第二新卒で営業職への転職は可能?未経験から転職する3つのポイント

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第二新卒で営業職への転職は可能?未経験から転職する3つのポイント

「第二新卒で未経験から営業職へ転職はできるの?」
「営業職に転職するのに必要な資格はあるの?」

とお悩みではないでしょうか。

結論から言えば、第二新卒で営業職への転職は可能です

しかし転職を成功させるには、志望動機や自己PRなどを磨く必要があります。

本記事では、第二新卒の方が未経験でも営業職に転職するための方法や、営業職のメリット・デメリットなどを解説します。

本記事を読むことで、どのように営業職への転職を成功させるのかがわかります。

1.第二新卒で異職種から営業職への転職は可能?

第二新卒で異職種から営業職への転職は可能?

第二新卒で異職種から営業職への転職は可能です。

その理由は次の2つです。

  • 営業職への転職は学歴や経験の有無を考慮しないことが多いため
  • 多くの企業で営業マンが足りていないため

それぞれについて解説していきます。

理由1.営業職への転職は学歴や経験の有無を問われないことが多いため

営業職の選考では、学歴や経験を問われないことが多いです。

営業職で最も重要なスキルはコミュニケーション能力です。

商談では、次のようなコミュニケーションに関するさまざまな力を使い、成約を獲得する必要があります。

  • クライアントの悩みを引き出すヒアリング能力
  • なぜ紹介する商品が悩みの解決に必要なのかを説明するプレゼン力
  • 契約しない理由を潰すクロージング力

また多くの商材は入社前に専門知識を必要とせず、入社後に身につけることになります。

営業職はコミュニケーションが取れれば、学歴や経験を問わないことが多いのです。

理由2.多くの企業で営業マンが足りていないため

営業職は、多くの会社が求人を出しています。

厚生労働省が発表した令和2年9月段階の「職業別一般職業紹介状況[実数](常用(含パート))」によると、全職種の有効求人倍率は0.95倍なのに対し、営業職は1.46倍です。

有効求人倍率とは、求職者1人あたりの求人数を示す数値です。

つまり、多くの職種で求職者1人あたり1件もない反面、営業職は求職者1人あたり1.46件も求人があります。

ほとんどの会社で営業マンは必要とされていますが、人手が足りていません。

そのため、異業種からでも人柄ややる気次第で採用される可能性があるのです。

2.そもそも営業職ってどんな仕事?

そもそも営業職ってどんな仕事?

ここで、営業職という仕事について改めておさらいしておきましょう。

営業職は、一言でまとめると「自社で取り扱っている商材を売る仕事」です。

商材は会社によって異なり、食品や機械の部品のような有形商材のほか、広告やサービスなどの無形商材などさまざま。

また商材によって営業先の業種も異なります。

車の部品を扱う会社なら車のメーカーが対象になり、医療機器メーカーなら病院やクリニックが営業先です。

さらに法人を相手に営業するBtoBと、個人を対象としたBtoCに分けられます。

BtoBで扱う商材は金額が大きい反面、高いプレゼンテーション能力が必要です。

BtoCはBtoBに比べれば金額は小さいものの、多くの件数を売り上げる必要があります。

次に、営業職に関する次の内容を詳しく解説していきます。

(1)営業職の仕事内容

営業職の仕事内容は、大きく次の3つに分けられます。

  • 新規開拓
  • ルート営業
  • カウンター営業

#1:新規開拓

新規開拓は、新しい顧客を作る営業手法です。

新規開拓の方法には次のようなものがあります。

  • 飛び込み営業:一定の地域内にある営業先にアポイントなしで突然訪問する
  • テレアポ:事前に電話でアポイントを取り付けてから商談する
  • メール営業:担当者や企業のメールアドレスに営業メールを送る

