未経験でも稼げるおすすめ仕事7選!仕事の探し方と稼ぐためのポイント
「未経験や知識がなくても稼げる仕事はあるのか」
「どの職種なら未経験でもガッツリ稼げるのか」
現在、収入に不満がある方の中には、未経験の業界に転職をして収入アップを狙っている方もいるのではないでしょうか。
一般的には、高収入の業種は専門的な知識等が必要なことが多いですが、実は、未経験や無知でもしっかり稼ぐことが可能です!
本記事では、未経験でも稼げるおすすめの仕事や稼げる仕事を探す方法、未経験でも稼げる仕事のメリット・デメリット、しっかり稼ぐためのコツについて紹介します。
この記事を読めば、経験や知識がなくてもしっかり稼げるようになるので、転職の際の参考にしてみてください。
Contents
1.未経験でも稼げるおすすめの仕事7選
未経験でも稼げる仕事は多数ですが、その中でも特におすすめの仕事を紹介します。
今回紹介する仕事は7つで、マイナビ転職の「2022年 モデル年収平均ランキング」によれば、年収は以下の通りです。
ランキング | 仕事 | 年収 |
1 | 不動産営業 | 989万円 |
2 | 保険営業 | 716万円 |
3 | タクシー・ハイヤードライバー | 614万円 |
4 | 施工管理 | 604万円 |
5 | インフラエンジニア | 568万円 |
6 | トラックドライバー | 486万円 |
7 | 介護士 | 421万円 |
それぞれどのような仕事なのか、未経験にもおすすめの理由を踏まえて説明します。
(1)不動産営業
平均年収が989万円もあり、未経験でも特に稼げる職業として、不動産営業は有名です。
不動産営業とは、マンションやアパートなどの不動産を消費者に紹介する仕事で、主に不動産の賃貸仲介や売買仲介をします。
たとえば、住宅用のマンションを探している方に条件に見合った物件を紹介したり、投資物件を探している方に将来有望な物件を進めたりすることが主な仕事内容です。
また、所有物件のリフォームを求める顧客に、リフォーム内容の提案をすることもあります。
不動産営業では、さまざまな種類の物件を扱うため、物件の内容によって稼げる金額も変わるのが一般的です。
取引金額が多くなるほど得られる利益も増え、成果を出せばその分、インセンティブによって高収入が実現できます。
ただし、気をつけなければならない点は、取り扱う金額が多いことからクレームやトラブル対応が多くなることです。
そのため、精神的なストレスはかかりやすく、メンタルが弱い人にとっては厳しい世界といえます。
強靭な精神力を備えており、成果主義の業界を求めている方は、不動産営業に挑戦してみてください。
(2)保険営業
保険営業も未経験でも十分高収入が目指せる職業で、平均年収は716万円です。
消費者に対して、保険商品を提案して、契約を獲得するのが主な仕事内容で、高いコミュニケーションスキルが求められます。
保険商品に関する情報を押さえておけば、あとは商品の魅力を伝え、相手に納得してもらえれば契約を勝ち取ることが可能です。
プレゼン経験があるに越したことはありませんが、人と話をすることが得意であれば、特別なスキルは必要ありません。
基本給はやや低めですが、インセンティブによって高収入を目指すことが可能です。
成果が出るほど給料が上がり、顧客とのつながりが広がるため、やりがいのある仕事といえます。
達成感を得られる仕事がしたい方におすすめです。
なお、保険営業には、新規営業とルート営業、反響営業の種類があります。
新規営業は、訪問営業や電話営業がメインになり、初心者にとってかなりハードルが高いです。
したがって、すでに関係が築かれているルート営業や反響営業がメインの仕事に就くことをおすすめします。
これまで不動産と保険の営業について説明しましたが、実は他にもさまざまな営業職があるので、興味のある方は以下の記事もあわせてご覧ください。
(3)タクシー・ハイヤードライバー
タクシー・ハイヤードライバーも特に経験がなくても高収入が見込める職業といえます。
平均年収は614万円と高めで、賃金が低いイメージを持っていた方も多いのではないでしょうか。
普通自動車さえ運転できれば誰でも就くことができ、乗せたお客様を目的地に運ぶだけのシンプルな仕事内容です。
