【事務職やめたい】やめとけ!と言われる向いてない人の特徴と4つの対処法
「事務に向いていない人の特徴は?」「事務職を辞めるのはもったいないのだろうか」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
確かに事務職は向き不向きがあり、適性がないと大変なところがありますが、辞めてから適職に就けて、前職よりもやりがいがあり、人間関係が良好になるなどのメリットも多数あります。
そこで今回は事務職に向いてない人の特徴10選と4つの対処法についてそれぞれ解説しますので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
Contents
1.事務に向いてない人の特徴10選
事務に向いてない人には下記の特徴があります。
(1)大雑把で細かい作業が苦手
大雑把で細かい作業が苦手な人が向いてない理由としては下記の通りです。
・書類整理・ファイリングをして書類を管理しなければならない
・文書作成・郵送物の作成・発送の業務がある
・切手・名刺・文房具・電池などの細かい備品の発注業務がある
上記のように、会社内で必要なありとあらゆる書類や備品の管理・発注に気を配らなければならないので、細部まで気配りする必要があります。
(2)電話対応が苦手
近年の携帯電話、スマートフォンはメールやチャットでやり取りができるうえに、個人で電話を所有しているため、固定電話で電話対応をするという機会が少なくなっています。
携帯電話で電話をかける場合は、直接個人間でつながるため、話したい相手以外につながることがありません。
一方で会社の固定電話の場合には、最初に話したい相手がすぐに電話に出るとは限らないため、電話口で対応してくれた人へ「ご挨拶、名乗り、用件を伝えて、話したい相手につないでもらう」必要があります。
会社の固定電話で受ける側のときには、「相手の名前、用件、取り次ぐ相手の名前」を正確に聞き取り、伝えなければならないのです。
電話を片手で取り臨機応変に対応しながら、片手でメモを取るということがなかなか出来ないという人は少なくないです。コミュニケーションをとることが苦手で事務職を希望したという人ほど電話対応で苦労する傾向があります。
(3)数字に弱い
経理や受発注業務で数字を扱う機会は多く、数字を一桁間違えただけでも大量発注となったり、多額の入金を振り込んでしまったりと、取り返しがつかないことになってしまいます。
ひとつのミスで社員や顧客の信頼を損ねてしまうため、影響の大きなものを扱うときは、ダブルチェックをする体制にするなど対策が必要です。
(4)臨機応変に対応できない
事務職は決められた業務だけしたい人には不向きかもしれません。事務職は社内で誰かが困っているときには気配りしてサポートすることが求められ、トラブルが発生したときにはスピーディかつ臨機応変な対応が求められるからです。
何かある度に自分の作業を中断して対応する必要がありますので、自分の作業だけに集中したいという人にはやりにくいと感じるでしょう。
(5)パソコン操作に苦手意識がある
最近では会社にはパソコンはなくてはならないものとなっており、文書を作成、数値管理、資料作成、情報共有、会議等、ありとあらゆる場面でパソコンの操作が必要となっています。事務職は対人メインの仕事よりもパソコンに向き合い、操作することが長時間となるため、パソコンの操作に苦手意識がある人は仕事の時間の大半が苦痛となるでしょう。
(6)口が軽い
事務職をしていると、人事や経理情報から機密情報を知り得てしまうことが少なくないです。会社の機密情報をつい誰かに話してしまうと大変なトラブルになってしまうため、口が軽い人には向いてないでしょう。機密情報を知ったら誰かに言わないと気が済まず、SNSで投稿してしまうという癖のある人は要注意です。
(7)スケジュール管理ができない
事務職は他の職種のフォローにまわることが求められるため、複数の業務を同時に進めていく必要があります。そのうえ事務職は誰もスケジュール管理してくれる人がいないため、自分でスケジュール管理ができないと厳しいです。
商品の納期や請求書の発送や振り込み対応など、期日を守らないとならないものが多数あり、遅延すると顧客から信頼を失うことがあるからです。
カレンダーやタスクツールに期日を記録して通知がくるように設定すると忘れにくくなるでしょう。
(8)毎日仕事に変化が欲しい
毎日仕事に変化や刺激が欲しいという人は事務職に向いてないかもしれません。
事務職は社内でのルーティンワークが多く、毎日の仕事に大きな変化がないため退屈に感じてしまう可能性があるからです。