新規開拓では初対面のクライアントに商品を購入するメリットを訴求する必要があるため、高いプレゼン能力が求められます。

#2:ルート営業

ルート営業は、既に取引がある顧客に対する営業です。

新規開拓ほどプレゼン能力は必要ありませんが、次のような能力が求められます。

  • 信頼関係を崩さないためのフォロー力
  • クライアントからの連絡にすぐ対応するスピード
  • ミスを無くすチェック力

#3:カウンター営業

カウンター営業は店舗に訪れた顧客に対する営業で、カーディーラーやスマホショップなどBtoCの形態が多いです。

売上が店舗の集客力に左右されるため、配属先によっては契約が取れず苦戦する可能性があります。

このように、どの営業方法も求められるスキルや特徴が異なります。

(2)営業職の年収

dodaの「【年代別・年齢別】平均年収ランキング 最新版」によると、20代営業職の平均年収は371万円です。

20代の全職種平均年収は341万円があるのに比べると、営業職の年収は平均よりもやや高めであることがわかります。

また営業職の中でも、20代のMR(医療情報担当者)は506万円、医療機器は440万円と医療関係の営業は年収が高い傾向にあります。

(3)営業職のメリット・デメリット

営業職のメリットは次の通りです。

営業職のメリット
  • インセンティブで高収入を狙える
  • 頑張りが数値化されてモチベーションになる
  • 営業スキルが身に付く

営業職は売上件数や金額に応じてインセンティブという追加報酬が設けられていることが多く、成績次第で高収入が狙えま

売上成績は数字となって可視化されるため、働くモチベーションにもなります。

また商談を成立させるために必要なコミュニケーション力・交渉力を含む営業スキルが身につくことで、ビジネスマンとしての市場価値を高めることが可能です。

一方で、営業職には次のようなデメリットがあります。

営業職のデメリット
  • 残業や休日出勤が発生する可能性が高い
  • ノルマに追われる
  • ストレスが多い

営業職はノルマを達成したりクライアントの要求に答えるために、残業や休日出勤が発生することが多いです。

また高いノルマに追われることやクライアントとのやり取りがストレスになることもあります。

3.営業職に向いている人の特徴

営業職に向いている人の特徴

営業職に向いている人の特徴は次の通りです。

  • コミュニケーション能力が高い人
  • 努力家の人
  • ストレス耐性がある人

順に説明します。

(1)コミュニケーション能力が高い人

商談では、顧客の要望を引き出すヒアリング能力や、顧客の心を掴む話術、クロージング力などが求められます。

そのため、コミュニケーション能力やヒアリング力が高い人に向いていま

相談に乗るのが得意な人や、トラブルの仲裁ができる人は特に向いているでしょう。

(2)努力家の人

営業職に就くと、多くの場合は売上のノルマや目標を会社から課せられます。

目標を達成するために努力を続けられる人は、営業職に向いています。

普段から目標を持って行動や挑戦をしている人は特に向いているでしょう。

(3)ストレス耐性がある人

営業職はノルマや目標に追われ、クライアントからの要望に応える必要があるなどプレッシャーがかかる仕事です。

このようなストレスに耐え、業務に向き合える人も営業職に向いていると言えます。

4.営業職に就くのに必要な資格はある?

営業職に就くのに必要な資格

営業職に就くために、特別な資格は必要ありません

ただし、クライアントの元に向かうこともあるため、普通自動車免許があるのを入社条件とする会社もあります。

そのほか、次のような営業に関する資格を持っていると面接時のアピール材料になります。

資格 内容
営業士 営業活動やマーケティングに関するスキルを証明できる資格
セールスレップ 営業力の認定試験
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) Microsoft社製のソフトの使用スキルを証明できる資格

5.未経験から営業職に転職する際のコツ3選

未経験から営業職に転職する際のコツ3選

営業職はスキルや経験以外に、特別な資格も必要ありません。

しかし、履歴書や面接で自分の魅力をアピールできないと不採用になる可能性が高いです。

第二新卒の方が未経験から営業職に転職する際のコツは次の3つです。

未経験から営業職に転職する際のコツ

  • 志望動機を磨く
  • 自己PRを磨く
  • 転職理由を明確にする

それぞれ解説していきます。

(1)志望動機を磨く

志望動機には、営業職に転職しようと思った動機や、その業界・会社を選んだ理由を書きましょう。

志望動機の例
私は新卒入社した会社でアパレルの販売を担当しており、個人の月間売上実績で地域No.1を3回獲得しました。

現職を続けた場合はアパレルのセールスに関するキャリアを積めますが、一方で貴社では今後さらに伸びると想定されるAIに関する商材のセールス実績が積めます。

AIに関するサービスを提供する会社の中でも、貴社の掲げている企業理念に共感し、貴社で自分のセールス能力をもっと伸ばし売上に貢献したいと思い、志望しました。(185文字)

