ISFJ（擁護者型）に向いている仕事8選！強みや弱みなども徹底解説
「ISFJ（擁護者型）だけど、自分に合った仕事はなんだろう…」
「ISFJ（擁護者型）の業務における強み、弱みはなんだろう…」
このように悩んでいないでしょうか。
ISFJ（擁護者型：ようごしゃ）の人は、内向的ですが他者と関わるのが大好きで、献身的に周囲をサポートするタイプです。
責任感も強く細部に気を配ることができ、ルールや規則をしっかりと守って物事を着実に進める能力を持っています。
この記事では、ISFJ（擁護者型）の特徴と強み・弱み、向いている職業や避けた方がいい仕事についてわかりやすく解説します。
「そもそもMBTI診断とはなんだろう？」「他のタイプについても知りたい」という人向けに以下の記事で詳しく解説しています。
Contents
１．ISFJ（擁護者型）の特徴とは？
ISFJ（擁護者型）は、他者へのサポートを惜しまず、責任感をもって仕事を遂行する「縁の下の力持ち」なタイプです。
明確な計画を立てて物事を整理しながら細部にも注意を配る能力にも優れ、ルールや規則を守るような安定した環境を好む傾向があります。
一方で、周囲を尊重しすぎて人間関係に疲れてしまいやすく、完璧主義で細部にこだわりすぎてしまうことがあるといわれています。
出典元：16Personalities│ISFJ（擁護者型）の性格
同じ「ISFJ（擁護者型）」ですが、どれだけ自己主張的であるか、また感受性や柔軟性にどれだけ焦点を当てるかが違います。
「ISFJ-A」は自己主張力やポジティブさが強調され、「ISFJ-T」は感受性や慎重さが強調されています。
そのため、「ISFJ-A」は、人を助ける傾向はそのままにより積極的に周囲と関わり、ストレスを抱えにくい肯定感が高いタイプといわれています。
一方で、「ISFJ-T」は、より感受性が豊かで空気を読む力に長けており、組織での潤滑油としてサポートする側面がより協調されます。
２．ISFJ（擁護者型）の3つの強み
「ISFJ（擁護者型）」の性格的な特徴から強みを3つ紹介します。
「ISFJ（擁護者型）」の強みを理解し、自分に合った仕事を探すための参考にしてください。
（１）他者への献身性が高い
ISFJは、他者のニーズに敏感でサポートを惜しまないため、上司や同僚の相談に乗ることで職場の信頼を得る能力があります。
チーム内での調和を重視するため他者と円滑に協力することも得意で、人間関係の調整や仲介が求められる職場環境で特に力を発揮します。
そのため、周囲を巻き込むチームで進める業務や他者への共感性が必要な業務で大きなアドバンテージとなるでしょう。
（２）強い責任感と努力家
ISFJは、任された仕事に対して強い責任感を持ち、期限を守り、期待される成果を上げるために尽力します。
堅実に自分で決めた目標を着実に進めることを好む努力家なため、高い目標にも忍耐強くやりがいを持って進めることができます。
そのため、チームが困難に陥っている時にも周囲を前向きな気持ちにさせることもでき、プロジェクトの進行をスムーズに進める能力に長けています。
（３）高い計画性と細部への注意力
ISFJは、整理整頓が得意で、物事を細かく分析して複数のタスクやプロジェクトを効果的に管理・計画することができます。
さらに、細部に気を配ってミスを防ぐための慎重さも持っているため、品質や精度が求められる仕事でも非常に信頼される存在となります。
そのため、ISFJはチームやプロジェクトの目標を明確にして具体的な業務に分解して道を示し、その中での細かい業務の改善点等にも気付くことができます。
３．ISFJ（擁護者型）の3つの弱み
ここでは、ISFJ（擁護者型）の性格的な特徴から読み取れる弱みを3つ紹介します。
弱みに対してどう取り組むかも紹介してますので、ISFJ（擁護者型）の弱みに前向きに向き合いましょう。
（１）急な変化や予期しない状況に強いストレスを感じる
