「自分が何をやりたいのか見えてこない」
辞めることが先行して退職してしまったことで、なかなか転職活動を進められなかったG.D.さん。
32歳・未経験ながらもエンジニアにキャリアチェンジし、現在は株式会社アクティアスで活躍しています。
今回は、未経験者向けITエンジニアスクール＆就職サポートの「キャリスタカレッジ」に参加して内定を獲得したG.D.さんに、キャリスタカレッジの体験談と現在の仕事への思いについて伺いました。
未経験からエンジニアに！ わずか半年で上のポジションに就けるようになり、仲間と切磋琢磨し合える環境で成長を感じている。
G.D.さんの自己紹介とこれまでのご経歴
—— まずは、簡単に自己紹介とこれまでのご経歴をお願いします！
はい！G.D.と申します。
32歳の時に、キャリアスタートを利用してインフラエンジニアに転職しました。
前職は、高齢者向けフリーペーパーに掲載する広告の営業で、新規の飛び込み営業をメインに6年半くらいやっていました。
「地域の事業所には全部営業に行け！」みたいな会社だったので、業種に関わらず色んな企業に飛び込んでいましたね（笑）。
転職を考えたきっかけは、「会社との方向性の違い」
――転職を考え始めたきっかけについて教えてください。
営業なので、もちろん成果にこだわる姿勢は理解していましたし、そこにやりがいも感じていました。
でも、だんだんプレッシャーが強くなって、最終的には社長から「もう辞めろ」なんて言葉まで出てきて…。
ずっと会社に考えを合わせて頑張っていたんですけど、「もう会社と考えが合わなくなってきたのかな」と思って。
年齢的な不安もあったんですけど、「別業種への転職のラストチャンスになる」という考えもあって退職しました。
キャリアスタートとの出会いで、自分の思いを整理できた
――どんなことから転職活動を始めましたか？
まずはハローワークに行ってみました。
アドバイザーさんの案内を受けて、何社か面接にも行ったんですけど…。
正直、「自分が何をやりたいのかがあまり見えてこない」と感じていました。
――キャリアスタートを知ったきっかけは何でしたか？
次の転職先を見つける前に仕事を辞めてしまったので、ちょっと休んでから転職しようと思っていたら休みすぎちゃったんです（笑）。
よく聞く転職エージェントを使おうとも思ったんですが、期間が空いてしまったこともあって、話が合うのか不安になって。
それで「無職 転職」と検索して出てきたエージェントの中で、最初に登録したのがキャリアスタートだったんです。
即面談が決まって話してみて、「ここならお任せできそうだな」と感じました。
――どのような点から「キャリアスタートなら任せられそう」と感じましたか？
経歴をサラッと聞かれる程度だと思って最初のWeb面談に臨んだら、結構言いづらいことまで次々と聞かれて。
「ここまで聞かれるんだ！」と驚いたんですが、それで自分の気持ちに整理がついた気がしました。
きちんと向き合って話を聞いてくれる姿勢に、「ただ成果のために就職させたいわけではなさそうだな」と感じて安心しました。
担当の勧めで知ったエンジニアの可能性と「キャリスタカレッジ」
――インフラエンジニアに興味を持って「キャリスタカレッジ」に参加することになった経緯を教えてください。
担当の菊池さんからインフラエンジニアの職を紹介していただいた時には、「エンジニアもいけるんだ」と驚きました。
でも同時に、資格を取って段階的にレベルアップしていけるという点に、「これは勉強好きな自分にマッチするな」と感じたんです。
カレッジの対象年齢からは外れていたようですが、菊池さんが推薦してくださって。
それを聞いて、「ぜひカレッジを受講したい」と思って参加させていただきました。
充実のカリキュラムと講師の人柄の良さで楽しく学べた
――実際にカレッジに参加してみて、どうでしたか？
無料なのにコマ数も多くて、かなり濃い内容を教えていただいたと思います。
実際にエンジニアになってから見ても、基本をしっかりさらった手厚い内容だったと実感しています。
最初は「未経験なのに2週間だけで大丈夫なのかな」といった不安もあったんですけど、講師の与田さんの人柄が本当に良くて。