(2)自己PRを磨く

自己PRでは、現職で培ったビジネスマナーやコミュニケーション能力のほか、同じ業界での転職なら知識があることをアピールしましょう。

またそのスキルをもとに何を達成したいかを伝えると、採用担当者にもあなたを採用するメリットを訴求できます。

自己PRの例
私は光回線のサポートセンターで勤務しており、解約を止めた実績で月間No.1を4回獲得しました。

私は解約をご希望のお客様から問い合わせがあった際に、どんな不満をお持ちなのかをヒアリングしたうえで、解約しないメリットを丁寧に伝えること心がけた結果、このような成績を残せたと思います。

このヒアリング力と提案力をもとに、私は貴社に入社したら月10件の新規顧客獲得と月100万円の売上を達成したいと思います。(203文字)

(3)転職理由を明確にする

転職理由は、志望動機と一貫性を持たせたうえでポジティブな内容にしましょう。

例えば「営業スキルを磨きたい」が志望動機なのに、退職理由が「給料が低いから」だと一貫性がなく「給料が高ければどこでもいいんじゃないかな?」と思われてしまいます。

また「同僚や上司とソリが合わなかった」「仕事内容に不満がある」などのネガティブに捉えられそうな内容は、転職先でも起こり得るためマイナスな印象を与えます。

転職理由の例
私が転職しようと思ったのは、第二新卒と呼ばれるまだ若いうちに挑戦したいことにチャレンジするべきだと思ったからです。

またオンラインでサービスが売れる時代でも、特にBtoBではセールスの能力が必要だと思います。

若いうちに営業力を身につけることで、よりビジネスマンとして価値を高められると思い転職を決意しました。(157文字)

6.未経験から営業に転職する方法

未経験から営業に転職する方法

ここまでの内容を踏まえ、実際に営業職の求人を出している会社を探す方法を解説していきます。

第二新卒の方が未経験から営業に転職するのにおすすめの方法は次の2つです。

  • 転職サイトに登録する
  • 転職エージェントを利用する

それぞれについて解説していきます。

(1)転職サイト

転職サイトとは、第二新卒をはじめ転職を考えている人向けの求人が掲載されているサイトのことです。

転職サイトには多様な求人が掲載されているのがメリットですが、履歴書の書き方や転職活動のサポートは行っていません。

そのため、転職サイトは求人情報を自分で見て確かめたい人や、自分のペースで転職活動したい人におすすめできます。

しかし、転職サイトは求人の紹介をしてくれるだけで、転職に関するサポートはありません。

履歴書の作成や面接の練習をしたい方は、転職エージェントを利用しましょう。

(2)転職エージェント

転職エージェントとは、求人の紹介をはじめ履歴書の書き方、面接対策などあらゆる転職のサポートをしている業者のことです。

転職エージェントは転職サイトと違い、多くの求人の中からではなく担当者が紹介する求人の中から選ぶことになり、転職先の選択肢が限られています。

しかし第二新卒は初めての転職になるため、転職エージェントを利用することでプロのサポートを得られ、より早く理想の職場への転職が可能です。

転職エージェントを利用するなら、「キャリアスタート」がおすすめです。

キャリアスタートのおすすめポイントは次の6つです。

  • 一人ひとりに寄り添うキャリアサポートがある
  • 個人面談でキャリアの相談が可能
  • 企業のWebサイトだけでは得られない企業情報も提供
  • マンツーマン模擬面接練習ができる
  • 仲間と一緒にがんばれる交流会を定期開催
  • 転職後のサポートも充実

「早く営業職への転職を成功させたい!」と考えているなら、キャリアスタートで転職活動を始めましょう。

まとめ

第二新卒で未経験から営業職に転職するのは、志望動機や自己PRを磨くことで十分可能になります。

同じように第二新卒で営業職への転職を考えている方は、転職エージェントの「キャリアスタート」を利用してみましょう。

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