大学を中退するとクズ扱いされることも珍しくありません。
そもそも、大学を中退する人は2%程度しかおらず、大多数の人が卒業している大学を中退してしまうような人は、性格的に問題があるのではないかと思われやすくなります。
ただ、大学を中退する理由によってはクズとみなされないこともありますし、仮に大学を中退したとしても、正社員として就職することは充分可能です。
この記事では、大学中退がなぜクズ扱いされるのかについて解説するとともに、中退してからも社会で活躍するためのポイントをわかりやすくご紹介します。
大学中退の就職活動について詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしつつ、就活を進めていきましょう。
大学中退者がクズ扱いされる理由
大学を中退するとクズ扱いされる理由としては、以下の3点が挙げられます。
- 大学中退者は約2%しかいないから
- 性格的に問題があると思われてしまうから
- 大学中退は親不孝に繋がるから
それぞれの理由について詳しく解説します。
大学中退者は約2%しかいないから
一般的に大多数の人がしている行為を自分もするだけであれば、周囲の人からクズだと言われることはありません。裏を返せば、少数派に属する行為をすることで周囲の人からクズだと思われやすくなると言えるでしょう。
文部科学省の「令和5年度学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によれば、1年間のうちに大学を中退する人の割合は2.04%であることがわかっています。
つまり、2%しか中退しない状況において、大学を中退するということだけでクズだと言われると考えられます。
性格的に問題があると思われてしまうから
先程の文部科学省の調査結果からわかる通り、大学を中退する人は2%しかいません。
大抵の人が大学を中退せずに卒業している中で中退の選択を選ぶことにより、性格的に問題があるのではないかと思われやすいとも考えられます。
大学を中退するとどのようなイメージを周囲の人から持たれてしまうのかについては、以下のような観点が挙げられます。
- 努力ができない人
- 継続力がない人
- 困難な壁に対してすぐに諦めてしまう人
- やる気がない人
- だらしない人
- 中長期的に物事が考えられない人
このように、性格上ネガティブな特徴を持った人と感じられてしまうことが、大学中退者はクズだと言われる理由と考えられます。
もちろん、大学を中退していても人並みにコミュケーションを取れる人であれば、ネガティブな印象をなくしていくことは可能です。
しかし、就職活動や婚活などの場においては、第一印象としてどうしてもネガティブなものになってしまうという点は避けられないでしょう。
大学中退は親不孝に繋がるから
大多数の人は、自分を育ててくれた親に対して親不孝な行為をしている人にクズという印象を持ちがちです。
その点から考えると、大学中退は親不孝な行動と考えられやすいため、結果的に大学中退する人はクズと言われているとも言えます。
大学に通うためには、大学在学中の学費の工面や生活費を仕送りしてもらうケースも少なくありません。また、大学受験を始め、大学に入学するまでにたくさんのお金や精神的な支援を親から受けていることでしょう。
大学中退はそんな親の気持ちを無下にする行為とも言えます。
もちろん、中退に当たって親と真剣に話し合い、わだかまりがない状態で中退する人も少なくありませんが、そんな事情を知らない第三者から見れば、大学中退という親不孝なことをする人はクズだと思われることも珍しくないと考えられます。
クズ扱いされにくい大学中退の理由
大学中退をしているからといって、すべての人がクズだと思われるというわけではありません。例えば以下のような理由で大学を中退する場合は、周囲の人からクズだと思われにくいと考えられます。
- 別の学校への転学
- 起業
- 経済的に大学に通い続けられない
- 家族の介護や転勤
それぞれの理由が、なぜクズ扱いされにくいのかについて解説します。
別の学校への転学
別の学校に転学する場合、事務手続き上大学を中退する必要がありますが、このケースにおいては次の進路を確定させた上で大学を中退していますので、明確に目標がある人と感じられてクズだと思われる可能性は低いと考えられます。