一人ひとりの表情を見ながら常に理解度を気にかけてくださったので、とても楽しく、しっかりと学べました。
――エンジニア未経験でしたが、カレッジの勉強には問題なくついていけましたか？
毎日講義が詰まっていたら内容を忘れていってしまったかもしれないですが、きちんと合間を空けてカリキュラムが組まれていたので大丈夫でした。
復習する時間も十分にあって、カリキュラム的にすごくやりやすかったですね。
熱い指導のおかげで想定外の面接にも対応できた
――面接対策はどのようなことをされていましたか？
面接で聞かれやすい質問をシートにしてもらって、それに対する答えを文章化していく練習をしていました。
自分一人なら避けてしまうような部分も、「ここ、聞かれたくないでしょ？ じゃあ強化していこう」と指導していただいたので、本当にありがたかったです。
テクニックだけでなく、「最後は気持ちだよ。“ここを逃せない！”ってくらいの勢いと熱意で向かおう」と、マインド面まで熱く指導していただいたのを強く覚えています。
面接当日も「頑張れ！」とメッセージをいただいて、その気持ちがうれしかったです。
――対策が役立った感触はありましたか？
実は面接官の方がすごくお上手で、丸裸な素の自分にされてしまった感じで（笑）。
準備してきた文章は上手く言えませんでしたが、「熱意を伝える」というマインドのおかげでやりきれました。
面接後すぐに与田さんから、「先方は前向きに考えているらしい」と連絡をいただいて。
ドキドキしながら内定の連絡を待ちました（笑）。
カレッジ出身者と同期に。仲間と切磋琢磨する充実の日々
――アクティアスに入社を決めたポイントは何でしたか？
立地のよさと雰囲気ですね。
訪問した際に見た会社の様子がすごく活気ある雰囲気で、「ここで一緒に働きたい！」と思いました。
面接の感じもすごくよかったので、アクティアス1本で決めました！
――入社してから、ギャップはありませんでしたか？
まず、インフラエンジニアという職に関しては想像していた通りでした。
会社自体も、人間関係がめちゃくちゃ良いんです！
人事や教育担当、営業担当の方たちもすごくサポートしてくれて、本当にいい環境だと思います。
周りが自分よりも結構若いので最初は不安もあったんですけど、10人くらいいる同期と仲良くなって。
実は、同期に「キャリスタカレッジ」出身者がいるんですよ。
よく飲みに行ったり、「一緒に勉強会出ようよ！」と言い合えたりする友人みたいになっています。 そんなところでも、カレッジの経験がめちゃくちゃ心強かったですね。
未経験でも半年で昇格できたのは、カレッジでの学びがあったから
――入社されて半年ですが、ご自身の中で成長を感じた瞬間はありましたか？
実は、ちょうど昨日からひとつ上の業務に就けることになったんです。
会社にも研修はありますけど、たぶん本当に未経験で入社していたら、もっと時間がかかったと思います。
カレッジで学んだ経験と、入社前に会社で勉強できる時間があったおかげで、資格もスムーズに取れたと思っています。
――次の目標はありますか？
本社には、技術者からバックオフィスに転向している方もたくさんいらっしゃるんです。
今はまず与えられた仕事をやっていきたいですが、広く可能性を視野に入れていきたいですね。
転職活動を頑張る人へのメッセージ
――1年前の自分に声を掛けられるとしたら、どんなことを伝えたいですか？
その頃はちょうど会社を辞めた直後ですからね。
「うじうじするな！ ちょっとは休んでもいいけど、動き出さないと始まらないよ！」
「1年後の自分は頑張っている。新しい人にも出会えて、めちゃくちゃ楽しいよ！」
って伝えたいです。
――今、転職活動を頑張っている方へのメッセージをお願いします。
今、僕は新しい会社に入って、新しい出会いがいっぱいあります。
でもそれも最初は、「えいっ！」と登録のエンターキーを押したところからスタートしているんです。
僕も転職活動を始めた当初は、「これからどうしよう」と不安でした。
たとえ「どうしようもない」と思っていても、最初の1歩を踏み出せば、どんどん道が拓けて良い結果が待っていると思います。
成果にこだわる会社に対して方向性の違いを感じ退職。転職まで期間が空きすぎて不安を感じていた。