【5ステップで解説】土木施工管理技士とは?実務経験なしの未経験からの資格取得とおすすめのキャリアステップ

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土木施工管理技士は、施工管理の国家資格です。あまり聞いたことがなく、イメージがつきにくい方もいるかと思いますが、資格取得したら「昇進しやすい」、「年収アップしやすい」、「転職に有利」など、数多くのメリットがあります。そこで、今回は未経験から土木施工管理技士の資格を取得する方法、メリット、転職方法についてそれぞれ紹介します。土木施工管理技士が気になる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
 

1.土木施工管理技士とは

土木施工管理技士とは、土木工事現場の管理者としての技術力・管理能力を証明するための国家資格です。

土木とは、「人が生活するために必要なものの工事」を指し、

具体的には、道路や橋、歩道橋、ダムなどのインフラ設備が該当します。

土木施工管理技士は、土木工事の現場において主に工事の進行を全体に指示し、工事現場の監督を担当します。土木施工管理技士は1級と2級に分かれており、1級土木施工管理技士と2級土木施工管理技士の大きな違いは「管理できる現場の規模」です。

管理できる現場の規模の違い

・1級土木施工管理技士…請負代金額が4,000万円以上(建築一式工事は6,000万円以上)の

大規模な工事現場

・2級土木施工管理技士…請負代金額が4,000万円以下の中小規模の工事現場

土木工事現場では、土木施工管理技士の有資格者を1名以上置くことが法律で決められているため、基本的に土木工事を請け負う会社は、土木施工管理技士の有資格者がいればいるほど多くの工事を受注することができ、売上を増やすことができます。

そのため、土木施工管理技士の有資格者の市場価値は高く、資格取得により「昇進しやすくなる」「年収アップしやすい」「転職に有利」など、様々なメリットがあります。また、2021年度より建設業法改正により1級土木施工管理技士の受験資格が緩和されました。

(参考:国土交通省「改正建設業法について」
1級土木施工管理技士の受験資格が緩和された背景には、少子高齢化社会による監理技術者不足が挙げられます。監理技術者とは、請負代金額が4,000万円以上の大規模な工事現場に必ず配置しなければならない管理者のことで、監理技術者になるためには1級土木施工管理技士の資格を持っている必要があります。
近年、この監理技術者の多くが高齢のため引退し、4,000万円以上の大規模な工事現場を管理できる人材が急激に少なくなってしまったため、1級土木施工管理技士の受験資格を緩和し、監理技術者を増やそうとなったわけです。このような人材不足の背景もあり、土木施工管理技士の資格者の市場価値はますます高まっています。(参考:国土交通省「監理技術者制度運用マニュアル」
なお、1級土木施工管理技士・2級土木施工管理技士・無資格の平均年収の目安は下記の通りです。

<資格ごとの平均年収の目安>

1級土木施工管理技士:450万円~700万円位

2級土木施工管理技士:400万円~

無資格:350万円~


1級土木施工管理技士と2級土木施工管理技士の詳しい違いについては、下記に紹介します。
土木施工管理技士の種類

(1)2級土木施工管理技士

(2)1級土木施工管理技士

(1)2級土木施工管理技士

2級土木施工管理技士の有資格者は、中小規模の土木工事(請負代金額が4,000万円以下)を管理することができます。資格は、3つに分かれており、「土木」「鋼構造物塗装」「薬液注入」それぞれの資格の有無で、担当できる管理業務が決まります。例えば、2級土木施工管理技士の「鋼構造物塗装」資格を取得することで、塗装工事の専任技術者の要件を満たすため、塗装工事を担当できます。土木工事などの業務を担当したい場合は「土木」、足場の組立や土砂等の掘削など行う とび土工工事 を担当したい場合は「薬液注入」の資格を取得する必要があります。

