嘘でしょ!?正社員で社会保険がない会社がある 驚愕です。
通常正社員は社会保険に入らなければいけないという義務があります。
それが法人なら尚更です。
しかし、それを守らない企業があるのも確かです。
今回は社会保険について少しお話をしていきましょう。
◆社会保険とは
株式会社や有限会社のように開業している企業は、普通は社会保険に加入しなければいけません。
また個人事業主であっても
5人以上の従業員がいるのであれば加入しなければいけないという決まりがあります。
これがもし、従業員も大勢いて、有限か株式であるにも関わらず、ご自身で保険代を払っているようであればそれはもう違法としか言えません。
一昔前までは黙認されていましたが、近年ではそれも難しく行政指導が入る企業も増えています。
特に中小企業にはよく見受けられますね。
とにかく5人以上の企業には社会保険は必要だ!と言う事だけはしっかり覚えておいてください。
◆社会保険と雇用保険
社会保険に入っていないという事はもしかして雇用保険もないのかと思ってしまいます。
雇用保険がないとその会社を辞めた際に失業手当が貰えなくなってしまいます。
これは由々しき事態です。
通常であれば働いてきた年数や年収にもよるものの、失業手当を貰う事ができればある程度のまとまったお金が入ってくる事もあります。
しかし、それがなければどうでしょうか?
本来であれば貰えている手当が貰えないのは非常に厳しいですよね。
また、一点注意しておきたいのが、社会保険や雇用保険を逆に100%労働者に支払わせている(自己負担)ところも稀にあるようです。
自分の企業はしっかり社会保険や雇用保険にも入っているよ!という状況でもその保険料の計算をしてみると会社負担が0!?なんて事もあるかもしれません。
一度計算してみましょう!
◆厚生年金
社会保険の中でも将来的に重要なのは厚生年金です。
当然、社会保険に入っていなければ厚生年金もありません。
と言う事は、実質は国保に加入している事でしょう。
ご存知でしょうか?
国保はマックスで金額受け取ったとしてもなんと毎月5~7万円ほどしかもらえないと言われています。
ちなみに現在の65歳以上で夫婦の毎月の生活水準は29.6万円と言われています。
全く足りるはずがありませんよね。
と言う事は将来もう絶望しかありません。
このような事にならない様に、こういった内容はしっかり勉強しておきましょう。
何十年も働いてあとで後悔しても遅いですよ!