大学を中退したいと考えている人も多いことでしょう。
努力して手に入れた大学生活であったものの、講義の内容が自分に合っていないと感じたり、人間関係に苦戦してしまったりなど、様々な理由から大学を中退したいと考える人が少なくありません。
大学を中退することにはメリットとデメリットがそれぞれいくつか存在しますが、就職活動を見据える場合は、大学中退が大きなデメリットとなりえます。
一度大学を中退してしまうと元に戻ることはできませんので、後悔しないような選択ができるかがポイントとなってきます。
この記事では、大学を中退したいときに考えるべきことやメリットとデメリット、大学中退で後悔する人の特徴について解説します。
大学を中退したい時に考えるべきこと

大学を中退したいと感じたときには、以下の4点を考えるようにしてください。
- 中退したいと感じた理由を明確にする
- 大学中退後の進路を決める
- 両親に相談する
- 進路に対する行動計画を決める
まずはこれらのポイントをしっかりと考え、本当に自分が大学を中退して良いのかどうか考えるところから始めましょう。
中退したいと感じた理由を明確にする
大学を中退したいと考えたら、まずは自分がなぜ大学を中退したいと感じたのか理由を明確に言語化しましょう。
文部科学省の「令和4年度学生の修学状況等に関する調査結果」をもとに、大学中退理由のランキングを作ると以下のようになります。
- 1位:転学等
- 2位:学生生活不適応・修学意欲低下
- 3位:就職、企業等
- 4位:経済的困窮
- 5位:学力不振
- 6位:心神耗弱、疾患
- 7位:病気、怪我
同調査によれば、これらの理由が大学中退者の75%を占めていますので、いずれかの理由に当てはまる人が多いと考えられます。
今、自分が大学を中退したいと思っている理由がどれに当たるのか、自分なりに明確にしておきましょう。
大学中退後の進路を決める
大学を中退すると、再び同じ大学に戻ってくることは再受験をしない限り不可能です。
また、大学中退によって学歴は高卒扱いになることから、正社員にしろフリーターにしろ、働くことに対して制限がかかってくる可能性もあります。
大学中退後に後悔しないことを避けるためにも、大学を中退したいと感じた時点で中退した後の進路を決めることをおすすめします。
行き当たりばったりで進路を決めてしまうようなことがあれば、いざ自分がなりたい姿を見つけられたとしても、大学中退が原因で夢を諦めなければならないことも考えられます。
両親に相談する
ほとんどの人が親のサポートを受けた上で大学に進学できているはずです。
義務教育から高校まで生活の面倒だけでなく、学費の支払いもしてくれていた親に対して何もいうことなく大学を中退してしまうことは、親不孝そのものだと言えます。
中には、大学の入学費や学費を両親に支払ってもらっている人もいるでしょう。
そんな中でいきなり大学を中退してしまえば、親子の関係性に大きな悪影響をもたらしかねません。
したがって、大学を中退したいと感じた時は、学費を出して貰っているか貰っていないにかかわらず、両親に相談するようにしてください。
大半の親は自分の子供に大学を卒業してもらいたいと考えているものですので、自分の決断で親を悲しませないようにするためにも、相談は重要なアクションと言えます。
それだけでなく、親に相談することで自分が大学で感じている悩みを解決することもできるかもしれません。
これからも親と良好な関係を築いていきたい人は、大学を中退する前に両親に相談してみて下さい。
進路に対する行動計画を決める
大学の中退を考える際は、進路を決めるだけでなく、その進路を叶えるために必要になってくる行動を計画立てるようにしてください。
具体的な行動計画を立てないまま大学を中退してしまうと、次の行動がどんどん遅くなり、無職やフリーターの期間が長引いてしまう恐れがあります。
自分で自分を制御し、すぐに次の一歩を踏み出すようにするためにも、中退後は具体的にどのタイミングで次の進路に進むか決めておきましょう。
もし大学中退後に就職をしたいと考えているものの、具体的な行動計画を1人で立てられないような場合は、大学中退者の就職支援に強いキャリアスタートに相談してみてください。
大学を中退したい!中退のメリット3選
大学を中退するかどうか考える際は、メリットとデメリットに分けて判断を進めていくことが重要です。
大学を中退するメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
- 現在感じている不満を解消できる