「土木」資格の取得で担当できる業務

・土木一式工事

・とび・土木・コンクリート工事

・石工事

・鋼構造物工事

・しゅんせつ工事

・水道施設工事

・舗装工事

参考:国土交通省「業種区分、建設工事の内容、例示、区分の考え方

<土木一式工事とは>

「土木一式工事」は、土木工作物を作る工事のことです。

「土木工作物」は、ダム、トンネル、橋、道路など人の力を加えることにより土地に固定される設備です。


「鋼構造物塗装」資格の取得で担当できる業務

「鋼構造物塗装」とは塗装工事のことで、塗料、塗材等を工作物に吹付け、塗付ける工事です。

「鋼構造物塗装」の2級土木施工管理技士の資格を取得することで、以下のような業務を担当できます。

・塗装工事

・鋼構造物塗装工事

・ライニング工事

・溶射工事

・路面標示工事

・布張り仕上工事


「薬液注入」資格の取得で担当できる業務

「薬液注入」とは、地盤強化や止水の際に行われる工法の1つで、工事の安全を確保するために行われます。

「薬液注入」の2級建築施工管理技士の資格を取得することで、以下のような業務を担当できます。

・足場の組立て、機械器具・建設資材等の重量物の運搬配置、鉄骨等の組立て等を行う工事

・コンクリートにより工作物を築造する工事

・土砂等の掘削工事(土、地盤等を使って掘ったり削ったりする、建物を建てる際の基礎となる工事)、盛上げ、締固め等を行う工事

・くい打ち、くい抜きおよび場所打ぐいを行う工事

・その他基礎的ないしは標準的工事

1級土木施工管理技士の有資格者は、上記の区分は適用されず全ての業務を担当できます。

2級土木施工管理技士の有資格者の場合でも、3つ全ての資格を保有することで、区分による制限を受けることなく、すべての業務を担当できます。

 

主任技術者になれる

2級土木施工管理技士を取得すると、土木工事現場において主任技術者になることができます。

主任技術者とは、工事の計画、管理、指導、監督を担当する役割を担います。

建設業法第7条により、土木工事業者は主任技術者を現場に専任で配置しなければなりません。
<主任技術者の業務内容>

・施工計画の作成

・工程管理

・品質管理

・土木工事の施工を担当する者の技術上の指導・監督

 

<主任技術者になるメリット>

主任技術者になる最大のメリットは昇進・昇給に繋がりやすいことです。

主任技術者は、2級または1級土木施工管理技士の資格を持った人のみがなれる職種であり、会社内でも重要な立ち位置です。

そのため、昇進に繋がりやすく、昇進することで大きく昇給することもできます。この昇進による昇給に加えて、2級または1級土木施工管理技士の資格手当も得ることができるため、主任技術者は昇進・昇給に繋がりやすいと言えるのです。また、主任技術者を経験することで、転職にも有利になります。

主任技術者を募集している求人の多くは、その応募条件として「主任技術者・監理技術者のいずれかの立場で従事した経験を有する者」としているケースが多くあります。

つまり、一度主任技術者を経験しておけば、転職の際に選べる求人の選択肢が増え、より好条件の求人に出会える可能性が高くなるため、転職によって大きく年収を上げることも可能になります。

(2)1級土木施工管理技士

役割・業務領域

1級土木施工管理技士は管理できる工事の規模に上限がないため、大規模な工事現場に関われる資格です。

請負代金額が4,000万円以上の工事現場には、監理技術者(建築業の技術水準を保つために工事現場に置かれる技術者)の専任配置が義務付けられています。
主任技術者、監理技術者になれる

監理技術者とは、請負代金額が4,000万円以上(建築一式工事は6,000万円以上)の大規模な工事現場に専任で配置される、施工の技術上の管理をつかさどる技術者のことです。

 

<監理技術者の業務内容>

・施工計画の作成

・工程管理

・品質管理

・技術的指導

・その他、発注者との調整や下請からの協議事項への対応、費用管理、近隣住人への説明等

 

<主任技術者との違い>

監理技術者も主任技術者も工事がスムーズに進むように現場の管理や指導監督を担当しますが、

監理技術者は請負代金額が4,000万円以上(建築一式工事は6,000万円以上)の大規模な工事現場に配置することに対して、

主任技術者は請負代金額が4,000万円以下の小規模な工事現場に配置となります。

また、監理技術者は下請負人を指導・監督するという統括の役割になるため、主任技術者よりも高いレベルの経験や資格が必要となります。

2級土木施工管理技士は主任技術者までの資格となっており、監理技術者にはなることは出来ませんが、

1級土木施工管理技士は主任技術者と管理技術者どちらにもなれます。

監理技術者や主任技術者は現場ごとに配置する必要がありますので、請負代金額が4,000万円以上の大規模な工事を管理することができる1級土木施工管理技士は非常に需要が高い人材です。

そのため、監理技術者になることで更に年収アップができるでしょう。

2.土木施工管理技士を取得するメリット

「土木施工管理技士」の資格取得をすると様々なメリットがあります。

主な3つのメリットを下記に紹介します。 

土木施工管理技士を取得するメリット

(1)「発注者支援業務」に就くことで残業が少なく土日に休める

(2)給与アップ・社内評価につながる

(3)転職に有利・将来性がある

(1)「発注者支援業務」に就くことで残業が少なく土日に休める

発注者支援業務とは、公共工事の「発注者」を支援する仕事です。公共工事の発注者として最も多いのは国土交通省で、その次に多いのがNEXCO、UR住宅機構などです。

発注者支援業務は、主に発注者支援に強みをもつ技術者派遣会社が事業として行っています。技術者派遣会社は、土木施工管理技士の資格を保有している自社の社員を発注者(国土交通省など)の出張所に派遣し、

