INFP(仲介者型)に向いている仕事10選!強みや弱みなども徹底解説
「INFP(仲介者型)の働く上での強み、弱みはなんだろう…」
「INFP(仲介者型)だけど、自分に合った仕事はなんだろう…」
このように悩んでいないでしょうか。
INFP(仲介者型)の人は独創的で共感力が高く、一人を好みコツコツ仕事をすることが得意な人が多いといわれています。
そのため、人の感情に関わる仕事やクリエイティブな仕事などに適しており、企業で多くの人が活躍しています。
この記事では、INFP(仲介者型)の特徴と強み・弱み、向いている職業やおすすめの職場環境についてわかりやすく解説します。
そもそもMBTI診断とはなにかや、他のタイプについても知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しています。
Contents
1.INFP(仲介者型)の特徴とは?
INFP(仲介者型)は、独創的かつ想像力豊かで、音楽、芸術、自然、そして周りの人に対して、深く感情的に反応する人たちを指します。
根っから内省的な上に、自分の思考と感情をものすごく的確に把握できる人を指し、周囲の人についても理解を深めたいと強く望みます。
誰かに心を打ち明けられたり、相手の話を聞いて力になれることに喜びを感じるでしょう。
出典元:16Personalities│仲介者 (INFP型)の性格
同じINFP(仲介者型)ですが神経性の違いがあり、TとAは傷つきやすさの違いを示すものです。
「A」はAssertive(断定的な、自信に満ちた態度の)の頭文字で自己主張型、「T」はTurbulent(荒れ狂う、かき乱された)の頭文字で神経型と言われます。
INFPは共感性が高いため他者からどう思われているかを気にしがちな性格ですが、その中で傷つきにくいのがINFP-A、逆に敏感で傷つきやすいのがINFP-Tとなります。
2.INFP(仲介者型)の4つの強み
INFP(仲介者型)の性格的な特徴から強みを4つ紹介します。
INFP(仲介者型)の強みを理解し、自分に合った仕事を探すための参考にしてください。
(1)利他的で人間関係を円滑にできる
INFP(仲介者型)タイプの人は、思いやりがあり、他者への共感力に優れています。
利他的で慈悲深い性格のため、どんな時でも他の人の話に耳を傾けると言われています。
会社内の人間関係を円滑に進めるための仲介者として、良好な関係を構築することに役立ちます。
(2)独創的かつ想像力が豊か
INFP(仲介者型)タイプの人は、独創的かつ想像力が豊かです。
そのため、新しいアイデアを生み出し、異なる視点から物事を考えることが得意です。
そのため、歴史的に多くの芸術家がINFPであり、クリエイティビティが高いと言われています。
(3)一人で集中して取り組むことができる
INFP(仲介者型)は、一人でいる時間を好み、没頭して取り組むことができます。
利他的で人と接することを好む一方、内向的であるため、一人でいることを好む傾向があります。
そのため、一人コツコツ取り組むことができ、興味があることに対しては驚異的なものを発揮することができると言われています。
(4)探求心が強く信念をもって行動できる
INFP(仲介者型)は、「使命を探し求める」特徴を持っており、自分の価値観や信念に従って行動できます。
INFPは内省型で探究心が強く、自分が好きなことに対して最後までとことん突き詰めたいと考えています。
そのため、INFPは高い探究心をもって仕事に臨み、興味のある分野のスペシャリストになるケースもあります。
3.INFP(仲介者型)の3つの弱み
INFP(仲介者型)の人は強みが多い一方で、弱みとなってしまうこともあります。
ここでは、INFP(仲介者型)の性格的な特徴から読み取れる弱みを3つ紹介します。
弱みに対してどう取り組むかも紹介してますので、INFP(仲介者型)の弱みに前向きに向き合いましょう。
(1)周りの悪い感情の影響を受けやすい
INFP(仲介者型)は共感力が高いため、他の人が持つ否定的な考え方や気分を吸収しがちです。
さらに、強い信念を持っているため「悪い環境を改善しなければ」と感じやすく、精神的なストレスを感じてしまいやすいです。
そのため、時には自分は「気にしすぎてしまう性格だ」と理解して、物事に対して割り切る頭の切り替えをすることも重要です。
(2)自己批判的になってしまう
INFP(仲介者型)は高い理想主義を掲げているために完ぺき主義になりやすく、物事が上手くいかないと内省して自己批判になりがちです。
想像力や強いこだわりは大きな強みですが、理想が周囲に理解されない時にストレスを感じてしまうことも。
