【26卒】就活はいつから何を始める?就活スケジュールと有利な就活準備

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「26卒の就活はいつから始める?」「就活は何から始めればいい?」このような悩みがある人もいるのではないでしょうか。

就活は初めてのことばかりで、いつから何をしたら良いのかわからないことが多いものですが、事前にスケジュールを把握して対策すれば、就活を有利に進められます。
就活は早期にやるべきことを把握して対策しておくことで、自分の適性にあった企業からの内定を得やすくなるなどの利点も多いのです。

そこで今回は、26卒の一般的な就活スケジュール、独自のスケジュールの業界・企業について解説します。
今から始められる就活準備として実践的な方法も紹介しますので、就活を効率的かつ効果的に進めたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。

1.就活準備を始めるタイミング


就職みらい研究所の『就職白書2023』によると、就活準備を始める時期は下記グラフのデータとなっています。


(出典:就職みらい研究所『就職白書2023』

上記データを見ると、大学3年生の6月以前に就活を開始する人が最も多く、2023年卒ではその割合は42.4%となっています。

企業のインターンシップ募集が6月頃に始まるため、この時期に業界・企業研究や自己分析を始める人が多いのが特徴です。
また、他の多くの学生も9月以前に就活を開始しており、その割合は年々増えています。
一方で、個人によって就活の優先順位やスケジュールは異なるため、大学4年生になってから就活を始める人も一定数います。

早めに就活を始めると自己理解を深める時間が増えるので、結果的に有利に進められるところがありますが、自分のペースに合わせて、適切なタイミングで就活を始めましょう。

2.26卒の一般的な就活スケジュール


26卒の一般的な就活スケジュールを下記の3つの時期に分けて解説します。

26卒の一般的な就活スケジュール

(1)2025年 2月まで

(2)2025年 3月から

(3)2025年 6月から

(1)2025年 2月まで

就活準備を進める大切な期間です。
まずは自己分析を行い、自分の強みや価値観を明確にしましょう。
自分が何に関心があるのかを明確にしたら、次に業界・企業研究を進めていき、企業のWEBサイトをチェックして、具体的な働き方をイメージするのも効果的です。

さらに、インターンシップに参加することで、実際の仕事を経験して、企業の雰囲気を感じることができます。
また、会社説明会やセミナーなどをオンラインで行う企業も多く、アーカイブを活用していつでも視聴できる場合もあります。
学業やアルバイトとの両立をしながらの就活準備など、自分のスケジュールに合わせて、計画的に準備を進めましょう。
26卒のインターンシップについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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(2)2025年 3月から

多くの学生が本格的に就活を始める時期です。
自分が興味・関心をもつ企業の説明会やセミナーに参加して、積極的に情報収集を進めましょう。
企業説明会やセミナーへの参加やOB・OG訪問をすることで、業界の先輩たちに直接会うこともできます。
オンラインでの参加は、移動時間が不要で交通費もかからないため、スケジュール調整がしやすいというメリットがあります。

また、事前に自己分析や業界・企業研究を進めておくと、効率よく企業説明会やセミナーを選定できます。
企業によっては、適性テストや面接を開始する時期でもありますが、応募書類の作成や面接を受ける直前に、慌てて自己分析や業界・企業研究をするのは避けたほうが良いでしょう。
計画性をもって準備を早めに整えておくことで、時間にゆとりができて不測の事態にも対応しやすくなります。

(3)2025年 6月から

企業で選考が解禁されることの多い時期です。
特に、政府が主導する制度に従って採用を行っている企業では、6月1日以降から内々定を出し始めます。

就活の本質的な目的は早期に内定を得ることではなく、自分の適性に合った企業を見つけることです。
企業側も、会社の求める人物像に合った学生を見つけることが目的なので、マッチする学生が見つかるまで採用を続けることが多いです。

また、通年採用をしている企業や、夏以降に採用活動を行う秋採用の企業も存在します。
就活スケジュールはあくまで目安であり、早期に内定を得ることが必ずしも良いわけではありません。
自分の強みを企業で活かせるか、企業の理念や事業内容、仕事内容が自分の価値観とマッチしているかを考えて就活を進めることが重要です。
25卒までの就活スケジュールについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

【25卒必見】25卒の就活はいつから何をする?就活準備を徹底解説!

