よく言われるのが今の会社が嫌だから辞めますと言う人がいます。
そしてその反応は、「みんな嫌でも仕事している」「嫌という理由じゃあ転職する意味がない」なんて言われる事もあるでしょう。
ですが、そもそもその会社で満足しているのなら転職なんてしませんよね。
本当に転職することは悪い事なのでしょうか？

◆逃げの転職はダメ！は嘘
正直なところ、転職する人ってほとんどが今の職場に不満や不安を抱いている人たちばかりなのです。
人には向き不向きも当然ありますからその職場や上司などの人間関係に合わないという事もあるでしょう。
そしてよく言われるのが、「そんな事言っていたらどこに行っても続かないよ？」という言葉です。
大きなお世話ですよね。
しかし、逃げの転職とは言え、悪い事ではありません。
転職することで大成功を収める人も当然いるのですから。

◆転職しようか悩んだときは？
仮に現状を打破したくて転職を決めたとしましょう。
でもなかなかいいところが見つからない。
どうせ転職するなら今よりももっといい条件の場所へと考えている人も多いはずです。
しかし、そのような条件はかなり少ないですし、一般的な転職の場合、いきなり給料が今よりも高いなんて事はありません。
今より給料を上げたいのであれば今とはまったく違う職業につくか同じ系列の仕事であればヘッドハンティングに合うかしないとお給料があがることはまずないでしょう。
そう考えたら転職なんてできません。
そんな時は現状の条件と変わらないのであればとりあえずは先に進むのもいいのではないでしょうか。
今はベストでなくても２～３年後の未来を想像して今の会社よりも新しい会社にいることでメリットがあるのであればそれでもいいと思います。

◆自分の成長を考える
最後に自分の成長をしっかり考える事も大切だと思います。
今の会社に居ては何もできないし、今後成長していけないと考える人もいるでしょう。
そのような転職は悪くはありませんし、将来を見据えて動くこともとても重要です。
転職を考えると逃げていると思われがちですが、そう思われてもいいと考えます。
むしろ、その場から動けない人ほど勇気がないなと思う方も少なくないでしょう。
言葉では不満を口にするものの、動けない人もいるのは事実です。
それこそ、立ち止まるくらいなら転職して自分に合う環境を見つけノビノビと仕事をした方が良いと思いませんか？
転職は悪い事ではありません。
自分に良い方向に進むのであればそれは最善の選択と言えるでしょう。