そのため、強い探究心を活かし、妥協できる部分がないかポジティブな面を探すことで、新たな可能性を見つけることもできるでしょう。
(3)自己犠牲が過ぎる
INFP(仲介者型)タイプは過度な自己犠牲をしてしまうことがあるため、注意が必要です。
他者をサポートしたり、チームに貢献することにやりがいを見出す傾向がありますが、その結果身体的に無理をしてしまうことも。
今まで利他的に行動して助けてくれていることは周りも理解しているため、時には人からの頼み事を断る勇気を持つのも重要です。
4.INFP(仲介者型)に向いてる仕事10選
ここまで、INFP(仲介者型)の人の特徴や強み、弱みについて紹介しました。
ここからは、そんなINFPの人に向いている職業を10選を紹介します。
クリエイティブな職業 | |
人と深くかかわる職業 | |
ひとりで没頭できる職業 |
強みを生かすことができるため、ぜひ自分の興味のある職業を探す糸口として活用ください。
(1)INFPに向いてる「クリエイティブな職業」3選
INFP(仲介者型)の人は、想像力が豊かでクリエイティブな分野で才能を発揮します。
ここでは、INFP(仲介者型)に向いているクリエイティブな仕事を3つ紹介します。
強みを生かした独創性を遺憾なく発揮することができるでしょう。
#1:デザイナー
デザイナーは、Webデザイナーやグラフィックデザイナーなど、企業や個人などのクライアントから依頼されたデザイン物を担当・制作する職業です。
例えば、Webデザイナーであればサイトやアプリ等のUI/UXの作成、グラフィックデザイナーであればチラシなどの販促物の作成など一般企業でも活躍できます。
INFP(仲介者型)の共感力の高さと独創性を生かし、よりユーザーにとって優れたデザインを作り出すことができるでしょう。
#2:Web ライター
Web ライターは、Webメディアの記事制作などを行う職業です。
顧客をより惹きつけるために自社ブログを作成している企業も多く、どんな記事を書くかのコンテンツ検討から記事作成まで幅広い業務内容があります。
INFP(仲介者型)の多角的な視点や共感力を生かすことができます。
#3:イベントプランナー
イベントプランナーは様々なイベントを企画し、その準備や管理などを行う職業です。
展示会などの企画や参加、企業の販売促進キャンペーンの実施、各種イベントなど活躍できる場面は多岐にわたります。
INFP(仲介者型)の発想力や独創性を活かすことができ、リアルな反応で実感を得やすいです。
さらに、大きなイベントであれば同じ目標をともにする仲間と仕事をすることができ、共感力や柔軟性の発揮することができるでしょう。
(2)INFPに向いてる「人と深くかかわる職業」4選
INFP(仲介者型)の人は、人と深く関わる分野で才能を発揮します。
ここでは、INFP(仲介者型)に向いている人に関わる職業を4つ紹介します。
利他的で人への関心が強いため、人の心の動きや他人に貢献できる仕事にやりがいを覚えやすく、天職と言えます。
#1:人事
人事は、組織の中で働く人の管理に関する業務全般を行います。
人材の採用やどの部署に配属するかの検討、異動など適切な人事計画を推進することが求められます。
INFP(仲介者型)は他者の感情も繊細に汲み取ることができるため、採用活動や人材育成の場面など大いに役立つでしょう。
利他的な性格は、横断的にコミュニケーションが必要な人事の仕事にとって大きな強みになります。
#2:マーケター
マーケターとは、マーケティング活動を行う職業です。
マーケティングとは、顧客のニーズを探るための市場調査や分析、商品企画・開発、広告宣伝活動・プロモーションなど多岐にわたります。
INFP(仲介者型)は高い共感力や観察眼を持っているため、人々や社会のニーズを満たす商品やサービスを企画し、プロモーションしていく能力に優れています。
#3:キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントは、企業・組織の人事・教育などの人材開発部門で企画立案・実行に携わる職業です。
転職エージェントのような転職支援だけでなく、働く人の意欲や能力開発についての研修や施策を企業内で行うなど、多岐に渡ります。
INFP(仲介者型)の高い分析能力と共感力を発揮することができ、実際に職場の人に触れ合って実施するため、社会貢献などやりがいを強く感じることができるでしょう。
#4:教育関連業界
教育関連業界とは、小学校などの教育機関だけでなく、社会人を対象にした資格スクール、学習アプリの開発会社など、多岐にわたります。