ISFJは、安定性を重視して秩序を好むため、急な変化や予期しない状況に対して強い抵抗感を示すことがあります。
例えば業務プロセスの変更などで計画やルーチンが崩れる変化に直面すると、ストレスや不安を感じやすく、慣れるまでに時間がかかることがあります。
そのため、予期しない状況が起きることを想定して余裕を持ってストレスを軽減するなど十分な準備や計画をしましょう。
（２）他者を優先しすぎてしまう
ISFJは、他者へのサポートを優先して自分の健康や生活を犠牲にする過剰な自己犠牲をしてしまうことがあります。
さらに、他者からの批判や気持ちに敏感なため、自分の意見等の自己主張がうまくできないことや他者の反応を気にしすぎてしまうことがあります。
そのため、他者を優先しすぎずに自分の心と体を第一にし、相手の指摘を有意義な批判か無意味な批判かをしっかりと区別し、気にしすぎないようにしましょう。
（３）完璧主義的すぎる
ISFJは、完璧主義的な一面があり、細かいところも気にしすぎてしまうために決断が遅くなってしまうことがあります。
例えばプロジェクトの計画や意思決定の場面で細かい情報収集や分析に時間をかけすぎてしまうと、他のチームメンバーや関係者が待たされてしまいます。
そのため、時には思い切って細かいことには目を瞑って、迅速に決断を下すバランス力を持つことが重要です。
４．ISFJ（擁護者型）に向いてる仕事8選
ここまで、ISFJ（擁護者型）の人の特徴や強み、弱みについて紹介しました。
ここからは、そんなISFJの人に向いている職業を8選を紹介します。
| 他者をサポートする仕事 | |
| ルールが決まっている仕事 |
強みを生かすことができるため、ぜひ自分の興味のある職業を探す糸口として活用ください。
（１）ISFJに向いてる「他者をサポートする仕事」4選
ISFJ（擁護者型）の人は、他者のニーズに敏感で思いやりを持ってサポートすることにやりがいを感じます。
ここでは、ISFJ（擁護者型）に向いている仕事を4つ紹介します。
親身な対応と問題解決能力に優れ、細やかな気配りが求められる環境で力を十二分に発揮できるでしょう。
＃１：人事
人事は、社内の評価制度の設計や人材配置の検討、採用活動などの人に関する業務を担う仕事です。
高い共感性と周囲へのサポート力を持っているために社内の人材に寄り添った対応をすることができます。
さらに、目標の明確化とそれを実行するための細かいプロセスを分解する能力に長けているため、その人とプロジェクト両面の適材適所を考えることができます。
そのため、周囲から困りごとなどの相談を受けることが多く社内での信頼も厚く、悩み相談を受けるなどリーダー的な立場に推薦されることが多いです。
＃２：看護師
看護師は、病院や介護施設などの医療現場で、医師のサポートや患者のケアをする仕事です。
看護師には国家資格が必要な「正看護師」と、医師や看護師の指示を受けて業務を行う「准看護師」の2職種があり、資格を取得すると手に職となる仕事です。
ISFJの他者をサポートする献身性と高い責任感を活かすことができ、細部にもこだわる注意力から患者や院内にて高い信頼性を得て活躍できるでしょう。
＃３：コンサルタント
コンサルタントはクライアントの事業や悩み事に対してアドバイスやサポートをする職業です。
コンサルタントは企業の課題を正確にヒアリングする能力と目標の策定能力、解決に向けたプランを着実に遂行する力が重要です。
そのため、献身的にクライアントに寄り添う力、目標達成のために着実にプランを進める忍耐力と責任感を持っているISFJに適職といえます。
＃４：カウンセラー
カウンセラーは、病院やクリニック、学校、企業など多岐にわたって個人の問題解決を助ける専門家です。
公認心理士と呼ばれる国家資格や民間資格も多く、取得することで様々な場面で活躍することができます。
ISFJは他者の感情や状況に対して高い共感力を持っているため、相手の気持ちを深く理解して信頼関係を築くことができ、やりがいを持って業務に取り組めるでしょう。
