これまでフリーターの経験しかないため、正社員へステップアップするのが怖いと思っている人も、少なからずいるのではないでしょうか。それは、フリーターに対して社会の見る目が冷たいということも事実としてあるのですが、キチンと正社員になろうと考えている人にとって、完全に不利な状況といえるのでしょうか？　もちろん、どうしても根っから不利と思えば不利になるようになっていますから、根本の原因を変えていくしか方法はありません。フリーターから脱却をするため、恐怖を乗り越える考え方を紹介いたします。

■面接の怖さを克服！ポイントは２つある

あなたが、フリーターから正社員へステップアップを考えているのならば、とても素晴らしいことです。なぜならば、フリーターのままストップしてしまう人も、少なからずいるもの現実であり、そのためフリーターの経験が長くとなると正社員を目指すことが「怖い」と感じるのは当然といえます。なぜなら、「長期間フリーターでいたのはなぜなのか？」と問われることが目に見えているからです。では、どうしたらいいのかこれから一緒に見ていきましょう。

①面接の受け答えは事前に考え、見栄えも良くしよう！
まず、結論からいうと確かにフリーターの期間を厳しい目で見られることはあります。なぜなら、フリーターを職歴と認めていない人だっていますから、長年フリーターだと職歴も注意が必要になります。つまり、わざわざ履歴書にアルバイトやパートなど書くよりも「会社名・入社」と書いただけの方が見栄えがいいということです。

面接官がアルバイトかどうか聞いてくるまで、自分から答える必要はなく、自分から履歴書にアルバイトと説明する必要もありません。もし、アルバイトと聞いて不採用になるようでしたら、そんな職業差別をする会社に入る価値はないとするくらい、堂々としているのがいいのではないでしょうか。なぜなら、このような些細なことを問題にする会社というのは、入社後も面倒なことに巻き込まれる可能性があるからです。

②発声トレーニングをしよう！
面接が怖いと思っている人の中には、上手く受け答えができない等の言葉の問題がある人もいるのではないでしょうか。例えば、緊張して活舌が悪くなり、受け答えが出来なくなるなど経験がある人もいるはずです。だとするならば、面接の練習をするのが最も早道になります。例えば、小説でも何でもいいので、とにかく声に出して読むことをはじめてください。そうすることにより、ハッキリと喋ることができるトレーニングとなりますので、面接時にも活かされることでしょう。

また、ある程度1人で声を出すトレーニングを続けていくと、必ず一定のレベルまで到達しますので、その後に誰かと面接の練習をすることをお勧めします。この面接練習を、家族や友人に手伝ってもらうのも1つの手ではありますが、面接での緊張感が得られないため、いざ面接本番となった時に対応に苦労することも考えられますので、別の手段を使うことも検討しておきましょう。例えば、就職相談に乗ってくれる機関で面接の練習をする等、問題解決に向けた自分の味方を数多く作った方が得策といえます。

■フリーターから抜け出すために

いかがでしたでしょうか？　上に記載があるような考え方をすることで、例え今までフリーターの経験しかなく「面接が怖い」と、行き詰っている人でも乗り越えられる術になることでしょう。要は気持ちの持ちようが大切で、しっかりとした受け答えと根拠がある志望動機を心掛けていれば、バッチリOKなのです。もちろんそれで直ぐに採用になることは考えられないのですが、今までの面接への恐怖感から、脱却できただけでも、一歩前進です。フリーターへの後ろめたい気持ちを振り払い、胸を張って堂々と面接を受けてください。

また、それでも少し不安や恐怖感がある人は１人で悩まないでください。あなたをしっかりと転職へ導く専門のスタッフが揃っていますので、転職に向けてお困り事がある際は、お気軽にキャリアスタート株式会社までご連絡ください。