フリーターの人って意外と大卒が多いって本当?
大学卒業した人でもフリーターになるの?とよく話題になりますが、ゼロというわけではありません。
実際に大卒は50万人いるという中でさえ、フリーターはいます。
その数、実に2万人です。
全体からすればさほど多くは感じませんが、2万人と言えば結構な数字です。
今回はこのフリーターと大卒についてお話していきましょう。
◆フリーターになる理由とは
大卒してまでフリーターになる理由とはどんなものがあるのでしょうか?
例えば、大学卒業までやりたいことが見つからずそのまま卒業もフリーターとして就職活動をするパターンがあります。
第二新卒枠という制度もできるようになった時代ですのでそのような関係から、必ず卒業と同時に就職しないといけない!というような流れにはなっていないようですね。
このようにしっかりと今後の事を考える為のフリーターも居ればその逆も居て、何をすればいいのか分からずに途方に暮れるフリーターがいるのも確かです。
ちなみにこのフリーターにはメリット・デメリットが当然あります。
それはどのような事なのでしょうか。
◆大卒フリーターのデメリット
ものすごく、正直な事を言いますと、大学って一定の勉強をしっかりして単位さえ取れていれば、さほど難しいこともなく卒業出来てしまいます。
それはもちろん大学の難易度によっても、授業内容や試験内容は異なってきますから全部が全部という訳ではありません。
しかし、ある程度余裕もあり、勉学以外にも集中できる環境の中で将来の夢を4年間考え続けて決めきれなかった人が、果たして卒業後にフリーターをしてやりたいことを見つけると言ったところで説得力はあまりない様に思えますね。
このような部分は就職活動をしていく上で、非常に注目される部分でもあります。
ですから、大卒でフリーターというのは一般企業からしても厳しい査定をされることもあるでしょう。
大卒でフリーターはダメだ!なんてことは言いませんが、本気でやりたいことを見つけたいのであれば早めに探して就職しましょう。
あまり猶予はないかもしれませんね。
◆フリーターで学べることもある
ただし、全てを否定するわけではありません。
当然フリーターとしていろんなところでアルバイトをしていく中で、今まででは分からなかった事が分かるようになるという事もあります。
見えなかった景色が見えるようになる事も当然あるのです。
ですから大卒でフリーターが悪いとも言いきれないです。
このように大卒フリーターにもメリット・デメリットは数多くあります。
これらを踏まえた上で、今後どうするのかを決めて行くのがいいでしょう。