（２）ISFJに向いてる「ルールが決まっている仕事」4選
ISFJ（擁護者型）の人は、安定性と秩序を重視するため規則や手順を守ることを求められる職業で才能を発揮します。
ここでは、ISFJ（擁護者型）に向いている人に関わる職業を4つ紹介します。
ISFJの慎重さと責任感を活かすことができ、安定した成果を上げることができます。
＃１：士業（弁護士、公認会計士、税理士）
士業とは、弁護士や公認会計士、税理士などの国家資格を取得を取得して働く職業です。
弁護士事務所や会計事務所などで働くだけでなく、一般企業の経理や法務での幹部ポジションとして採用されることが多く、幅広い企業で能力を生かすことができます。
法律や会計基準は細かい変更があるものの大きな枠組みは変わらず、厳格なルールに従って進めることができます。
安定した環境で働くことができるためにストレスなく働くことができ、他者へのサポート力も生かすことができます。
＃２：経理・財務
経理や財務は、企業や組織において資金の適切な管理や財務データの処理・分析、入出金の管理を行ったりする職種です。
企業の根幹を担う職種のため細かいデータを確認する忍耐力と注意力、データを基に会計規則などのルールに従った分析力が必要とされます。
そのため、ISFJの細部への注意力と強い責任感を活かすことができ、信頼される人材として活躍することができるでしょう。
＃３：ITエンジニア
ITエンジニアはプログラミングなどのITスキルを使い、システム開発などを行う職業です。
急速にニーズが拡大している職種で人材不足で求人も高く、チームで協力しながら自分のタスクを着実にこなす能力が求められます。
新しい言語が常に出て変化が激しく思えますが既存の技術の延長であることが多く、ストレスなく進めることができ、新しく勉強する意欲も豊富に前向きに取り組めます。
ISFJの高い責任感と新しい目標に向かう能力、高い計画性を活かすことができます。
＃４：事務職
事務職は、電話対応やデータ入力、書類の作成などをして企業や部署の業務を円滑に進めるサポートする仕事です。
企業や部署内で業務で困っている人をサポートする能力と細かい作業を着実に進める能力が求められ、ISFJのサポート力と責任感を活かすことができます。
比較的ルーティンワークが多くやりがいと安心感を持って業務を進めることができるため、ISFJにとって事務職は適職といえるでしょう。
５．ISFJ（擁護者型）が避けた方がいい仕事
ISFJ（擁護者型）の人は、大きな変化が頻発する仕事や明確なルールがない仕事、自己主張が求められる仕事が苦手といわれています。
なぜなら、ISFJは安定性と秩序を重視する傾向にあり、積極的な自己主張や営業活動が必要な職種はストレスを感じてしまうためです。
また、激しい競争や対立が多い環境も協調性や調和を重視する性格に合わない場合があります。
例えば次のような職業は避けた方がよいでしょう。
環境が急変しやすい仕事：
ベンチャー企業、エンターテインメント業界、起業家 など
高い自己主張が求められる仕事：
営業職、販売スタッフ など
激しい競争や対立が多い仕事：
ノルマが激しい職場 など
ISFJは他者へのサポートをすることができ、秩序があって安定している環境で力を発揮できます。
まとめ
本記事では、「ISFJ（擁護者型）だけど自分に合った仕事はなんだろう」と思う人向けに、ISFJの特徴と強み・弱み、向いている職業などを紹介しました。
ISFJ（擁護者型）の人は、他者をサポートする献身性、細部への高い注意力と強い責任感で新しいアイデアやプロジェクトを推進する能力に長けているタイプです。
もし今の仕事で不安や不満を抱えている場合は、本記事を参考に他の環境を模索してみることもおすすめです。
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