知っておきたい!給料から引かれるものって何があるの?
働きだしてお給料を貰い始めると、必ずお給料から引かれるものが出てきます。
これは絶対に引かれないといけない金額なので仕方のない面もありますが、何が引かれるのかは知っておきたいところでしょう。
今回はお給料から何が引かれるのかを確認していきましょう。
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◆給与から引かれるもの
大きくわけて2種類あります。
それは税金と社会保険です。
お給料を貰って明細書を受け取ると控除項目という一覧があります。
そこを見て頂くと、何がお給料から引かれているのかが一目瞭然です。
細かく見て行きましょう。
◆税金関係
①所得税
これは会社から天引きされる仕組みになっています。
ある程度の平均金額を先に天引きされて、年末にある年末調整で最終的な金額が確定します。
もし、多く支払い過ぎていれば返金されますし、逆に少ない場合は追加で支払わなければいけません。
②住民税
前の年の収入を元に算出されます。
前年度のお給料高ければその分、住民税も上がりますね。
特にお給料の高いところから低いところに就職した場合は、かなり生活資金を圧迫する形になるでしょう。
この部分は注意しておきたいところですね。
◆社会保険関係
①健康保険
基本的に加入しておかなければいけない保険です。
個人であれば国民健康保険、企業に属していれば社会保険となります。
企業によっては協会けんぽや公務員などは共済組合に属する場合もあるようです。
②介護保険
40歳以上になると保険料が徴収されるようになります。
気になる方は企業に確認をとってみましょう。
③厚生年金
企業に属していればこの厚生年金に入る事になります。
企業が年金の約半分を支払ってくれる為、労働者にとっても厚生年金に入るメリットは非常に大きいです。
この逆が個人で入る国民年金になります。
厚生年金に比べると内容が薄く、将来の年金も貰える額が少ないですね。
④雇用保険
この雇用保険に入っていることで失業時に失業手当を受け取る事が出来ます。
今まで働いてきた月給の何十%かを貰えるので、失業後に少しでも収入がある為かなり生活に余裕が出来ます。
◆最後に
以上がお給料から引かれるものでした。
確認してみていかがだったでしょうか?
なんだ!これは!?と思うような、引かれたものもあったかとは思いますが、どれもちゃんと理にかなっているものばかりです。
結局どのくらいの所得にもよるかですが最終的に25万円くらいのお給料ですと4~5万円は引かれると考えておいた方がいいでしょう。
この辺りの金額はしっかり把握しておくとお給料の計算も非常にしやすいですね!