点検業務や資料作成などの業務で発注者を支援します。

発注者支援業務の勤務先は国土交通省などの官公庁で、いわゆる「役所」にあたり勤務時間などのルールが厳しいため、残業が少なく、忙しくない時は17:30頃に定時上がりができます。

また、勤務先である官公庁は基本的に土日祝休みのため、土日祝は稼働していません。

そのため、休日出勤はほぼなく、民間の施工管理職と比較して圧倒的にワークライフバランスがとれる労働環境となっています。

発注者支援に強みを持つ技術者派遣会社は、1級・2級問わず土木施工管理技士の資格をもった人材を常に募集しているケースが多いため、土木施工管理技士の資格を取得し、発注者支援に強みをもつ技術者派遣会社に入社することができれば、非常に恵まれた労働環境が整った発注者支援業務に就くことができるようになります。

(2)給与アップ・社内評価につながる

土木施工管理技士が給与アップにつながる理由としては、資格取得により基本給のアップや資格手当の要件としている会社が多いためです。

また、社内の打ち合わせの際に「国家資格保有者」と名乗れると、信頼関係の第一歩が構築しやすくなります。業務を円滑に進めるためにも、資格取得は効果的でしょう。

工事を進める上で職人との信頼関係は必要不可欠になります。専門知識や経験のある土木施工管理技士は職人との信頼関係が構築しやすくなり、おのずと品質の高い仕事につながります。

工事現場での専任の技術者としても認められると、責任のある立場で工事を管理できるため、

社内での評価も上がり、昇進につながりやすくなるでしょう。

 

(3)転職に有利・将来性がある

<土木施工管理技士の資格保有者が転職市場で人気の理由>

日本は自然災害を受けやすい地形の条件にある上に、近年は地球温暖化による異常気象により、

災害が頻繁に起きています。

そのため、復旧工事による需要が高く、土木施工管理技士の資格を持っていると重宝されるでしょう。

また、近年の土木工事は異常気象にも耐えられるよう、より一層の耐久性が求められているため、

高度化、複雑化が増しています。

さらに、街の再開発でも土木施工管理技士は活躍の場面があります。
具体的な例としては、近年では「100年に1度」と言われる渋谷駅周辺の再開発がニュースなどでも話題となっています。渋谷駅では利用者の安全や利便性のためにも駅ホームの改良工事が行われているため、線路を移動させて、新たな土地にホームを作るための土木工事が必要です。

このような場面でも、土木施工管理技士の仕事は重要な役割を担っています。
人々の生活の身近なところにも携わっているため、大きな充実感を感じられるでしょう。

一方で、少子高齢化が進んでいるため、土木工事においても今後高齢のベテラン層の大量退職による人手不足が発生することが見込まれています。(参考:建設産業の現状と課題

若年層の労働者や資格保有者が不足しているため、土木施工管理技士の資格保有者は転職市場においても非常に人気が高いです。

<現場経験があれば、違う業界、分野でも転職に有利になる>

土木施工管理の経験は、土木工事だけでなくゼネコンなどにも有効な経験として評価されます。

また、国や自治体の土木職という技術職採用であれば、土木施工管理の知識を活かして道路の整備など

工事の発注側の立場で仕事をすることもできます

そのため、土木施工管理技士の資格の保有者であれば、転職の幅は広く、ワークライフバランスを保ちながら安定して長期的に働くこともできますし、同業他社への転職により大幅に給与アップする可能性もあるでしょう。

3.土木施工管理技士の仕事内容

土木施工管理技士の具体的な仕事内容について、下記の5つを紹介します。

土木施工管理技士の5つの仕事内容

(1)工程管理

(2)原価管理

(3)安全管理

(4)品質管理

(5)環境管理

(1)工程管理

工事の始まりから終わりまで、工事現場に関わる工事内容を把握し、それに関わる多数の職人、関係業者のスケジュールを組み、工事が予定通りに進むように管理します。

工期内に工事を完成させるため、工事の様々な工程を上手に組み合わせ、無駄や無理のない工事を行うように調整するのも土木施工管理技士としての重要な仕事です。

また、工事を行う職人に対しての指示や監督、教育などを行います。

(2)原価管理

工事を進める中で、予算内で行うための適切な費用の調整が必要です。これらの金額や原価の計算に重要なのが、原価管理となります。材料費や人件費などの原価を計算して、工程通り工事を進めるための管理をします。

収入と支出を帳簿上で管理して、適切な利益を生むために必要な計算です。利益金額が想定金額に満たない場合は、分析・検討・工程の改善につなげて利益を確保しなくてはならないのです。

