自分が納得のできる仕事の選び方をするためには、いきなり求人に応募するのではなく、自分がどういった働き方をしたいのかであったり、自身の強みを発揮しつつ弱みを求められにくい仕事はどういったものなのかを明らかにしておくことが大切です。
この記事では、後悔の残らない就職をするためにも、知っておくべき仕事の選び方のポイントを8つご紹介します。
合わせて、自分に合った仕事探しの具体的なステップについても解説しますので、これから就職活動を進めていくにあたって仕事の選び方に迷っている人は、記事の内容を参考にしてみてください。
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仕事の選び方の要素一覧
仕事を選ぶ際は、それぞれの求人における要素や条件の中から優先順位をつけることが重要になってきます。
まずは、仕事を選ぶにあたってどういった要素があるのかを理解しておきましょう。
仕事の選び方における要素としては、以下のようなものが挙げられます。
- 職種
- 業種
- 仕事内容
- 勤務地
- 転勤の有無
- 雇用形態
- 年収
- 残業の有無、長さ
- 年間休日数
- 有給消化取得率
- 福利厚生
- 上場有無
- 社員の平均年齢
- 従業員数規模
- 会社の経営状態
このように、仕事を選ぶ際は、様々な要素の中から自分が興味を持てそうな条件をチェックして求人を見つけていくことが大切です。
仕事を選ぶ要素は非常に多いため、就職活動を始めたばかりの頃であれば、実際に求人をいくつか見てみて興味を持てそうな求人の条件を見定めることが重要になってきます。
仕事の選び方のポイント8選
仕事の選び方におけるポイントとしては、以下の8個が挙げられます。
- 1.自分が心から興味の持てる仕事か
- 2.自分のスキルが活かせる仕事か
- 3.やりがいを感じられる仕事か
- 4.ストレスなく働き続けられる仕事か
- 5.ある程度満足できる給料か
- 6.将来性のある仕事か
- 7.会社の理念やビジョンに共感できるか
- 8.今の自分でも就職できそうか
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.自分が心から興味の持てる仕事か
仕事は基本的に数年間・数十年と長く働いていくことが一般的です。
長くストレスなく働ける仕事を選ぶためには、自分が心から興味の持てる仕事かどうかといった観点を持っておくと良いでしょう。
興味の持てる仕事であれば、例え人間関係のストレスや給料に不満を持ったとしても、自分の興味を維持し続けることができるため、つらい時期を乗り越えやすくなります。
また、興味の持てる仕事であることで、就職活動における志望動機も作りやすくなりますので、就職そのものを成功させることにも繋がります。
この観点で仕事を選ぶ場合は、特に求人における職種や仕事内容を細かくチェックしておくことをおすすめします。
2.自分のスキルが活かせる仕事か
仕事を選ぶときは、やりたいことだけではなく、できることに注目するのもおすすめです。
自分のスキルが活かせる仕事であれば、仕事での成果に繋がりやすくなるだけでなく、会社から高い評価を受けて給料を上げていくこともできるでしょう。
職種や仕事内容によって求められるスキルは大きく変わってきます。
例えば、営業職であれば行動力やコミュニケーション能力が求められますが、プログラマーになると、それらのスキルよりもプログラミングスキルの方が強く求められるようになります。
この観点で仕事を選びたいのであれば、まずはそもそも自身にどういったスキルが身に付いているのかを自己分析で明らかにしておくことが重要です。
その上で、自身のスキルを活かせる職種に絞って求人を検索すると良いでしょう。
3.やりがいを感じられる仕事か
待遇や働き方が自分の理想を満たしていなかったとしても、仕事を通じてやりがいを感じられれば、働いていて幸福感を得られます。
そのため、仕事を選ぶ際は自身が働いていて、やりがいを感じられる仕事かどうかといった観点を持っておくのもおすすめです。
人によってどういった状況にやりがいを感じるかは大きく変わってきます。
目の前の人から感謝をされることにやりがいを覚える人もいれば、自分が取り組んだ仕事が多くの人の目に留まるような状況を作ることにやりがいを感じる人もいます。
したがって、この観点で仕事を選びたい場合は、自己分析を行ってやりがいを感じる瞬間を特定するところから始めてみてください。
4.ストレスなく働き続けられる仕事か
