面接で緊張しすぎは解決可能!面接で緊張しない方法を面接前・面接中に分けて解説

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「面接で緊張しすぎて思ったことが伝えられない、なかなか内定が得られない」と悩まれる人もいるのではないでしょうか。確かに面接は緊張しやすい場面ではありますが、あがり症を克服し、面接を突破して内定する人や念願の職種に就いて活躍している人も多く存在しております。そこで今回は面接で緊張しない方法を面接前・面接中に分けて解説します。
また、面接で緊張しやすい人・面接で緊張しずらい人の特徴についてそれぞれ紹介します。気になる方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

1.面接で緊張しすぎる理由とは


面接で緊張しすぎる理由は下記の通りです。

(1)初対面の人と話すから

面接ではほとんどのケースで初対面の人と話すことになりますので誰しもが緊張しやすくなります。初対面だと相手がどのような性格で自分のことをどのように思っているのか、何を聞かれるかわからなくて不安になるからです。
また、初めての面接会場に行くことは予想ができないことが多く、場慣れしていないことからより緊張しやすい状態になります。

(2)評価される大事な場面だから

面接は人生を左右する重要な場面であり、評価される立場ということから緊張しやすくなります。面接の結果により今後の人生への変化、家族や恋人にも影響があるため良い結果を残さなければと気負いすぎてしまうからです。このことから「不用意な発言はできない」と自分で思いつめて固くなってしまう人は多いです。

(3)ビジネスマナーが求められるから

面接は家族や友人と接する日常的な場面とは異なってビジネスマナーが求められます。例えば、服装はビジネスシーンに相応しいスーツ、靴、鞄を着用します。そしてオフィスビルに入る前にはコートを脱いで片手でもつ、鞄は机や椅子へ置かずに床に置く、面接会場の受付での挨拶や入館手続きの方法があります。このように初めてのビジネスマナーに戸惑いがあると不安に感じて緊張しやすくなります。また、日常会話とは異なり論理的に話すことが求められ、結論から伝えることなど慣れていないと思うように話せなくて言葉につまってしまいやすいです。

2.最低限のマインドセット


最低限のマインドセットは下記の通りです。

(1)伝えたい要点を覚えておく

面接の前に自分の考えを明確にして、伝えたい要点を覚えておくことが大事です。台本のようにセリフの丸暗記では予想外の会話の流れになったときに臨機応変に対応できず、質問に対しての答えにならず不自然となってしまうからです。そのため大事な要点を単語として覚えておき、面接の場面ですぐに思い出せるようにしておくことをおすすめします。

(2)自分を大きく見せないようとしない

等身大の自分よりも大きく見せようとするときに人は緊張しやすくなるものです。そして見栄をはって実際の自分より良くみせるために嘘をつくと、面接の質問をされたときに矛盾がでたり、すぐに回答ができずに逆効果となります。もし嘘の自分で面接に通ったとしても、入社後に働きづらくなるので嘘はつかずに等身大の自分を伝えるようにしましょう。

(3)よく聞かれる質問事項は回答を考えておく

面接でよく聞かれる質問事項については回答内容を考えておくことをおすすめします。
具体的に面接でよく聞かれる質問は下記の通りです。

面接でよく聞かれる質問

・自己紹介

・長所・短所

・過去に大変だったこと

・学校や職場で力を入れたこと

・志望動機

・将来のキャリアプラン

過去の経験から上記の質問に対する回答を考えておき、具体的なエピソードも話せるようにしておくと安心です。

(4)結論から話して具体例を伝えることを意識する

面接では結論から話して具体例を伝える話し方を意識すると良いです。そうすることで、まとまりがあり聞き手側に伝わりやすくなるからです。
また、面接で話が長くなりすぎて何を話しているのかわからない、質問に対しての回答にならず着地してしまうという失敗を防ぐことができます。面接での具体的な回答例は下記の通りです。