このような分析手段としても、原価管理は必要となっています。

(3)品質管理

品質管理は工事の人件費や材料費といった原価や費用を管理する業務です。

工事の安全性などに影響しない範囲内で管理しなければいけませんが、企業として利益を出すために費用管理を行わなければなりません。作業工程と人件費を踏まえ、下請け業者の人数なども管理します。
また、現場で使用する材料や人件費などを調整しながら、より高品質な工事を行えるように計画を立てて進めていきます。工事が進んでいくと、予定通りに行かないこともでてきます。

その時には、予算案を見直して調整をしたり、臨機応変に対応しながら、目標の工事完了に向けて工事を進めます。

(4)安全管理

工事現場の職人が健やかに作業を行うために安全の管理をしていきます。

高所作業や重機の使用等では危険な作業が伴うため、土木施工管理技士は現場を見回りして、安全設備の不備、不安全行動の確認を行います。

万が一、職人に事故が無いように安全注意事項の説明をします。

その他にも、土木施工管理技士は、職人やその周辺の人々が怪我なく安全に工事が進むように現場に出入りする関係者への安全教育や、書類提出による健康管理、工事における危険予知とその周知、安全パトロール、使用する機器の安全性チェック等、工事現場における全ての安全の管理も行っていきます。

(5)環境管理

環境に影響の出る可能性があることについては、役所に「このような工事がありますが、環境に影響のないようにこのような対策をしています」という書類を提出する必要があります。

書類提出を怠ると、最悪の場合には工事が中断や中止となることもあるので、こちらも重要な業務になります。

環境には下記の通り、「自然環境・周辺環境・職場環境」の3つの要素があります。
自然環境

地盤や土壌、空気汚染など工事現場周辺の環境を考えて対策した上で工事を行います。

周辺環境

重機の音や振動、粉塵、車や重機の排気ガスなど、工事現場周辺の人たちに迷惑がかからないように対策を行います。

職場環境

現場の職人が働きやすい環境を整えるための対策を行います。

工事周辺の環境は、現場の立地やその日の工事内容によって優先順位が変わるため、土木施工管理技士は現場によってどの環境を優先するべきか考える必要があります。

土木工事の仕事内容について詳しく知りたい方はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

土木工事の現場監督がわかる!仕事内容・給料・資格・やりがいを紹介

2022.03.14

4.未経験から土木施工管理技士を目指すならこの5ステップがお勧め!

未経験から土木施工管理技士を目指す際におすすめの最短で給与アップする5ステップを下記に紹介します。 

未経験から土木施工管理技士を目指すならこの5ステップがお勧め!

STEP①:土木工事の案件中心の技術者派遣会社に入社する

STEP②:現場で経験を積む

STEP③:2級土木施工管理技士の資格を取る

STEP④:発注者支援に強みをもつ技術者派遣会社に転職する

STEP⑤:1級土木施工管理技士の資格を取りさらに昇給を目指す

 

STEP①:土木工事の案件中心の技術者派遣会社に入社する

未経験から土木施工管理技士としてのキャリアアップを考えている方は、技術者派遣の会社に正社員として入社するのがおすすめです。

なぜなら、技術者派遣の会社は、「残業が少ない」さらに「残業しても残業代は満額支給される」、

「研修が非常に丁寧」だからです。

技術者派遣会社は、未経験の人材を「正社員」として採用し、施工管理として別の会社の現場へ派遣するという性質上、未経験者に対する研修に非常に力を入れています。

実際に、施工管理を派遣する技術者派遣会社は、未経験者へ1ヵ月~2か月程度の研修をして業界知識をつけてから、現場へ配属をすることが多く、業界の経験がない人でも施工管理の仕事を始めやすい環境が整っているのです。

また、一般的な施工管理職は「みなし残業」などの理由で残業代を満額もらえないことが多くありますが、

技術者派遣会社と派遣先の会社は派遣契約を結んでいるため、技術者派遣で施工管理の仕事をすると、残業代が満額支給されます。

その際、派遣先の会社はできる限り残業代を支払いたくないので、現場には「派遣の人は残業せずに早く帰ってもらうように」といった指示がなされていることが多いのです。

そのため、技術者派遣での施工管理の仕事は、一般的な施工管理と比較して残業が少なくなります。

また技術者派遣会社の中でも建築工事の案件中心の会社と土木工事の案件中心の会社に分かれていますので、

土木施工管理技士を目指すのなら、土木工事の案件の多い技術者派遣会社に入社するのが良いでしょう。

下記は、当社キャリアアドバイザーが実際にサポートした技術派遣会社に未経験から入社した方の経験談です。(キャリアクション調査)

