【26卒の就活はやばい?】やばくなる人の特徴と就活を有利に進める方法

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「26卒で今からの就活はやばい?」「26卒の就活は難しくなる?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

まわりの同級生が着々と就活をしていると、焦りを感じることもあるかと思いますが、就活スケジュールを把握して対策すれば、今からでも間に合わせることができます。

さらに、就活でやばくなる人の特徴を事前に理解しておくことで、自分の強みを発揮しやすくなり、優良企業に効果的にアピールできるなどのメリットもあります。

そこで今回は、26卒の就活がやばいと言われている理由や就活でやばくなる人の特徴についてそれぞれ解説します。

26卒が就活を有利に進める方法についても詳しく解説しますので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

1.26卒の就活がやばいと言われる5つの理由


26卒の就活がやばいと言われる理由は下記の5つです。

26卒の就活がやばいと言われる5つの理由

(1)就職内定率の傾向

(2)インターン参加が当たり前になってきている

(3)専門人材は前年の3月から選考可能になった

(4)就活時期の早期化

(5)選考がオンライン化している

(1)就職内定率の傾向

26卒の就活が「やばい」と言われる理由のひとつに、就職内定率の傾向があります。
コロナ禍の影響で、過去には新卒採用の縮小や内定取り消しのニュースが多く報じられました。
リクルートワークス研究所の調査によると、求人倍率の推移データは下記の通りです。

出典:リクルートワークス研究所|第39回 ワークス大卒求人倍率調査(2023年卒)

上記データによると、2023年の大卒求人倍率は1.58と、2022年から0.8ポイント回復していますが、コロナ前の2020年の1.83や2015年の1.61にはまだ及びません。
この回復不足が、「26卒の就活はやばい」とされる要因のひとつです。

企業が新卒採用に慎重な姿勢を見せる中、学生は就職活動において更なる準備や戦略が求められています。
したがって、早期からの業界研究や自己分析、面接対策がますます重要になっています。

(2)インターン参加が当たり前になってきている

26卒の就活が「やばい」と言われる理由のひとつに、インターンシップ参加が当たり前になってきていることが挙げられます。
現在、インターンでの評価が採用選考に直結するケースが増えているため、インターンに参加することが内定獲得の大きなチャンスとなっています。

企業は優秀な学生を早期に確保したいと考えており、インターンを通じてその学生の適性を見極めています。
就活の早期化が進む中で、26卒はインターン参加を視野に入れて、計画的に就活スケジュールを立てることが重要です。
早期からインターンシップに参加することで、実際の仕事を体験し、企業との接点を増やすことが、就活成功への鍵となるでしょう。

参考:内閣官房|2024(令和6)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動について(周知依頼)

(3)専門人材は前年の3月から選考可能になった

26卒の就活が「やばい」と言われる理由のひとつに、専門人材の選考が前年の3月から可能になったことがあります。

政府は2026年3月以降に卒業予定の学生について、インターンで専門知識や能力が認められた場合、前年の3月から採用選考が行える新ルールを導入しました。

そのため、専門性の高い理系就活生はインターンに参加することで、早期内定を得やすくなります。
企業側は優秀な学生を早期に確保すると、通常選考の枠を減らす可能性があるため、インターン参加が就活の成功に大きく影響するでしょう。

参考:就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議|2025 年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方

(4)就活時期の早期化

26卒の就活が「やばい」と言われる理由のひとつは、就活時期の早期化です。
26卒からは、企業がインターンに参加した学生の情報を選考活動に活用することが認められ、インターンの開催時期が早くなると予想されるため、インターンに参加しないと、他の学生と差がつく可能性が高まります。

インターンシップの期間は5日間から2週間以上とされていますが、企業によって独自のスケジュールで募集される場合もあります。
そのため、興味のある企業の情報を収集して、早期の準備を進めることが重要です。

(5)選考がオンライン化している


26卒の就活が「やばい」と言われる理由のひとつに、選考のオンライン化があります。
企業は選考の効率化やコロナの対策のために「ハイブリッド選考」を導入するケースが増えています。