タクシー・ハイヤードライバーに求められることは、とにかく安全運転を心掛けることで、他に特別なスキルは必要ありません。
強いて言うなら、最低限のコミュニケーション能力が必要で、運転中にお客様と会話することがあります。
また、気持ちよく利用してもらえるように、お客様が乗下車する際に、挨拶をすることも重要です。
低賃金のイメージが定着しているかもしれませんが、インセンティブが設けられているため、実は営業と同様に成果を出すほど収入がアップします。
タクシー・ハイヤーの利用頻度が高い人は、気に入ったドライバーを名指しして依頼することも多いため、リピーターを獲得することで安定した成果を収めることが可能です。
接客スキルが高く、長時間の運転が苦ではない方は、タクシー・ハイヤードライバーを検討してみましょう。
(4)施工管理
施工管理は、転職先の仕事としても人気があり、年収600万円以上を狙うことができます。
主な仕事内容は、工事現場の作業のスケジュール管理や安全管理、品質管理など工事全般の管理が中心です。
直接工事を行うわけではなく、工事現場が上手く機能するようにサポートするのが基本なので、過去の経験等は特に必要ありません。
学歴も問わず、チャレンジしやすい業界で、転職しやすい点も特徴です。
ただし、施工管理はインセンティブが設けられているわけではなく、残業手当によって高収入が担保されている傾向があります。
長時間拘束される可能性はあるものの、未経験の業界で収入アップを図れるため、比較的稼ぎやすい仕事です。
施工管理技士という国家資格を取得すれば、さらなる収入アップや高待遇が期待できるので、キャリアアップを図りたい方は検討してみましょう。
なお、以下の記事で施工管理に転職するメリットなどを詳しく説明しているので、施工管理に興味のある方はあわせてご覧ください。
(5)インフラエンジニア
インフラエンジニアも未経験から高収入が目指せる仕事です。
正社員の平均年収は568万円で、全体の平均年収(国税庁のHPによると461万円)と比較すると高い傾向があります。
主な業務内容は、ネットワークシステムの設計や構築、運用・保守です。
仕事 | 仕事内容 | 求められるスキル |
設計 | クライアントの要望に沿って、新しいITインフラを企画する |
|
構築 | 設計書を元に、新しいネットワークシステムを構築する |
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運用・保守 | ネットワークの監視やトラブル対応をする |
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また、インフラエンジニアにはいくつもの種類がありますが、その中でも未経験者向けの仕事は、サーバーエンジニアとネットワークエンジニアです。
- サーバーエンジニア:サーバーを動かすアプリケーションに関連するシステムを構築・設計し、管理保守をする
- ネットワークエンジニア:ネットワークをつなぐアプリケーションに関連するシステムを構築・設計し、管理保守をする
開発するシステムが異なるだけで、業務の流れや収入、求人数に大きな差はありません。
なお、インフラエンジニアになるには、未経験でも最低限のネットワークに関する知識が求められます。
たとえば、顧客のニーズに対応するために、どのような技術が必要なのか知っていなければ、最適な提案をすることができません。
そのため、基本的なネットワーク技術やネットワーク機器に関する知識は、勉強しておきましょう。
#1:インフラエンジニアになりたいなら資格を取得しておくべき
必要な知識を勉強するのであれば、ITパスポートやCCNA、LinuCの取得をおすすめします。
おすすめ資格 | 資格内容 |
ITパスポート |
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CCNA |
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LinuC |
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インフラエンジニアとして活動するには、CCNAかLinuCのどちらかは必須で、ITパスポートを取得していると、幅広い業務に携わることができます。