未経験から技術者派遣会社の施工管理になった方の声

「何もないところから工事をして、徐々にトンネルができていくところを見るのは充実感があるし、それが人の生活や社会のためになるというところにやりがいを感じられる」

「未経験向けの社内研修では同期メンバーがいるため、理解が難しいところや覚えるのことが大変なところがあっても、励まし合いながら勉強できる」

「研修で理解できなかったところを講師に個別で質問したら、自分にも理解できるように分かりやすく教えてもらえた」

上記のように、未経験から入社して大変なところもある一方で、新たな知識が増えるのが楽しいと感じられている方や同期入社の社員と仲間意識をもって取り組んでいる方も多いです。

STEP②:現場で経験を積む

施工管理は「現場の経験がすべて」とよく言われます。

施工管理の業界では、現場の経験を積んでいくと段々と給与は上がっていきます。

転職に関しても、例え施工管理技士の資格を持っていなかったとしても、現場経験5年・無資格の転職で100万円以上の年収アップした例もあります。

施工管理 年収アップの例

27歳土木施工管理

年収:300万円→457万円

残業時間:80h→50h

建築施工管理から土木施工管理へジョブチェンジ。

無資格/業界経験5年。経験を買われ150万円以上年収アップ・週休2日制の案件で残業時間も減少。

 

STEP③:2級土木施工管理技士の資格を取る

土木施工管理技士の受験資格には実務経験が必要となります。

現場での経験を積みつつ、まずは2級土木施工管理技士の資格を目指しましょう。

2級土木施工管理技士の場合、大学の建築系学科を卒業後1年以上の実務経験、指定学科以外の場合は卒業後1年6カ月以上の実務経験が必要です。

土木施工管理技士の試験は「学科」と「実地」に分かれており、学科試験に合格した後実地試験を受けられるようになります。

大学卒の場合は、現場経験を積みながら学科試験の勉強を行い、1年もしくは1年半後に実地試験を受けるというのが未経験から2級合格までの最短ルートになります。

 

STEP④:発注者支援に強みをもつ技術者派遣会社に転職する

<発注者支援業務がおすすめの理由>

2級土木施工管理技士の資格を取得をしたら、次に発注者支援に強みをもつ技術者派遣会社に転職するのもおすすめです。
なぜなら、発注者を支援する立場である「発注者支援業務」に就くことができれば、「土日祝休み」「残業ほぼなし」の上に給与も比較的高いため、ワークライフバランスと年収アップの両方を叶えられる可能性が高いからです。

<発注者支援業務の働き方>
発注者支援業務は、主に発注者支援に強みをもつ技術者派遣会社が事業として行っていて、技術者派遣会社は、土木施工管理技士の資格を保有している自社の社員を発注者(国土交通省など)の出張所に派遣し、点検業務や資料作成などの業務で発注者を支援します。
発注者支援業務の勤務先は国土交通省などの官公庁で、勤務時間などのルールが厳しいため、残業が少なく、また休日出勤もほぼなく、民間の施工管理職と比較して圧倒的にワークライフバランスがとれる労働環境となっています。
民間企業での施工管理業務は職人との調整が主な業務になりますが、それに対して発注支援者業務は代理人、管理技術者、主任技術者、元請け業者の職員といった人達とのやりとりが中心になります。
そのため、直接現場で職人へ指示をしたり、やり取りすることがないということが、民間企業での施工管理業務との大きな違いになります。

<土木施工管理技士の有資格者のメリット>
発注支援業務の案件中心の技術者派遣会社であれば、1級、2級問わず土木施工管理技士の資格をもった人材を常に募集しているケースが多いため、土木施工管理技士の資格を取得することで転職が有利になります。
さらに、現在、2級土木施工管理技士の有資格者を求める技術者派遣会社の数と比較して、2級土木施工管理技士の資格保持者の数(特に若手)が圧倒的に少ないため、企業側は高い給与を提示してでも若手の有資格者を採用しようとしています。
そのため、2級土木施工管理技士の資格を保有した上で技術者派遣会社へ転職することで、大幅な年収アップをすることも可能となります。
なお、発注支援者業務は残業がほぼなく、土日祝休みでワークライフバランスが取りやすい環境であることがメリットですが、一方で、業務時間が短いということでもあるため、短時間で業務をこなさなければなりません。さらに業務内容も多岐に渡るため、短い時間の中で効率の良く業務を回せるよう、スピード感をもってスキルアップすることが重要です。

STEP⑤1級土木施工管理技士の資格を取りさらに昇給を目指す

着実に現場経験を積んで、1級土木施工管理技士の受験条件を満たしたタイミングで1級土木施工管理技士の資格を取得しましょう。
資格取得することで、より大規模な工事プロジェクトを担当できるようになり、昇進による昇給や、資格手当がつくため昇進昇給が実現できます。

