履歴書に空欄を作るのはNG！志望動機や自由記入欄の正しい書き方

就職活動において、一番最初に面接官が見るのは、あなた自身ではなく、あなたの履歴書です。
その為、履歴書は慎重に、かつ丁寧に、空欄なく、作成しなければなりません。

履歴書には、氏名や住所、学歴などの基本情報のほか、志望動機を記入する欄や自由記入欄など、フリースペースとなっている項目もあります。
今回は、空欄になりがちな志望動機や、自由記入欄の正しい書き方について、ご紹介いたします！

いくつかのポイントを抑えて、あなたの望む企業に、しっかりとあなたの意欲やスキル、能力をアピールできる履歴書を作成しましょう。

履歴書を書く際に、抑えておくべき3つのポイント

応募書類の中で、最も重要なものが履歴書です。そのため、履歴書の項目は、可能な限り空欄を作らないことが最善ですが、その中で書くか迷う項目がいくつかあると思います。

自由記入欄

自由記入欄は、空欄で提出する方もいますが、自己PRの文章を書くのがおすすめです。

自分の長所や短所、志望企業が魅力的だと感じる理由など、人事担当者が文章だけで、あなたの事が分かるよう、意識して書くのがポイントです。

また、あなたに興味を持ってくれるような、ネットに掲載されているテンプレートではなく、あなたなりの工夫した書き方を、してもよいでしょう。例えば、現在あなたが挑戦していることを書くなど、向上心や積極性をアピールすることもおすすめです。

趣味・特技

人事の担当者にとって、履歴書は、あなたの経歴だけでなく、あなたがどの位のスキルを持っており、どの程度のレベルなのかをアピールする資料でもあります。応募規定などがある場合は、あなたが応募に必要な能力を持っているか等の判断材料にもなります。

そのため、企業とのミスマッチを無くすべく、自由記入欄にはあなたが今までの経歴で得たスキルなどを記入するといいでしょう。

もし、未経験で書けるスキルが思いつかない場合は、無理に飾ることなく、そのまま自分の趣味などを記入します。人事担当者は、応募者が仕事以外の面で、どのような人間性なのか、性格などを見ています。趣味や特技がない場合は、現在興味を持っているものや、これからやってみたいことなどを書くとあなたの個性が伝わりやすいです。

本人希望欄

「本人希望」の欄には、勤務地や職種など、業務に関する自分の希望を記入する欄です。
特に希望が無い場合に「特になし」とはせずに、「貴社の規定に準じます」や「貴社規定に従います」などと記入し、あなたの意志を見せましょう。

経歴や学歴、志望理由の書き方のコツ

履歴書で、特に空欄にしないよう気を付けるばき項目は、学歴・経歴、志望動機、資格です。
この3つは面接をする上で、人事担当者がとても重要視する項目の為、しっかりと埋めましょう。

志望動機

「志望動機」の欄は、履歴書の中でも最重要項目になります。空欄で提出した場合、人事担当者に、企業への志望意欲が低いと判断されてしまい、書類選考で落とされる可能性もあります。企業研究や自己分析を行った上で、しっかりと自らの言葉で記しましょう。
書く内容としては、

・志望する企業にどうして入りたいと思ったのか
・なぜ志望する企業でなければならないのか
・入社した後、成し遂げたいことは何か
・志望する企業でしか、できないこと

以上の4つを盛り込んで書くと、説得力にある志望動機が作れます。

記入する文字数については、空白のスペースが目立たない位、書きましょう。ただし、スペースを埋めるために中身のない内容を書くのはNGです。

資格

あなたが志望する仕事に活かせる資格を持っているなら、必ず書きましょう。
記入できる資格が無い場合には、空欄ではなく、「特になし」と記載します。
もし、勉強中の資格がある場合には、「●●の資格取得に向け勉強中」や「令和●年●月●日に取得予定」などと記入し、資格取得に向けて勉強していることをアピールします。

仕事に対しても、前向きで、スキルアップを意識していることを、人事担当者に伝えることができます。