具体的には、会社説明会や一次・二次面接をオンラインで行い、最終面接のみ対面で実施する方法があります。
交通費や移動時間を節約できるメリットがありますが、オンライン面談に必要なツールやネットワーク環境の整備、静かな面談環境の確保など、事前の準備が必要です。
オンライン面接での注意点をしっかりと把握しておき、効果的なアピールができるように備えておきましょう。

2.26卒の就活が本当はやばくない理由


26卒の就活が本当はやばくない理由を詳しく見ていきましょう。

26卒の就活が本当はやばくない理由

(1)就職率が増加傾向にある

(2)求人数が増加傾向にある

(3)企業側も採用に焦っている

(1)就職率が増加傾向にある

26卒の就活が「やばくない」と言われる理由のひとつに、就職率が増加傾向にあることが挙げられます。
厚生労働省が発表した「令和5年3月大学等卒業者の就職状況」によると、下記のデータとなっています。


(参考:厚生労働省|令和5年3月大学等卒業者の就職状況

上記データによると、令和5年3月の大学卒業者の就職率は95%以上に達しており、企業の採用意欲が高まっている証拠であり、26卒の学生も内定を得やすい状況と言えるでしょう。

このような背景から、就職活動に対して過度な不安を感じる必要はなく、自分の強みを活かせる企業を見つけることが大切です。

(2)求人数が増加傾向にある

26卒の就活が「やばくない」と言われる理由のひとつに、求人数が増加傾向にあることが挙げられます。
株式会社ディスコの「新卒採用に関する企業調査」によると、企業の採用活動のスタンスは下記のグラフとなっています。

出典:株式会社ディスコ|2025 年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査(2024 年 2 月調査)

上記のデータを見ると23卒以降、企業は採用予定人数の確保を優先する傾向が強まっており、企業が積極的に学生を採用したいと考えていることを示しています。

この傾向は26卒にも続くと予想されますが、求人数が多いとはいえ、誰でも簡単に内定を取れるわけではないため、対策を徹底したうえで企業へ積極的にアピールしていくことが必要です。

(3)企業側も採用に焦っている

26卒の就活が「やばくない」と言われる理由のひとつは、企業側も採用に焦っている点です。
株式会社ディスコが発表した2023年10月時点の「新卒採用に関する企業調査」によると、下記のグラフとなっています。

出典:株式会社ディスコ|2024 年卒・新卒採用に関する企業調査-内定動向調査(2023 年 10 月調査)

上記のデータを見ると、23年卒の採用活動を終了している企業は約3割に過ぎず、約7割の企業が引き続き採用活動を終えていない状況でした。
中小企業だけでなく、大手企業も新卒の採用枠を満たせておらず、21年卒、22年卒、23年卒の各年でも、10月時点で内定枠が未達成のまま採用活動を続けている企業が散見されました。

このように、年々採用活動が終了できない企業が増加していることから、26卒でも同様の傾向が予想され、企業は必要な人材を確保できずに焦りを感じている可能性が高いのです。
就活生にとってはチャンスですが、求人数が多くてもしっかりとした選考対策や自分に合った企業選びが必要です。

3.26卒の就活でやばくなる人の4つ特徴


26卒の就活でやばくなる人の特徴は下記の4つです。

26卒の就活でやばくなる人の5つ特徴

(1)何から始めればいいのかわからない

(2)昔からの慣習だけに囚われる

(3)インターンに参加していない

(4)大手有名企業にしかエントリーしない

(1)何から始めればいいのかわからない

26卒の就活で「やばくなる」人の特徴のひとつに「何から始めればいいのかわからない」という状態があります。
就活は多様化しており、企業ごとに選考スケジュールや求める人物像も異なるため、やることが多すぎて手がつけられず、そのまま時間が過ぎてしまうことがあります。