もちろん、なんとなく空気感が合わないからといって逃げるように転学する場合はクズだと思われることもありますが、自分が学びたいことが明確になっていて、そのために転学を実現させられている場合は、むしろポジティブに評価されることでしょう。
起業
大学在学中に起業し、自身のビジネスに真剣に向き合っていきたいと考えて中退する場合も、クズ扱いされにくいと考えられます。
そもそも大学在学中に起業するような人は少なく、それだけでも立派な人だと評価されやすい傾向にあります。
それに加えて、自身のビジネスのために大学を中退するという決断は大抵の人にはできない判断であり、大学生の枠を超えてビジネスマンとして良い評価を受けることになるでしょう。
ただ、起業の方法によっては当然ながらリスクもある選択になりますので、クズ扱いされたくないからといって無理矢理起業するようなことは避けるようにしてください。
経済的に大学に通い続けられない
大学に通うためには、学費として年間で数10万円程度はかかってきます。それだけでなく、一人暮らしをしている場合は、生活費として1年で100万円前後必要になることもあります。
それだけでなく、大学によっては長期留学が必須になっていたり、実験のために別の費用がかかることもあるでしょう。
このように、大学を卒業するだけでも決して少なくないお金がかかってくることを考えると、経済的に大学に通い続けられずに中退するケースも考えられます。
奨学金を活用しても経済的に厳しいと考えて大学を中退する場合は、その理由を明確に伝えることでクズ扱いされることはなくなるでしょう。
家族の介護や転勤
通信制の大学でない限り、大学在学中はキャンパスに通い続ける必要があります。
しかし、家族の介護や転勤といった家庭の事情が原因で今住んでいる場所から離れなければならない場合、大学を中退するという選択を取ることもあるでしょう。
家庭の事情で大学を中退することは、自分でどうにかすることが難しい理由とも捉えられやすいため、クズだと思われることも少ないと考えられます。
特に家族の介護で大学を中退した場合は、クズどころか精神的に大人な人などとポジティブなイメージをもたれることもあるかもしれません。
大学中退を視野にいれてもいい人の特徴
大学を中退することでクズだと思われることは少なくありませんが、以下のようなケースに当てはまる人は、たとえクズ扱いされたとしても大学を中退して良いと考えられます。
- 中退後にやりたいことが明確にある人
- 中退しないと身体的にも精神的にもきつい人
- 周りからの評価が全く気にならない人
それぞれ詳しく解説します。
中退後にやりたいことが明確にある人
大学を中退してまでやりたいことが明確にあるような人は、クズ扱いされたとしても中退の決断をして問題ありません。
これは先ほど解説した起業と同じような理由で、自分がやりたいと思ったことに真剣に向き合っていけるという姿に周囲の人が誠実さを感じるためだと言えるでしょう。
具体的には、以下のような夢に向かって真剣に取り組んでいきたいような場合、大学を中退しても良いと考えられます。
- 芸能関係で下積みをしていきたい人
- 起業のための準備や拡大をしていきたい人
- どうしてもすぐに就職したい会社がある人
- 今通っている大学では学べないことを学びたい人
このように、将来やりたいことのビジョンが明確な人は、中退をしてもすぐに次の行動をとっていけるため、大学の中退が人生にとって良い影響を与えることに繋がるはずです。
中退しないと身体的にも精神的にもきつい人
大学に通っている人の全てが幸せな大学生活を送っているとは限りません。
中には人間関係や単位取得、講義についていけないなど、様々な悩みを感じながら大学生活と向き合っていることもあるでしょう。
どうしても大学に通うことに精神的なつらさを感じているような人は、無理せず大学を中退しても問題ありません。
むしろ、自分の体や心を酷使するように大学に通い続けてしまえば、精神的に耐えられなくなり、うつ病になってしまうことも考えられます。
一度うつ病になると、大学生活はおろか社会人として働くことも難しくなってしまいますので、生活に支障が出る前に大学を中退するのも選択肢になってきます。
周りからの評価が全く気にならない人
大学中退がクズだと思われたとしても、そもそも周囲の人からどのように思われても良いと考える人であれば問題ないとも言えます。
ただし、いくら自分が他人からの評価が気にならない人間だからといって、最終的に就職活動の場においては、面接官からネガティブなイメージを持たれることは避けられません。
