高卒フリーターの就職は可能?学歴をハンデにせず正社員を目指す方法
「高卒」という学歴を気にして、就職活動を前向きに考えられない方も多いのではないでしょうか。
「大卒じゃないと正社員就職は難しい?」
そんなことはありません!
ここ数年、多くの企業が人材不足で悩まされています。それがどういう意味だかわかりますか?
そうです!フリーターで求職中の方は、今が就職するチャンスなのです!!
学歴にハンデを感じてる場合ではありません。就職したいのなら20代が圧倒的に有利です。
この記事では、高卒フリーターが就職するためのポイントや、オススメの業種をお伝えしていきます。
若いうちに正社員になり、安定した収入を得て将来の不安を吹っ飛ばしちゃいましょう!!
Contents
高卒フリーターから正社員になれる?
正社員になろう!と言っても、本当に高卒フリーターから正社員になんてなれるの?と思いますよね。
どうしたら正社員になれるのか、どうして正社員になるには今がチャンスなのか、具体的にみていきましょう。
求人数自体は増えている
採用に力を入れている企業は多く、求人数自体は毎年増加しています。
2015年の平均有効求人数は1,452,084件
2018年12月の有効求人数は1,661,843件
※参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(平成30年12月分及び平成30年分)について」 https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/G09-3012.pdf
人材不足の業界や、学歴不問・未経験OKなどの職種に応募を絞れば、採用される可能性が高まります。
どんな業種が人材不足なのか、どんな業種があるのかなど、自分でわからない場合は転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談すると良いでしょう。
アルバイト経験もアピールポイントになる
正社員としての職業経験がなくても、アルバイトでの経験も立派なアピールポイントになります。
企業側の採用担当者は、あたながどんなアルバイトをしてきたのかよりも、あなたがどんな人間か、どんな考え方なのかを知りたがっています。
入社後、あなたがどのように活躍できるかを想像させ、企業にプラスになる人材だと印象付けることが大切になってきます。
接客業で身に付けたコミュニケーション能力、リーダー経験で得たマネジメント能力など、明確な実績があれば具体的かつ積極的にアピールしましょう。
正社員を目指すなら早めに行動したほうがいい
フリーター期間が短いほど就職率は高く、未経験者を募集している求人の場合は特に、年齢が若いほうが採用されやすい傾向にあります。
なぜ若い方が就職に有利なのでしょうか?
その理由には、一般的に若い方が新しい環境にも馴染みやすく、物事に対しても柔軟な考え方ができ教育しやすいといった点があげられます。ポテンシャルや将来性も期待できますね。
年齢を重ねれば重ねるほど、経験やスキルを求められる場合が多くなるため、就職には不利になります。30代になると急激に応募できる求人が少なくなり、希望する仕事に就ける確率も低くなります。
そういったことから、正社員を目指すなら早いうちに行動した方が良いでしょう。
高卒フリーターの就職活動のポイント
就職するには今すぐにでも行動した方がいいことはわかっていただけましたね。
では、就職活動時にはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか。高卒フリーターの就職活動のポイントについてまとめました。
就職活動時の心構え
フリーター・アルバイト経験をハンデと捉える必要はありません。若さやポテンシャルが評価されることもあるため、ポジティブな気持ちで就職活動に臨みましょう。
自分の長所と短所を把握して、しっかり自己分析しておくことが大切です。
自分に自信が持てるようになると、話し方や表情にも変化が出てきます。堂々とした振る舞いができるようになると、面接官の印象もよくなります。
履歴書の作成
もし、自分の学歴やフリーター期間などにコンプレックスがあっても嘘はつかないようにしましょう。職歴などで嘘をつくと経歴詐称になる可能性もあります。面接時に嘘のスキルをアピールして採用されても、入社後に発覚すれば問題になるおそれがあります。
正社員経験ではなくても、役立つアルバイト経験がある場合はアピールしましょう。アルバイトでも、長く続けた経験などはアピールポイントになります。
志望動機には、使い回しができるようなありきたりな理由ではなく、応募先の企業ならではの惹かれた理由を書くことが大切です。
面接
「なぜフリーターをしていたのか」を質問されることが多いため、
「自分に合った仕事を探していた」
「特定の夢を追っていた」
「資格勉強・スキル磨きをしていた」
など、企業側が納得できる回答を用意しておきましょう。
「なんとなく」という回答は印象が悪いためNG です。
正社員を目指している理由も明確に答えられるようにしておきましょう。
日頃からしっかりと目的意識を持つことが大切です。目的意識とは、一定の目標を達成しようとする意欲・意識を意味します。
何も考えずに毎日を過ごすより、目的意識を持って過ごすことによって、プライベートも仕事も充実することでしょう。
高卒フリーターが求人を探す方法
高卒フリーターが求人を探す際、どんな方法があるでしょうか。
ハローワーク
ハローワークには、高卒者向けの求人を扱っているほか、若者向けの「わかものハローワーク」もあります。
学校卒業後3年以内で就労経験がない場合は、トライアル雇用制度を利用できます。
