【状況別に解説】転職活動で落ちまくる理由と転職成功させる6つの方法

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「転職で不採用になってつらい」「転職で落ちまくる原因は何?」と不安になっている方もいるのではないでしょうか。なかには、転職活動で不採用になると、人格を否定されたような気持ちになって落ち込む方も多いでしょう。

転職活動で選考に落とされることは珍しくないので、深く落ち込む必要はありません。実際、20〜30代で転職に成功している人でも、何社か選考に落とされたケースも多いです。

こちらの記事では、転職活動で落とされる確率や書類選考で落とされる理由、面接で落とされる理由、転職を成功させる方法を紹介しています。一度不採用になった方でも、きっと転職成功に一歩近づけると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.転職活動では平均何社落ちる?


大手転職情報サイト「リクナビNEXT」が実施したアンケート調査によれば、転職に成功した20〜30代に対し、
転職先が決まるまでに企業に応募した数を質問したところ、「1〜4社」と回答した人が最も多く、全体の59%という結果となりました。

(参照:転職するときの適切な応募数とは?転職成功者の平均応募数・内定率)

この調査結果からは、選考に落ちる数の平均はわかりませんが、応募数1〜4社で転職に成功している人が多いことから、1〜3社は落ちるケースも多いと考えられます。

また、同アンケートの調査では、応募数は平均7.5社・面接数は平均3.4社・内定数は平均1.4社という結果になっています。つまり応募から書類選考の通過率は約50%で、面接から内定を受けられる数は約40%の計算です。

応募する数が多ければその分選考に落とされる数も増えるので、一概に「平均何社落ちる」とは言えませんが、人によって選考に落とされる数は大きく異なると考えておきましょう。

なお、選考に落とされたからといって人格否定ではありません。

転職活動が長引いたり何社も落ちたりすれば、人格否定されているようで落ち込んでしまう人は多いかと思います。しかし、そもそも転職活動は求職者と企業のマッチングで、あくまであなたと企業とのタイミングや相性が合わなかっただけです。

転職活動で何社も選考に落とされるのは当たり前なので、落ち込み過ぎないようメンタルをコントロールすることも大切です。

2.書類選考で落ちる理由


書類選考で落ちる理由には、主に次の4つが考えられます。

それぞれの詳細を解説します。

(1)応募条件を満たしていない

応募条件を満たしていないと、基本的に書類選考で落とされてしまいます。

多くの企業では、応募条件を「必須条件」「歓迎条件」など大きく2種類に分けています。
なかでも、必須条件は一緒に働く際に最低限身につけておかないといけないスキルのため、必須条件が満たされていない場合は書類選考に落とされる可能性が高いです。

たとえば、中途採用では「〇〇年以上の実務経験」「〇〇資格の保有」といった条件が求人に記載されています。そのため、求人を確認して応募条件を満たしているもののみ応募しましょう。

また、求人によっては企業が望んでいる条件を全て書かれていないことがあり、応募条件を満たしているのにも関わらず、条件面で書類選考で落とされるケースも稀にあります。

(2)ブランド企業ばかり受けている


「大手企業はネームバリューがあるから」「有名な企業なら給料も高いから」と考える人は多いでしょう。

しかし、ブランド企業ばかり受けている方は、書類選考で落ちまくる可能性があるため注意が必要です。
大手企業や有名な企業は人気なため、多くの転職活動者が応募しており、競争率が高くなるためです。

求人に記載されている条件を満たしていたとしても、他の応募者と比較され、書類選考で落とされる可能性があります。

もちろん、ブランド企業にチャレンジすることは素晴らしいことです。ただし、何社もブランド企業を受けてうまくいかないと感じたら、応募先の企業を見直すことも大切です。

(3)レベル感がマッチしていない

レベル感がマッチしていないことが原因で、書類選考に落とされることがあります。

企業の求人は学校の偏差値のように数値化できるものではないため、客観視しにくく、求人情報を見ただけではわからないことも少なくありません。応募条件を満たしているから応募したのに、採用担当者が「この人材は求める経験・スキルレベルに達していない」と判断すると落とされてしまいます。