#2:インフラエンジニアになるならSES企業がおすすめ
インフラエンジニアとして働きたい場合は、SES(システムエンジニアリングサービス)企業に就職しましょう。
SES企業とは、所属しているエンジニアを取引先に常駐させて、システムの開発や運用を行わせる会社のことです。
派遣とは異なり、SES企業がエンジニアへの指揮命令権を持っています。
SES企業に所属するメリットは、以下の通りです。
- 短期間でさまざまな経験ができる
- プロジェクトが終われば人間関係がリセットさせる
- 本社の目が届かないので気が楽
- マニュアル通りに働けばいい
- トラブルがなければ暇な時間ができる(運用・保守の場合)
- 研修が充実しているので初心者でも安心
ITサービスの浸透により、これから需要が高まる業界なので、IT系の仕事をしたい方は、インフラエンジニアを目指してみましょう。
(6)トラックドライバー
トラックドライバーの平均年収は486万円で、タクシー・ハリヤードライバーより収入は劣りますが、未経験者でも稼ぎやすい傾向があります。
主な業務は、荷物の積み下ろしと長距離の運転で、単純な業務の繰り返しです。
特定の荷物と決められたルート通りに運搬するだけなので、特別なスキルは必要ありません。
近年は、オンラインショッピングの利用者の増加で宅配量が急増しており、平均年齢は高めですが、求人件数は他の業界に比べても多いです。
仕事のほとんどが運転で、一人作業がメインなため、長時間運転するのが苦ではない方や人付き合いが苦手な方におすすめします。
黙々と一人で仕事をしたい方にぴったりの仕事なので、トラックドライバーを検討してみてください。
なお、大型自動車免許を取得しなければ働くことはできませんが、人材確保の施策として費用を負担する会社も増えているため、取得していなくても問題ありません。
就職先を選ぶ際に、大型自動車免許の取得費用を出してくれる会社がないか探してみてください。
(7)介護士
介護士は、無資格でもできる仕事があるため、未経験でも挑戦しやすい仕事です。
たとえば、介護施設内の利用者の身の回りのお世話(清掃、食事の準備)や送迎、事務作業などは資格がなくても行えます。
平均年収は421万円とやや低めですが、400万円以上の収入を得ることが可能です。
少子高齢化社会の影響により、介護が必要な高齢者は増えているのに対し、介護を行う人材が少ない傾向があります。
そのため、介護業界では深刻な人手不足が大きな問題になっており、求人が多いのが特徴です。
奉仕活動が好きな方は、介護職への転職も検討してみましょう。
なお、働きながら介護福祉士の資格を取得すれば、年収アップを図ることが可能です。
入浴などの身体介護も行えるようになるため、幅広い業務に携わることができます。
2.未経験から稼げる仕事を探すなら転職エージェントへの登録が必須!
未経験から稼げる仕事を探すなら、転職エージェントへの登録をおすすめします。
転職エージェントとは、専任のキャリアカウンセラーが個別にカウンセリングや条件に合った求人紹介、書類選考や面接の対策、スケジュール調整などをサポートしてくれるサービスです。
仕事探しに転職エージェントを活用することで、以下のようなメリットがあります。
- 最適な転職先を紹介してもらえる
- 非公開求人情報が入手できる
- 会社の実情を知ることができる
- ブラック企業を避けることができる
- 複数の会社の選考を効率よく進められる
- 質の高い選考対策を受けられる
- 日程・給与・待遇などの交渉を代行してもらえる
- 書類選考に通過しやすくなる
転職サイトとは異なり、転職のプロが仲介してくれるため、必要な情報を精査して提供してくれます。
また、非公開求人を扱っており、転職サイトでは得られない企業情報を得ることも可能です。
転職エージェントを登録すれば、優位に転職活動に取り組めるので、積極的に活用し効率良く次の就職先を探しましょう。
3.未経験でも稼げる仕事のメリット・デメリット
未経験でも稼げる仕事には、チャンスが多いなどのメリットがありますが、一方で、厳しい労働条件を突きつけられる場合があるなどのデメリットもあります。
転職して後悔したいためにも、上手い話ばかりではないことを把握しておくことが重要です。