また、1級土木施工管理技士の資格を保持していることで転職で更に有利になるため、再度、転職による大幅な年収アップを狙うこともできます。

5.土木施工管理技士の主な転職先

土木施工管理技士の転職先の多くは、土木・建設の請負をしている企業です。

土木工事は大きく分類すると、河川・道路・橋・ダム・トンネル・鉄道・水道などの人の生活に欠かせないインフラ工事や、建築工事に付随する工事などです。企業によって強みや特徴が異なりますので、そのような分野が得意であるか、給与や労働環境、稼働時間等の条件とあわせて、転職先を探すと良いでしょう。
また、土木施工管理技士は、資材管理から竣工までを一気通貫で支えるプロフェッショナルであるため、そのスキルは、同業以外にも関連する多くの業界からも求められています。

以下では、土木施工管理技士の資格を活かした主な転職先を紹介します。

土木施工管理技士の主な転職先

(1)ゼネコン(大手・スーパーゼネコン)

(2)マリコン

(3)道路会社

(4)不動産仲介の営業

(5)官公庁

(1)ゼネコン(大手・スーパーゼネコン)

ゼネコンは転職の難易度は高く狭き門ですが、年収アップの幅は圧倒的に大きく、1級土木施工管理技士の資格を持っていればスーパーゼネコンへの転職で年収1,000万円以上を得ることも可能です。

年収は、ゼネコンの規模により大きく変わります。

以下は、ゼネコンの規模による年収差です。

ゼネコンの規模による年収差

・スーパーゼネコンの平均年収/1,000万円程度

・大手ゼネコンの平均年収/600万~700万円程度

・中堅ゼネコンの平均年収/500万~600万円程度

・小規模ゼネコンの平均年収/300万~500万円程度

ゼネコンへの転職には、必ずしも資格が必要なわけではありませんが、ゼネコンでは専門知識が求められることも多くあり、土木施工管理技士の資格を持っていない場合は、そもそも採用基準を満たせない、といったことも十分考えられます。
そのため、まずは現場経験を積み、土木施工管理技士の資格を取得したタイミングで、一度ゼネコンへの転職を検討してみても良いでしょう。
また、ゼネコンへの入社は裏ルートが存在し、まずは技術者派遣会社に施工管理として入社し、ゼネコンの仕事現場で引き抜いてもらうという方法もあります。
現場へ派遣されて経験を積む中で大手ゼネコンと仕事をする機会も多いため、そこで信頼を掴めば、正社員としての引き抜きをされるというケースもあるためです。 

(3)マリコン

港の施設や海底トンネル工事などの海洋系の土木に特化した建設会社も転職先としてあります。海(マリン)の建設(コンストラクション)のため「マリコン」と呼びます。その名の通り、ゼネコンの中でも海洋関連の建設をメインに行う業界です。例えば、港の施設や海のトンネルなどの埋め立てや建設などが当てはまります。このような海洋土木に携わった経験があれば、マリコンへの転職はさらに有利になります。また、基本的な「工程」「品質」「原価」「安全」の管理業務は、陸上での業務と同じなため土木施工管理技士の経験を活かせるでしょう。
マリコンは「東亜建設工業株式会社」「五洋建設株式会社」「東洋建設株式会社」の3社が大半のシェアを占めています。海洋工事には、建設業とは異なる技術が必要となっており、多目的の大型船が必要なことから、
簡単には参入できないためです。
マリコンは、ゼネコン全体の平均年収より、給料が高い傾向があります。
一般のゼネコン全体では平均年収は約650万円ですが、マリコンの平均年収は、下記の通りです。 

マリコン3社の平均年収

・東亜建設工業株式会社の平均年収/877万円

・五洋建設株式会社の平均年収/876万円

・東洋建設株式会社の平均年収/789万円


上記の大手3社のマリコンが中心でほとんど競合がいないため、仕事の取り合いがなく、安定して収益を得られています。近年はインターネットの普及により、海外からの輸入が増えており、コンテナ船も大型化しています。そのため、大型船が入るように港を拡張する工事が必要となっており、今後も需要は増えていくでしょう。

(4)道路会社

道路会社は新たな道路の工事だけでなく、定期的なメンテナンス、震災時の復旧工事など様々な道路の整備を行うため、非常に社会貢献度が高い仕事と言えるでしょう。道路工事では、「工程管理」「安全管理」「品質管理」などの現場の施工管理が必要です。土木施工管理技士での施工管理の経験を活かせるため転職は非常に有利になるでしょう。また、道路会社は、工事の多くが公共工事で、国や自治体、高速道路会社などの団体から受注しているため、景気に左右されにくく安定しています。

今後も震災復興事業が継続されていますので、道路建設や維持工事などの受注は続くでしょう。
道路会社では、土木施工管理技士の他にも高速道路点検診断士(土木)、舗装施工管理技術者や、各種重機の資格などを取得するとさらに評価が高くなります。