- 本当にやりたいことにだけ時間を使える
- 学費の支払いがなくなる
それぞれ詳しく解説します。
現在感じている不満を解消できる
大学を中退することで、大学で感じていたような不安やつらさなどの不満を一度に解消できるといったメリットがあります。
例えば、講義についていけず単位を何度も落としているような人の場合、大学を中退すれば単位に悩まされる生活から解放されます。
自分が大学を中退したいと考えている理由にもよりますが、大学の中退が最も効率よく不満解消をする手段になるかもしれません。
ただし、大学の中退ではなく、休学でも同じように不満を解消できるケースがあります。
例えば、サークルの人間関係に悩んでいるものの、すぐにサークルを辞められない場合、半年程度大学を休学してフェードアウトするといった方法も考えられるでしょう。
不満解消のために大学を中退することを考える場合は、別の手段として休学も選択肢とすることも検討してみてください。
本当にやりたいことにだけ時間を使える
大学に通っていると、単位を取得して卒業をすることが前提になりますので、興味のない講義のために時間を使わなければならないといったことも考えられます。
もし大学で学べないことを学びたいと考えていたり、自分の夢に向かってすぐにでも行動をしていきたいという人であれば、大学に通う時間がもったいないと感じてしまうこともあるでしょう。
大学を中退すれば、自分が本当にやりたいことだけに時間を使えるようになります。
先程の文部科学省のデータにもありましたが、大学在学中に自分で会社を起業し、ビジネスに真剣に向き合っていきたいと考える場合は、大学を中退することが自分にとって良い選択になるかもしれません。
大学を中退してまでやりたいことがあるような人は、大学中退が大きなメリットと感じられることでしょう。
学費の支払いがなくなる
大学を中退することで学費の支払いがなくなります。
大学の学費は公立や私立によって異なるものの、年間で数十万円単位のお金が必要になってきますので、大学に意義を見出せてない人からすれば、お金が無駄と感じてしまうかもしれません。
また、学費だけでなく、一人暮らしをしている場合は生活費もかかってきますが、大学の中退を機に実家に戻る選択をすれば、生活費をゼロにすることができます。
大学生の一人暮らしの生活費は1ヵ月で10万円から15万円が相場となってくることを考えると、大学を中退するだけで年間100万円程度貯金することも可能です。
現在お金に悩まされているような人で、学費の工面の見通しが立たないような人は、大学を中退してそのまま社会人になるといったことも進路の1つとして考えられるでしょう。
大学を中退したい!中退のデメリット3選
大学を中退することは、当然ながらメリットだけでなくデメリットも多く挙げられます。
具体的なデメリットとしては以下の3点です。
- 最終学歴が高卒になる
- 就職活動で不利になることが多い
- 大学生活にかかったお金が無駄になる
特に大学を中退すると再び大学生になることは非常に難しくなってくるため、これらのデメリットをしっかりと理解した上で判断することが大切です。
それぞれ詳しく解説します。
最終学歴が高卒になる
大学を中退することで最終学歴が高卒になります。
一度大学に入学していたとしても、就職や婚活など学歴が一定求められる場においては、高卒としてみなされる点は大きなデメリットと言えるでしょう。
特に大学を中退して高卒になった場合は、社会的信用が大卒に比べて低くなってしまうという点は認識しておく必要があります。
社会的信用とは、経済面や社会的地位によって裏付けされた信用のことであり、大学を中退したというだけで普通の高卒よりもネガティブな印象を持たれやすくなります。
生涯賃金も大卒より高卒の方が低いことを考えると、今後新しくできるようなプライベートの人間関係においても、嫌な思いをすることがあるかもしれません。
就職活動で不利になることが多い
学歴が高卒になることによって、就職活動で不利になることが多いという点もデメリットの1つとして挙げられます。
具体的に学歴が高卒になると、以下のような点で就職活動に影響してくると考えられます。
- 応募条件に大卒以上となっている求人に応募できなくなる
- 書類選考で足切りされやすくなる
- 大学を中退したことが面接官にネガティブに伝わる
- 大学中退理由を面接で聞かれやすくなる
このように、様々な点で就活における不利益を感じるリスクが高まります。
特に大卒以上の求人に応募できなくなるという点は大きなデメリットだと考えられますので、将来の職業選択の幅をできるだけ広く持っておきたい人は、本当に大学を中退すべきか今一度考え直すようにしてみてください。