必ずしも良い方向に向くわけではないので、メリットも含めてどのような事態が想定されるのか頭に入れておきましょう。
(1)メリット
未経験でも稼げる仕事の大きなメリットは、誰でも働くことができる点です。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
- チャンスが平等にある
- 学歴に関係なく就職できる
- 早期活躍ができる
誰にでもチャンスが平等に与えられ、高学歴でなくても高収入を狙えます。
また、実力主義の仕事が多く、即戦力として採用されやすいため、早期に活躍することが可能です。
やりがいにつながりやすく、頑張った分だけ評価してもらえる会社が多いので、ぜひ挑戦してみましょう。
(2)デメリット
未経験で稼げる仕事は、ライバルが多く、実力主義になりがちな点がデメリットにもなります。
たとえば、考えられるデメリットは以下の通りです。
- 結果が求められる
- 拘束時間が長い
- 向き不向きがある
実力主義ということは、結果を出さなければ評価してもらえないことを意味します。
また、人手不足の業界が多く、長時間労働や休日出勤を求められる可能性が高いです。
チャンスは多いですが、人によって合う合わないがはっきりしやすいため、入社する会社を間違えるとモチベーションの低下につながりやすいといえます。
そのため、未経験でも働けるかを注目するだけでなく、あなたの要望に沿っているか見極めることが大切です。
4.未経験でもしっかり稼ぐために必要なこと
未経験でもしっかり稼ぐために、意識すべきことがいくつかあります。
特に押さえておくべきポイントは以下の3つです。
- 専門的な知識を身につける
- 稼ぎたい目標を決める
- 自分に向いている仕事を選ぶ
意識するだけで働き方がかなり変わるので、参考にしてみてください。
(1)専門的な知識を身につける
未経験で稼げる仕事には、専門的な知識を身につけることでより高い収入を得られる仕事があります。
専門的な知識を備えていると、会社内で数ある社員の一人ではなく、唯一無二の存在になることが可能です。
たとえば、不動産営業の場合、宅地建物取引士の国家資格を取得することで、責任ある業務を扱えるようになります。
担当できる業務の幅が広がることで、より大きな業務に携われるようになるため、専門性を高めて稼げるチャンスを増やしていきましょう。
(2)稼ぎたい目標を決める
どのくらい稼ぎたいのか明確に目標を決めることが大切です。
一言に稼ぎたいといっても、人によって満足度は異なります。
500万円稼げれば満足という人もいれば、1,000万円でも足りないと思う人もいるでしょう。
ただ漠然と稼ぎたいと思っていても、現実と大きな差があれば、モチベーションを維持することはできません。
そこで、実際に実現可能な範囲で、「30代の内に年収を600万円にしたい」といった具体的な目標を立てましょう。
いくら目標を明確にしても、現実的に不可能な数字であれば意味がないので、転職先で達成できる可能性がある範囲に留めることがポイントです。
(3)自分に向いている仕事を選ぶ
自分に向いている仕事を選ぶのも重要です。
いくら稼げるといっても、無理して働かなければならない状況になれば、精神的に追い詰められます。
ストレスが蓄積すれば、健康面にも影響を及ぼす可能性があり、結果として辞めなければならないケースもあるでしょう。
たとえば、人とコミュニケーションを取ることが苦手で、初対面の人と話をすることに大きなストレスを感じる人が、営業職でいきなり成果を出すことは現実的ではありません。
頻繁に転職をすると、その後の転職活動に響くため、なるべく長期にわたって働くことが望ましいです。
転職先で後悔しないためにも、企業研究を行い、自分の特徴とマッチしているか細かくリサーチすることが求められます。
「未経験でも高収入」というワードに誘われて、あなたの特徴を活かせない会社を選ばないように注意しましょう。
まとめ
未経験でも高収入を狙える仕事はたくさんあります。
ただし、未経験で稼げる仕事にはデメリットもあるので、どのような事態に陥る可能性があるのか頭に入れておくことが大切です。
転職エージェントに登録すれば、あなたに適した会社を紹介してくれます。
今回紹介したしっかり稼ぐためのポイントを参考にして、転職活動を成功させましょう。