【はじめに】
新卒の時に正社員で就職できなかった、一度就職したけど就職先が合わなくて退職してしまったなどの理由で、既卒フリーターになってしまった人は多いと思います。
フリーターが珍しくない時代ですが、一般的に既卒フリーターから正社員で就職することは難しいと言われています。
今回は、既卒フリーターから正社員で就職するための方法をまとめます。

【既卒フリーターが就職するには】

１．転職活動の準備
既卒の人が正社員採用を目指す場合、フリーター期間や無職期間が長いほど、どうしても不利になってしまいます。
しかし、転職活動では、履歴書や面接を通して自分の強みを伝える必要が出てきます。
実際の面接でも、フリーターは何かと厳しい見方をされることも多く、自分の強みと言われてもなかなか思いつかないかと思いますが、普段自分で意識していないだけで、誰でも何かしらの強みはあります。
ある程度自己分析をしておくと、スムーズに転職活動を始めることができます。
自分で考えてみて、どうしても自分の強みが分からない場合は、家族や友人、後述の就職・転職支援サービスに相談して、客観的な意見をもらうと良いでしょう。
また、転職活動を始める前に資格取得などをして、自分の強みを作っておくという方法もあります。
お勧めの資格は、普通自動車第一種免許、日商簿記、FP（ファイナンシャルプランナー）などです。
理由は、これらの資格を持っておくと需要が多い営業や経理などの仕事に就ける確率が高くなるためです。

２．既卒向けの就職・転職サービスを利用する
実際に転職活動を始める時、新卒なら新卒向けの求人サイトなどに登録しますが、既卒はどうすればいいのでしょうか。
実は、卒業後３年目以内であれば、新卒向けの就職サイトを利用することも可能ですが、３年を超えると新卒向けサイトに載っている求人にはほとんど応募できなくなってしまいます。
そこで活用したいのが、既卒向けの就職・転職支援サービス。
ハローワークもいいのですが、民間の就職サービスも活用することで、応募できる求人が一気に増えます。
また、求人紹介だけではなく、履歴書の添削や模擬面接などのサポートも行っているところも多いので「一人で就職活動するのは不安」という人にとっても心強い味方です。

【最後に】

今回は、既卒フリーターから正社員就職を目指すための方法をまとめました。
既卒だと、面接で厳しい質問をされたり、新卒よりも不利になることも多いので、一人での転職活動が不安になることも多いと思います。
そんな時はぜひ、キャリアスタートまでお気軽にご相談ください。