このような場合には、まずは自己分析から始めることをおすすめします。
自分の強みや価値観が明確でないまま業界・企業研究をしても、適性が合わない企業を選んでしまう可能性があるからです。
自己分析を通じて自分の強みや価値観を明確にし、自分に合った業界や企業を見つけることが、就活成功への第一歩です。

(2)昔からの慣習だけに囚われる

26卒の就活で苦戦する人の特徴として、昔からの慣習だけに囚われる点が挙げられます。
就活の際に両親や年長者からアドバイスを受ける人は多いですが、その方たちの実経験は現在の就活事情とは大きく異なることがあります。

特に、オンライン面談やインターンシップといった最近の就活手法については、経験がないために限られた視点での助言になることが多いのです。

現在の就職市場では、企業が優秀な学生を早期に確保するため、インターンを通じた採用活動が一般的になりつつあり、インターンでの評価が採用に繋がるケースも増えています。
そのため、昔ながらの方法だけでなく、就活トレンドを理解して、オンライン情報や企業のウェブサイト、就職イベントなど幅広い手段で情報を収集することが重要です。

(3)インターンに参加していない

26卒の就活が厳しくなる可能性が高い人の特徴として「インターンに参加していない」ことが挙げられます。
講義やゼミ、アルバイト、サークル活動などで忙しく、インターン参加を迷う学生も多いでしょう。

しかし、26卒では就活の早期化が予想されており、インターンに参加しないと、早期の内定獲得が難しくなり、志望企業の採用チャンスを逃す可能性があります。

インターンでは企業の社風や業務内容を理解することができるため、入社後のミスマッチを防ぐ効果もあるため、複数のインターンに参加して、業界や企業の理解を深め、自分の就活の可能性を広げていきましょう。
26卒のインターンについて詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。

【26卒】インターンはいつから?就活スケジュールと今からできる準備とは

2024.06.30

(4)大手有名企業にしかエントリーしない

26卒の就活で「やばくなる」人の特徴のひとつに、大手有名企業にしかエントリーしない「大手病」があります。
就活始めたばかりの学生の大多数が「大手病」にかかりますが、大手有名企業はエントリーが集中するため、いくらエントリーしても内定が取れないというケースは珍しくありません。

そこで、法人向けの事業を行う大手企業や中小企業、ベンチャー企業にも視野を広げることが大切です。
広告に露出しない隠れた優良企業も存在するため、消費者として馴染みがない企業でも、情報収集を怠らずに探していくことが就活のコツとなります。

4.26卒の就活はいつから何を始める?


26卒の就活スケジュールは下記の通りです。

26卒の就活スケジュール

・2024年4月~6月:自己分析、業界・企業研究

・2024年7月~9月:インターン参加

・2024年10月~:秋・冬インターン参加

・2024年12月~:会社説明会・合同説明会参加

・2025年3月~:採用情報の公開・エントリー開始

・2025年5月~:内々定

2024年4月から6月にかけては、自己分析で自分の強みや価値観を明確にしたうえで、業界・企業研究を始めましょう。
2024年7月から9月にかけてはインターンに参加して、実際の仕事を経験しながら業界や企業の理解を深めると良いでしょう。

また、夏のインターンに参加できなかった人、複数の企業のインターンを経験したい人は、2024年10月からの秋・冬のインターン参加を検討しましょう。

2024年12月からは会社説明会や合同説明会に参加して、企業との接点を増やし、2025年3月からのエントリー開始に向けて準備を進めて、5月には内々定を目指していくのが一般的です。
なお、企業によっては選考時期が異なる場合があるため、興味のある企業のスケジュールを早めに確認することが重要です。

また、26卒の就活スケジュールについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

【26卒】就活はいつから何を始める?就活スケジュールと有利な就活準備

2024.07.31

5.26卒が就活を有利に進める5つの方法

26卒の就活を有利に進める方法は下記の5つです。

26卒が就活を有利に進める5つの方法

(1)就活は早めに取り組む

(2)自己分析・業界・企業研究を徹底する

(3)幅広い方法で就活を進める

(4)インターンに参加する

(5)就活のプロに相談する

(1)就活は早めに取り組む

26卒で就活を有利にしたい人は、1日でも早く就活準備を始めましょう。

就活では面接の印象が強くなりがちですが、実際には面接前までに自己分析、業界・職種・企業研究、応募書類作成、適性テスト対策、面接対策など、多くの事前準備が必要です。

