仕事におけるやりがいとは?モチベーションの低下を克服する方法

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仕事を長く続けるためには、仕事へのやりがいがどれだけあるかが重要なポイントになるでしょう。やりがいのない仕事を続けていると、仕事に対するモチベーションだけでなく、日々の生活や人生そのものに悪影響を及ぼしかねません。
なぜやりがいは必要なのか、どうすればやりがいを持って仕事ができるのか、やりがいを見つける方法とはどのようなものなのでしょうか。今回の記事では、仕事におけるやりがいと、モチベーションの低下を克服する方法について説明していきます。

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2017.12.08

仕事におけるやりがいとは?

仕事にやりがいを感じるとき

仕事におけるやりがいの感じ方は、人それぞれ違うでしょう。単純に、物事を行った際の達成感や張り合いにやりがいを感じる人もいれば、達成感よりも仕事の過程そのものが楽しいという人もいます。ほかにも、仕事を通して多くのお金を得ることや社会に対して影響を与えること、人から感謝されること、仕事での人間関係とコミュニケーションの楽しさなど、さまざまなことがやりがいといえるでしょう。

やりがいを感じるときの例として、

・取引先の人や、顧客から感謝されて、この仕事をしていてよかったと感じたき
・同僚と協力しながらプロジェクトや企画を成功させ、目標達成の喜びを感じたとき
・自分の能力が認められて給料が上がった、地位やポストが上がったとき

などの理由があり、職種や性格に違いでやりがいの感じ方が異なります

仕事におけるやりがいの軸

ノルマや目標の達成
どんな仕事でも、自分の頑張りや努力が認められ評価されると、それが達成感や喜びとなって感じられることでしょう。特に、ノルマが課せられている仕事では、売上や契約数などが数値化されているので明確に答えが出てきます。こうした数値的な目標に向かって努力や工夫をしながら取り組み、その成果が認められることがやりがいとなる人も多いのです。

純粋な仕事の楽しさ
仕事の成果や結果よりも、仕事そのものが楽しいことにやりがいを感じるという人もいるでしょう。例えば、仕事における人間関係やコミュニケーションが楽しい、技術職でモノづくりをしている過程が楽しいなど、達成・評価・お金よりも仕事内容とプロセスそのものにやりがいを感じる人も多くいます。

報酬の高さ
仕事に見合った報酬が得られると、それだけモチベーションも上がり、さらに熱心に仕事に取り組む動機になるでしょう。昇給すると、もっと稼げるようになりたい、もっと高いポストを目指したいという思いも出てきます。また、仕事だけでなく、趣味やプライベートにお金を投資したい人、将来の夢のためにお金を貯蓄したい人なども、高い給与は大きなやりがいとなるでしょう。

自分の成長と将来性
仕事を通して、成長できたと感じることもやりがいとなるでしょう。人としての成長、ビジネスマンとしての成長、専門職や技術者としての成長など、仕事における成長にもさまざまなものがあります。キャリアアップや自分が理想とするビジョンの追求、技術者としてのスキル向上、人間性や精神性の向上など、自己成長やステップアップを重要視している人ほど、一つ階段を上るたびにやりがいを強く感じるはずです。
このような人は、常に自分の将来性を考え、どうすれば成長できるかということ日々意識して生活しています。それだけやりがいや熱意をもって仕事に取り組んでいけることが多いのでしょう。

なぜ仕事にやりがいが必要なの?

仕事を楽しむモチベーションになる

仕事にやりがいがないと、なんのために仕事をしているのか、楽しくもないのになぜ仕事をしているのかと思い悩む日々が続くこともあるでしょう。しかし、今の仕事にやりがいを感じているならば、その仕事を通して充足感や喜びを感じ、それがモチベーションとなることで長く働き続けることができるでしょう。たとえ仕事で多少のストレスを感じても、やりがいや楽しさのほうが大きいのでストレスもさほど気にならないという人も多いです。

業務に関する知識・スキル向上の動機になる

やりがいが原動力となると、さらなる知識・スキルの向上に取り組もうとする熱意が生まれやすくなります。今いる地点からステップアップしたい、キャリアアップしたいという思いが強い人ほど仕事にもさらに情熱を持って取り組めるでしょう。知識・スキルが向上すると、それが仕事の成果として現れ、同時に評価・報酬アップにつながり、好循環が生まれやすくなります。

チーム内に良い空気が生まれる

同じ目的や熱意を持った人たちで一緒に仕事に取り組むことは、それだけでやる気や活気の上昇につながります。プロジェクトによってはチームで仕事をすることになるので、チーム内のメンバーがやりがいと活力を持って仕事に取り組むと、チーム内に良い雰囲気が生まれるでしょう。また、チーム内の雰囲気が悪くても、チームメンバーの一人が前向きで一生懸命な姿勢を見せると、そのやる気がメンバー全体に伝わります。互いに刺激しあい、成長できる環境を構築するという意味でも、チームメンバー全員が仕事に対してやりがいを持って取り組むことはとても重要です。

仕事にやりがいを感じられない原因

目標がない

明確な目標がなく、ただ与えられた仕事を機械的にこなすような働き方だと、達成感がないのでやりがいも感じられません。単調な仕事が続く毎日は気持ち的にも下降してしまい、やる気や気力を削いでしまいます。
入社直後は新しい環境なので刺激が多く、仕事を覚えることが目標となってやりがいも感じられますが、仕事がこなせるようになると刺激がなくなり、マンネリ化が生まれてやりがいも減退しがちです。

