転職が上手くいきそう!しかし入社時期の問題が?
さて、大変あった転職活動も終わり、内定通知がでて嬉しい気持ちでいっぱいでしょう。
その反面、内定通知の際にとある言葉を聞いて焦りを覚えます。
それは「いつから出社できますか?」というお言葉です。
どう返答していくべきでしょうか。
◆採用側の本音
採用側としても急いで人材を確保したい場合がほとんどですので、当然一日でも早く入社してほしいと考える企業が多いでしょう。
しかし、それと同じく内定をもらった人も非常に悩むところでもあります。
基本的に転職活動者は2種類に分かれます。1つめは前職を既に退職している場合です。
この場合ですと、採用企業の都合のいい時にもちろん入社することが可能でしょう。
一方で2種類目は現在の会社に在籍しながらの転職活動の場合です。
この場合が一番厄介で、採用側の言う通りにすると辞退しなければいけない事態にもなりかねませんし、逆に転職活動者の思う通りにしてしまえば、採用企業も嫌気をさして内定を取り下げられる可能性も出てくるのです。
お互いの思惑がある以上早めの対策を練るようにしましょう。
◆基本的な入社までのタイムリミットは?
とにかく相手に今の心境や状況を明確に伝える事が重要です。
例えば、「現在の職場は引き継ぎがある為、1ヵ月ほど~」や「他の企業様と悩んでおり、その結果次第で~」と正直にお話することも大切でしょう。
教えてくださいと聞かれて口ごもっていては計画の無さを疑われる可能性も十分にあります。
また、可能であればそのようなお話は面接の際に(合否はどうなるかわかりません)伝えておいてもいいかもしれません。「入社までに2ヶ月はかかる」などその旨を伝えておけばそこで内定を頂いても「2ヶ月後の入社で」と堂々お話することが出来ますね。
ただし基本的な期間としては一ヵ月後の入社が一般的であり望ましい期間でもあります。
極力、一ヵ月以内の入社を心がけましょう。
◆入社時期の調整をし易くするには?
一番ネックなのは前職に退職宣言をすることです。
内定が決まり1ヵ月後に辞めます!伝えたところで、当然今の職場は「人がいない」「引き継ぎは」などと上手く言いくるめに来るはずです。
ですから、できれば、転職活動を始めたと同じ時期にはその時の一番の上司に辞めたい旨は話しておきましょう。
その後が働きづらくなるかもしれませんが、そこは上手う上司とお話して円満解決をしていく事が最善の方法だと言えるでしょう。
入社時期は早い段階でしっかり考えておきましょう!!