正社員になろう!残業なしの企業は存在するのか?
人は誰でも仕事とプライベートの両立は行っていきたいものですよね。
そんな中でたまに見かける残業なしという求人広告。
果たして本当に残業なしなんて事があり得るのでしょうか?
今回は残業についてお話していきましょう。
◆残業なしの広告には要注意
さて、残業なしの求人って意外にたくさんあるではありませんか!なんて思っている方は要注意です。
いざ入社してみると、残業なし=残業代なしでしかも、仕事が遅い君が悪い!なんて事も言われてしまう始末。
そんな企業も少なからずとも存在していることは確かです。
特に多いのが、営業や小売り、販売のお店です。
これらの職業は所謂みなし残業が多いです。
みなし残業とは予め入社の際に「みなし残業代30時間分含む」金額で給与を決める事を言います。
こうすることで30時間未満であれば企業は残業代をつけないという事になります。
しかも、少々タチが悪いのが30時間超えたとしても、従業員の粗を探し、「仕事が遅いから残業になるのだ」と結局のところ残業代をつけてくれないところにあります。
また、こういった小売店や販売店などでは役職(管理職)をつけることで残業代を渡す必要がなくなるので、何かしら好んで役職をつけさせようとする会社もあるくらいです。
このような業界に転職する場合は十分に注意もしくは覚悟しておきましょう。
◆比較的残業が少ない職種は?
ちなみに比較的残業が少ない職種と言えば、定時がある事務員や工場の作業員です。
特に工場の作業員で2交代制や3交代制のところは次の作業員が交代で入ってくる為、比較的残業は少ない傾向にあります。
また夜勤などにもなる為その分生活は不規則になりがちですが、お給料も夜勤手当がつく分少し上がる傾向にあります。
特に大手企業になればボーナスもしっかりついているので安心感はあります。
長期安定を求めるのであれば良い職場かもしれませんが、仕事内容に面白みがあるのかと言えば非常に難しいかもしれませんね。
単調な作業に飽きがこないようにモチベーション維持をしていかなければいけません。
◆残業なしというところはほとんどない
正直、今回お調べした結果を見ても、なかなか残業は全くありませんよ!なんて職場はほとんどありません。
何かしらを理由に残業になる場合がほとんどです。
100歩譲って残業はするにしても、正社員になる際は残業代がしっかりとつく企業へ入社しましょう。
見極めの非常に難しいところではあるものの、残業代なしよりも残業代をしっかり支払ってくれる企業のほうが信頼性はあって長く務めやすいのかもしれませんね。