面接でよく聞かれる質問について詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみましょう。

第二新卒が面接でチェックされやすい点と聞かれやすい質問&回答例

2019.11.20

(5)面接のシミュレーションを何回も行う

家族や友人に面接官役になってもらい、面接のシミュレーションを行いましょう。繰り返し行うことで、自分の伝えたい言葉が出てくるようになります。面接官役となってくれた人にフィードバックをもらうことにより、話し方の癖に気づけて改善もしやすくなるからです。
また、面接のシミュレーションを何回も行ったということで「これだけ準備したから大丈夫!」と自信にもつながります。
身近にシミュレーションをしてもらえる人がすぐに見つからないというときは、当社のキャリアアドバイザーが面接対策も手厚くサポートしますので、お気軽にご相談ください。

3.面接当日に緊張を抑える対処法


面接当日に緊張を抑える対処法は主に下記の3つです。

(1)時間に余裕をもって会場に着く


面接当日は時間に余裕をもって会場に到着することが心の余裕につながります。
面接会場に着くまでの間に道に迷ったり、交通遅延が生じた場合には焦りからますます緊張しやすくなってしまうからです。初めて行く会場であれば、なおさら余裕をもって行動しましょう。面接会場の場所は早めに確認しておき、付近の喫茶店で面接時間前までゆったりと時間調整できるくらいが理想的です。

(2)待ち時間に深呼吸をする

緊張しているといつの間にか呼吸が浅くなっていることがあるので、待ち時間に大きく深呼吸をして呼吸を整えることをおすすめします。呼吸が浅くなると脳に酸素がいきわたりずらくなり、思考が回らなくなってしまうからです。深呼吸の方法は下記の通りです。

深呼吸の方法

①息を吐き切った状態から鼻からゆっくりと息を吸い込みます。

②腹部を5cm程度まで膨らませるまで、深く息を吸い込みます。

③息を吸うときの倍くらいの時間をかけて口から息を吐いていきます。

上記①~③を5回程繰り返すことで呼吸が整っていき、体調不良になることも防ぐことができます。

(3)ストレッチをしてリラックスする

緊張すると体が固くなっていることがあるので、軽くストレッチをして体をほぐすことをおすすめします。
ストレッチの具体例は下記の通りです。

ストレッチの具体例

①手首や足首を回す

②腕や足を伸ばす

③体をねじる


①~③を繰り返し行うことで体が柔らかくなり、リラックスした状態になることができて、血液の循環が良くなり緊張させる効果が期待できます。

(4)イメージトレーニングする


面接の1日のスムーズな流れを頭の中でイメージトレーニングしてみましょう。
上手く行く様子を思い描くことで前向きな気持ちになり、不安を払拭できるからです。具体的には面接会場へ到着して受付を済ませて控室へ通されます。その後、面接官が控え室に入ってきたら立ち上がって挨拶をします。それから面接での質疑応答で自分が滑らかに話せている姿を思い描きます。繰り返し良いイメージをもっておくことで、ネガティブな感情からポジティブな感情になり、緊張が軽減されていきます。

4.面接中に緊張を抑える対処法


面接中に緊張を抑える対処法を下記に解説します。

(1)正直に緊張していることを伝える

面接中に緊張しすぎて言葉が出づらくなってしまったときには、面接官に正直に緊張していることを伝えましょう。緊張していることを伝えることで、考える時間をもらえたり面接官が緊張していること前提での質疑応答にしてくれることがあります。
また、適度な緊張は真剣度の高さの表れでもあるのでマイナスな印象になることはありません。逆に緊張感がなさすぎると真剣度が低いと思われることがあります。

(2)目線は相手の目以外の顔のパーツを見る

面接中には面接官の顔を見て話すほうが印象が良いですが、目線は相手の目以外の顔のパーツを見ましょう。面接官の目を見すぎると圧迫感を感じてより緊張しやすくなるからです。
具体的には面接官のおでこや鼻の中心あたりであれば、目から離れすぎず違和感をもたれにくいです。ただし、目線を外している時間があまりにも長く、ほとんど目が合わないという状態だと人が苦手でコミュニケーションをスムーズにとれない印象をもたれるので気をつけましょう。