新たな人と常に関わり、新たなものを生み出し、成果物を得たいという人には事務職は不向きかもしれません。
(9)チームプレイが苦手
事務職は他の職種と比べても一人で完結するという仕事のほうが少ないです。例えば、経理の場合は、営業から領収書を受け取って経費処理をしたり、受注した場合には顧客宛てに請求書を発行しなければならないため、情報を聞き取り連携をする必要があります。また、事務職同士での連携業務も多いため、一人で自分のペースで仕事を進めたいという人にはあまり向いていないでしょう。
(10)風習に合わせることが苦手
事務職は社内にいることがほとんどなため、長年在籍している人たち同士で暗黙の了解となっている風習がある場合が多いです。
例えば、有給休暇を取得したら次の日はお礼を伝えにまわりながら、お土産を渡すなど、規則はないけど部署内の皆がしていて、やらないと反感を買って気まずくなってしまうことがあります。同調圧力や風習に合わせることが苦手という人にはやりにくい環境かもしれません。
事務職に求められる適性について詳しく知りたい場合にはこちらの記事も参考にしてみてください。
2.事務に向いてないと思ったときの4つの対処法
事務に向いてないと思ったときの対処法としては下記の4つです。
(1)向いてない理由を整理する
事務職が向いてないと感じたときには、まずは向いてない理由を紙に書き出して整理しましょう。自分が仕事が合わないと感じるのは、会社の環境によるものか、人間関係か、自分の適性やスキルの問題なのかを冷静に考えてみる必要があります。
自分でスキルアップをしたり、会社の環境や人間関係を改善して変えられるところはないか考えてみましょう。
(2)社内で異動できないか相談する
自分で事務職が向いてない理由を整理できたら、いきなり退職をせずに社内の部署異動も検討して、会社に相談してみましょう。例えば、事務職は不向きだったけど、営業職や技術職なら向いてるという人もいるからです。
(3)求人サイトで転職先を探す
会社内にやりたい仕事がないなら、求人サイトを利用して転職する方法があります。求人サイトの種類は膨大にあり、特定の業界、職種に特化しているもの、対象の求職者が未経験、キャリア層向けなど様々な種類があります。また、その中の求人数も多くあるため自分にあった条件の求人を探すことは骨の折れる作業です。企業側が求職者に求めるレベル感や社風が求人サイトだけではわかりにくいためです。
自分に向いている仕事がわからない場合、転職準備の注意点について詳しく知りたい場合にはこちらの記事も参考にしてみてください。
今回の退職理由と同様のことが他の企業でも起きないように事前に自己分析、企業分析をしっかりとしておくことをおすすめします。自己分析について詳しく知りたい場合にはこちらの記事も参考にしてみてください。
(4)転職エージェントに相談する
転職を考えている場合には「未経験からの転職ならではの悩みを聞いて欲しい」ということがあるかと思いますので、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントを利用することで下記のメリットがあるからです。
・これまでの経緯、現状抱えている悩みを相談できる
・転職サポート実績が豊富なキャリアアドバイザーからアドバイスしてもらえる
・業界、職種、会社について教えてもらえて、何が自分に向いているかがわかる
・転職サイトでは掲載していない非公開求人を紹介してもらえる
・自分の強みを引き出すための書類作成サポート、面接対策、企業への推薦をしてもらえる
当社キャリアアドバイザーがお悩みを整理したうえで、あなたの適性にマッチする仕事をご紹介します。書類作成、面接対策はもちろん、早めに転職先を決めたい場合にはスピーディーに対応しますのでお気軽にご相談ください。
まとめ
今回の記事では事務職に向いてない人の特徴と対処法についてご紹介しました。事務職で自分が向いてなかったところを自己分析して、自分の強みが発揮できる転職先はどのようなところなのかを考えて、業界・職種を選ぶことをおすすめします。私たちキャリアスタートでは、事務職が合わなかったとお悩みの方々を未経験から新たな業界へ転職をサポートした実績があります。ホワイトな企業を中心に、求人サイトでは見つけることのできない非公開求人も含め、ご希望にマッチした求人をご紹介可能です。今の会社を続けるかお悩みの方、これからへの転職を考えている方は、ぜひキャリアスタートにご相談ください。少しでも気になった方は、まずはこちらからご登録ください(簡単1分・無料)