その企業とレベル感がマッチしていないだけで、応募者のレベルが低いとは限らないので、選考に落とされても過度に気にする必要はありません。

(4)応募書類で魅力を伝えられていない

応募書類で自分自身の魅力を伝えられていないのも、書類選考で落とされる理由のひとつです。

スキルや経験のレベル感が高いのにも関わらず、書類で応募者の魅力が伝えられていないと、
「希望のレベルに達していない」と判断される
可能性があるためです。そのほか、履歴書や職務経歴書に不備がある場合も、書類選考で落とされる可能性が高まるので注意しましょう。

たとえば、空白が多いものや誤字脱字があるもの、企業から指示された記載方法が守られていないなどのケースがあげられます。

これまでどのような経験を経て転職に至っているのか、自分はどのような人間なのかわかる書類を心がけ、採用担当者に対して自分と一緒に働くことをイメージさせることが大切です。

3.面接で落ちる理由


面接で落ちる理由には次のものがあります。

面接で落ちる理由

・清潔感がない身だしなみをしている

・立ち振る舞いがよくない

・面接で質問の意図を理解していない

・話がわかりづらい

・自己分析が足りていない

・企業研究が十分ではない


面接において、第一印象として重要視されるのが身だしなみです。

髪の毛の乱れや不適切な髪色、服装の汚れ・シワが目立つ場合はマイナスとなります。さらに、タバコや強い香水の臭い、男性の場合はヒゲの剃り残し、女性は不適切なメイクなどに注意が必要です。

そのほか、挨拶ができていない場合や面接時間の遅刻、面接官の目を直視せずに話すなどの行動はコミュニケーション能力が低いと判断され、面接でマイナス評価されます。面接では、円滑にコミュニケーションを取れるかもチェックしているので、挨拶などの立ち振る舞いにも注意しましょう。

また、質問への回答が的外れな場合はマイナス評価になるので、面接官の質問意図を正しく理解し、適切に答える能力も重要です。話が冗長にならないよう、簡潔に要点を結論から伝え、ハキハキと話しましょう。

さらに、自己分析が不十分だと応募理由や自身の強み・弱み、適性について説明できないことはネガティブな印象を与えてしまいます。応募企業に対する知識不足や業界に関する知識不足も、熱意や誠意が感じられないと評価されやすいので自己分析と企業研究はしっかり行いましょう。

以下の記事では、面接に落ちる理由や落とされないためのポイントについて詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

面接に落ちる理由を3つの観点で解説!失敗しないためのポイントは?

2019.05.31

4.企業は不採用理由を明かさない


選考に落ちても、基本的に企業は不採用理由を明かしてくれません。

企業は不採用理由を応募者に対して開示する義務がないうえ、実際は性別・年齢・社風とのミスマッチなど公表できないものもあるためです。

不採用理由を開示すること自体は可能ですが、企業のイメージ悪化を防ぐためにも、不採用理由についてわざわざ連絡しないことがほとんどです。

面接の後に不採用の理由を伝えられるケースもありますが、曖昧な内容がほとんどなので、結局は不採用理由を推測しながら対策していく必要があります。

不採用理由を知り、しっかり対策しながら転職活動を進めたいという方は転職エージェントの利用がおすすめです。当社キャリアスタートからご紹介の応募の場合、不採用理由をフィードバックしてもらえるので、次回の選考に向けて対策できます。

面接を受けても不採用理由がわからずお悩みの場合にはぜひご相談ください。

5.落ち続けずに転職を成功させる方法


転職活動で選考に落ち続けることなく、転職を成功させる方法は次の6つです。

それぞれの方法について詳しく解説します。

(1)自己分析をする

まずは自己分析を行いましょう。

特に書類選考に落とされる人は、自分や企業の理解が不足していて、採用担当者に自分のことをしっかり伝えられるほど言語化できていない傾向があるためです。

自己分析をしっかりしていれば、採用担当者に対して自分のことや魅力を伝えることができ、自分と一緒に働く姿をイメージさせられます。

「どのような点で企業とマッチしていると感じたか」「なぜ会社を退職したのか」「自分の強み・弱みは何か」など、一貫性のある回答ができるよう自己分析しておきましょう。

また、自己分析は一度限りではなく、何度も繰り返し行うのがポイントです。そのときどきの環境や精神状態によって自己分析の結果が変化することも多いです。

(2)業界・企業研究をする


自己分析とあわせて、業界・企業研究も行いましょう。

面接時には業界や企業のことについて聞かれることも多く、研究不足で曖昧な回答をしてしまうと、熱意が足りないなどマイナスに評価される可能性があるためです。

特に、未経験から異なる業種・職種にチャレンジしようと考えている場合は、業界研究を徹底的に行うことが大切です。

また、企業研究は企業ホームページや採用サイト、口コミ情報サイトなどを見て行いましょう。企業が求めている人材や将来的なビジョン、企業風土、業界としての立ち位置はもちろん、その会社で実際に働く人の口コミも見て職場環境を見ておくことでミスマッチを防げます。

