正社員になるのに年齢は関係あるの?
正社員になるのに年齢は関係ありません。
何歳でもなれます。
ただしその何歳でもなれるという「余裕」を持っている方はそれと一緒に「経験・能力」も持っているからです。
全く何もないフリーターが何歳でも正社員になれるのか?というとそんなに甘くはありません。というのが今までの日本の考えです。
◆35歳のボーダーラインって?
現在、正社員になれる年齢は何歳でも関係はありません。
それは事実です。しかし、なろうとしてもなれなくなってくる年齢がありました。
それが35歳という区切りです。ですがこれは一昔前までの考え方です。
一般的に20代は教育される側、30代に突入すると教育する側へと変化していきます。
この状況で30代半ばの新入社員が入ってきたらどうでしょうか?
間違いなく年下から教えを乞う立場になってきますよね。
男社会の中で変なプライドがあるせいか、年功序列や年上=上司、年下=部下という概念が定着していました。
しかし現在ではこのような考え方が変わりつつあります。
◆それぞれの役割がある
現在の社会生活はそういった年功序列のようなプライド社会ではなくなってきています。
要はその役割にあった人物が役職を手に入れるという事です。
年功序列の際は例えば能力のない古株の従業員が役職をもらうなんてことはザラでした。
ですが、今は違います。
各自が自分の役割を分かっているので役職は自分には向いていないと感じた先輩は普通に後輩に課長の椅子を譲ることもあります。
それは、課長=偉いとはならなくなってきたからです。
そのお陰で能力さえあれば何歳でも転職が可能となってきています。
◆必要とされる人財であれ
現在35歳を過ぎている人でも今の会社環境であればフリーターであろうとなんであろうと能力さえあれば正社員にはなれるのです。
その企業に必要とされる人財になっていればいいのですよ。
これは非常に大変な道のりではあります。
フリーターからバリバリ働いてきた35歳と同じ能力に到達するには並大抵の努力では無理です。
今までの社会であれば、努力しても報われなかったでしょう。
しかし現代は違います。フリーターであろうとなんであろうとその企業に貢献できる能力があれば受け入れられるのです。
なので、何歳になっても諦めてはいけません。
能力がある人財こそが今の企業が求めているモノなのですから。
自分で勝手に限界を感じていた人は今すぐその考えは捨てましょう。
まだまだやるべきことはたくさん残っています。
諦めずに頑張ったものだけが正社員になれるのですから。