定年となる年齢まで会社員をし続ける場合は、30年から40年働くことになります。
会社員をしていて精神的なストレスがかかり続ける状態になってしまうと、体や心を傷つけてしまい、働けない状態になってしまうことも考えられます。
したがって、仕事を選ぶ際は自分がストレスなく働き続けられる仕事かどうかといったポイントも意識しておくと良いでしょう。
分かりやすい例で言えば、初対面の人とコミュニケーションを取ることにストレスを感じる人が新規開拓営業の仕事に就職することになれば、強いストレスを感じ続けることに繋がります。
この観点で仕事選びをしたい場合は、自己分析を行って自身のストレスを感じる要素を分析した後に、求人の仕事内容欄と照らし合わせることが必要になってきます。
5.ある程度満足できる給料か
働く上で切っても切り離せないのが給料です。
給料は多くもらえることに越したことがありませんが、高い給料をもらうためには、基本的に昇格をしていったり、仕事で成果を出していくことが求められるため、未経験の仕事やアピールできる実績がない場合は、給料にそこまで差は出てこなくなります。
したがって、仕事を選ぶ際は、生活をしていく上である程度満足できる給料かどうかという観点で比較検討をすると良いでしょう。
給料の記載について注意しておくべきポイントとしては、固定残業代が含まれているかどうかが挙げられます。
求人票で給料が高く書かれている場合であっても、給料記載欄に数十時間分の固定残業代が含まれていることがあります。
固定残業代分の給料を差し引いて基本給を比較するような癖をつけておくと、正しい給料で求人を見定められるようになりますので覚えておきましょう。
6.将来性のある仕事か
昨今はビジネスの流れが非常に速くなってきていますので、今まで安定的に経営されていた会社であっても、何らかの原因ですぐに経営不振に至ることも考えられます。
今後も長く発展していけるような会社に就職したほうが、給料も高まる期待が持てることを考えると、将来性のある仕事かどうかも選び方のポイントとして挙げられます。
会社に将来性があるかどうかはいくつかの判断ポイントがありますが、1つには業界が挙げられます。例えばIT業界であれば、今後も高い成長が見込まれるため、IT業界に属する会社であれば将来性のある仕事である可能性も高まります。
また、会社単位で売り上げが好調かどうかも見ておくと良いでしょう。
上場企業であれば会社のホームページに決算資料が公開されていますし、非上場企業であれば、就職エージェントのアドバイザーに経営状況を聞いてみるのもおすすめです。
7.会社の理念やビジョンに共感できるか
当然ながら、就職した後は会社に属している仲間と一緒に働くことになります。
この時、自分と同じ感覚や思いを持った人と働けるかどうかで、日々の業務に対するポジティブさが変わってくるでしょう。
このことから、働く上でやりがいや人間関係の良さを感じるためにも、会社が掲げている理念やビジョンに共感できるかという点も、仕事を選ぶ上で重要なポイントと言えます。
会社の理念やビジョンは、通常であれば会社のホームページに記載されています。
気になる求人を見つけたら、実際にホームページに書かれている理念やビジョンに共感できるかしっかりとチェックしておいてください。
8.今の自分でも就職できそうか
昨今は人手不足の会社が多くなっていることから、比較的就職しやすい状況と言えます。だからといって、どんな求人にも就職できるわけではありません。
ポテンシャル枠で募集されている求人もあれば、経験者やハイクラスを募集しているような求人も存在しています。
求人における仕事内容をしっかりとチェックするとともに、応募条件を確認し、今の自分でも就職できそうかといった観点で仕事を選ぶと良いでしょう。
今の自分で就職の難しい求人にたくさん応募してしまうと、その分見送りの通知が来て、就職活動に対するモチベーションを下げかねませんので注意してください。
避けるべき仕事の選び方
以下のような観点で仕事を選ぶ事は、できる限り避けておくようにしてください。
- 給料や待遇だけで選ぶ
- よく調べないまま社名や業界だけで選ぶ
- 手当たり次第に応募する
それぞれの選び方について詳しく解説します。
給料や待遇だけで選ぶ
仕事を選ぶ上でよくやりがちなミスとして、給料や待遇だけで選ぶといったものが挙げられます。
確かに給料や待遇は働く上でほとんどの人にとって重要な様子であると共に、数字で表されるため比較検討しやすいポイントと言えます。