トライアル雇用とは、試用雇用で3ヶ月間入社できる制度です。
期間終了後、継続雇用される保証はありませんが、未経験者でも正社員として入社しやすい制度になっています。
とてもメリットが多いトライアル雇用ですが、デメリットもあります。
もし3ヶ月の雇用期間終了後、継続雇用されなかった場合は「3ヶ月で会社を辞めた」という経歴が残ってしまいます。
しっかりとメリット・デメリットを理解した上で上手に活用してみましょう。
求人サイト
「未経験者歓迎」「高卒可」など条件を設定して求人を検索できたり、条件を指定しておけば自動的に紹介メールが届くように設定できます。
ネット環境さえあればいつでもどこでも最新情報をチェックできることや、専任アドバイザーがいるわけではないので自分のペースで探せる気軽さがメリットと言えるでしょう。
ただし、応募や面接日程、条件等の交渉は自分でやらなければなりません。アドバイスをもらえる環境でもありません。
転職エージェント
求人サイトと同様、条件検索できるのはもちろん、就職に向けた手厚いサポートが受けられます。
求人を自分で見つけるのが苦手な方でも、転職エージェントならキャリアアドバイザーが希望に合った企業を紹介してくれたり、非公開求人を紹介してくれる場合もあります。
履歴書の添削や、面接練習などのサービスも無料で受けられるので心強いですね。
転職サイトとの大きな違いは、専任のキャリアアドバイザーがつくことです。
そのため、自分では気がついていない才能や市場価値を発見できることもあるでしょう。
若手に特化している転職エージェントのキャリアスタートさんでは、面談やサポートがマンツーマンで受けられます。
企業面接の練習や推薦などもしてくれるため、転職の成功確率は上がるでしょう。
高卒フリーターが就職するのにおすすめの業界
IT業界
成長が激しく、人材不足の状態が続いています。
学校では学ばない知識が多いため、学歴関係なく若い人材が求められる傾向にあります。
専門職のため入社後の研修で知識やスキルを身に付ける企業が多いので、未経験でも入りやすい業界です。
IT系のシステムは、さまざまな業界で取り入れられ、人々の生活にも大きな影響を与えます。責任も大きいですが、社会貢献という面ではとてもやりがいを感じられる仕事です。
製造業界
製造業界とは、いわゆる「ものづくり」の仕事です。
ネジ1本を作る小さな町工場から、グローバル企業まであり、生産する物も規模もさまざまです。
製造業界も、慢性的な人材不足が続いている企業が多く、未経験でも入りやすい業界です。
入社後に経験を積んでスキルを身に付ける必要があるため、年齢が若ければ高卒でも戦力になり得ます。
建設業界
現場を中心に若手人材が求められている業界です。
2020年の東京オリンピックに向けた建設ラッシュで人材の需要が高まる見込みがあります。東京オリンピック後も、さまざまなところで多くのニーズが予定されています。
建設業界と聞くと「男性の働く場所」というイメージが強いかもしれませんが、最近では若い女性の進出も多くなってきています。建設現場では、女性専用のトイレや更衣室を用意してくれる現場があったり、ゼネコンでは女性の施工管理(現場監督)も増えてきています。
建築業界は「仕事はお給料(年収)重視!」という方には是非チェックして頂きたい業種です。
飲食業界
求人数が多く、未経験でも働きやすい業界です。
正社員登用制度を設けている企業なら、アルバイトから正社員を目指しても良いでしょう。
飲食業界と聞くと「店舗での接客」が主なイメージかもしれませんが、店舗開発・マーケティングや商品開発・バイヤー、スタッフ教育をするエリアマネージャーなどの仕事などもあります。
人手不足の影響もあり、最近では福利厚生を充実させ休暇を取りやすくするなど、スタッフの満足度に重点をおいている企業も増えてきています。
不動産業界
独立開業する人が多く、人材の入れ替わりサイクルが激しい業界です。
営業職であれば、未経験かつ資格がなくても応募可能な企業が多くあります。やる気さえあれば挑戦できる仕事と言えるでしょう。
お給料は基本給や資格手当の他に、売上げた分お給料に反映する歩合給をもらえる企業が多いです。頑張れば頑張った分お給料として自分に跳ね返ってくるシステムなので、モチベーションは上がるのではないでしょうか。
介護業界
高齢化により介護職の人材が不足しています。
キャリアアップのために資格を取得する方も多いです。「介護職員初任者研修」は、最短1ヶ月という期間で取得できる資格です。介護の入門資格で、介護の基礎知識・スキルを学ぶことができます。「介護職員初任者研修」を保持していると、転職活動時に有利になったり、給料面で優遇される場合もあります。
介護職は、高齢者や障害を持った方達に寄り添う仕事なので、人に感謝されることでやりがいを感じ、社会的貢献度も高い職種です。
今後、超高齢社会を迎えるにあたり、ますます需要が高まることでしょう。
転職エージェントに相談して夢の正社員
いかがでしたか?
高卒フリーターでも正社員としての就職は可能だということがわかっていただけたのではないでしょうか?可能どころか、未経験でも働ける職種がたくさんあることに驚いた方も多いのではないでしょうか。
あとはアナタが行動するのみ!正社員への1番の近道は転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーに相談することです。
20代の求職者の方には、若手に特化した転職エージェントがオススメです。
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さぁ、一緒にチャレンジしましょう!!「若いうちから正社員」