(3)笑顔で話すようにする


面接では笑顔で明るく話すことが大事です。まずは自分が笑顔になることで自分自身の緊張が緩和され、面接の場が明るく和やかになる効果があるからです。面接官としても笑顔で受け答えをしている求職者を見て「人間関係を円滑にしてくれそう」という好印象をもちやすくなり、笑顔で受け答えしてもらいやすくなります。

(4)頭が真っ白になったら時間をもらう

面接中に頭が真っ白になって何も言葉が浮かばなくなってしまったときは、面接官に「恐れ入りますが、緊張して頭が真っ白になってしまったため少しお時間をいただけますでしょうか?」と正直に伝えましょう。その時間で深呼吸をして頭の整理をして回答をする余裕が生まれます。何も伝えずに面接中にずっと沈黙が続くほうが面接官も困惑しますし、面接のマナーとしても良くないからです。

5.緊張しやすい人の特徴


緊張しやすい人の特徴を下記に解説します。

(1)真面目で責任感が強い人

真面目で責任感が強い人ほど緊張しやすい特徴があります。何事もきっちりとこなして絶対に失敗できないと不安を感じやすいからです。面接の場面でも面接官の質問に対して間違えないように回答するべきと思っているため過度な緊張をしやすいです。真面目なことは決して悪いことではありませんが、自分らしさとゆとりをもって伝えましょう。

(2)劣等感をもっている人

自分に劣等感を持っている人は自信のなさから緊張しやすいです。
劣等感をもっている人の具体的な特徴は下記の通りです。

劣等感をもっている人の具体例

・過去に失敗した経験をもっている

・人に認めてもらえなかった経験をもっている

・まわりに優秀な人たちがいる中で比較されてきた


上記のことから劣等感をもつ人は多いですが、他人からどのように思われるかよりも自分ならどうしたいのかを考えて他人と比較しすぎないことが大事です。

(3)完璧主義な人

完璧主義な人は面接で緊張しやすいです。全てのことを完璧にしないと気が済まないため、細かなところを気にしやすくプレッシャーを感じているからです。
例えば、些細な言葉の言い回しや所作についてこうすれば良いかなと考えて、絶対ミスしないようにしようとします。何事も完璧にこなそうという姿勢は素晴らしいですが、その場の状況に応じてときには柔軟性をもって気にしすぎないという対応も必要です。

(4)自意識過剰になる人

自意識過剰になる人は上手く話して人に恰好よく思われなければならない、期待に応えなければならないと過剰に自分にプレッシャーをかけるため緊張しやすいです。
対処法としては「話術の高いクオリティは求められていない、そこまで期待されているわけではない」と自分に言い聞かせることで、気負わなくなり緊張が軽減されます。

6.面接で緊張しずらい人の特徴


面接で緊張しずらい人の特徴としては、下記の通りです。

(1)失敗しても前向きに考えられる人

失敗しても前向きに考えられる人はリラックスした雰囲気を放っており、緊張しずらいです。「失敗しても命までとられるわけではないし、失敗したとしても今回のミスを次の改善につなげられたら良い」「失敗は成功のもと」と考えているからです。
前向きに考えることによって面接に対してのプレッシャーが軽減され、次回同じ場面となったときには成功につなげることができます。

(2)客観的に物事を見られる人

客観的に物事を見られる人は面接で多少のミスがあったとしても、周囲はそこまで気にしていないことがわかっているため緊張しずらいです。そのため細かなことは気にせず自分の伝えたいことが相手に伝われば良いと考えています。細部をどのようにしていくかよりも、大枠で相手に伝える方法を考えることで気にしすぎることが少なくなります。

まとめ


今回は面接で緊張しない方法を面接前・面接中に分けて解説しました。面接で緊張しすぎる人は事前準備、マインドセット、面接中の対処法をぜひ活用してみましょう。私たちキャリアスタートでは、これまで面接で緊張しすぎて内定がなかなか得られないという方々の転職サポートをしてきました。
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