやITパスポート、秘書検定といった汎用性の高い資格はビジネス基礎能力がある証明になりますし、宅地建物取引士や行政書士のような資格は、極めて高い専門知識を持っているアピールになります。
また、資格取得の過程で習得した知識や物事に対する向き合い方は、入社後の業務理解や仕事に対するスタンスにも直結します。企業側にとっても教育コストを抑えられる可能性があるため、未経験でも評価を受けやすくなるでしょう。
高卒から専門職や就職難易度の高い職種を目指す場合、学歴不足を補う要素として資格は非常に有効です。
高卒が資格を活かしてキャリアアップするコツ

高卒がキャリアの観点で資格と向き合う場合は、資格を取得することそのものを目的としないよう注意することが重要です。資格は取得することが目的ではなく、キャリア形成にどのように結びつけるかといった意識を持っておく必要があります。
目指すキャリアに直結する資格を選びつつ、取得後は現場で経験を重ねることで資格を活かしたキャリアアップが実現しやすくなります。また等級が分かれているような資格は、上位資格や関連資格へと段階的に挑戦していくことで、より専門性を磨き上げられるでしょう。
ここからは、高卒が資格を活かしてキャリアアップするコツを3つの観点から解説していきます。
目指すキャリアに直結する資格を選ぶ
資格を活かしたキャリアアップを目指す場合、将来付きたい職種や業界を明確にした上で資格を選ぶことが重要です。知名度や取得のしやすさだけで資格を選んでしまうと、実務に活かせず評価に繋がらず、キャリアアップもできないことがあります。
あらかじめ求人票や職種理解などに取り組み、募集要件や歓迎条件として記載されている資格を把握しておきましょう。また、業界ごとに評価されやすい資格が異なりますので、業界研究とセットで検討しておくこともポイントです。
自らが目指すキャリアのゴールから逆算して資格を選択することにより、就職や転職時に一貫性のあるアピールが可能となり、理想のキャリア形成が実現できるでしょう。
資格取得後は実務経験を積む
資格はあくまでも知識や基礎力の証明に過ぎないため、就職後の評価を高めていくには実務経験が不可欠です。資格を取得した後は関連する職種に就職しつつ、日々の業務を通じたスキルアップが求められます。
実務経験を積むことで、ようやく資格で学んだ知識が具体的な成果として現れることになり、職場からも信頼してもらえるでしょう。また、経験を重ねる中で自分の強みや課題が明確になるため、次に目指すキャリアの方向性も見えてきます。
資格保有と実務経験が組み合わせることで、未経験から即戦力へとキャリアアップが実現できるようになります。
上位資格や関連資格の取得も検討する
一定の実務経験を積んだ後は、上位資格や関連資格の取得を検討することでさらなるキャリアアップが期待できます。例えば日商簿記検定3級を持っている人なら、日商簿記検定2級を取得することで、より深い会計知識があるアピールが可能です。
上位資格は専門性の深さを示せますので、責任ある業務や管理職への道を開きやすくなります。合わせて、関連資格を組み合わせて保有することによって対応できる業務範囲が広がり、希少性の高い人材として評価されるようになるでしょう。
計画的に資格取得をすることで、安定した成長とキャリアアップを実現できるようになります。
高卒でも取れる資格に関するよくある質問
最後に、高卒でも取れる資格に関連したよくある質問を3つ取り上げて解説します。
高卒でとったほうがいい資格は?
高卒で取得を検討すべき資格は、就職に直結しやすい資格や、実務経験と組み合わせて評価される資格、汎用性の高い資格が挙げられます。具体的には、以下のような資格がおすすめです。
- 日商簿記検定
- マイクロソフトオフィススペシャリスト
- 秘書検定
- ファイナンシャルプランナー
- ITパスポート
- 普通自動車免許
- TOEIC
これらの資格は学歴不問で受験できるだけでなく、幅広い職種や業界で評価されやすいといった特徴があります。なお、業界や職種の方向性が明確に定まっている場合は、それぞれの業界や職種で求められるような必須資格を優先するのが効果的です。
高卒でも収入がいい仕事は?
高卒でも高収入を目指せる仕事として代表的なものは、歩合制の営業職が挙げられます。営業実績を出せば出すほど収入やボーナスが増えていくため、高卒であっても大卒以上の収入を稼ぐ人が少なくありません。
他には、ITエンジニアや施工管理、電気工事士などの技術職も挙げられます。資格を取得した上で就職を実現して実務経験を積んでいけば、手に職をつけられるだけでなく、右肩上がりで収入を上げていけるでしょう。
高卒が高収入の仕事を探したい場合は、初任給だけで判断することなく、数年後の年収やキャリアパスを見据える意識を持っておいてください。
高卒と大卒はどっちが稼げる?
一般的に初任給においては、高卒よりも大卒の方が有利な傾向があるほか、生涯賃金は高卒と大卒で約4,000万円の差があると言われています。ただ、高卒であっても資格取得や実務経験を積み重ねることで、大卒以上の収入を稼いでいる人は少なからず存在します。
特に資格が評価されやすい業界や職種では、実力や成果が重視される傾向がありますので、大卒との学歴差が小さくなることもあります。重要なのは学歴の違いにネガティブになるのではなく、自分の市場価値をどう高めるかです。
大卒よりも稼ぎたいものの、どんな仕事や資格を目指せばいいか分からない人は、高卒の就職支援実績が豊富なキャリアスタートまでご相談ください。






