大学生活にかかったお金が無駄になる
大学を中退することで、それまでにかかっていた大学生活の費用が全て無駄になってしまいます。
日本政策金融公庫が発表した「教育費負担の実態調査結果」によれば、大学生が入学から卒業までにかかる入学費や在学費を合計すると、国公立大学で4,812,000円、私立文系で6,898,000円と言われています。
これに加えて、一人暮らしの場合は家賃や生活費がかかってきますが、それらすべてのお金が無駄になってしまうことは避けられません。
お金だけでなく、大学生活にかけていた時間も無駄になることを考えると、大学の中退は自分の人生にとって大きなデメリットを与えると言っても過言ではありません。
大学を中退しても問題ない人の特徴
大学を中退することは、人によっては良い影響を与えることも考えられます。
具体的に大学を中退しても問題ない人の特徴としては、以下の3点が挙げられます。
- 中退後にやりたいことが明確な人
- 将来的に学歴が関係ない仕事に就きたいと思っている人
- 精神的につらい思いをしている人
これらの特徴に1つでも当てはまるような人であれば、大学を中退して高卒になったとしても、後悔しない人生を歩める可能性が高いでしょう。
中退後にやりたいことが明確な人
大学中退後、自分がどんなことをしていきたいか明確な人は、大学の中退によって自分の人生をより良いものにしていける可能性があります。
大学を中退したい理由として、大学以外に本気で取り組みたいようなことがあるような人は、大学を中退して自分の時間を増やすことにより、夢に向き合える環境を作り出すことが可能です。
音楽や声優などの芸能関係の仕事に挑戦したい人や、自分でビジネスを起業したい人、長期海外留学に挑戦したい人などは中退理由がはっきりとしていますので、大学を中退しても問題ないと考えられます。
将来的に学歴が関係ない仕事に就きたいと思っている人
大学を中退すると高卒の学歴になりますが、将来的に学歴が関係ない仕事に就くことを目標としている場合は、大学を中退しても問題ないと考えられます。
学歴が就職にあまり関係ない仕事の例としては、以下のようなものがあります。
- 営業職
- 施工管理
- ITエンジニア
- 運転手
- 工場スタッフ
- 販売職
- 介護職
- サービス職
- 事務職
上記の仕事は、学歴が高卒であってもポテンシャルの高さやコミュニケーション能力の高さなどを面接でアピールできれば内定を獲得できます。
大学中退後になりたい仕事がこれらの仕事に当てはまる場合は、大学を中退しても正社員として社会で活躍していけると考えられます。
精神的につらい思いをしている人
大学に通っていてつらい思いをし続けているような人は、無理に大学に通うのではなく、中退してしまうのも選択肢の1つとなってくるでしょう。
入学前に思い描いていたような大学生活が送れておらず、講義にもついていけずに1人で悩んでいる場合は、メンタルを崩してしまう前に中退するのも一つの手です。
ただし、精神的につらいと感じている場合は、中退の前に休学を検討してみてください。
休学によって一度大学から離れれば気持ちの整理がつき、再び大学生活を晴れやかな気持ちで送れるようになるかもしれません。
繰り返しになりますが、大学を一度中退してしまうと元に戻ることはできませんので、まずは休学してみて、自分の精神面を安定させるのも良いでしょう。
大学を中退すると後悔する人の特徴
一度大学を中退してしまうと元に戻ることはできません。
特に以下のような人は、大学を中退すると後悔してしまう可能性が高いと考えられます。
- 大卒の募集が多い仕事に就きたい人
- なんとなく大学を中退したい人
- 大学生活に少しでも楽しみを見出せている人
いずれかの特徴に当てはまる場合は、大学の中退は避けておいた方が良いかもしれません。
大卒の募集が多い仕事に就きたい人
将来、大卒の募集が多い仕事に就きたいと考えている人は、大学を中退することで将来後悔してしまう可能性が高いでしょう。
求人の中には大卒以上を応募条件としているものがありますが、それらの求人の特徴として、企業規模が大きかったり、待遇が他の求人よりも良かったりなど、就職する上で様々な嬉しいポイントが見られます。
社会的に見て、大卒であることは一定の学力や思考力がある対外的な証明ともなります。
就職できる会社の選択肢を出来る限り増やしていきたいという人は、多少無理をしてでも大学を中退せず、卒業まで頑張ることをおすすめします。