(3)求人サイトで求人を探す

自己分析と業界・企業研究を行ったら、求人サイト(転職サイト)で求人を探しましょう。

求人サイトには多くの求人が掲載されており、選択肢の幅を広げられるのがメリットです。
さらに、自分ひとりで求人探しから選考対策、面接まで行うため、自分のペースで転職活動を進められます。

特に何度か転職を経験していて、自分の適正にマッチした求人を探すのが得意という方は、求人サイトの利用が向いています。

ただし、求人サイトには膨大な量の求人があるので見分ける必要があるほか、選考難易度が不明瞭なこともあるのがデメリットです。選考難易度を知って求人を厳選する手間をかけたくない、転職サポートを受けながら転職活動したい方には、転職エージェントが向いています。

(4)応募書類を作成する


求人を見つけたら、履歴書・職務経歴書といった応募書類を作成しましょう。

選考に通過するための応募書類を作成するためには、書類の正しい書き方や魅力的な書き方をしっかりと理解しておくことが大切です。

採用担当者は、応募者全員の書類を熟読できるわけではありません。自分を採用することのメリットが短時間で伝わるよう、書類の書き方には工夫が必要です。

企業によっても採用で重視するポイントは異なるので、業界や職種などにあわせて書類の書き方を変えるのもポイントです。

魅力が伝わる職務経歴書の書き方がわからない方は、ぜひ以下の記事もあわせてご覧ください。

職務経歴書に書くことがないときの対処法を徹底解説

(5)面接対策をする

面接を通過して内定を獲得するためには、面接対策が非常に大切です。

面接では、限られた時間内で要点を簡潔に伝えることが求められます。ただし、早口になると伝わりにくいだけでなく、余裕がないようにも見えるので、相手に内容が伝わるようハキハキと話すことを心掛けることが重要です。

緊張すると早口になる可能性があるので、実際に自分の声を録音して確認し対策するといいでしょう。
さらに、自信を持って話せるようになると、面接官に好印象を与えることが可能です。

面接時によく聞かれることとして、以下があげられます。


・自己紹介/自己PRをしてください

・志望動機は何ですか?

・長所と短所を教えてください

・入社後にやりたい仕事は何ですか?

・失敗した経験について教えてください

・5年後、10年後のキャリアプランを教えてください

・最後に質問はありますか?

面接でよく聞かれることの要点を抑え、笑顔でハキハキと伝えられるよう対策しましょう。

以下の記事では、面接対策について詳しく解説しているので、面接対策の方法がわからないという方はあわせてご覧ください。

面接で緊張しすぎは解決可能!面接で緊張しない方法を面接前・面接中に分けて解説

2023.05.31

(6)転職エージェントに相談すれば一発解消!


転職活動で何度も落とされるか不安という方は、転職エージェントに相談しましょう。

転職エージェントを利用すれば、自己分析や業界・職種研究をスムーズに行えるほか、魅力的な応募書類の作成をサポート、求人を紹介してもらえるので、自分で求人探しする手間も必要なく、非公開求人の紹介や推薦で条件のいい求人に応募できるチャンスもあります。

面接対策もしっかりサポートしてもらえ、一緒に伴走しながら転職成功を目指せるのが転職エージェントのメリットです。

転職に不安を感じる方や書類の作成方法がわからない方は、転職エージェントのサポートを受けることをおすすめします。

まとめ


今回の記事では、転職活動で落とされる確率や書類選考・面接で落とされる理由などを紹介しました。

転職活動において、書類選考で通過する可能性は平均約50%、面接から内定を受けられる確率は平均約40%です。

書類選考で落とされる理由はさまざまですが、応募条件を満たしていることは必須です。選考に落ち続けることなく、転職を成功させるためには自己分析や業界・企業研究などを行い、魅力的な書類作成と面接対策を行うことが重要です。

転職経験が少なく、選考に落とされるか不安という方は転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。

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