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大学を留年したらどうなる?就職への影響・奨学金の手続きまで徹底解説

「大学を留年したらその後どうなる?」
「大学を留年しそう…どうにか卒業するための方法はあるのだろうか?」

大学を留年しそうと気付いた瞬間、目の前が真っ暗になり将来のことが不安に思えてくるはずです。

しかし、まずは冷静に大学の留年を回避する方法を模索し、もしも留年した場合は就職に向けて『今できること』を探す必要があります。

本記事では、留年によって変わる生活やお金のこと、そして留年をバネにして就職活動を有利に進めるための具体的な対策を分かりやすく解説します。

大学を留年したらどうなる?

大学を留年すると進級ができないのは多くの人が理解していますが、それによって何が変わるのかわからない場合もあるでしょう。

大学を留年したら何が起きるのか、具体的に解説します。

  • 次の学年へ進級できなくなり卒業が遅れる
  • 就職や内定に影響することがある
  • 奨学金の停止・または猶予手続きが必要になる
  • もう1年分の生活費や学費の負担が増える

次の学年へ進級できなくなり卒業が遅れる

大学を留年した場合、次の学年への進級ができません。

もしもストレートで卒業すれば4年制大学は4年間で卒業ですが、1年留年すれば卒業に5年かかることになります。

なお、大学は高校のようにクラスわけがあるわけではないので、基本的にはもう一度同じ学年の授業を『再履修』するのが一般的です。

もちろん大学によって仕組みは異なるので、進級できなかった場合に何をすれば良いのかは、大学に確認してください。

就職や内定に影響することがある

就職活動を進めている人、内定が決まっている人が留年した場合は、就職に影響があります。

予定の年度に卒業できないことから、新入社員としての入社が難しくなるためです。

この場合は即座に企業へ連絡し、留年の事実を伝えて内定を取り消してもらう、あるいは入社月をずらしてもらえるか交渉が必要となります。

企業によっては卒業まで待ってくれる場合もあるので、誠実に企業と話し合うことが重要です。

大学留年による就職活動への影響は、こちらの記事をご覧ください。

奨学金の停止・または猶予手続きが必要になる

大学を留年した場合、奨学金が停止、あるいは猶予手続きが必要になります。

成績評価によって奨学金を給付する仕組みの場合は、留年は学業不良と判断されて奨学金が止まる場合が多いです。

貸与型の奨学金は規定年数での卒業を見越して支給されているため、留年した1年間は奨学金が停止し、進級すれば再開が可能です。

なお、貸与型の場合は奨学金の返済が必要になりますが、卒業が遅れる分返済期限の猶予申請も必要です。

奨学金機構に連絡をしたうえで、所定の用紙の提出などの手続きをおこないましょう。

もう1年分の生活費や学費の負担が増える

大学を規定年数で卒業できないため、当然生活費や学費の負担が増えます。

親から仕送りをもらっている場合は、早めに親に留年のことを話して、もう1年間の支援をお願いしましょう。

アルバイトで生活を賄っている場合も、あと1年はアルバイトを継続しながら卒業できるように計画の立て直しが必要です。

大学を留年しそうな場合にできる対処法

大学3年・4年で留年が決定するととくに、内定先にも影響が出ます。

単位の不足や必修科目の履修漏れなどに気付いた場合は、その時点で教授や教務課に相談して、なるべく規定年数で卒業できるように対策をとりましょう。

  • 教授に救済措置がないか確認してみる
  • 履修計画を再確認する
  • 生活費や学費について事務局へ相談する

教授に救済措置がないか確認してみる

留年が決定しそうな場合は、単位を落としてしまった科目の教授や教務課へ相談して、救済措置がないか確認しましょう。

大学としても「なるべく学生を規定年数以内で卒業させてやりたい」という考えはあるため、何らかの救済が用意されている場合があります。

教授によっては追加レポートの提出、追加の科目履修などで単位を認めてくれる場合があります。

もう無理だと諦める前に、早めに相談をしましょう。

履修計画を再確認する

留年の危機に直面した場合に、もっとも重要なのは「残り何単位が必要か」を正確に把握することです。

現在の取得単位数と卒業要件を照らし合わせ、次学期以降の履修モデルを組み直しましょう。

必修科目の再履修タイミングや、単位取得が比較的容易な科目の選択など、現実的なスケジュールを立てることで、最短での卒業ルートが見えてきます。

仮に規定年数で卒業が難しい場合でも、卒業の見込みが立てば、内定先や就職活動においての入社時期の交渉に役立ちます。

生活費や学費について事務局へ相談する

「留年で学費が重なる」「生活が苦しくて勉強に集中できない」という場合もあるでしょう。

そのときは、早急に大学事務局の窓口を訪ねましょう。

世帯収入や個人の状況に応じて、給付型奨学金や緊急採用の貸与奨学金、学生寮の案内など、利用可能な制度を確認することが可能です。

まずは現状の収支を整理し、「継続して通いたい」と窓口に相談してみましょう。

大学を留年してしまった場合の立て直し方

万が一大学の留年が決定した場合に重要なのは、最短で確実に卒業できるようにすることです。

1年程度の留年なら就職にもさほど影響はなく、立て直しは可能です。

大学を留年した際の失敗を繰り返さないようにし、次の年度に卒業できるよう生活や履修計画を立てましょう。

  • 留年を繰り返さないよう原因に対して対策を立てる
  • 就職活動の際にアピールできる活動やスキルを取得する
  • 留年の理由とその伝え方について準備をしておく