(5)官公庁

官公庁では、専門的な知識を有する公務員で「技術職」と呼ばれる土木技術職員がいます。

土木技術職員は雇用や収入が安定していて、ワークライフバランスを保って働くことができるので、

安定性を重視する方にはおすすめです。

仕事内容としては道路や河川などの施設の工事計画や設計、施工管理、下水道の維持管理や更新管理などを行います。

公務員の特徴として、市民や県民のために自分が役に立っているという実感でやりがいを感じられるのではないでしょうか。

なお、官公庁への転職は狭き門となっているため、土木施工管理技士の資格に加えて現場経験と実績を積んでおくと良いでしょう。

6.2級土木施工管理技士の資格試験

土木施工管理技士には1級と2級がありますが、仕事内容には大きな違いはありませんが、

扱うことのできる工事の規模に違いがあります。

1級土木施工管理技士の場合は、工事を請け負うことができる規模は制限がないものとなっています。

2級土木施工管理技士の場合は、主に中小規模(請負代金額4,000万円以下)の工事を扱うことになりますが、2級があれば十分転職に有利になるでしょう。
ここでは実際に土木施工管理技士2級の資格試験が、どうすれば取得できるのか、
下記の3つに分けて紹介します。(参考:一般財団法人 全国建設研修センター

2級土木施工管理技士の資格試験

(1)受験条件

(2)試験内容

(3)試験の難易度・勉強方法

(1)受験条件

受験資格
2級土木施工管理技士は誰でも受けられる試験ではありません。2級土木施工管理技士の受験には、指定学科を受講した大学を卒業した後、1年の実務経験を積むことが必須条件です。
最終学歴が高等学校の方は、3年の実務経験で受験資格を得ることができます。
ちなみに、第一次検定のみの受験であれば、満17歳以上であることが受験資格です。
第二次検定を受験する場合に限っては受験資格が必要なので、一度公式サイトの情報を確認しておきましょう。(参考:一般財団法人 全国建設研修センター
受験費用
受験費用は下記の検定ごとにそれぞれ発生し、あわせると10,500円必要になります。
第一次検定のみ:5,250円
第二次検定のみ:5,250円
 

受験日程
「施工管理技術検定」は国家資格となっており、年に2回行われます。前期試験は6月に行われ、7月に合格発表があります。後期試験は10月に行われ、翌年2月に合格発表があります(一次試験のみは翌年1月)。
後期試験では、第一次検定と第二次検定どちらも行われるため、受験したいものを受験すること、また両方とも受験することができます。

(2)試験内容

試験は第一次検定と第二次検定に分かれている
2級土木施工管理技士の試験は、第一次検定と第二次検定に分かれています。

第一次検定はマークシート形式の問題で、土木工学等・施工管理法・法規の科目から出題されます。
第二次検定は記述形式で、受検種別に応じた施工管理法の知識・応用能力に関する問題が出題されます。

(3)試験の難易度・勉強方法

難易度
令和3年度の土木施工管理技士2級試験の合格率は、第一次検定は73.6%、第二次検定は35.7%です。
(参考:株式会社東北技術検定研修協会「土木施工管理技士試験合格率」

令和3年度の合格率は、平均よりも高い結果となっているので、「第二次検定」も「第一次検定」と同様、試験範囲をきちんと勉強していれば対応できる内容だったと言えるでしょう。
勉強時間は50~60時間目安のため、まずは1カ月で1日2時間位から勉強してみるもの良いでしょう。
 

勉強方法
市販の問題集などで勉強する際は、問題を解いて答え合わせする時には、必ず解説にも目を通しましょう。
問題と答えを丸暗記するような勉強方法だと、出題形式の変化に対応できず、試験本番で失敗してしまう可能性が高くなります。
解説もあわせて読むことで、問題の本質をきちんと理解し、出題形式が変わっても対応できる力を身につけましょう。
また、「継続して勉強できるか不安」「記述問題での自分の解答が合っているのか分からない」という方は、資格学校などが実施している講習・通信講座などを利用してみるのもおすすめです。
解説が聞けたり、記述問題の添削をしてくれたりと、受講する内容によってメリットは様々です。
数日から数ヶ月のコースまで、幅広い講習・講座があるので、予算や予定も踏まえて自分に合ったものを選びましょう。

7.1級土木施工管理技士の資格試験


1級土木施工管理技士の場合は、工事を請け負うことができる規模は制限がありませんので、
請負代金額が4,000万円以上の大規模な工事も管理できます。
ここでは実際に土木施工管理技士1級の資格試験がどうすれば取得できるのか、
下記の3つに分けて紹介します。(参考:一般財団法人全国建設研修センター