しかし、実際に働いていると、給料よりもどんな仕事で働くかや、どういった会社や同僚の中で働いていくかが重要なポイントとなります。
1日のうちに仕事に費やす時間は非常に長くなるため、働きやすさややりがいを感じられない仕事だと、たとえ給料が良くても精神的にストレスを感じてしまうことになるでしょう。
給料や待遇はあくまでも参考として捉えつつも、求人票の仕事内容は必ずチェックした上で応募先を選ぶようにしてください。
よく調べないまま社名や業界だけで選ぶ
世の中には非常に多くの求人がありますので、すぐに就職したいという気持ちが先走ってしまい、求人をよく比較検討できないケースがあります。
特によく調べないまま社名や業界だけで仕事を選んでしまうと、就職後にミスマッチを感じやすくなるため避けておくべきと言えます。
ありがちなこととしては、有名企業のグループ名がついている会社にばかり応募してしまい、自分ができることを面接でアピールできず、面接に落ち続けてしまうようなことが挙げられます。
確かに自分が知っている名前の会社に就職を目指すのも1つの仕事の選び方ですが、それだけでは後悔の残る可能性が考えられます。
仕事選びをする際は、社名や業界だけでなく、職種や仕事内容、自身のスキルを活かせそうかといった観点を踏まえることを意識してみてください。
手当たり次第に応募する
早く就職活動を終わらせたいからといって手当たり次第に応募していると、ミスマッチな就職をもたらしてしまうだけでなく、働きづらさを感じるブラック企業に就職してしまうリスクが考えられます。
加えて、手当たり次第に応募するという事は、志望動機や自己PRがすべての会社で同じものになってしまうため、書類選考で落ちやすくなるといったデメリットも挙げられます。
したがって、応募する際は1件1件丁寧に応募していくことをおすすめします。
ただし、応募に慎重になりすぎてしまい、応募する数そのものを担保できないと就職が遅くなっていってしまいます。応募のスパンや数について不安が残る場合は、就職エージェントのアドバイザーに相談してみるのも良いでしょう。
自分に合った仕事探しの具体的なステップ
自分に合った仕事探しを進めるためには、以下のようなステップを踏むと良いでしょう。
- 1.自己分析を行う
- 2.自分の強みが活かせる職種や業界を見つける
- 3.自分の考えにマッチした会社か企業研究する
それぞれのステップについて解説していきます。
1.自己分析を行う
自分に合った仕事探しを始めたい場合は、まずは自己分析を行いましょう。
自己分析とは、今までの経験を棚卸しし、自身の強みと弱みを言語化した上で、自分にマッチしている仕事を見つけやすくする分析のことをいいます。
自己分析を通じて、自分が興味の持てる仕事の種類が明らかにできますので、仕事選びそのものにかかる時間を効率的にできるのがポイントです。
自己分析についてはやり方が様々あります。
独学でやろうとすると、効果的な自己分析にならないことも考えられますので、初めて自己分析に取り組もうと考えている人は、就職エージェントのアドバイザーに相談してみることをおすすめします。
2.自分の強みが活かせる職種や業界を見つける
自己分析をして自分の強みが理解できたら、その強みを活かせる職種や業界を見つけましょう。世の中には多くの仕事や会社が存在していますので、その分選ぶことになる職種や業界も膨大になります。
なお、職種とは仕事の種類のことを言い、営業職やエンジニア職などの分け方がされています。業界については、勤める会社のジャンルのことを言い、例えばスーパーであれば小売業界、新聞会社であればマスメディア業界に分類されます。
職種や業界によって、働き方や待遇が大きく変わると言っても過言ではありません。
自分に向いていそうな職種や業界が明らかになっていない人は、まずはそもそもどういった職種や業界があるのかをインプットするところから始めると良いでしょう。
3.自分の考えにマッチした会社か企業研究する
職種や業界が決められたら、最後に企業単位で自分の考えにマッチしているかどうかを見定めていきます。
同じ職種や業界であっても、勤める会社によって働きやすさや求められる要素は大きく変わってきますので、自分らしく働ける会社かチェックするためにも企業研究に取り組みましょう。
企業研究とは、求人票や企業の採用ホームページ、就職口コミサイトなどを確認し、就職後に働くイメージを具体的にすることを言います。
企業研究ができていれば、就職後に自分の素養やスキルを活かしやすくなるだけでなく、ストレスなく長く働けるようになるでしょう。