なんとなく大学を中退したい人
大学を中退したい理由が曖昧なまま中退してしまうと、今まで大学に費やしてきたお金と時間がそのまま無駄になりかねません。
加えて、中退理由が明確でないことから、大学を中退した後に「やはり中退しなければよかった」などと後悔するケースが少なくないでしょう。
大学の中退は人生において非常に大きな決断です。
それほどまでに大きな決断にもかかわらず、なんとなくで将来を決めてしまうのは非常に危険な行為とも言えます。
また、就職活動の面においても、あいまいな理由で大学中退してしまうことはデメリットになります。
中退後の就職活動においては、面接で大学中退理由を聞かれる可能性が非常に高い傾向にあります。
もし大学中退理由をうまく答えられないと、それだけで企業からマイナスイメージを持たれてしまいますので、就職できる可能性が低くなることが考えられます。
このことから、大学を本当に中退するのであれば、せめて自分の中において大学を中退する理由を明確に言語化するようにしてください。
大学生活に少しでも楽しみを見出せている人
大学生活を少しでも楽しいと感じている人が中退してしまうと、後々大きな後悔をすることが考えられます。
大学生活は社会人になる前の最後の学生生活です。
加えて、高校までの学生生活よりもはるかに自由度が高く、やりたいことを文字通り何でもできるチャンスとなっています。
大学を中退するということは、貴重な大学生活を経験する権利を失うことと同じです。
何かひとつでも大学生活にやりがいや楽しみを見出している人は、安易に中退するという選択を取るのではなく、まずは信頼できる友人やゼミの教授などに悩みを相談してみるのもおすすめです。
大学を中退した後の進路
大学を中退した後の進路としては、以下のようなものが挙げられます。
- 民間企業に就職する
- 公務員を目指す
- 就活に役立つ資格を取得する
もし大学を中退する場合は、あらかじめ進路を考えておくことが非常に大切です。
それぞれの進路について詳しく解説しますので、考える材料にしてみてください。
民間企業に就職する
大学を中退した後の進路として、最もメジャーなものが民間企業への就職です。
大学をそのまま卒業する場合は新卒としての就活になりますが、大学を中退する場合は、企業の中途採用枠として就職活動を進めていく必要があります。
中途採用枠は一般的に新卒枠よりも定員が少なく、求人によっては1人しか募集していないケースもあります。
そのため、書類選考で見送りになることも多く、面接対策だけでなく書類選考対策も入念に取り組まなければ内定を獲得することは難しいでしょう。
面接対策や書類選考対策を入念に準備したい人は、若手就職支援に強いキャリアスタートに相談してみてください。
公務員を目指す
大学を中退した後は公務員を目指す人も少なくはありません。
公務員と言われると大卒しか就職できないイメージがありますが、公務員試験の受験資格には学歴が関係ありません。
また、公務員試験においては筆記試験がありますが、高卒程度の学力のみを問われる枠も存在していますので、大学を中退していたとしても対策すれば公務員になることが可能です。
ただし、公務員になるためには相応の勉強が必須になってきますので、人によっては公務員試験のスクールに通うケースも見られます。
就活に役立つ資格を取得する
大学を中退した後、まずは就活に役立つ資格を取得するようなケースもあります。
ほとんどの仕事においては資格は必須ではありませんが、大学を中退したからこそまとまった時間が取れるため、中退を機に難しい資格を目指してみるのも1つの選択肢です。
ただ、資格取得に時間を取りすぎてしまうと空白期間が長引いてしまい、就職活動が難しくなることもあります。そのため、いきなり難易度の高い資格を目指そうとすることはおすすめできません。
公認会計士や税理士など難易度の高い資格を取得したいと考えているのであれば、資格取得のスクールなどに通って短期間で学習を進めていくのが良いでしょう。
大学中退者が仕事を探す方法
大学を中退した後に仕事を探す方法としては、以下の3つが考えられます。
- 就職エージェントを活用する
- ハローワークを利用する
- 求人サイトに登録する
大学を中退してしまうと、基本的に友達と一緒に就活を進めていくようなことができなくなってしまいますので、あらかじめどういった方法で就職先を見つけるのか理解しておくことが大切です。
それぞれの方法について詳しく解説します。
就職エージェントを活用する
大学を中退して就職活動に少しでも不安を覚えているのであれば、就職エージェントを活用することがおすすめです。