1級土木施工管理技士の資格試験

(1)受験条件

(2)試験内容

(3)試験の難易度・勉強方法

 

(1)受験条件

受験資格
1級土木施工管理技士の資格受験には、指定学科を受講した大学を卒業した後、3年の実務経験を積むことが必須条件です。最終学歴が高等学校の方は、10年の実務経験で受験資格を得られます。
また、2021年度の4月より施工管理技士全般の受験資格が緩和されました。

2級の第二次検定合格者が1級の第一次検定を受験する場合に限って受験資格が不要です。
第二次検定を受験する際には合格後5年以上の実務経験が必要ですが、2級の第二次検定合格の翌年から、1級の第一次検定は受験できます。(参考:一般財団法人全国建設研修センター
なお、第一次検定に合格すると「施工管理技士補」の資格が得られます。

施工管理技士の資格は施工管理として働く上でのスキルを客観的に証明することができ、重宝される資格です。
例えば主任技術者や監理技術者といった土木工事現場で責任ある役割を任されるためには1級の資格取得が必須となります。そのため、1級取得をすることでより仕事での評価が上がり昇進昇給を目指せるでしょう。
 

受験費用

受験費用に関しては第一次検定も第二次検定も10,500円です。

 

受験日程
1級土木施工管理技士の試験は年に一回行われます。第一次検定は7月に行われ、8月に合格発表があります。第二次検定は10月に行われ、翌年1月に合格発表があります。
 

(2)試験内容

第一次検定は、「土木一般」「専門土木」「法規」「共通工学」「施工管理法」があります。
午前の部2時間30分、午後の部2時間の試験です。

第一次検定は全て四肢択一形式の出題です。第二次検定は「施工管理法」の応用力が求められる記述式の試験です。

(3)試験の難易度・勉強方法

難易度
令和3年度の土木施工管理技士1級試験の合格率は、1級の第一次検定で60.6%、第二次検定で36.6%です。
(参考:株式会社東北技術検定研修協会「土木施工管理技士試験合格率」

一級土木施工管理技士試験の難易度は、二級土木施工管理技士の2倍以上といわれています。

また、勉強時間の目安としては、二級土木施工管理技士が50~60時間程度、一級土木施工管理技士は170時間程度です。

一級土木施工管理技士を受験する人は既に二級土木施工管理技士の資格を取得していたり、二級土木施工管理技士を受験する人よりも、もともと経験、知識が豊富です。

受験者のレベルが明らかに一級土木施工管理技士のほうが上なので、試験の難易度も高いと言えます。

一級土木施工管理技士の試験難易度は決して簡単ではありませんが、一級建築士と比べると一級建築士のほうが難易度は高くなります。
 

勉強方法
一級土木施工管理技士「第一次検定」に合格した人は、過去問題から勉強している人がほとんどです。特に一級土木施工管理技士「第一次検定」の受験者は社会人が多いため、
勉強できる時間も労力も限られています。限られた時間と労力で合格するためには、なるべく効率的に、必要な部分にのみエネルギーを注ぐことが重要です。テキストをきっちり読み込むのも一つの手ではありますが、この方法は時間がかかります。テキストを読み込んで細かく理解したほうがスッキリとするかもしれませんが、時間と身につく知識量のバランスを意識して勉強する方法がおすすめです。
とりあえずは解けなくても良いので過去問題に目を通し、解説を見ながら理解していく方法がよいでしょう。

まとめ

今回の記事では、土木施工管理技士について紹介しました。施工管理技士は、今後土木工事での人手不足が不安視されるため、引き続き需要の高い仕事になるでしょう。

未経験からはじめる方は、まずは現場で経験を積みながら2級土木施工管理技士の資格を目指すことがキャリアアップへの近道になります。

また、未経験から現場の経験を身に付けるには技術者派遣会社がおすすめです。技術者派遣会社はクライアント先に人を派遣する関係上、研修を非常に丁寧に実施しているので、未経験者から施工管理を始める上で充実した環境が整っています。
「派遣」と言っても、施工管理として他の会社のプロジェクトの協力に行くことで、雇用形態としては正社員なのでご安心ください。技術者派遣の会社は世の中にたくさんあるので、技術派遣会社の中でも土木工事の案件に強みのある技術者派遣会社への就職・転職がおすすめです。私たちキャリアスタートでは、これまで第二新卒、フリーター、異業界の方々の、未経験から施工管理への転職を支援してきました。キャリアスタートでは、ホワイトな技術者派遣会社を中心に、求人サイトでは見つけることのできない非公開求人も含め、ご希望にマッチした施工管理求人をご紹介可能です。これから施工管理への転職を考えている方は、ぜひキャリアスタートにご相談ください。
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