正社員の休日とは
【はじめに】
フリーターの時には毎週や毎月ごとにシフトを組んでいたので、柔軟に休日を取る事が出来たと思います。正社員には、どんなまとまった時間、休日があるのでしょうか?
【休日】
正社員の休日は、労働基準法35条に沿って1週間に1日、休日を与えられることになっています。他にも会社規定で週休2日制など休日が組まれている所もあります。その他にも祝日や年末年始・夏季休暇・会社が決めた創立記念日などが休日になったり、バースデー休暇などを実施している企業もあります。
他にも規定を満たすと賃金が発生する有給休暇やさらに、勤続年数が長くなると「労いの意味」を込めたリフレッシュ休暇があります。会社によって多種多様なようです。
【有給休暇】
有給休暇とは、賃金が保障された休暇で、法律で定められている労働者の権利です。就職してから6か月継続勤務・全労働日の8割以上出勤していると、入社6か月時に10日間付与されます。また、有給休暇の取得は原則1日単位です。会社などによって変動がありますが、時間単位での有給休暇の付与が認められる事もあるようです。
ただ、ここでのポイントは、会社側から「繁忙期には有給休暇の時期をずらしてほしい」など求められた場合は考慮しなければなりません。(時期変更権)
それから、有給休暇の取得理由を細かく伝えなくても特に問題はないようです。「私用の為」「家庭の事情」など、信用を損なわない様にする事をこころがけたり、業務の引き継ぎや同僚への配慮をするといいですね。なかなか取得しづらい時は、上司に「いつ有給を取得するといいですか。」など事前に相談することをお勧めします。
【有給休暇の消費】
付与された有給休暇は、2年間は請求権利があります。もし退職などで残ってしまった場合は原則として権利が消滅してしまいます。ただ、会社によっては、有給休暇の買取り制度を行っている場合があります。職場で有給休暇を取得する前に、該当するか確認しましょう。
【まとめ】
「少し頑張り過ぎて疲れた・・」と感じて、自己都合で欠勤することはかなりの抵抗を感じますね。せっかく働いて取得した有給休暇ですから、ご自分の趣味や家族サービスに活用できるといいですね。企業の中では有給休暇を推奨している所もあります。
くれぐれも休む際には、「期日に迫っている業務はないか」「誰かに休んだ分の業務を変わってもらえるか」など周りに配慮する心を忘れないようにしましょう。