留年を繰り返さないよう原因に対して対策を立てる

一番重要なのは、留年を繰り返さないように原因を分析し、それに対して対策を講じることです。

原因を曖昧にしたままでは、次の年度でも留年するかもしれません。

生活リズムの乱れ、特定の科目への苦手意識、メンタル面の不調など原因を考えてみましょう。

アルバイトが忙しすぎる場合はシフトを調整して学業に力を入れる、特定の科目が苦手なら教授に質問をして理解を深めるなど、対策をとってください。

また、メンタルや身体の不調が原因の場合は無理をせず治療に専念し、休学という選択肢もあります。

就職活動の際にアピールできる活動やスキルを取得する

留年によって生じた期間を無駄にせず、就職時にアピールできるように自分磨きに使いましょう。

志望企業に直結する資格の取得、インターンシップへの挑戦などに時間を活用すれば、就職時に「留年はしたが、その期間で〇〇なスキル・経験を得られた」というアピールになります。

ただ留年したと伝えるよりも、留年を反省し、その時間を使って成長させたとした方が、企業の採用担当の印象も良くなります。

留年の理由とその伝え方について準備をしておく

就活の面接において、大学留年の理由について聞かれるケースは非常に多いです。

回答する際は嘘をつかず、事実を認めたうえで改善策を伝えることです。

挫折を経験し自力で立ち上がったエピソードは、ストレス耐性や粘り強さの証明にもなるはずです。

準備を徹底することで、留年の事実を説得力がある自己PRに昇華させましょう。

もしも自分で上手い言い換えが思いつかないという場合は、キャリアエージェントなどに相談して、言い回しを一緒に考えてもらうことも可能です。

大学の留年についてよくある質問

最後に大学の留年についてよくある質問をまとめました。

大学を留年した場合、貸与型の給付金は継続できますか?

原則留年した時点で、奨学金の振り込みは停止します。

貸与型の奨学金でも学年進行が止まると一旦停止し、進級した時点で再開となるケースが多いです。

つまり、留年した1年間は奨学金なしで学費や生活を賄わなければなりません。

また、成績評価型の場合は奨学金自体が打ち切りとなり、翌年以降も借りられないことがあります。

大学を留年したら人生終わりというのは本当ですか?

大学を留年したからといって人生が終わることはありません。

企業としては留年した事実については質問をしますが、採用側が気にしているのは「失敗に対して適切な対処をとり、挽回したか」どうかです。

留年したからといって内定が決まらない、就職ができないというわけではありません。

記事中でも説明したように、留年の期間を強みに変える努力ができていれば、大きな問題にはならないでしょう。

大学を留年しても人生が終わりではないという根拠は、こちらの記事で解説しています。

大学留年しそうなので、中退して就職を考えていますが、この方針は正しいでしょうか?

大学を中退して就職した場合はすぐに働き始めることができ、いち早く学生から社会人への一歩を踏み出せます。

一方で最終学歴が「高卒」となるため、応募できる企業の範囲が狭まるのはデメリットです。

大学を卒業すれば大卒の学歴が手に入り、職業も選択肢も増えるでしょう。

この選択肢のデメリットは、1年間学費や時間を費やすことです。

大卒でなければ入れない企業や職種を目指す場合は卒業すべきですし、「無駄な時間やお金を使わず、早く働きたい」と思うなら、中退しても良いでしょう。

どちらの選択にもデメリットはあるため、よく検討して選択してください。

大学を中退すべきか悩んでいる方向けの記事も参考にしましょう。

大学を中退したい時に考えるべきことは?メリット・デメリットも解説

大学留年で就職活動が不安ならキャリアスタートへご相談ください

大学を留年した場合、卒業が1年伸びるだけでなく、奨学金の停止や生活費や学費の負担が必要になります。

また、就職が決まっている場合は内定先への取り消し依頼や入社月をずらしてもらうなどの交渉も必要です。

ただでさえ動揺しているのに、やるべきことが多いのは事実ですが、まずは現状を冷静に受け止めて、卒業できるように救済措置を探しましょう。

もしも留年が確定した場合は、その期間を有効に活用して、就職時に強みとしてアピールできる資格の取得やインターンへの挑戦も検討してみてください。

もしも大学留年で就職活動に不安があるなら、キャリアスタートへご相談ください。

キャリアスタートは大学中退者の就職活動のサポート、留年経歴のある方の就職支援を得意とするキャリアエージェントです。

自己分析の支援から就職先探しのサポート、書類作成や面談対策まで幅広い範囲を伴走しておこなえるので、ぜひ一度ご相談ください。

ABOUT US
牛田 晴宣キャリアスタート株式会社 執行役員
東洋大学卒業後、携帯販売職や起業経験を経て、キャリアスタート株式会社に入社。キャリアカウンセラーとして若年層の就職・転職支援に従事し、2021年7月より大阪支店長を務める。「若者の輝く社会を作る」をビジョンに掲げ、関西エリアで求職者のキャリア相談に対応。自身の独立・再就職の経験を活かし、実践的なキャリアアドバイスを提供している。
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