人々の成長や目的の達成をサポートするものであり、人の生き方に大きな影響を与える職業です。
INFP(仲介者型)は高い洞察力を持っており相手の気持ちを鋭く読み取ることができるため、職務に活かすことができます。
INFPにとって教育関連業界での仕事は関わった人たちの良き理解者となることにやりがいを感じられるでしょう。
(3)INFPに向いてる「ひとりで没頭できる職業」3選
INFP(仲介者型)の人は、一人で集中して取り組むことに強みを持っています。
ここでは、INFP(仲介者型)に向いている人に関わる職業を3つ紹介します。
一人でもコツコツと集中して業務に取り組むことができ、大きな成果を上げやすい職業です。
#1:ITエンジニア
ITエンジニアはプログラミングなどのITスキルを使い、システム開発などを行う職業です。
急速にニーズが拡大している職種で人材不足で求人も高く、自分のタスクをこなしながらチームでも働くことができます。
INFP(仲介者型)は探求心が高く、一人で集中して取り組むこともできるため、職務に活かすことができます。
#2:研究職
研究職は、企業などでさまざまな研究に従事する職業です。
食品会社や化学品メーカー、化粧品・アパレルメーカーなど業界は多岐にわたります。
研究職は専門性の高い分野であるため、未経験者が研究職へ転職するのは簡単ではありませんが、資格取得など自分の知識・スキルを磨くことで働くことも可能です。
INFPの裏方気質や集中力の高さも、自分のテーマに没頭できる職業への適性を示しています。
#3:翻訳者
翻訳者は、ビジネス文書や海外小説、動画などを翻訳する職業です。
国際化が進む中でフリーランスも増えており、自宅やオフィスで作業することが多く、基本的に文書を相手にする仕事です。
単に言葉を訳すだけでなく、ニュアンスも含めて正しく伝えなければいけないため、INFPの直感と感情面で優れている言語的な強みを生かすことができます。
5.INFP(仲介者型)におすすめな職場環境3選
仕事内容だけではなく、職場環境を考えることも重要です。
ここでは、職業に限らないINFP(仲介者型)におすすめな職場環境を3つ紹介します。
これらの職業環境で働くことで、ストレスなくやりがいをもって業務に取り組むことができるでしょう。
(1)人と深い関係を築ける職場
INFP(仲介者型)は人間関係を重視するため、人と深い関係を築ける職場で強みを生かすことができます。
例えば下記のような特徴がある職場環境です。
- 仕事を通して、人の役に立っている実感が得られる環境
- 数字だけでなく、日頃の行動も評価対象として認めてくれる環境
- 上司や同僚が誠実で前向きな人が多い環境
人々の関係性が前向きで穏やかな職場であれば、安心して業務に打ち込むことができます。
(2)新しい考え方を大切にする職場
新しい考え方を柔軟に認めてくれる職場であることも、INFP(仲介者型)にとって重要なポイントです。
自分の考えをしっかりと持っているため、そうした提案を無下にされてしまうと強いストレスに感じやすいためです。
例えば下記のような特徴がある職場環境です。
- 前例に囚われすぎずに新しい手法にチャレンジできる環境
- 社内政治や利益だけでなく社会的意義なども重視している環境
- 自分の価値観や信条を個性として認める風土がある環境
INFPは理想や信念を大切にするため、それらを軽視したり、社会的な役割よりも自社の利益を優先する組織では、自分らしく働くことは難しいでしょう。
(3)自分のペースで集中できる職場
自分のペースで仕事に集中できる職場環境であることも、INFP(仲介者型)にとって大切です。
独創的で探求心も強いため、納期に追われるような突発的な業務が多い職場ではストレスに感じやすいためです。
例えば下記のような特徴がある職場環境です。
- 長期的に取り組むことができる仕事がある環境
- 最小限の規則はあるが、個々の権限や裁量の幅が広く認められている環境
- リモートワークなど働き方を柔軟に選択できる環境
自分のペースや環境を確保し、仕事に専念できるような環境で進めることで、他の人よりも高い成果を上げることができると言えます。
まとめ
本記事では、「INFP(仲介者型)だけど自分に合った仕事はなんだろう」と思う人向けに、
INFP(仲介者型)の特徴と強み・弱み、向いている職業などを紹介しました。
INFP(仲介者型)の人は独創的で共感力が高く、一人を好みコツコツ仕事をすることができるため、活躍の場面が多いです。
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