大学を中退するときは、自分本位だけで考えるのではなく、将来的に人からクズ扱いされることでどのような影響があるのかを考えておく必要があります。
大学中退しても社会で活躍している人の特徴
大学中退はクズと言われやすいですが、クズと言われたからといって一生活躍できないわけではありません。
以下のような特徴に当てはまる人であれば、大学を中退しても社会で活躍していくことができるでしょう。
- 自分の失敗を糧にできる人
- 過去に捉われすぎず将来を常に向いている人
- 迷ったら人に相談できる人
上記のような人であれば、大学中退が人生に悪い影響を与える可能性は低いと考えられます。
それぞれ詳しく解説します。
自分の失敗を糧にできる人
自分の失敗から何かを学び取り、今後の人生に追いつける糧をできるような人は、大学を中退しても社会で活躍できるでしょう。
大学中退理由によっては異なることもありますが、一般的に大学中退は成功か失敗家で言えば失敗に分類される行動です。
もし大学を中退しても何も感じなかったり、ただただ運が悪かったなどと他人事のように捉えている場合は、大学に通ったことそのものが無駄になりかねません。
一方、大学を中退してしまったことから自分の弱みや改善していかなければならないことを言語化できれば、社会に出た後も成長をしていけると考えられます。
大学を中退してしまったという失敗体験から何かを学び取り、同じ過ちを繰り返さないように気をつけるだけでも、より良い人生を歩める可能性があります。
過去に捉われすぎず将来を常に向いている人
人によって、大学を中退したことを一時的に後悔してしまうこともあるでしょう。しかし、いつまでも大学中退に後悔をしてしまえば、次の1歩を踏み出すことができません。
常に前を向いてポジティブに生活していける人であれば、大学を中退してもすぐに次のやるべきことに向き合えるため、社会で活躍していきやすいと考えられます。
大学を中退した後は、一時的にフリーターになってしまうことも少なくありません。
ただ、フリーターの期間が長くなればなるほど正社員になることは難しくなっていきますので、できる限り早く社会人という次のステップを歩めるようにアクションしていく必要があります。
過去にとらわれすぎずに常に前を向いている人であれば、就職活動に取り組むスピードも早く、結果的に同世代よりも早く社会経験を積めるといったメリットにも繋がる可能性があります。
迷ったら人に相談できる人
迷ったら周囲の人にすぐに相談ができるような人は、大学を中退しても社会で活躍しやすいと考えられます。大学を中退して社会に足を踏み入れた後は、基本的に1人で判断し行動をとっていく必要があります。
しかし、実際のところ若いうちは1人で物事を判断することは難しいと考えられます。
したがって、困ったときにすぐに人に相談することで、できる限り正解に近い行動を取れるかが重要になると言えるでしょう。
就職後の業務だけでなく、就職先を見つける就職活動においても誰かに相談できる環境を整えておくことが非常に大切です。
もし、まだ大学を中退していない人は、大学を中退するべきか友人や母親、大学の職員などに相談してみるのも1つの手です。
大学中退から正社員になる方法
大学を中退してクズだと扱われたとしても正社員になることは可能です。
具体的に大学中退から正社員になるためには、以下の3つの方法に取り組むことがおすすめです。
- 自己分析をする
- 業界研究や企業研究を進める
- 就職エージェントを活用する
それぞれ詳しく解説します。
自己分析をする
大学を中退して就職活動を始める際は、いきなり求人に応募するのではなく、まずは自己分析をしましょう。
特に大学を中退している場合、面接において大学中退理由を聞かれることになりますので、自分がなぜ大学中退の選択をしたのか、自己分析でしっかりと言語化していくことが大切です。
自己分析とは、今までの経験を棚卸しし、強みと弱みを明らかにすることで自分に向いてる仕事を見つけやすくするための分析のことを言います。
自己分析がしっかりできていると、大学中退理由を作り込めるだけでなく、就職活動の成功率を高めることも期待できます。
業界研究や企業研究を進める
大学中退者は、自己分析だけでなく業界研究や企業研究を進めることも重要です。
世の中にはたくさんの会社がありますが、勤める会社の業界によって働き方や習得できるスキルが異なってきます。