正当に評価されていないと思っている

仕事に真剣に取り組み、一生懸命努力して働いているのに、会社から正当な評価が得られていないと感じる人、報酬が自分の頑張りと見合っていないと感じる人ほど仕事への熱意は下がり、会社への不満が募ることが多いです。仕事に対するフィードバックやリアクションがないと、自分の評価がわからず、仕事への満足感もなく、やりがいが感じられなくなります。

社会貢献している実感がない

どんな仕事であれ、自分の仕事が社会や誰かの役に立っていると感じられると、それだけやりがいを感じられ、うれしくなるものです。直接誰かから感謝されたり、褒められたりすると、この仕事をしていてよかったと感じる人も多いでしょう。逆に、自分の仕事が誰の役に立っているのかわからない、社会でどのように役に立っているのかわからないという場合、仕事に対する不信や不満、やりがいのなさが生まれることが多いのが特徴です。

どれだけ意欲的に、熱意を持って仕事に取り組んでも、何かに貢献していると実感できる場面が少なかったり、誰かに感謝されたりする機会がないと、喜びや満足度はなかなか感じられないでしょう。

同じ作業の繰り返しに飽きている

事務職や技術職などにありがちですが、日々の業務がルーティンワークの繰り返しになっていると、単調で無味乾燥な日々に感じられ、刺激もなくなり、飽きてしまいます。特に、もっといろんな仕事やプロジェクトに取り組みたいと思っている人ほど、機械的で単調な業務はやる気も意欲も出ないことが多いようです。誰にでもできる仕事だと感じてしまうと、そこにはやりがいが生まれず、自己成長やステップアップもなく、自分が停滞しているように感じられるのでしょう。

仕事でやりがいを見つける方法

自分に合った仕事を選ぶ

自分の能力が発揮できる、自分が本当に楽しいと感じられる仕事を選ばないと、なかなかやりがいは生まれないものです。自分の能力が発揮される仕事だと、それだけ意欲的に取り組んでいけますし、適性が高ければ会社や周囲からの評価も付いてきやすくなります。それがまた意欲や熱意の向上や給与アップにもつながるという好循環が生まれるでしょう。
たとえ報酬が少なくても、仕事そのものが楽しいから報酬の良し悪しは気にしないという人も多いです。仕事をすること自体が幸せで、喜びに溢れているので、日々張り合いが感じられ、不満もないのでしょう。自分に合った仕事を見つけられるかどうかが重要なポイントになります。

目標を決める

具体的な目標を定めることで、日々の仕事に意欲的に取り組んでいくことができます。例えば、収入や実績、作業効率、売上、契約数など、達成したい目標や理想を掲げることで、そのゴールを目指して頑張ろうという気持ちになれるでしょう。小さな目的でもクリアをして、成功体験が得られるとやりがいを感じ、また次の目標に向かってチャレンジしたいという考え方に変わっていきます。

仕事ぶりを評価してもらう

仕事へのフィードバックがなく、自分の評価がわからないときは、身近な上司や同僚に直接聞いてみるといいでしょう。自分の仕事ぶりがどう評価されているかを知ることで、会社や社会への貢献度をある程度把握できます。また、直接聞きに行くことで、仕事ぶりの思わぬ点が評価されていることもあるでしょう。もし悪い評価があった場合は、改善に努めることもできます。

職場で仲間をつくる

仕事の楽しさは、人間関係そのものだという思いを持って働いている人もいるでしょう。同僚やクライアント、顧客などのあらゆる人間関係を通して自己成長させ、人間力を身に付けたいという人もいます。
また、職場で仲間を作ることで、仕事の良い面、悪い面を一緒に共有できる関係、業績を競争できる刺激的なライバル関係を生み出すような関係性を構築させることも可能です。特に、同じ部署内に年齢の近い同僚がいると、気持ち的にも張り合いが出てくるでしょう。

プライベートを充実させる

仕事にやりがいが感じられなくても、プライベートや休日が充実していれば、それが仕事の励みとなって日々の活力につなげることも可能です。そのため、自分が熱中できる趣味を見つける、仕事とは別の夢を持つことも大事なことでしょう。プライベートな時間をさらに充実させるために仕事を頑張るという思考にシフトすることもできます。

努力しても改善されない場合は転職を検討する

どうしても今の仕事にやりがいが感じられない、業務内容が自分に合っていないと感じたときは、いつまでも同じ場所で無理をするのではなく、心機一転して転職することも検討してみましょう。転職すれば、職場環境も人間環境も大きく変わりますから、今までとは全く違った熱量ややりがいが生まれる可能性があります。

転職を検討する場合、まずは自分が何にやりがいを感じるのかを自己分析することが大切です。キャリアアップすることにやりがいを感じたいのか、仕事の楽しさそのものを味わいたいのか、自分の本当の気持ちを確かめて分析し、それに合わせて転職活動を進めることが重要です。

自己分析がうまくいかない、希望の職場がなかなか見つからない場合は、転職エージェントを活用することをおすすめします。転職エージェントでは、求職者が抱えるさまざまな悩みや希望を聞いてアドバイスやサポートを行い、最適な転職を実現する手助けをしてくれます。

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やりがいを開花させるための転職

人間の数の多さだけ、仕事に対する意識の違いがあるように、会社の数だけ、職場環境や仕事内容に違いがあります。仕事にやりがいを感じるためには、自分が本当にやりがいを感じる仕事は何かを見極めることが大切です。自分自身ではなかなか最適な職場が見つけられないと感じている方は、転職サイトや転職エージェントに相談してみましょう。

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