就職エージェントに登録することで、自分専任のアドバイザー付き、以下のようなサポートを受けながら就活を進めることが可能です。
- 無料のキャリア面談
- 就職活動の基本的な流れのレクチャー
- 履歴書の添削
- 自分に向いてる求人の紹介を受ける
- 模擬面接の実施
- 企業との面接日時の調整代行
このように、就職活動を始めるにあたって必要となる知識をインプットできるだけでなく、実際の就職活動を幅広くサポートしてもらえますので、安心して内定を目指せるようになるでしょう。
それだけでなく、履歴書の添削や模擬面接までしてもらえますので、希望の会社に就職できる可能性を高められる点も就職エージェントならではのメリットと言えます。
就職エージェントは様々なサービスが展開されていますが、大学を中退している人は、若手支援実績が多いエージェントを選ぶことがおすすめです。
キャリアスタートであれば、若手の正社員未経験の人を多く内定に導いた実績があります。
自分に向いてる求人が分からなかったり、就職活動をそもそもどうやって進めていけばいいのか分からないという人は、キャリアスタートの利用を検討してみてください。
ハローワークを利用する
最寄りのハローワークに行くことでも就職活動を進めることが可能です。
ハローワークでは、ハローワークに掲載されている求人に応募できるだけでなく、ハローワークの職員に就職相談をすることができます。
不定期に就活セミナーも実施されていますので、就職活動が始めてという人でも安心して利用できる点が特徴です。
しかし、ハローワークには企業がほとんどお金をかけず求人を掲載できるため、就職エージェントや求人サイトよりもはるかに求人が多いといった特徴があります。
自分に向いてる求人を見つけるのが難しいと考えられますので、どんな仕事に就きたいか明確なイメージを持てていない人は、就職エージェントなどと並行して利用することがおすすめです。
求人サイトに登録する
求人サイトに登録することで、掲載されている求人に自由に応募できるようになります。
求人サイトには非常に多くの求人が掲載されているだけでなく、自分に向いてる求人をおすすめしてもらえる機能もありますので、ハローワークよりも求人を探しやすいと考えられます。
また、企業からスカウトを受けることも可能なため、大学を中退していても若手を積極的に募集している求人からスカウトをもらい、有利に選考を進めていける可能性もあるでしょう。
ただし、求人サイトの場合は就職エージェントと異なり、就職支援のプロからサポートしてもらうことはできません。
自分1人で就職活動を最後まで進め切らなければなりませんので、大学中退者にはやや難易度の高い就活方法と言えます。
大学を中退したいと考えた時の注意点
最後に、大学を中退したいと考えたときに注意すべき点を3つ解説します。
高卒と大卒で生涯収入が大きく異なる
大学を中退すると高卒になりますが、高卒と大卒で生涯に稼げる収入に大きな差があることはあらかじめ注意しておく必要があります。
独立行政法人労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2022」によれば、大卒の男性が生涯に稼げる収入は2億6,190万円となっています。
一方、高卒の男性が生涯で稼げる収入は2億500万円となっていますので、およそ6,000万円の差が出てくることになります。
家が1軒買えてしまうほどの差額になることをあらかじめ認識した上で、大学を中退するのか検討するようにしましょう。
中退の事実がプライベートに影響することもある
大学中退が就職活動に影響することは避けられませんが、それだけでなくプライベートに悪影響をもたらすことも考えられます。
例えば、婚活において異性からの印象が悪くなってなかなかパートナーを見つけられないといった可能性が考えられますし、金融機関でローンを組もうとする際の審査においては、高卒であることがマイナスに加味されるケースもあるかもしれません。
このように、大学中退は自分の今後の人生において様々な面で影響をもたらしうることは認識しておく必要があります。
大学を中退すると奨学金の返済が始まる
大学に奨学金を借りて通っている場合、中退した時点で奨学金の返済が始まってしまいます。
そのため、貯金がないような人だと奨学金の返済に追われる日々を過ごさなければならないといった注意点があります。
大学を中退してもお金が必要になってくる場面は多々ありますので、なるべく早く正社員就職を目指して就職活動をしていくことを意識してみてください。