まずはどういった業界があるのかをざっくりとでも良いのでインプットし、興味のある業界を絞るようにしてみてください。
また、具体的に応募先を見定めていく上では企業研究が不可欠です。
企業研究は求人票や企業ホームページ、就職口コミサイトを総合的にチェックし、就職後に働くイメージを膨らませるためのリサーチのことを言います。
業界研究や企業研究がうまくできていると、就職後にミスマッチを感じにくくなるため、早期離職を未然に防止することが可能です。
就職エージェントを活用する
自己分析や業界研究、企業研究に真剣に取り組んでいきたいのであれば、就職エージェントの活用がおすすめです。
就職エージェントに登録することで自分専任のアドバイザーが担当につき、自己分析や企業研究などのやり方を1から教えてもらえるようになります。
それだけでなく、アドバイザーから直接自分の希望やスキルにマッチした求人を紹介してもらえるようになるため、求人探しの手間を省けるようになるのも大きなメリットと言えるでしょう。
就職エージェントを選ぶ際は、大学中退者の就職支援に強いサービスを利用することが重要です。大学中退者の就職支援実績が少ないサービスだと、大学を中退していても採用してもらえる企業の求人紹介を満足にしてもらえない可能性があります。
若手の就職支援実績が豊富なキャリアスタートであれば、大学中退理由の作り込みを始め、面接対策を十分にできるだけでなく、活躍していきやすい企業の求人を紹介してもらうことが可能です。
真剣に正社員を目指していきたいと考えるのであれば、キャリアスタートの利用を検討してみてください。
クズと言われる大学中退者でも正社員になれる理由
大学を中退するとクズと言われやすい現実があるものの、以下のような理由で正社員になることは可能です。
- 求職者よりも求人の方が多い市況感
- 学歴や経験不問の求人が多い
- 高卒でも就職できている人がほとんど
なぜ大学中退をしていても正社員になれるのかについて詳しく解説していきます。
求職者よりも求人の方が多い市況感
大学中退者は、どうしても大卒より就職活動において不利な状況にあると言えますが、もし求人そのものの数が仕事を探す人の数よりも多ければ、理論的に大学中退者でも就職しやすい状況と言えます。
実際に厚生労働省の発表している「一般職業紹介状況(令和6年6月分)について」では、平成26年度を境に求職者数よりも求人数の方が多い状況が続いています。
つまり、全国的に人手不足が嘆かれている状況と言えますので、大学中退者であっても就職できる求人は数多く存在すると言えます。
有効求人倍率という観点で見れば、令和6年6月で1.23倍となっています。
有効求人倍率とは、求人数÷求職者数で求めることができる指標となっており、1.23倍という事は求職者1人に対して1〜2件ほど求人が募集されているということになります。
このように、求人余りが起きている市況感になることから、大学を中退していても正社員になれると言えます。
学歴や経験不問の求人が多い
大学を中退してしまうと学歴上高卒の扱いになりますので、就職活動の際はできれば学歴不問の求人に応募することがおすすめです。
実際に学歴不問の求人数を見てみると、大手求人サイトでも数千件単位で募集されていることから、大学中退者が応募できる求人は多い状況にあります。
また、大学中退者は基本的に社会人経験がない中で就職活動をしていかなければならないため、未経験者歓迎の求人に応募する必要があります。
未経験者歓迎の求人についても、学歴不問の求人と同じく数千件単位で募集されていることから、応募先に困るようなことは少ないと考えられます。
十分な求人数の中から自分の興味のある求人を選べる状況にあるという点でも、大学中退から正社員になれると言えます。
高卒でも就職できている人がほとんど
繰り返しになりますが、大学を中退すると学歴は高卒になります。
高卒だと就職できないのではないかと感じてしまうかもしれませんが、実際に文部科学省の「令和4年3月高等学校卒業者の就職状況(令和4年3月末現在)に関する調査について」によれば、就職を希望する高卒のうち97.9%が就職できているといったデータがあります。
高卒でも就職できているという実態を鑑みれば、一度大学に入学できるだけの学力を持った人であれば、しっかりと面接対策をすることで正社員になれると言えるでしょう。
ただし、高卒のまま就職する場合と、大学を中退してから就職する場合においては、面接で中退理由を聞かれるといった違いが見られます。