焦って準備をするとミスが起こりやすいため、余裕を持って早めに準備を始めることで、落ち着いて対策を進められます。
就活の開始時期は、大学3年生の6月が平均的とされているので、まだ準備を始めていない人は今すぐにでも取りかかりましょう。

(2)自己分析・業界・企業研究を徹底する

26卒が就活を有利に進めるためには、自己分析と業界・企業研究を徹底することが不可欠です。

まず、過去の経験を振り返り、自分の強みや弱み、価値観を明確にすることから始めましょう。
自己分析を行うことで、自分の就活の軸がしっかりと定まると、選考が進む中で迷うことが少なくなり、効率的に就活を進められるからです。

次に、自分のやりたい仕事や実現したい将来像に合った業界や職種、企業を選定します。
たとえば、ものづくりに強い関心がある場合は製造業や建築業界、社会貢献を重視するなら福祉や教育関連の業界が考えられます。

業界研究では、業界が抱える課題や今後の展望、主要な企業などを調べ、志望企業のビジョン、企業文化、求める人材像などを把握することで、自分の強みと企業に貢献できることを効果的にアピールしていきましょう。

(3)幅広い方法で就活を進める

26卒が就活を有利に進めるためには、幅広い方法で就活を進めることが重要です。
たとえば、学校からの推薦だけに頼ると、選べる企業の数が限られてしまい、自分に合った企業と出会うチャンスが減ってしまいます。
自分の適性に合った企業を見つけるためには、幅広い方法を活用して可能性を広げていくことが大切です。

そのため、逆求人サイトに登録する、知人やネットワークを通じて紹介を受ける、大学のキャリアセンターを活用するなど、多様なアプローチを取り入れる必要があります。
幅広い手段を活用することで、自分の強みを最大限に発揮できる企業に出会うチャンスが増えて、より有利な就活を進めることができるでしょう。

(4)インターンシップに参加する

26卒が就活を有利に進めるためには、インターンシップに積極的に参加することが重要です。
近年では、就活の早期化が進んでおり、インターンを通じて早期内定を得るチャンスも増えています。

大手の人気企業へのインターンには多くの応募者が集まり、選考が厳しくなるため、応募書類の作成や面接対策など、事前準備をしっかりと行うことが必要です。

インターンシップでは、実際の業務を経験することで業界や企業についての理解が深まり、将来のキャリアビジョンを具体的にできるでしょう。
早期内定につながらなくても、インターンで得た経験やスキルは他の選考でも役立つため、志望する業界や企業のインターンには積極的に参加していきましょう。

(5)就職エージェントに相談する

26卒が就活を有利に進めるためには、就職エージェントに相談することが有効です。
就職エージェントでは、就活のプロの目線から、個人の状況や目標に合わせた具体的なアドバイスがもらえます。

また、業界のトレンドや就職市場に精通した、キャリアアドバイザーが個人の適性に合った企業を紹介してくれるため、効率的に求人情報を得られます。

さらに、応募書類の作成や模擬面接を通じて就活のスキルを向上させる機会もあり、実践的なポイントがわかります。
自分の強みや価値観に基づいたアドバイスを受けることで、就活の軸が明確になり、効果的かつ成功率の高い就職活動が可能になります。
就職エージェントを活用して、自分に最適な企業との出会いのチャンスを広げましょう。

まとめ

今回の記事では、26卒の就活がやばいと言われている理由、就活でやばくなる人の特徴についてそれぞれ解説しました。

26卒は就活が早期化することが予想されるため、就活スケジュールを把握して、早期に自己分析や企業研究などの準備を進めることがポイントになります。

また、幅広い方法を活用して選択肢を広げていくと、自分の適性に合った企業を見つけやすくなります。
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