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3.独自のスケジュールの業界・企業


独自のスケジュールの業界・企業について下記の2つに分けて解説します。

独自のスケジュールの業界・企業

(1)早期に内定をもつ学生がいる理由

(2)選考スケジュールの把握の仕方

(1)早期に内定をもつ学生がいる理由

早期に内定をもつ学生がいる理由としては、独自のスケジュールで選考を行う業界や企業があるためです。
また、政府主導の制度によって「就活解禁日が3月1日、面接解禁日が6月1日」でしたが、26卒からは「面接解禁日が3月1日」に変更されます。

たとえば、24年卒の学生は、およそ8割が6月1日以前に内々定を取得しており、26卒も同様に、早期に内定を取得する学生が多いと予想されます。
特に、マスコミ、外資系、ベンチャー企業では早期に選考を始める傾向があります。

そのため、志望する業界や企業の選考スケジュールを事前に確認することが重要です。
企業説明会の応募受付が始まる前に、業界・企業研究を進めておくことで、スムーズに就活を進めることができるでしょう。

(2)選考スケジュールの把握の仕方

選考スケジュールを把握するためには、企業ごとに詳細な情報を調べることが重要です。
過去のインターンシップ開催時期や応募受付時期を記録しておくと、スケジュールの予想がしやすくなります。

具体的には、前年のスケジュールを参考にしながら、時期が近くなったら企業の採用サイトを頻繁にチェックすると、最新情報をいち早く得ることができます。
インターンシップの募集は、春から夏にかけて始まることが多いため、早めの情報収集を心がけましょう。

インターンシップに応募しておくと、希望者には採用開始時期に会社説明会の案内が届くことがあります。興味のある企業に積極的に応募することで、選考のスタートラインに立ちやすくなります。
また、企業の説明会やセミナーに参加することで、業界や企業の選考スケジュールの詳細を直接聞くことができ、効率的に情報を集めることができるでしょう。
さらに、26卒のインターンについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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4.今から始められる就活準備


今から始められる就活準備は下記の8つです。

今から始められる就活準備

(1)自己分析

(2)業界・企業研究

(3)OB・OG訪問

(4)説明会・セミナー参加

(5)応募書類の準備

(6)適性テストの対策

(7)GD・面接対策

(8)就活のプロに相談する

(1)自己分析

自己分析は、自分の性質を深く理解するために、過去の経験を振り返り、整理していくことです。
部活やアルバイト、進路選択など、大きな決断をする場面での価値観や没頭したこと、成果を出せたことを洗い出すことで、自分の強みや価値観を明確にしていきましょう。

このように自分の性質を言語化しておくことは、就活の業界・企業選定や選考の場面で大いに役立ちます。
自己分析は、就活時期や志望企業にかかわらず、早めに取り組むことが重要です。普段から、自分の言動を振り返る癖をつけておくと良いでしょう。
これにより、自分自身の強みを明確にし、就活の選考で自信をもってアピールすることができます。

(2)業界・企業研究


業界・企業研究は、自分の性質に適合する就職先を見つけるために行います。
自己分析で分かった自分の性質をもとに、企業が求める人物像と共通するところを探しましょう。

自分の強みや価値観を活かして企業で活躍するためには、業界・企業の情報収集が重要であり、企業の社風が自分の価値観とマッチするかどうかを確認することが大切です。
配属先によって職種が変わっても、企業に在籍している以上、その企業の文化に適応し続ける必要があるからです。

企業の社風と自分の価値観の適合性は、自分がその組織で人間関係を築けるかどうかや、人生の満足度に大きな影響があります。
そのため、企業のWEBサイトの内容や社員の雰囲気などから、企業の社風を調べてみましょう。こうした情報収集を積み重ねることで、自分に合った企業を見つけることができるでしょう。

(3)OB・OG訪問

OB・OG訪問は、企業のWEBサイトや求人情報には公開されていない裏事情を知るための有効な手段です。
社会人から直接話を聞くことで、正社員としての働き方を具体的にイメージすることができます。
選考時の緊張した場面とは異なり、リラックスした雰囲気で質問できるため、具体的かつリアルな情報が得やすいのです。

企業の説明会などでは、企業の良い面はわかるものの、リアルな社風や仕事内容まではわからないことが多いため、リアルな情報を得るにもOB・OG訪問を積極的に行いましょう。

OB・OG訪問は、時期にかかわらずできますが、企業の説明会が開催される3月以降は、応募書類の提出や説明会参加などで自分のスケジュールが多忙になりやすいです。
OB・OG側としても、1月以降は訪問のアポイントが集中しやすいので、早めに行動することで、スムーズに情報収集ができるでしょう。

(4)説明会・セミナー参加

業界や企業によっては、早い時期から説明会やセミナーを開催していることがあります。
会社説明会では、企業の事業内容、沿革、組織構造、部署ごとの業務内容について直接聞ける場であり、企業のなかには応募するためには会社説明会への参加が必須となっていることもあります。

また、説明会やセミナーには、企業ごとに開催される「会社説明会」と、複数の企業や業界ごとに開催される「合同企業説明会」があります。
合同説明会は、企業ごとの会社説明会よりも早めの時期から開催されていることが多く、様々な業界や職種について知ることができ、視野を広げることができます。