自己分析や企業研究については、就職エージェントのアドバイザーからもアドバイスややり方を教えてもらうことができますので、自分1人で進めることに不安を感じている場合は、就職エージェントの活用も検討してみてください。
仕事の選び方に迷った人には就職エージェントがおすすめ
仕事の選び方に迷った人には、就職エージェントの活用がおすすめです。就職エージェントをおすすめできる理由としては以下の3点が挙げられます。
- 自己分析や企業研究が進められる
- 自分にマッチした求人を紹介してくれる
- 面接対策で内定獲得率を引き上げられる
それぞれおすすめできる理由について詳しく解説します。
自己分析や企業研究が進められる
就職エージェントに登録することで、自分専任のアドバイザーが幅広いサポートをしてくれるようになります。
特に自身に向いている仕事の選び方をする上で重要になってくる自己分析や企業研究についても、イチからやり方を教えてもらうことができるため、ミスマッチのない就職を実現しやすくなります。
自己分析や企業研究はアドバイザーによって進め方が変わってきますが、サポートを受けるのに料金はかかりませんので、多角的な視点で自己分析と企業研究を進めるためにも、複数の就職エージェントを併用することを検討してみてください。
自分にマッチした求人を紹介してくれる
就職エージェントでは、キャリア面談を行った後に、自分の希望やスキルにマッチした求人を紹介してくれるといった特徴もあります。
数多くの中から求人を紹介してくれるため、効率的に就職活動が進められるといったメリットがあると言えます。
また、就職エージェントのアドバイザーは、それぞれの求人を募集している採用担当者と直接やりとりをしているため、求人票に書かれていないようなことであっても質問して解消できるといったメリットもあります。
自分が仕事を選ぶ上で譲れない条件があったとしても、アドバイザーに質問できるため、精神的に安心できるポイントと言えるでしょう。
面接対策で内定獲得率を引き上げられる
自分が興味の持てる求人を見つけられたとしても、選考に通過しなければ就職する事はできません。
就職エージェントであれば模擬面接による面接対策もサポートしていますので、気になる会社からの内定獲得率を引き上げられるといったメリットもあります。
特にフリーターやニートなど空白期間がある場合は、面接対策をより一層していかないと、内定を獲得するのは難しくなるでしょう。
久しぶりの就職活動で面接に自信がない人であっても、就職エージェントを活用すれば安心して面接に臨めるでしょう。
仕事の選び方に迷う人によくある質問
最後に、仕事の選び方に迷う人によくある質問を3つ取り上げて解説します。
自分の希望を満たす求人が見つからない
自分の希望を満たす求人が見つからない場合は、求人を探す条件に優先順位をつけることが重要です。
検索条件を複数設定してしまうと、その分選べる求人の数が狭まってしまうため、自身の可能性を狭めてしまうことに繋がります。
仕事を選ぶ際は、どうしても譲れない条件を1つや2つ設定した上で、その他の条件は「満たしていれば嬉しい」程度に捉えておくと、本当に自分に向いている求人を探しやすくなるでしょう。
どうしてもやりたいことが見つからない時はどうすればいい?
どうしてもやりたいことが見つからない場合は、汎用的なスキルが身に付けられる職種がおすすめです。
例えば営業職であれば、どんな仕事でも重要になってくるコミュニケーション能力が身に付きますので、仕事を経験した上で別の職種に転職するといったキャリアパスを歩みやすくなるでしょう。
他の方法として、就職エージェントを活用して自己分析を行うことで、自身の強みが活かせる職種をピックアップしてもらい、応募する職種を選んでいくといった方法も考えられます。
いずれにせよ、やりたいことが全くない状態で就職活動を始めるとミスマッチが生まれてしまいますので、少なくとも職種は絞った上で就職活動を進められるようにしてみてください。
大企業に就職できなくても大丈夫?
大企業に就職できなくても問題ありません。
最初は中小企業でスキルや実績を積み上げていき、ゆくゆくは大企業に転職するといった方法もあります。
また、そもそも大企業に就職したからといって、将来が安泰と言える社会では言えなくなってきています。
どこで働くかではなく、どういった仕事に取り組むかといった意識を重視して就職活動を進められるようにしてみてください。