そのため、大学を中退してから正社員を目指すのであれば、就職エージェントなどを活用し、大学中退理由をポジティブに言えるように準備しておくことが大切です。
クズとは言わせない!大学中退者におすすめの職業
大学中退者でも正社員になることができると解説しましたが、特に以下のような職業であれば、大学中退であっても仕事で活躍しやすいためおすすめできます。
- 営業職
- 施工管理
- ITエンジニア
それぞれ詳しく解説します。
営業職
営業職は会社や個人に対してサービスを提案し、契約をとってくる仕事です。
営業職は様々な業界や規模の会社で募集されているため、学歴不問・未経験歓迎で募集されている求人が非常に多いといった特徴があります。
加えて、専門的な知識よりもコミュニケーション能力の方が重視される仕事であることから、大学を中退していても活躍しやすいといった特徴があります。
また、営業実績さえあれば大卒よりも高い年収を稼ぐことも期待できますので、学歴や年功序列で判断されるような職場ではなく、実力主義の職場で活躍していきたい人にもおすすめできる仕事です。
営業職として経験を積むことができれば様々な会社に転職しやすくなるといったメリットもあることから、特に気になる仕事がない人にこそ営業職がおすすめできます。
施工管理
施工管理は、建築や土木工事を行うにあたって工事が期限内に終わるよう、スケジュールやタスクを監督する仕事です。
現場で実際に手を動かすのは職人となり、それらの職人を束ねるのが施工管理の仕事というイメージです。
施工管理は年々経験者が減ってきている職業になりますので、大学を中退していてもポテンシャルが認められれば就職が可能です。
また、就職後に施工管理技師の資格を取得できれば、年収を大幅に上げていくことも期待できます。
仕事ではコミュニケーション能力や調整力、計画力などが求められますので、大学で専門知識を習得する前に中退していても仕事で活躍していくことはできるでしょう。
ITエンジニア
ITエンジニアは、ITシステムやサービスの設計や開発を担う仕事です。
プログラミング技術やIT知識などが求められる技術職の1つであり、学歴よりもスキルが重視される点が大学中退者におすすめできる理由です。
就職後は、エンジニアとして求められる知識やスキルの習得を独学で進める必要もありますので、勉強についていけないことで大学を中退した人には若干向かないかもしれません。
ITエンジニアとして知識や経験を積むことができると、将来フリーランスとして独立するといった選択肢も取ることができます。
学歴に関係なく、実力で稼ぎを大幅に増やしていけるような仕事のため、本気で仕事に向き合っていきたい大学中退者におすすめできる仕事です。
大学中退を検討する時の注意点
最後に、大学中退を検討する際に注意しておきたい点を3つ解説します。
周りの声に流されず自分の意思で決める
大学を中退する時、色々とネットの記事を見ていくことになると思いますが、周りの声に流されず自分の意思で決めることが大切です。
「他人からクズだと思われるから」という観点は捨て、自分が将来どうなりたいのかというビジョンから逆算し、中退するかしないかを決めるようにしてください。
周りの声に流されて大学中退を検討してしまうと、将来後悔することになるかもしれません。自分の人生は自分で決めるという意識を持って中退の検討を進めましょう。
学歴上高卒になるデメリットを理解しておくこと
大学を中退すると高卒になりますが、高卒になることで応募できる求人が制限されたり、婚活や金融機関の審査などで不利になることが考えられます。
具体的に高卒になるデメリットについて理解を深めたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
自分一人で決めないこと
大学中退を検討する際は、自分1人で決めないようにしましょう。
自分1人で考えてしまうとどうしても視野が狭くなってしまいますので、多角的な視点で中退するかどうかを検討できなくなってしまいますし、場合によっては中退後に後悔をすることもあるでしょう。
信頼できる友人やゼミの教授、大学の職員や親などに相談しつつ中退の検討を進めていくようにしてください。
大学中退が就職活動にどのような影響があるのかについて悩む場合は、若手の就職支援に強いキャリアスタートのアドバイザーにも相談してみてください。