さらに、特定の企業について深く知りたい場合は、その企業の説明会に参加して、どんな人が活躍しているのかを確認するのが良いでしょう。

時間を有効活用するためには、オンライン説明会も活用しつつ、オフラインの説明会にも積極的に参加してみましょう。
オフラインの説明会では、社員との座談会や質問会を通じてリアルな経験談を聞くことができるので、企業の雰囲気や社風をより具体的に感じ取ることができます。

(5)応募書類の準備


応募書類の準備は就活準備の中でも重要なステップです。
まずは自己分析や業界・企業研究をもとに、自分の興味・関心がある業界や企業に向けた書類を準備しましょう。

応募書類によくある質問項目としては「自己PR」「志望動機」「学生時代に力を入れたこと」があります。
自分の強みや価値観を明確にしたうえで、企業の求める人材像との共通点を意識し、企業ごとに異なるパターンの文章を用意するのも効果的です。

さらに、応募書類の内容は具体的な経験談や成果を入れることで、自分のオリジナリティを出せます。
学業やサークル、アルバイトでの経験を振り返り、どんな工夫をしてどんな成果を上げたのかを具体的に伝えていきましょう

また、作成した応募書類は周りの人に読んでもらい、客観的な意見をもらうと改善点が見つかりやすくなります。
早めに準備を始めて、企業から直接面談したいと思われるような魅力的な応募書類を目指していきましょう。

(6)適性テストの対策

適性テストは就活選考の初期段階で行われることが多く、通過しなければ次のステップに進めません。
筆記試験は基礎学力や専門知識、思考力を客観的に示す指標とされます。

具体的には、国語、数学、一般常識、時事問題などの教養問題から、適性検査、小論文などが出題されます。
注意点としては、業界や職種、企業によって出題内容が異なるため、それぞれに応じた対策が必要となることです。

たとえば、IT業界では「CAB」という暗号テストが出題されることが多いです。
適性テストの対策は、自己分析や企業研究と同じように重要なうえに、早めに対策を行うことで、試験に慣れて自信がつき、不安を軽減できます。
テスト対策の本や模擬試験を利用して、自分が間違いやすいところを把握して、効率的に勉強を進めていきましょう。

(7)GD・面接対策

面接やGD(グループディスカッション)は、企業と応募者がお互いの適性を確認する貴重な機会です。
自分の強み、経験、キャリア目標を初対面の人に分かりやすく面接で伝えるためには、面接対策を十分に行う必要があります。

具体的には、自己PRの準備、よく聞かれる面接質問への対策、礼儀やマナーなどの非言語的なコミュニケーションの改善が重要です。
面接前には、面接の流れと受付から退室までのマナー、よく聞かれる質問とその意図を把握しておくと、当日は落ち着いて面接を受けることができます。

また、GD(グループディスカッション)の対策としては、大学のキャリアセンターで開催される練習セッションをチェックしたり、同級生とテーマを決めてディスカッションの練習をするのも有効です。
志望先のGD形式を把握して、やり方や対策方法を理解しておきましょう。

さらに、時事問題の対策として新聞やテレビでニュースをチェックすることも重要です。
時事問題は面接やGDでよく出題されるテーマの一つですので、日々のニュースに目を通し、最新のトピックスに対する自分の意見を整理しておきましょう。

(8)就活のプロに相談する

今から始められる就活準備として、「就活のプロに相談する」ことも有効です。
就職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することで、就職市場に精通したプロからのサポートを受けられるからです。

具体的には、自己分析のサポート、業界・職種・企業の情報提供、非公開求人の紹介、応募書類の作成サポート、面接対策、企業への推薦、面接の日程調整までを総合的にサポートしてもらえます。
就活のプロに相談することで、何から始めればいいかわからないという不安を解消できて、伴走してくれることで精神的にも安心感が得られるでしょう。

特に、就活の初期段階で何をすれば良いのかわからない人にとって、自分ひとりでは気づかない強みや適性を引き出してくれるため、より効果的な就活ができます。
また、キャリアアドバイザーからの情報提供により、志望業界や企業について深く理解でき、選考対策を効果的かつ効率的に進められます。

まとめ


今回の記事では、26卒の一般的な就活スケジュール、独自のスケジュールの業界・企業について解説しました。
早い時期から就活を始めて、自分の強みや価値観を明確にしたうえで、オンラインとオフラインを組み合わせながら効率よく業界・企業の情報収集をしていくことが重要です。

企業の求める人物像と自分の適性の共通点を見つけて言語化したら、応募書類や面接で効果的に企業にアピールしていきましょう。
また、就活で悩むことがあったら、就活のプロからアドバイスをもらうことがポイントとなります。
就活するときには「自分と相性の合う業界や職種を知りたい」「少しでも楽に就活を進めたい」など希望があるかと思います。

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